2019年9月30日月曜日

最初の遺言。

近しい後輩が死んだ。

ふだんはなかなか会わないが、去年も一緒にイベントを楽しんだばかり。奥さんも娘さんとも面識がある。
これまで先輩が逝ったときもあまり思うことはなかったが、そういう年齢かなと思う。

だから今、この瞬間に思ったことを書き遺す。

あらかじめ書いておくけど保険を見直した。
君たちには最低限残せる。安心してもらっていい。

誤解してもらっては困るけど、今のところ死ぬつもりはない。

だって明日楽しいことがあるかもしれないもの。
それは君たちが見せてくれる未来も含めて。

そのために、何もない日々を生きている。

アジアカップ4連覇!

アジアカップ決勝。ここまで順当に勝ってきたAkatsuki Fiveの相手は中国。4連覇を目指して勝利は譲れない。

でかいんだよね、中国の14番と15番。14は幅があるし、15はとにかく縦に長い(笑)。さすがに序盤は苦労した。マッチアップしている渡嘉敷も完調じゃないないみたいだし。4-10になったときはちょっと流れ悪いと思ったけど、日本にはナコさんがいた!

ゲームを作るPGが町田なら、スコアするPGは本橋菜子。誰よりも速いドライブで次々に中国DFを切り崩していく(ブロックされたのもあったけども)。

2Qには林の3連続3Pと終了間際の宮澤の3Pで1点差。ようやく五分に戻した。

こうなると「勝者のメンタリティ」ってやつなのかな。実力自体は拮抗していても、最終スコアではきっちりと勝利してしまう。大差がつくわけではないけれど、なんとなくこちらも安心して見てたりしちゃう。

FIBA WOMEN'S ASIA CUP INDIA 2019 Final
JAPAN 71-68 CHINA


アジアカップ4連覇!おめでとう!

この大会を通じて、一番の収穫っていうのは赤穂の2番へのコンバートかな。
4番起用だと弱さを感じることはあったけど、2番ならばサイズとテクニックが生きる。特にORに絡めるというのは大きい。
町田本橋のツーガードというのも考えられなくはないけれど、そうなるとさすがに小っちゃすぎるしね。

東京2020に向けて、まだまだ伸びるよこのチーム。期待しちゃうよ。

そしてそして!ナコさんMVP!!!
3試合連続(だったかな?)の20Pオーバーだもんね、まあ当然当然。でも、でも、超ウレシイ(T^T)

2019年9月29日日曜日

【Japan2019】AUS v WAL[D]

順番が前後しますが、久々にゆっくり生放送観戦できたので、この試合のレビューをば。

Rugby World Cup 2019 Japan Pool D
AUS 25-29 WAL○

1戦目を見て「ウェールズはバックス」と書いたんだけど、この試合はハーフ陣が目立った。特にPlayer of The Matchに選ばれたSHの守備。相手のバックスへの展開のときに「なんでお前そこにおるん?」というところから飛び出してのインターセプト2回(未遂を含めると3回)。あのターンオーバーは、「ボールを持ったら得点が取れる(©Jsports)」オーストラリアのリズムを削ぐには十分なインパクトだった。おまけに足めっちゃ速いし。あの守備は解説によれば世界でウェールズだけがやってるシステムらしい。速い選手をFWのDFの間において「狙わせる」システム。おもしろーい。

後半はワラビーズが猛攻を仕掛けて追いすがるも、接戦を守備でモノにすることのできるレッドドラゴンズが時間をうまいこと使い切ったかな。

うまいことレフェリングも味方につけたよね(^^;
オージーの皆さんは少々お怒りではないかと想像しますけど。今夜はビールで残念会、どうぞ。

・・・で、味スタ 東京スタジアムの照明落ちたのどしたの?

2019年9月27日金曜日

横縞の中の縦縞。

そういえば、と。

ラグビーWCを見に行ったときに、アルゼンチンの応援の水色と白の横縞ジャージの中に、縦縞の人が混じってたことを思い出した。
もちろんラグビーでなくてサッカーのほうのユニフォームだ。メッシかと思いきやディ・マリアだったのが「渋っ」って思ったんだが、それはさておき。

あの水色と白の縞模様を見ると、それが縦だろうと横だろうとすぐにアルゼンチンだとわかる。バスケも白ジャージのサイドに水色の縦線が入ってた。

なんかいいなぁって思う。

明るい青ならイタリア、濃いめの青ならフランス、オレンジ一色ならオランダ。黄と緑ならオーストラリア、黄色でも青と緑がアクセントに
入ればブラジル。アメリカは紺色をベースに赤と白のアクセント。紅白市松のクロアチア、綺麗なグリーンのアイルランド、エトセトラエトセトラ。
どの競技でも同系色で統一されている国がわりと多いような印象がある。

その点、われらがNIPPONは。

ラグビーはもちろん白に赤の横縞。バレーとバスケの場合、昨今は赤ベースに黒。
国旗の赤(と白)じゃないと決めつける理由はないと思うけど(実際イタリアやオランダは国旗の色じゃない)、サッカーはおなじみ「Samurai Blue」で、野球は紺のピンストライプ、ソフトボールは金色(!)、卓球やバドミントンは見るたびに色が違ってて(笑)。

それぞれのユニフォームはそれはそれでいいと思ってるんだよ。本当に。
サッカーも赤にしろ、とか今さら思ってないよ。

ただ、サッカーのユニフォームを着てラグビーの代表戦に来ても、違和感なく、むしろ統一感があるのが単純にいいな、って思っただけ。
テニスのグランドスラムなんかだとスタンドにサッカーユニフォーム姿の人を見かけることがあるね。

競技ごとが縦割りになってるんじゃなくて、横串刺すように広くどの競技の代表も応援できたらいいななんて思うのです。

男子のほうは赤と黒が逆なんだよね(実はメーカーも違う)。ちなみにアジアで女子のAkatsuki Fiveが準決勝進出しても特に驚かない。

・・
・・・

ところでシマウマって、縦縞?横縞?

10年間を振り返る。

「#10年間を振り返る」というハッシュタグが出回ってて、僕自身も振り返るという作業を半日脳内でやってみた。

驚くほど何も覚えてない。大きな変化もなかったはず。
驚くほど同じことを繰り返しながら過ごしてきただけ。

人生の後半戦って、そんなことでいいのかもしれないな。

でも、その後半戦の中で重要なリスタートになったのが2012年だったか。
それだけは忘れちゃいけないね。

うん、総じて悪くない。

2019年9月26日木曜日

【Japan2019】FIJ v URU[D]

録画観戦。

とにかく、とにかく、あの釜石のスタジアムの雰囲気がサイコーでありました。うまく言葉にならないけど、ここでワールドカップが開催されたこと自体が。

Rugby World Cup 2019 Japan Pool D
FIJ 27-30 URU○

今大会の今のところの最小得点差かな?
ともあれウルグアイにとって歴史的勝利。涙を流しながら「この日のために4年間」「体は小さいけれど」とインタビューに答える姿を見て、もらい泣きしそう(してません)。

ただやっぱり実力的にはフィジーのほうが上だと思う場面も多く、中3日では選手は回復しない!という事実を突きつけられた思いも。
ジャパンは土曜日→土曜日→土曜日→日曜日という明らかなホームアドバンテージ(最終戦、スコットランドが中3日)。

つらい9月の夜。

Honda FCに簡単に勝てるなんて微塵も思ってなかったし、ターンオーバーしたメンバーにすばらしい内容までを求めるつもりもなかった。

それでもプロの選手としての違いは見せてほしかった。しかもここはホームスタジアム。
新国立のピッチで最初のチャンピオンになるまで止まるつもりはなかった。

天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 4回戦
●浦和レッズ 0-2 Honda FC

浦和美園駅から小走りにスタジアムまで向かうも、スタンドに入ったときにはすでにキックオフされてた。オーロラビジョンとピッチ上を見比べながら先発を確認する。
池高が先発か。杉本と汰木との絡みはどうだろう。

前半の前半はHondaが前がかりに攻めてくる。両ワイドの裏を執拗に突かれるがなんとか耐える。森脇が安定している。
25分ぐらいからだろうか、阿部のところにボールが集まり始めて少し押し戻した。
が、決定機までには至らない。杉本には収まらず、中央を嫌がってサイドに流れるのみ。シャドーの2人はうまいこと顔が出せない。左サイドは山中と汰木で渋滞・・・このメンバーでこのシステムは機能しないってことですよ。

前半は五分五分。しかたないというか当然というか。あまりやられる感じもないけれど、得点の匂いもしない。

後半はポゼッションも含めてある程度押し込むことができるようになってきた。その中心にいたのは池高に代わって投入された武藤。ボールを引き出し、次のポジションへ移動してまた受ける――気が利いている。さすが。
でもなかなかシュートまでは・・・。ほかの選手のチャンスになったときの判断が遅い。それはある程度しかたない。だけど攻守が変わったのならすぐにポジションを戻してほしい。いわゆるアリバイ守備にイライラが募っていく。

一方のHondaはチームとしてやるべきことを忠実に真摯に続けているように見える。

そういう差が、エアポケットのような失点を生み出す。
そして失点してからも浦和のムードは変わらない。組織が形にならないならひとりでも。技術が足りないならがむしゃらさを持って。そういう雰囲気が出てこない。

レギュラーメンバーじゃないし、とか、ACLがあるし、とか、今は残留が第一、とか、そんなことじゃないよ。ましてや結果じゃない。

久しぶりに、本当に久しぶりにスタジアムでレプリカを脱いでから帰路についた・・・書いててまたつらくなってきた。

『季節に褪せない心があれば人ってどんなに倖福かしら』©「9月の雨」



“外弁慶”だというのに、来シーズンのアジアチャンピオンズリーグへの出場の可能性は事実上消滅(泣)。
それどころか、埼スタでの勝利は7月の仙台戦までさかのぼる必要があったり(号泣)。

2019年9月25日水曜日

秋の新作は赤玉。

宣伝しまーす。

「秋の新作」と書きましたけど、特に季節感があるわけではないです(^^;


基本は赤の水玉で、横3個×縦4個が1つのユニットになってて、ユニット全体がグラデーションで右斜め下に向かって薄くなっていきます。
そのユニットが横4×縦3ユニット。つまり、12個×12ユニットで144玉でございまする(てへっ)。
てなわけでデザイン名は「144dots」(←リンククリックすると大きく見られるぞ!という誘導)。

紙の上や画面上と違ってグラデーションはそんなに「美しく明確に」表現されるわけではないです。それがかえってルーズな感じでいいんじゃないかなって思ったりもしています。

いつものように、Tシャツだけじゃなくてパーカーやらなにやらいろいろなアイテムを作成することができますけれど、「既製品」的にTシャツをご用意しています。




同じグラフィックですが、Tシャツのベースカラーが白と黒とではぜんぜん印象が違うと思います。
私はどちらも好きです(と自画自賛www)。

ちなみに黒のロンTをおっさんが着るとこんな感じ↓↓


メッセージ性なんて何もないデザインですし、普段着にいかがでしょう。季節柄ロンTオススメっす。ね、ポチっと。
買っていただくと・・・デザイナーが喜びます。それだけです(^^;

【Japan2019】RUS v SAM[A]

ジャパンと同プールの敵情視察その2。今日はサモアを要チェックや!

Rugby World Cup 2019 Japan Pool A
RUS 9-34 SAM○

両チームともFWのフィジカルが強いとされているチーム。解説によれば「ゴムまりのようなサモア、鉄槌のようなロシア」。わかるようなわかんないような(^^;

いずれにしてもFW陣、単体では強い!

けどどうなんだろう。
ロシアが押し負けたりするシーンってのは「中3日」という部分も差し引かないとならないと思うし、スコアが大きく動いたのは後半ロシアにシンビンが出た後。

ジャパンのFWなら、互角以上には戦えるんじゃないだろうかと、わりと楽観的な印象を持った。

あと、サモアの守備。特に相手モールの守備が組織的でないというかルーズというか。
統一されずに「個々で」モールに突っ込んでくるだけで、ちゃんとモールに対して力がかかってない思った。
うまくコントロールしちゃえば簡単に前進できそうよ。

バックスに展開したときも「一発を狙って、ヤマ張って直線的に前からタックルにくる」シーンが多くて、あれならいなせるでしょ、という感じだった。
ただあれに当たるとケガしちゃうほどの勢いなんで、注意は必要ね。

選手の力量的には油断大敵(強調)ではあるものの、チームとしては恐るるに足らず、というところでしょうかね(上から目線大変失礼)。

2019年9月24日火曜日

【Japan2019】IRE v SCO[A]

ジャパンと同プールのアイルランドとスコットランドの試合を敵情視察。
生中継のときは「ながら」だったので、改めて録画を確認。

Rugby World Cup 2019 Japan Pool A
○IRE 27-3 SCO

なんすか、アイルランドの強さってば!完全にスコットランド涙目っすよ!

確かにチームとしての成熟度とか、個々のスキルとかはオールブラックスのほうが上のような気がするんだけど、その印象を上書きしてしまう、“ドーン!”という迫力。

どーんと当たって前に出る、これもある意味ラグビーという競技の本質だと思う。
スコットランド目線だとどーんと当たられてズルズル下がる。後ろに重心がかかったところでまたドーン。フィジカルは削られ反則も増える。だけど必死に当たり続けて押され続ける。泣くしかないっす。残念なことにケガ人も出ちゃったね。

そのことを突き詰めたアイルランドに、われらがジャパンも対峙するわけか・・・ごくり。
だってあのスコットランドが手も足も出なかったんですよ。きゃー(@_@)

でも、でも、もしもこのアイルランドから勝ち点を挙げるようなことができれば、それはジャパンは本物、という証にもなるはず。
前半ヤマ場の9月28日16:15、静岡エコパ。決戦である。どこで見るべ?

*  *  *

そのほかフルでは見てないけどダイジェストで。一応Jsportsの中継はフル録画してるんだけど、さすがに見てる時間が足りなくてDAZNの7分間ぐらいのダイジェスト見てる。

Rugby World Cup 2019 Japan Pool B
○ITA 47-22 NAM

んー、どっちも守備がルーズって感じだなぁ。点の取り合いは単純に楽しいけども(^^;

Rugby World Cup 2019 Japan Pool C
○ENG 35-3 TGA

イングランドの出来がものすごく良かったというと案外そうでもなくて、ミス多発だったのは間違いない。それでもエディー・ジョーンズがご機嫌なほどにスコア上は快勝。なんとも評価が難しいイングランドさん。

Rugby World Cup 2019 Japan Pool D
○WAL 43-14 GEO

ウェールズはアイルランドとまったく対照的な、バックスのチーム。スクラムから、ラインアウトから、深めに位置したバックスへ実に綺麗に展開していく。
深めのラインなんで、センターあたりはもう強烈にスピードに乗った状態でパスをもらうことができる。だもんだから面白いようにディフェンスラインの間を抜けていく。ウイング使う必要もないほどイージーに見える。
ジョージアの守備の問題のような気もしないでもないけれど(^^;

・・
・・・

それにしてもどのチームもコンバージョンキック、外しませんねぇ。がんばれ田村。

駅とエスカレーター。

駆け込み乗車をしようとして目前で扉が閉まっちゃった人って、いたたまれないのかその場をすぐに離れて「別に乗り遅れてないもん」みたいな雰囲気出しますよね。
※駆け込み乗車は絶対におやめください。

さて。

スマホいじってて電車の出口を塞いでたお方がいらっしゃった(ぷんぷん)、というのをきっかけにして、久しぶりに電車の話を書きます。
超中身のない話なのであらかじめお詫び申し上げておきます。ぺこり。

*  *  *

ぱっしゃーん!

大きな、それでいて耳慣れない音が響く。スマホの広い面(つまり画面のとこ)がうまいこと(?)まっすぐにホームに落ちた音。拾い上げた持ち主の表情を見るに、やっちゃったね、液晶。
同情はしないよ。むしろ自業自得。
スキー習ったときにも言われたもん。目線を近くに置くとバランス崩れるから、できるだけ前を見て、って。歩くときもそうだと思うんだ。しかもぶつかった相手が柱だもんねぇ。

*  *  *

夜遅くの通勤電車の乗客は。

スマスマスマホ
居眠りスマホスマホ居眠り


と書いてみたらちょっとリズミカルで楽しい(^^;

*  *  *

ふだんはエスカレーターは右側を歩いてしまう私(東京スタイル)ですが、『エスカレーターは2列で、片側を空けない。手すりを持って、歩かない。』という新しいマナー、実際にやってみた、ということでね(←YouTuberみたいな言い回し)。
実際には右に立つ勇気はなくて、左側に立って(笑)。

すーーーーー
すーーーーーー
すーーーーーーーー

あーもう全然着かない!せっかちにはツライ!!

よーしならば階段だ。

たったったったっ
たったったったっ
ふぅふぅふぅふぅ

あーもう何段あるのよ!おっさんにはツライ!!

深い。深すぎる。ここは大江戸・六本木

2019年9月22日日曜日

【Japan2019】FRA v ARG[C]~僕の開幕~

日本開催が決まって、2015大会の奇跡があって、幸い数試合のチケットが手に入って、首を長くして待ってた僕のラグビーワールドカップ、開幕!!
残念ながら開幕ゲームはチケットなかったので、個人的開幕は翌日。

東京スタジアム最寄りの飛田給駅に向かう京王線の車内はまだ静か――後で気づいたんだけど、昼すぎだからね、まだ酔っ払いがいなかっただけ。ただアルゼンチンのジャージを着こんだ人、フランス国旗を羽織った人、桜のジャージを着た人、試合とは関係ないはずのアイルランド、ニュージーランド、カナダ・・・特急が臨時停車して降りていくさまざまなジャージに自然に気分が盛り上がってくる。

主催者からのメールで入場には時間がかかるとさんざん脅されたので、開場ちょい前にスタジアム到着。雰囲気は大盛り上がり、でも、待機列は案外短くて(そんなに誰も慌ててなかったんだね)開門からものの5分で入場ゲート通過。持ち込み不可のペットボトルで引っかかってた人は多かったね。僕はほぼ手ぶらだったので金属探知機もあっさり通過。

無事入場できたらまずはビールだよね。ラグビーとビールはセットですから!!

「アミノバイタルフィールド」に観客専用広場が用意されてる。各スポンサーブースを横目で見ながらまっしぐらにオフィシャルスポンサーのハイネケンの売り場に。何も考えずに買ったんだけど、生ビール(およそ500ml強)が1,000円!せんえん!千円!観光地価格だと思えばしかたないかね。
で、そのビール片手に写真撮影スポット。ボランティアの皆さんがシャッター押してくれるのでおひとりさまでも大丈夫。どんどん混んでくるんで、その意味でも開場と同時に入ってよかった。

札幌ドームの試合をパブリックビューイングで見つつ、ビールもおかわりしつつ(笑)、試合開始を待つ。うん、楽しいぞ。

さあいよいよ始まる!

スタンドを見渡すと、圧倒的にアルゼンチンサポーターが多く見える。あの水色と白のジャージが目立つのかな。ところが選手が入場してきていざ歓声が上がるとフランスサポーターは声が野太くて、まあすごいこと。
“Allez les Bleus!! Allez les Bleus!! Allez les Bleus!!”
応援は五分。



興奮が渦巻く中、さあ、キックオフ!!

前半は明らかにフランスペース。特に左右への展開のスピードが圧倒的で、アルゼンチンの守備が常に後手に回っている感じ。
じわりじわりと得点差が広がっていく・・・「フランス強い」。

HTで何が変わったんだろう。アルゼンチンが良くなったのか、フランスが不安定になったのか、主導権が完全にアルゼンチンに回った。
アルゼンチン側の声援がどんどん大きくなり、「Allez les Bleus」の声に切迫感(^^;

明らかに点差は詰まってるんだけど、大型モニターに映し出されているのはテレビ中継と同じ映像で、ということは「得点と時間」が左上に小さく表示されているだけ。テレビならそれでいいんだけど、スタジアムではさすがに小さい。

選手交代とかもよくわかんないし、改善かいただけると大変ウレシイ。

とか思ってるうちにPGでアルゼンチン逆転!
最高潮の盛り上がり!

と、直後にフランスがDGを狙う――あの盛り上がりってたスタジアムの中の時間が一瞬止まったよう。
僕の座席のほうにまっすぐに上がったボールが、静かに静かにバーを越えていった。

再びスタジアムが爆発!フランス再逆転!



時間はじわじわと残り少なくなっていく――ちゃんと見えてなかったので、隣の若い目のいいお兄さんにモニター読んでもらってた(^^;

主審の手がアルゼンチン側に上がる!ペナルティ!
PGで逆転だけど、さすがにちょいと遠いか?タッチに蹴ってラインアウトからモールってのがいいような気がする(実際その形でトライ取れてたし)。でもアルゼンチンの選択はショット。

わずかにわずかに左に外れた・・・。

80分を知らせるドラの音が響いた後も、アルゼンチンは粘りに粘ったけど、最後はハンドリングミスで試合終了。
ノーサイド・・・って思ったら乱闘騒ぎ(笑)。原因はよくわかんなかったけど、ノーサイドの精神はどこへやら(笑)。まあ試合がギリギリだった証拠でもあるんだろうね。そのぐらいの接戦、ナイスゲームだったのです。

Rugby World Cup 2019 Japan Pool C
○FRA 23-21 ARG


この粘りのアルゼンチンを、また来週、東大阪で見ることができます。楽しみでございます。

・・
・・・

帰りは案の定大混雑だったんだど、過去にJリーグで経験した満員のときよりもはるかにスムース。ボランティアさんや警備の誘導者の数も多かったこともあるんだろうね。
イライラするまでもなく飛田給駅構内、そして電車乗車。おそらくとんでもない数の増発が出てたのかもしれない。

京王線の新宿・渋谷方面は・・ビールで酔っ払った皆さんで大騒ぎです。静かだった往路とは大違い。ああこれもワールドカップなのね(^^;

2019年9月21日土曜日

【Japan2019】AUS v FIJ[D] / NZL v RSA[B]

東京スタジアム(味の素スタジアム)のファンゾーン(正確には違う名称だったと思う)のパブリックビューイングで、アルゼンチンの人とフランスの人に囲まれつつ観戦。

Rugby World Cup 2019 Japan Pool D
○AUS 39-21 FIJ

立ち上がりからフィジーの出足がいい。細かいところまではわからないけど、“フィジアンマジック”的なトリッキーな動きではなくて、むしろ直線的に押し込んでいく、という印象。それも相手はオーストラリア。常に先手を取っていく中、後半頭のトライで「これはもしかして、あるぞ」な雰囲気。大型スクリーン前もフィジーを応援する感じになってきた。

ところで「ちょっと本気出します」みたいなオーストラリアが一気に試合を支配してしまい、フィジーはシンビンで1人少なくなったところでジ・エンド。

実力って残酷ね。

*  *  *

テレビ追っかけ再生。

Rugby World Cup 2019 Japan Pool B
○NZL 23-13 RSA


決勝でもおかしくないカードがいきなりプール戦で実現。
終盤まで競った展開だったんだけど、逆に「オールブラックス強ぇぇ」の印象を強くした。基本的なハンドリング、フィジカル、スピード・・・隙らしい隙が見当たらない。
そしてここぞの場面でのボールへの執着。絡み方と言ってもいいかも。そのあたりの“ディテール”がまあ強烈。

わずかな終盤の時間の中で、さも当然のように南アフリカを一蹴してしまった。

やはり優勝候補筆頭か。

*  *  *

フランス対アルゼンチンは録画も見たので、現地観戦記も含めてまた改めて書きます。

2019年9月20日金曜日

【Japan2019】JPN v RUS[A]~船出~

硬かった~!!

これが本大会。これが地元開催。これが開幕ゲーム。
恐ろしいまでの緊張感でした。もちろん僕も。

Rugby World Cup 2019 Japan Pool A
○JPN 30-10 RUS


文字どおりの「手につかない」。試合後に流が「がちがちでした」と言ってたけど、そんなの見てたらわかるわ!ってなもんで。
ここまで緊張してたとは。

でもそんなフィフティーンの中でも、普通だった選手もちらりほらりといて、実に頼もしかった。
ハットトリックの松島。圧倒的な推進力を見せた姫野。役割を全うしたフロントロー。

おかげで「結果は快勝」で発進できた。

ジャパンは強くなってる。こんなにハンドリングエラー多くても、いい時間帯が続かなくても、終わってみたらこのスコアだ。

すばらしい。サイコー。陳腐だけど、これ以上のいい言葉がちょっと思い浮かばないや(^^;

だから次の試合、自信を持って世界ナンバーワンに挑もう。目標はもっと高いところにあるのだから・・・って普通に言えること自体がすごいことだと、改めて思う。いわゆるティア1ではない国が開催場所になった意味。意義。可能性。

いやー楽しいぞ地元開催!

・・
・・・

田中がサブにいたというのは大きいな。落ち着きと展開の早さがあの時間帯にもたらされた。ジョセフさんの采配の妙もあったかと。

プロのサウンド。

先日とある会場でひっそりと行われた福原美穂のシークレットミニライブを見てきました。シークレットなので詳細は書きませんし、もちろん写真もありません(^^;

生・福原さんは初なんですが、ソウルフルですごいんだろうなと想像してた、まさしくそのイメージどおりの素晴らしさで感激しましたよ。福原さん、見た目(体型)が想像以上にソウルフル(失礼)。

でも、それと同等かそれ以上に感激したことがあって。

この日の伴奏はアコギ1本。これがまた!!!
ギターってここまでの音が出せるんだー。感激というか衝撃というか。

ちょうどギターの人(すいません名前失念)の正面にいたということもあるんだけど、もう目が離せないというか、耳が離せない。

ステージ上のたった2人の存在感。すげえな、プロって

2019年9月19日木曜日

蛍光色の代表取締役ライダー。

この9月から仮面ライダーの新作の放映が始まりました。なのでまずは恒例(?)の「見ないで描いてみよう」です。これまではPCのマウスを使って描くっていう無謀なやり方をしてたんですが、今回4.7インチのスマホの画面に人差し指で描くっていうのをやってみました。
マウスよりも明らかに僕の意思が伝わっている気がします。あったりまえですかね。が、それが仕上がりという結果に出ているかどうかは別の話です(^^;

さて、その新作「仮面ライダー01(ゼロワン)」。まずは「ゼロワン」ってタイトル聞いて驚いたよね。だってその名前はキカイダーでしょ?
まあどちらも石ノ森先生なんで、いいような気もする。でもあかんような気もする(^^;

それはさておき、今回の社長ライダー(AI搭載人型ロボット=ヒューマギアの開発会社2代目社長っていう設定)のお姿。黒に蛍光イエロー(NIKEで言うところの「ライトニング」にしか思えません)という色も結構気に入ってますし(浦和レッズ2019セカンドユニフォーム感)、造形も悪くないと思ってます。
何より「バッタがモチーフ」なのがいいじゃないですか。しかも2話でしっかりとバイク乗ったし(なんか久々な気もする)。

今後も楽しみに見ていきたいと思います。
社長秘書(ヒロイン?)役が川島海荷に見えてしかたないんだけど、別人。


一方で終わってしまった「ジオウ」。ただでさえややこしいタイムパラドックスにパラレルワールドも加えてしまって収拾がつかなくなって(というか僕がわけわかんなくなって)、こういうときは「世界を滅ぼせ」ということで、そちら方面の実績のある「仮面ライダーディケイド」にしてしまった、という感じでしょうか。
ディケイドは好きなので、それはそれでいいです(棒読み)。

・・
・・・

同じく新作の「ウルトラマンタイガ」も一応見てます。
なぜ「見ないで描いてみよう」をやらなかったかというと、まんま「タロウ」だから(^^;

タイガはタロウの息子なんで、まあ当然。つまり父と母の孫(←へんな言い回しだな)。
作品内でも変身シーンで手をパーに広げるとことか、ストリウム光線的キラキラ映像とか、タイトル文字のTとか、意識してますね。

・・・そうですか、あの若かったタロウがもうそんなお年ですか、と感慨にふけるための作品(僕基準)。

2019年9月18日水曜日

ACLスペシャリスト。

J1リーグ15位なのに、なぜだかアジアでベスト4の浦和レッズです。こんにちは。

2019 AFC Champinons League Quarter-Final 2nd Leg
Urawa Red Diamonds (JPN) 1-1 Shanghai SIPG FC (CHN)
aggregate score: ○URA 3(2 away goals 1)3 SHA

勝ったわけじゃないけど、ドローなんだけど、勝ち上がったのは俺たちだ!!

1stレグの2つのアウェイゴールというアドバンテージをうまく生かせた。同点に追いつかれても落ち着いていたし、集中してたし、安定してたと思う。
「アジアはこうやって勝ち進むんだ」――そう言わんばかりの戦いっぷり。それをしっかりと後押しする、すさまじいまでの埼スタの空気

まさにACLのスペシャリスト(^^;


※平日です(笑)。

無失点なら無条件OKということで、少なくともディフェンスラインは専守防衛。記憶の中では岩波が1回だけ上がってきたかな。槙野の上がりはほぼなかったし、鈴木は相手のデカい7番の封じ込めることに集中してた(ほぼ完勝でしょ)。ウチのディフェンスは、シングルタスクならば安定感あり。しかも前からのロングボールには強い。失点シーンはやはり横からのボールで、しかもファーサイド。よく見た風景(涙)。

ボールを保持し、まずは推進力のある関根のサイドに相手を寄せておいて、サイドチェンジで橋岡へ。おもしろいように右サイドを崩していく――まあそれで点にならないのは最近の仕様なのですが(号泣)。
橋岡がロングボール完勝したのは展開的に大きかった。セカンドボールで有利になる浦和なんていつ以来?

安定した守備とワイドな攻撃。久しぶりに躍動する浦和を見た。

ただまあ圧倒的な力があるわけではないので、後半の後半には柴戸、阿部と明確な「逃げ切るよ」というカードを使った――確かに2点目が取れていれば最高だけど、2点目を取ったところで2失点してしまうとかなり話が面倒になってしまうので、大槻さんの判断は是であったと思う。3枚目に投入された武藤は前からの守備のタスクを全う。さすが。

もう一度。勝ったわけじゃないけど、ドローなんだけど、勝ち上がったのは俺たちだ!!

・・
・・・

ヒーローインタビューで「鹿島を倒したい」と言ってた興梠には悪いけど、準決勝、僕は広州とやりたいなぁ。だってそのほうがACLっぽいんだもん。
準決勝1stレグは10月2日。もうすぐだ。わくわくわくわくわくわくわく。

2019年9月17日火曜日

グランドチャンピオン。

TBSはコマーシャル多すぎ!もう少し考えて!!(魂の叫び)スポンサー様が大切なのは重々承知の上で。

さて、その仰々しい名前にふさわしいかどうかは別にしても、少なくともレースそのものは相当にエキサイティングであったことは間違いない「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」。

元々は「日本選手権一発勝負希望派」ではあったので、この方式自体は納得であって、結果(=2名の内定)にも異論はまったくない
さらにファイナルチャレンジでの内容云々ではなく、“ただ必要なのはタイム”という競技の本質でもある基準も当然だと思っている。以前もそんな話を書いている→コチラ

だけども、いや、だからこそ、今回結果が出せなかった設楽は残念だった。
残念と書くと誤解があるかもしれないけれど、残念だったのは結果であって、前半から飛び出したことでは「ない」

MGCは、日本で誰が一番強いかを決める大会でもあるのかもしれないけど(だから「グランドチャンピオン大会」なんだけど)、それ以上にオリンピック代表選手選考会であって、それは“世界と戦う選手”を選ぶ大会だった。
設楽の走っていた場所は、「無謀なハイペース」だったのかもしれないけど、間違いなく「世界の選手が走っているゾーン」であって、たとえ“売り切れ”で失速したにしても、揶揄されるようなことではないと思うし、僕は称賛したい。
以前もそんな話を書いている→コチラ

だからこそ、彼をオリンピックで見たかったし、今一度コンディションを整えてファイナルチャレンジで記録を狙ってほしいと無責任に思う。
でももし記録が出ちゃうと大迫が落選するわけで、両者のファンとしては痛し痒し。

・・
・・・

女子も凄かったよね。
中でも足が止まってたはずの小原のラストの追い上げ。まさか4秒差まで迫っていたとは!
リオのときはギリギリ落選だったこともあるから、彼女にはこの3位の権利で東京のスタートラインに立ってもらいたい、そういう気持ちもある。

一方で、何度も何度も遅れたけど粘りに粘った松田とか、すでに神宮外苑で遅れてたはずの野上が5位まで上げてきてた事実とか、なんか震えるような凄みを感じた。彼女たちにもファイナルチャレンジ、狙ってほしいな。

個人的には前田彩里選手のDNSが大変残念ではあったんですが、亜由子ちゃんが内定したことは大変喜ばしく思っております(^^;

(おまけ)コブクロ小渕はしばらく国際スポーツ大会出禁な。

2019年9月16日月曜日

【China2019】ESP v ARG[Final]

優勝はスペイン!!!

FIBA Basketball World Cup China 2019
Final
ARG 75-95 ESP

準決勝のときに書いたけど、勝負のカギは互いの1番-5番のホットライン。
両チームともハードでタイトな守備が持ち味なだけに、自分たちの攻撃の形をどれだけ作れるか。

その部分でスペインが上回ったかな。

その要因は、個々の能力の差ということではなくて、ちょっとした経験の差とかだったりするのかもしれないけれど、とにかく少しだけ、リッキー・ルビオの「支配力」が勝ったのではないかと。

そしてスペインのリムプロテクトも強烈だった。


アルゼンチンには突破口がなかった。
でも、でも、最後まで集中してたし、そこは素晴らしいという感想しかない。

強烈な個を寄せ集めた集団ではなく、チームとしてやるべきことを共有し全うすることのできる、すごいチームだった。スペインもアルゼンチンも。
サイズが不利なアルゼンチンがあそこまでできるということ。やはり日本が目指すバスケットってああいう方向なんじゃないかな。つまりラマスさんがHCにいてくれることは幸い以外ないってことだ。

スペインおめでとう!
アルゼンチンお疲れさま!


*  *  *

3位決定戦のフランス対オーストラリアも見た。

FIBA Basketball World Cup China 2019
3rd Place Game
FRA 67-59 AUS


立ち上がりからフランスはロースコアに抑えられていて、オーストラリアのゲームだったんだけど、終盤ジワジワと点差が詰まる中、フランスの厳しい守備が流れを変えてしまった。
守備か。守備なんだよな。そんなことを痛感させられている。

*  *  *

Akatsuki Japanのメンバーも早速B.League Early Cupに出場している。TOKYO2020に向けて、さあここからリスタートだ。

われらが東京Zが三遠ネオフェニックスを撃破したというビッグアップセットのニュースには感動したぞ。

2019年9月14日土曜日

危険水域。

何が悪いとも思えなかった。戦い方も良かったと思う。
なのに結果だけが出ない。勝ち点が積みあがらない。

2019 Meiji Yasuda J1 League #26
●浦和 1-2 C大阪

そうして「なぜ」「どうして」と不思議がっているうちに残り試合がひとつ、またひとつと少なくなっていく。

この感じ、覚えてるんだよな。「そんなわけない」「きっかけさえあれば」そう思い続けてたことが、前にもあった。

だからこそ、危機感は持たねばならない。危険水域に達しているのだと。

【China2019】ESP v AUS / ARG v FRA[SF]

ファイナルはスペイン対アルゼンチンに決定!!

FIBA Basketball World Cup China 2019
Semi-Finals
ESP 95-88 AUS
ARG 80-66 FRA


どちらの試合も点差ほどの違いはなかった。
特にスペインとオーストラリアはダブルオーバータイムという、ちょっと想像できない試合展開で。それなのに最終的な得点差は7点か・・・バスケットって「瞬間」だよね。
瞬間の流れをつかんだチーム。その流れをつかみきれなかったチーム。おそらく1分程度の時間の中でそれらが行き来して、それが40分+αの試合結果につながっていく――そんなことを実感した。
だからこそ、「一瞬たりとも気を抜くな」なのだろうけど。

どの4チームもすばらしかった。

勝敗を分けたポイントは何だったか。坊主1号の受け売りではあるけれど、「守備の強度」だと思われる。
超簡単に言うと「寄せ」。相手にシュートをさせる「空間を奪う」。それによって、ボールホルダーはセカンドプランを発動させなければならない。

時間がかかる。リスクが高まる。そうして相手のプレーにどこかでストレスを与え続ける――それこそが「ディフェンスのプレッシャー」なのだなと実感させられた。スペインもアルゼンチンも、そこを手を抜くことはなく、さぼる選手もいなかった。

これぞチームの力。

ただ、それだけでは勝てない。勝つためには得点が必要な競技だから。

勝ち残ったチームはやっぱり1番と5番だよなと強く思う。
スペインならルビオとガソル。
アルゼンチンならカンパッソとスコラ。スコラはNBAを放出された39歳という衝撃。ちょいと白髪。

中心線というか、軸というか。あーうらやましい。なあニッポン。

もしかしたら、ファイナルは守備に重心を置いた重いゲームになるかもしれない。それでもバスケットボールの特性として、必ずシュートシーンが短い時間の中でやってくる。
そこで何ができるか。そこでチームが何をしようとしているのか。そして誰が仕事をするのか。

今からもうファイナルが楽しみです。

・・・順位決定戦?それはまあいいじゃないの(^^;

2019年9月13日金曜日

回転ドアは、順番に。

穂村弘×東直子「回転ドアは、順番に」を読了。2人の歌人・詩人が、恋人という体で、順番に言葉を短歌あるいは詩の体裁で綴っていくという作品、でいいのかな(たぶん)。

回転ドアに入れない男と自転車に話しかける女の物語。

何と言ったらいいんだろう。形としては交換日記あるいは往復書簡のような感じにも見えるけれども、相手に届ける文ではなくて、あくまでもその瞬間に感じる「自分」を表現する。
詩や歌は自分の目線になるのが普通だもの、あたりまえだよね、と思う。

同じ場面で同じものを見ているはずの2人が、ちょっと違うところを向いていたり、あるいは同じように感情がシンクロしたり。

行間に漂っている2人の時間が美しく思える。
アタマでは理解できない表現も当然あるんだけどね(^^;

その美しさは詩や歌に対する憧憬か。あるいは恋に対するそれか。

だってさ、「ふたりで迷子」って素敵じゃない?

ひとつの歌をじっくりじっくり読み直し、その内容が静かに静かに沁みてくるときの快感たらないわ。うん。

あと「字余りっていう余韻」は座りが悪くて心地いい。
あと、歌ってすけべ(笑)。

さらに読み進めると、しっかりと「2人の物語」になっていたことにも気づく。
引き込まれるように読み進める。1章ごとに戻ってもう一度味わう。

そして、本当に本当に唐突にびっくりするような展開に!!
こういう言葉の世界でこんなに驚くとは思わなかった(^^;

・・・ちょっと半泣き(T^T)

巻末に掲載されているセルフ解説を読みつつ、改めて冒頭から読み直す。

あああっ。

2019年9月12日木曜日

粘り強く走るひと。

足元は左右色違いのランニングシューズ。ちょっとかっこいい。
黒のスパッツにウエストポーチ。Tシャツは蛍光色。同色のキャップ。

信号待ちでその人に目が留まったのはそうした服装じゃない。今どきそんなランナーは山ほどいる。
気になったのは彼の右手にレジ袋がぶら下がってたから。

あれ持って走るのかな。走りにくいよね。
走り終わって買い物して帰るとこなのかな。そうだろうな。

そんなことを思いながら横断歩道ですれ違う。そのランナーさんはやっぱり歩いてた。
チラリとレジ袋に目線をやると、透けて見えた見覚えのある“ブツ”
それは納豆の3個パック

だから何だってわけじゃなくて、その瞬間は「ふーん」って思っただけ。

で、しばらく歩いててその人のことなんてすっかり忘れてたその瞬間――後方から一気に走り抜けるランナーが!!めっちゃ速い!右手にはレジ袋!中身はもちろん納豆!!



すれ違ったってことは遠ざかってたはずなのに、なんで急に逆向きに走ってるの?
もしかしてどこかで折り返してきたの?

ていうか、あれ持って走るの、走りにくいよね。

特にオチはないんですが、脳内「???」でした、というお話。

・・・そういえば「おなかライト」なんてランナーさんもいたなぁ。

2019年9月11日水曜日

【China2019】USA v FRA[QF]

歴史が動いた!アメリカが準々決勝で敗れる!!

FIBA Basketball World Cup China 2019
Quarter-Finals
USA 79-89 FRA

試合展開を思い返しても、あるいはボックススコアを見てみても、まったくの互角の戦いだった。勝敗を分けたのは何だったかな。

終盤、アメリカのFTが落ちたこと。
フランスの守備のビッグプレー(ボガールがミッチェルをブロックしたやつ)が出たこと。
それからアップセットを期待する会場の空気――。
フランスのファンは「応援」してたけど、アメリカのファンは圧勝を楽しみにしてただけみたいに見えたし。

NBAのプレイヤーが集まったアメリカだけど、その程度では簡単に優勝できたりはしない。世界のバスケットはもうそういう段階にきているのだと思う。事実各チームに多くのNBA選手がいるわけで。

普通に戦って、普通に負けた。そういうことなのかな、と思う。
それがつまり「歴史が変わった」瞬間ということ。

ただ母国はそう簡単に割り切れないだろうね。敗戦の瞬間に思ったのは、「帰国するのイヤだろうな」だし。マジで生卵コースよ。

で、思ったんですよ。アメリカは絶対リベンジしたいじゃないですか。来年にはその機会がすぐにやってくるじゃないですか。ということは・・・トーキョーに、ガチのマジのドリームチームがやってくるかも。わくわく。
でも会場はトーキョーではなくてさいたまスーパーアリーナ(笑)。

【TOKYO2020】緊急更新!追加抽選販売!

けっっかはっぴょーーー!(ダウンタウン浜ちゃんの声で)

「チケット全落ち勢」として待ちに待った9月11日。オリンピックのチケットの「一次抽選の追加抽選販売」の結果発表日であります。
これまでの経緯については過去記事をご覧くださいませ。記事は→コチラコチラコチラコチラ

当落メールを待ちきれず、朝も早よからチケットサイトにアクセスであります。ログインしてマイチケットのページを開く。開く。開く。



『ご用意することが出来ませんでした。』

出来ませんでした・・・でした・・・た・・・。

【速報】全落ち勢、継続決定!!

でも、まだまだ「オリンピックを諦めない」。争奪戦はこれからだ!!



2019年9月10日火曜日

【China2019】ARG v SRB[QF]

セルビア、散る!

FIBA Basketball World Cup China 2019
Quarter-Finals
ARG 97-87 SRB

ここまでずーっと追っかけてきたセルビア。「準決勝のアメリカ戦が事実上の決勝?」ぐらいに思っていたのに、準々決勝で敗退とは!

マイMVP候補筆頭のボグダノビッチは別格だったが、彼以外のシュートがなぜだか入らない。
それ以上にアルゼンチンのガード陣の速さと上手さが際立った。ファウルをもらうスキルも含めてね(^^;

セルビアが追いつきそうになると、必ずと言っていいほどアルゼンチンのカンパッソ→スコラのホットラインがさく裂する。普通のPnRなんだけど、「圧倒的な絶妙」ってのかな。

それが最終盤の4Qのギリギリになってもフィジカル含めて落ちることがないのがまたすごい・・・あー。アルゼンチン人のラマスさんはこういうバスケがしたいのかな、それにはもっとフィジカルも必要だし、コントロールできて点が取れてアシストできるガードが欲しかったんだろうな・・・って思って思い出し涙。

それはさておき、この内容ならアルゼンチン、アメリカ相手に一発あるかもよ。と。

昨日って。将来って。今このときって。

『将来への不安はありますか?』

(o´(エ)` o).oO(んなもん、不安だらけじゃー!)

『70歳のころの生活、イメージできますか?』

(o´(エ)` o).oO(イメージできないから不安なんだろうーがー!)

とまあ半ば冗談のような半ば本気のような。

先日そういえば保険ってどうなってたっけみたいな話が出て、ちょいと確認作業をしているときにいわゆるライフプランナー氏から受けた質問です。
保険の見直し云々は別として、そういう質問を受けるお年ごろなのねーと思わされたわけですよ。

・・・

今日またひとつ、歳を重ねた。
心はちっとも大人になってないのに、年齢だけは後半戦どっぷり。

「どっぷりか」・・・・ふと思い立つ。そうだ、バケットリスト、つまり「死ぬまでにやりたいことリスト」を作ってみよう。もちろん映画の影響である。その映画は「最高の人生の見つけ方」

スマホでメモアプリを立ち上げ、1行目にThe Backet List、って書いてみる。
クラウド上にあるメモだ。実に現代的である。

(o´(エ)` o).oO(・・ ・・ ・・)

んー書くことが思いつかない。まあ近未来の自分がイメージできないんだから、当然っちゃ当然なのかもしれないなと思う。それに、「やってみたいこと」と「今すぐできること」は違うような気もしてね。

だから、今、「すぐできることはやってみよう」、そんなことを思う。
そうしてやってみて、感じたことを書き続けたい、そう思う。
もちろん自分らしく、自然体(=無理せずゆるゆると)で。

言葉にするということで、過去をしっかりと形にする。
言葉にするということで、漠然とした将来の輪郭をとらえる。

そうした作業はこれからも日々続けていきたいと思います。
引き続きごひいきによろしゅうおたのもうします。

お祝いの言葉をかけてくださったみなさん、ありがとうございました。悩みがないわけではないですけれど、僕は元気です。

2019年9月9日月曜日

【China2019】JPN v MNE[O]~日本一丸~

渡邊雄太、獅子奮迅!34pts9reb!孤軍奮闘!

FIBA Basketball World Cup China 2019
Classification Round 17-32 - Group O Gameday2
JPN 65-80 MNE

孤軍奮闘、まさしくひとり奮闘してた。というか、孤立無援、37min。
あんなに鬼気迫るユータを見るのも初めてだし、それが逆に痛々しいというか、切ないというか、悲しいというか。あのチームプレーの権化みたいな選手が、「俺が決めるからお前ら下がっとけ」みたいな空気を醸すことになるなんて。

それほどチームは追い詰められてたのか。あるいは機能しなくなってたのか。

17-32位決定リーグに出てるチームは多かれ少なかれ「機能してない」チームばかりだけども、それでもなんとかしようという雰囲気は見える。
たとえば、日本と最下位を争ってたヨルダン対セネガルなんて、「絶対に1つは勝つ!」みたいなオーラがチーム全体から強烈に出てた。なのにユータ以外、何してたの・・・。

スリーポイント0/16という数字だけでも悲しくなる。だって、普段なら決めてる選手たちじゃない。日本で最高の選手たちだったのに。
負けたことよりも、ワールドカップで全敗だったことよりも、メンタルが折れてたような雰囲気がつらい。

・・
・・・

史上最強とも言われ、期待が大きかっただけにこの結果にはがっかりしている人も多いと思う。僕だってがっかりしてないと言ったら嘘になる。っていうかめっちゃ落ちてる。
サッカーなら成田で生卵。

でも、ようやく第一歩を踏み出したばかり。史上最強でも世界と対峙したらまだまだこの程度でしかなかったけれど、逆に言えば伸びる余地は十二分にある「史上最強」でもある。

明日から、いや今日からまた日々最強を更新していってくれるはず。
僕たちにできることは、「なんだよこの程度かよ」と言って冷めてしまうことではなく、これからも期待して、応援して、盛り上げていくことだけ。
それがつまり、日本一丸。

・・・ラマスさん、さじを投げたりしないでほしいなぁ。

3x3プレイオフ!

3x3.EXE Premierのシーズン最終ラウンド、プレーオフ。
アスフレ.EXEことわれらがEARTHFRIENDS.EXEは、8月のInter Conferenceを優勝(!)し、カンファレンス2位でプレーオフへの進出を決めていた。

予定をごにょごにょとやりくりして、行ってきました六本木ヒルズアリーナ!!

ワールドカップでもAkatsuki Fiveでもないけれど、確実に世界とリンクしているのです。もちろんTOKYO2020とも。

これまでと違ってさすがにプレーオフ。スタンドの有料席が多い(笑)。ということは逆に、タダの立見で見える場所が少ないということでもあって、アスフレ.EXEの試合時間に合わせて現着するとなかなか見やすい場所が確保できなかった。

どうしよっかなーとコートの周辺をうろうろしていると、声をかけられた。
7月のROUND.6で並んで応援した小学生の女の子。「こんにちはー!」とまずはHigh-Fiveでご挨拶(^^;

やっぱり場所がなくて少し離れた階段の上のほうで見るつもりらしい。
ここは見やすい場所を確保するしかないな!おっちゃん、急に使命感に燃えたりします(^^;

ウロウロしてしたらアップ中の#19中村“チョモ”友也選手と遭遇。「がんばってください」「ういっす」とこぶしを合わせる。うん、力強い(^^;

と、そのチョモさんがいた横のDJブースのところに人の隙間があることを発見。よーく確認したら規制区域でもないので、そこに彼女を招いた。ゴール真裏。フェンスの前には座ってるカメラマンだけ。喜んでもらえてよかった。

ほどなく選手が入ってくる。いつも笑顔の#0柴田“柴にゃん”政勝選手も、少し緊張感のある表情に見える。

試合は互いに堅い守備でロースコアの展開。1~2ポイントをリードしていく中、サイズのないアスフレ.EXEは次第にファウルがかさみ、7ファウル。逆転を許す。

残り時間1分――。が、そこからがまさに怒涛の追い上げ。リバウンドを押さえ、最後の力を振り絞って同点!そしてあわや大逆転か!?のシーンまで作ってのオーバータイム。
#13伊藤尚人選手のドライブが光る。「コート上で誰よりも速い男」だ。

ところで3x3を見るようになってから、初のオーバータイムだな、と。決着は?
DJの解説に耳をすますと、なんとわずか2点でのノックアウト。
つまり外が入れられてしまうとその瞬間に終わりなので、まずは外のマークを激しく。
となると中が空いてくるわけで、ローテーションして必死に追いすがる、という形。

たがいに1ポイントずつを奪い、アスフレ.EXEボール。伊藤選手のフローターがリングに嫌われる(ああああっ)!ちょい記憶あいまい。
今度は相手のシュートがリングに跳ねる(うぉぉぉぉっ)!だがリバウンドからゴール下のジャンパーを沈められてジ・エンド。
たまたまこのときチョモさんがアウトしてて最もサイズのないユニットだったのがアヤだったか・・・。

いやー、惜しい悔しい惜しい残念。PLAYOFF Day2への進出はならなかった。
と同時に加入初年度のシーズンは終了となった。

・・・悔しいんだけど、楽しかったな。応援するチームのあることに感謝しつつ、5人制のシーズンに向かいましょう。選手、スタッフの皆さん、楽しい夏をありがとう。お疲れ様でした。
あ、観戦してた場所はすぐ次の応援の方のために空けましたよ。



*  *  *

【China2019】ESP v SRB[J]

打倒アメリカの有力候補同士が2ndラウンドで激突。
大まかには「守」のスペイン、「攻」のセルビアってところかな。

FIBA Basketball World Cup China 2019
2nd Round - Group J Gameday2
ESP 81-69 SRB

スペインの守備、ちょっと驚いちゃった。あそこまで相手に寄るだなーって。
もちろんファウルをしないギリギリのところまでだけれども、確実に相手の自由を削っている(奪う、とまではいかないのかもしれない)。
特にスクリーンをかけられてもアンダーくぐらずに追いかけて追い詰めるところ。その運動量と集中力には感激してしまった。

結果として、高さを生かして中から外、というセルビアの形が機能しなくなった。オープンになりきらないスリーが全然入らない。わずか3/19!ボグダノビッチの孤軍奮闘。

得点が伸びなければチームの雰囲気は盛り上がらず、ここから追い上げようぜ、というタイミングでのヨキッチの退場劇で万事休す――これも判定はちょっとかわいそうで、ガソルの守備が老獪だったかなと思う。

あとはルビオが試合そのものをコントロールして淡々とクローズさせた。

ハマったときのセルビアはおそろしく強いんだが、そうさせなかったスペイン、完勝。
いやー、この対決は決勝トーナメントでもう一度見たいぞ。

*  *  *

ちなみにあんまり興味なかった(失礼)なので見なかったけど、中国がナイジェリアに負けて、イランがフィリピンに勝利したので、TOKYO2020のアジア枠はイランに決定。中国はホームだったのにねぇ残念(棒読み)。

2019年9月8日日曜日

【China2019】USA v GRE[K]

この試合は何といっても昨季のNBAのMVP、ヤニス・アデトクンポがアメリカに対してどこまでやれるのか、逆に言えばアメリカはヤニスを止められるのか、その1点。

FIBA Basketball World Cup China 2019
2nd Round - Group K Gameday1
USA 69-53 GRE

軍配はアメリカ。試合結果そのものだけでなく、対ヤニスについても。
日本戦では出場のなかったスマート――守備のスペシャリストだけに日本戦では必要なかったってことさ(涙)――を中心に、ヤニスの力を存分に発揮させることなく試合を進めることに成功しした。15pts13rebという数字はヤニスにとっても、ギリシャにとっても悔しい数字だろう。

攻撃面も実にスムーズ。特にボールを動かしてオープンを作るやり方のところが。ロースコアだったことよりもそちらのほうが印象に強い。
4試合目にしてやっとチームとして機能し始めたという感じか。前の試合でいい練習ができたからね(自虐)。

さあアメリカ、そろそろエンジンかかってきたよ。

【China2019】NZL v JPN[O]~暁の課題~

大会前の強化試合で1勝1敗だったニュージーランドとの対戦。篠山と八村が離脱しているにしても、もう少しやれるんじゃないか、そんな期待もあったんだけど。

FIBA Basketball World Cup China 2019
Classification Round 17-32 - Group O Gameday1
NZL 111-81 JPN

基本技術、戦術タスクをこなすスキル、それからメンタルも。すべてが残念で、すべてが課題。

ニック、それから馬場の孤軍奮闘によって得点そのものはそこそこ積み上がったけど、やっぱりスムーズに攻撃が回ってたとはちょっと言えないかな。

守備も同様。PnRから簡単にワイドオープンが作られて、次々に3Pを打たれる。一生懸命2点を取ってもすぐに3点取り返されると、折れるよなぁ・・。

ゲーム中、思わず・・・↓



フィリピン、ヨルダンとの熾烈な32位争い。あと1日でどこまで修正できるかわからないけど、最終戦きっちり勝利してほしい。まだまだ期待してるんだ。
明日につながるように。

2019年9月6日金曜日

WE ARE BRAVE BLOSSOMS!

南アフリカは俺たちが育てた!(笑)
世界って強いわ~。と改めて。

あの歴史的快挙から4年。再び南アフリカと相対したわけですが、そう簡単に勝てるわけないじゃん!
格下相手でも一瞬たりとも気を抜くな。二度とあいつらを喜ばせるんじゃない。そんな声が聞こえてきそうな南アフリカの戦いっぷりでした。

リポビタンDチャレンジカップ2019
JPN 7-41 RSA


一番良かったのは、作られた「浮かれムード」を引き締めるということでしょうか(^^;
そうそう簡単じゃないって。だから応援するんだって

大敗ではあるけども、もちろん良かったところもいっぱい。
特にスクラムはある程度勝負になることがわかった。

ただ細かいミスが多すぎるんで、ちょっとジョセフさんは頭抱えてるんじゃないかな。明日怒られるぞー(笑)。

この試合で「経験」なんてわりとどうでもよくて、必要なのは「できることとできないことを理解すること」だと思うんだ。それも頭と体の両方で。

大丈夫。きっとやってくれる。
楽しみとわくわくしかないよ、僕は。

まもなくワールドカップ日本大会、開幕です。

・・
・・・

ただなぁ。福岡とマフィの怪我がマジで心配。世界レベルの武器を2つも失うわけにはいかない。

続・ポケベルを探せ。

『♪週休2日、しかもフレぇックスぅ』、と当時から広瀬香美は働き方改革をハイトーンボイスで叫んでましたね。違う、そうじゃない。以上前置き。

“ポケベル”のような、懐かしさと、同時に気恥ずかしさも覚えるような言葉を、過ぎ去りし日々に聴いてたJ-POPや歌謡曲から探してみよう、ということで書き始めたネタの「つづき」です。
前回の「ポケベルを探せ」は→コチラ

その3:伝言板

ネタ元はもちろん野口五郎の「私鉄沿線」ですが、完全になくなっちゃったよね、という郷愁はすごく湧いてくる。
でも書いたことはないなぁ。伝言を伝えられたというケースもなかったと思う。待ち合わせにはきちんと行くタイプだったからね・・・覚えてないだけかな。友だちいなかったみたいだからあったことにしとこうかなぁ(^^;
これがなければシティーハンターは新宿の街を守れなかったわけであります。

その4:角砂糖

見る?僕は見かけなくなった。いわゆる喫茶店に入ることがほとんどないってこともあるのかもしれないけど、世の中だいたいはスティックシュガーだよね・・・あっ。バラの形した紅白の砂糖ってあったよね。お歳暮でもらうやつ。
砂糖の量を「1つ2つ」と数えるなんて、ある意味とってもデジタル(^^;
ネタ元は「冬のリヴィエラ」です。

その5:テープレコーダー

去年のあなたの思い出が聞こえてくる“テープレコーダー”(「精霊流し」)。僕の世代でさえテープレコーダーといえばカセットのほうをイメージしちゃうけど、文脈としてはおそらくオープンリール
ガキのころ、家にあったんだよなー。何に使ってたのか知らないけど、オヤジが持ってた。そのマイクをテレビの前においてアニメや特撮の主題歌を、息止めてがちゃっと録音したのが僕のエアチェックとの出会い。

その6:ジゴロ

これは世相というよりはただの死語ですわねーなどと思いながら「六本木心中」を聴いてたわけですが、ふと思ったのです。
「あの時代の六本木」こそ、今はもう「ない」のかもしれないなぁなどと。いろいろ思い出すと気恥ずかしさも満載だし(細かくは書かないッ)。おまけに今の六本木には純情派もいませんし(←偏見も満載)。

その7:からし色のシャツ/ツイードのジャケット

持ってましたよ。からし色のシャツ(「SEPTEMBER」)もツイードのジャケット(「君のハートはマリンブルー」)も。だって、モテると思ったんだもん。あー恥ずかしーーーーっ(ぽっ)。杉山清貴の存在そのものが気恥ずかしさの象徴な気はするけれど、今もしょっちゅうカラオケで歌ってたりします(笑)。大好きだったのです。
夕日を集めるツイードのジャケットを君の背中にかけたい、そう一心に願っていたのですが・・・ついぞそういう場面には出会うこともなく。本物のツイードが高価だったので、ちょっとランクダウンしたツイードのジャケットにしたのがいけなかったのだろうか・・・違う、そうじゃない。

・・
・・・

こうして書き出してみると、世相までを映した言葉って案外少ない。やはり“ポケベル”はいろんな意味で最高峰かも。

本稿の執筆には愛用のWalkmanに収録されている70~90年代前半あたりのJ-POPや歌謡曲、一部インスト(関連記事は→コチラ:記事中のリンク先が全部切れてるorz..)も含めて、がっつり250曲を収録したプレイリストの協力を仰ぎました。ちなみにそのプレイリストのタイトルは「エキゾチック・ジャパン」(笑)。

【China2019】USA v JPN~暁の挑戦~

100点ゲームにならなかった!
これはもう実質、日本大勝利!!

FIBA Basketball World Cup China 2019
1st Round - Group E Gameday3
USA 98-45 JPN

書いてて若干むなしい感じもありますが、これが現実なんでしょうね。
トルコに追い詰められたアメリカは、ポポヴィッチHCにメッチャ怒られたんでしょう。まあ真剣に日本を叩き潰してくれましたよ――これがありがたい。本当にそう思います。

次のステップとして、ケンバ・ウォーカーのような真の中核になるガードを育てないとね。そんなことが明確になったし、収穫ではないかと思う。
サイズを考えたって十分にできるはずだから。がんばろう日本バスケット。

ところで、ことこの試合にかぎれば、馬場の活躍は皆さんが認めるところでしょうが、個人的MIPは竹内公輔。テンパる選手が多い中で十分普通にやってたし、守備も機能してたし。ナイスプレーでした。

・・
・・・

さあ本当の戦いは次のニュージーランドとモンテネグロ。
最低1つは勝って終わりたい!!
挑戦はまだまだここから。がんばれAkatsuki Five!!

2019年9月5日木曜日

アイラブみそ。

まあ大した話じゃないんですけど。

最近「#みそ派塩派大論争」というタグがTwitter上で流れてまして。要するに「サッポロ一番はみそか塩か」というきのこたけのこ的論争を、メーカーが仕掛けた宣伝です。



それに乗っかって、な投稿であります。

タイトルにも書きましたが、僕は断然「みそ派」です。

ちびっこのころから我が家の即席めんといえば「サッポロ一番みそラーメン」でした。あまりほかのものを食べた記憶がないのです。元札幌市民として当然のこと、かどうかはわかりませんが、とにかく原体験なのです。家族の思い出なのです。
あとは九州に帰省したときの「マルタイ棒ラーメン」。

時は流れて、貧乏学生時代。

出たばかりのバイト代を握りしめて近所のスーパーマーケットへ。そこでサッポロ一番みそラーメンを箱買いしたものです。1箱に30袋。「ああ、これで最低限1ヶ月食いつなげる」、そう思いましたよ。思い出しても涙が出ます(T^T)

144factory presents
【そばめし風おじや feat. サッポロ一番みそ】の作り方

  1. 片手鍋にお湯を沸かす。もちろん500ml(より気持ち多め)。
  2. 袋に入ったままのサッポロ一番みその麺を手で細かく砕く。
  3. 沸騰したら、まずは冷や飯を茶碗1杯分鍋に放り込んでほぐす。
  4. サッポロ一番みその袋を開けて、みそスープの素と七味スパイスの小袋を取り出し、砕いた麺を鍋に投入。ゆっくりまぜながら2分半待つ。
  5. 火を止め、みそスープの素を入れてよーく混ぜる。七味スパイスを振って出来上がり。
    財布に余裕があれば生卵投入すると尚可。刻んだ青ネギがあれば至高。
  6. 鍋から直接食うべし。がつがつと。あちっ。

単なる「カサ増し」です(^^;
こんな食生活送ってても、ちっとも飽きなかったもの。今でも食べたいもの。
だから、「#アイラブみそ」


【China2019】ITA v SRB[D]

やはりセルビア、強い!

技術とフィジカルという土台に、チームとしてしっかり組織されているだけでも十分にすごいのに、高さが尋常じゃない。
確かにイタリアはそう高いチームではないけど、ゴール下では悲しいぐらい何もさせてもらえなかった。ちょっと日本チームを思い出して涙。

得点経過は競っていたようにも思えるけど、実際はイタリアは全開なのにセルビアは巡航。ちょっとセルビアがテンション上げた瞬間に20点近く離れたからなぁ。

FIBA Basketball World Cup China 2019
1st Round - Group D Gameday3
ITA 77-92 SRB


この日はボグダノビッチに尽きる。
35min31ptsというスコアも素晴らしいけど、何より「ここぞ」の3ptが全部入る。6/11という記録は残っているけど、印象としてはまちがいなく「全部」だ。
ピッグマンたちがインサイドを制圧しようとする中、イタリアがすべてのポジションでミスマッチみたいな状況を回避すべく守備を中に集中させたその瞬間、外から射抜く――。うわーって感じよ。

一方イタリアはガリナリとベリネリ(なんとなく「ネリネリコンビ」って呼んでた私)に任せるしかなく、確かに2人とも大活躍ではあったんだけど、どうしても単発的だったかね。

イタリアに勝機があったとすれば、言葉悪いけどセルビアをイライラさせることだったのかもしれない。実際ある程度は成功してたとも思う。
でもちょっとレフェリングの基準がぶれてるような感じで、ここぞの場面でセルビア有利に吹かれるものだから、イライラが落ち着いちゃったんだ。※あくまで個人の感想です。
イタリアのPGなんてやられ損だったぞ(彼はなんとなく篠山とイメージが被る)。

それにしてもセルビア、今のアメリカなら十分勝てる(笑)。
ブースターが大量に中国入りしているのもわかる。頂が見えている。

2019年9月4日水曜日

【China2019】USA v TUR[E]

俺たちはこんなに強いトルコに勝とうとしてたんか!!(笑)

まさかファーストラウンドからアメリカが追い詰められる瞬間がやってくるなんて。

FIBA Basketball World Cup China 2019
1st Round - Group E Gameday2
USA 93(OT)92 TUR

4Q残りおよそ10秒。2点ビハインドのアメリカの3Pシュートが外れるもオフェンスリバウンドを確保。ブザービーターを狙ったテイタムが残り0.1秒でファウルをもらう(ちょっと怪しいプレー)。フリースローを2/3沈めて81-81でオーバータイム!!

・・・

オーバータイム残り50秒。トルコが91-91の同点ゴールを決める。そこからがもう痺れまくりの展開。エンドワンを沈めて91-92と逆転。
アメリカのレイアップが外れ、トルコはオフェンスファウル。互いに苦しい。そしてアメリカはスチールされる!たまらずファウル。これがアンスポ!
残りはもう9秒。トルコがフリースローを2本沈めれば3点差+ポゼッション・・・1本目、外れる。2本目、外れる。きゃー息が詰まるぅ!
トルコボールのリスタート。アメリカは当然のファウルゲーム。またまたフリースロー2本・・・1本目、外れる。2本目、がこん。外れた!!きゃー息が止まるぅ!
アメリカ最後の攻撃!笛が鳴る!フリースロー!!時計は残り2秒。
1本目、決まる。92-92、同点。2本目、決まる。アメリカ逆転93-92!!

なんか信じられない終わり方だった。
4本連続FTミスなんて普通じゃ考えられない。ドラマなら「脚本へたくそ」って呼ばれるレベルよ。
フリースローってやつはなんとも残酷。いや、これがワールドカップってやつなのか。



アメリカが負けてて、ケツに火がついた状態で日本戦ってのもおもしろかったかもしれない(おもしろくはないか)。

ふわふわ。くらくら。銀河鉄道の夜。

あくまで個人的な印象でしかないのだけれど、“宮沢賢治”あるいは“銀河鉄道の夜”という単語(というのか)は、他の小説に登場している数の多さでいえば筆頭格ではないかと思っている。ほかには“太宰治”あたりが多いかな。

となれば一度ちゃんと読んでみよう、と。「えー読んだことなかったんだー」ってツッコミ禁止。

・・・ちょっと言いにくいんですが、ひじょーーに読みにくい(^^;

欄外に記された解説がなければわからない専門用語のオンパレード。
妙にリズム感のない、座り心地の悪い文章。
それを助長する、中盤からなくなってしまった「読点」。

脳内で「音読」をするように読んで、やっと、わかる。
現代仮名遣いになっているにもかかわらず。

この話は「未完」というか「書きかけの原稿」ということらしいので、そういうことはあるのかもしれないけど、童話ということじゃなかったっけ?
もう少し書き方あったような気がするんですが。なんでこんなにビッグネームになった?(笑)と思うほどに(超失礼すいません)。

ファンタジーな世界の中で、ただでさえ「ふわふわ」している物語が、この読みにくさによってさらに「ふわふわくらくら」してくる。
僕の場合、他の小説に登場する「銀河鉄道」のシーンにも同様にふわふわくらくらな感じを覚えてた。

でも、伝えたかったこと、それだけはわかる。

『ほんとうのさいわいは一体何だろう。』

星の世界に明確に漂う死のイメージ。自らの罪を思う蠍の話。そして消えたカムパネルラ。

それらを思うと、逆に「ふわふわくらくら」、これこそが魅力のような気もしないでもない。

・・
・・・

今回買ったPHP文庫版は、他の代表作「風の又三郎」と「セロ弾きのゴーシュ」も収録されているんだけど、ちょっと続けて読むのはしんどいかも。そう思っていったん休憩させていただき、別の本を読むことに(^^;

【China2019】JPN v CZE[E]~暁の未来~

初戦でなかなか見ることのできなかった“積極性”が見えた。

何よりもそのことがうれしかったし、やっと「本当にワールドカップを戦ってる」と思えた。

FIBA Basketball World Cup China 2019
1st Round - Group E Gameday2
JPN 76-89 CZE

八村への徹底マークがあっても、それぞれが別の方法でリングに向かう。そうすれば逆に八村へのマークも緩んでくる。
八村21pts、渡邊15pts、ニック12pts、比江島10pts。スタッツからもそうした傾向は読み取れる。

攻撃はできることを出し切れたと思うよ。FG%も55.2という高い数字。



ただスコアは、追いすがるも追い越せず、逆にじわじわと離されていくという苦しい展開で、そのまま寄り切られてしまった。
そこはやっぱりリバウンドだったのかな。オフェンスリバウンド14本ってのはいかにも苦しい。セカンドチャンスを与えるだけでなく、守備の時間が長くなってしまうのがなんとも。

身長のある選手も増えてきてるから、そこはもう伸びしろという名の未来だと信じようと思う。

このリザルトをもってファーストラウンドでの敗退が決定。
豆ちしき:バスケの勝ち点は「勝利=2pt」「敗戦=1pt」(延長で決着をつけるので引き分けはない)。2敗で2ptの日本はアメリカ戦に勝つと+2で4pt。でもアメリカも+1で5pt。チェコとトルコは現在ともに3ptなのでどちらかが必ず+2で5ptになる。

でも、今日見た可能性を最終戦、あのアメリカ相手にこの舞台で見てみたい。それこそが未来につながると思うから。

ファーストラウンド敗退=帰国、ではなくて17-32位順位決定戦に進みます。

2019年9月3日火曜日

加圧トレーニング[シーズン2.5]#05

秋がやってきて洋服の枚数が増えてくると、当然のように体の線は出にくくなるわけで、日々の切迫感みたいなものが薄れてきます。
でも、いくら重ね着してみても、腹が出てるのはわかるんだよね。困った困った。

【2019年8月度】
トレーニング回数: 2回

3回やったつもりだったんだが(←大嘘)。

メニュー
比較的上半身、それも肩まわりを多めに。
というのも、以前痛かった右肩痛がまた少し出てきたので、可動域を意識しつつ。

計測
前月比、体重-0.6kg、体脂肪率+0.8ポイント。謎数字[-5]。
シーズン2.5開始からは、+0.5kgの-0.8ポイント。
さていよいよ今年度の健康診断目前(^^;

検診前に散髪屋グラム単位の悪あがきして

先月分へのリンク

【China2019】PUR v ESP[C]

ランキング2位のスペインの試合。
「スペイン、めっちゃ強い!」という脳内作文を予定してたんだけど、印象強かったのはプエルトリコのほうだった。

FIBA Basketball World Cup China 2019
1st Round - Group C Gameday2
PUR 63-73 ESP

NBA選手をずらりと並べ、それ以外の選手も欧州トップクラスのスペインのチーム(レアルとかバルサとか)でプレーする、いわゆるスター軍団のスペイン。
高さも強さも上手さもあるわけで、「圧倒」かと思ってたんだ。

前半は互角の展開。つーか、プエルトリコのほうが先手を取ってた感じもある。
要因は・・・たぶん早さ/速さかな。

トランジションの早さ。その勢いをもってリングに向かう姿勢をまずは見せる。特にガード陣。
セットオフェンスになってもポジションを移動する選手ひとりひとりの速さ。ひとつひとつのパススピード。

時間そのものがかかっていたにしても印象は「早い」、そんな感じに見えた。
言い方を変えると「次何するかを考えてる時間が短い」。

スペインに対して最後まで追いすがった、とっても好印象のチームでした。
そんな状況でもパニックにならないスペインもさすがなんですけどね。
特にリッキー・ルビオは超さすが。

プエルトリコ、この後も注目していきたいと思います。

2019年9月2日月曜日

意地があるなら。

『意地があるなら結果を出せ』

ゴール裏に“たった1枚”出された横断幕。
本当に本当にここで結果を出さなければ完全に残留争いに巻き込まれることになる。

メンバーはミッドウィークのACLから大きな変更はない。日が落ちて湿度が高く感じる。コンディションはどうだろう。

立ち上がり、相変わらずの湘南の出足の早さは目を見張るほどだけど、うまくいなせてるかな。そうすると相手エリアには大きなスペースができている。
右サイドを持ち上がった橋岡から、左のスペースを狙った武藤へサイドチェンジのパス。武藤が持ち上がって十二分にシュートの気配とタメを作ってからクロスを流し込む。そこにはもちろん興梠慎三。駆け引きでDFの前に入ってコースを変える。さすがお見事、浦和のエース!!
反対のサイドなんで、その瞬間のシュートそのものはよくわかんなかったけど、見てきたように書けるのが興梠の上手さかと。これで8年連続の2ケタ得点というJ新記録!!

前半3分に先制。でも、これで安心したか、あるいは勝ててないメンタル・・・。

以降はまったく湘南のペース。
前からのプレスは出足が上回れずに交わされ、徹底的に左サイドの裏を突かれる。
山中は岡本さんにチンチンにされて途中交代。
それでも西川を中心にかろうじてゴールを守る。意地の死守。

後半も湘南優位は動かないが、それでも少しリトリート気味にして安定を図ったのかな、危険なシーンは圧倒的に減ってた。

単発的にやってくる決定機を決められず(あれは入ったと思ったなぁ)、これはもう守り切るしかない。残り時間わずか。本当の意地の見せどころだ。
給水タイムもあったからアディショナルタイムはどのぐらいだろう・・・そう思った矢先、エリア内で黄緑のウェアが「ダイブ」したように見えた・・・。

2019 Meiji Yasuda J1 League #25
湘南 1-1 浦和△


反対側にいたからね、詳細はわかりません。映像も確認してません。が、この試合はずーっと不利な判定が続いていたようにも“感じて”たし・・・。むううううう。

乾坤一擲、最後の関根のシュートもファインセーブされて試合終了。
意地の守備もむなしく、最後の最後で2ポイントがするりと逃げた。

いろんな、本当にいろんな感情が出てきて言葉にならない。

イライラする部分の原因は、隣席のオッサンだったりもする。席詰めに協力しないところから始まったんだが、試合中は選手を「なじる」ような言葉を言い続け、それも大声でヤジを飛ばすほどの勇気もなく、両隣に聞こえるぐらいの音量でブツブツぶつぶつ。でスマホをいじくり続けて(たぶんネガネガとツイートしてたと思われ)選手の好プレーを見てもおらず。あー腹立つ。その声を聞きたくないから余計に応援の声出した。ゴール裏ならみんなひたすら応援するだけだからこういうことないのになぁ。やっぱりゴール裏がいいよ。僕にとっては。

公式戦、3連続のPKによる失点。こりゃもう間違いなくお祓い必要なレベル。
いや、冗談言ってる余裕もなく、本気でリーグ残留を勝ち取るために、サポーターもテンション上げていかないと。意地があるなら。
と言いつつ、残り9試合、いくつ現場に行けるだろう?

しかしあれだな。残留争い真っ只中だというのに、ACLもルヴァンカップも天皇杯もあるっていうのが、こうターゲットが定まらない要因でもあったり。痛し痒し。

*  *  *

平塚には大量のキッチンカーが登場するからスタグル楽しいんだよな。
だからキックオフまでは本当に楽しかったんだよ。
なんか自分でフラグ立てるようなツイートしてたorz..


【China2019】TUR v JPN[E]~暁の初陣~

事実上、男子バスケットボールの日本代表が世界大会に出るというのは「初」といっても過言ではないだろう。
ようやくたどり着いた場所――個人的には1998年のサッカーワールドカップに初出場した日本代表を思い出していた。あのときのサッカー日本代表は「ただ弱くて、ただ負けた」だけだったと思う。
それを考えると、この難敵トルコ戦、完敗ではあったけど泣きたくなるような闇の中じゃなくて、もうすぐ“夜明け”だよね、と信じられる完敗だっんじゃないかなって思ってたりもする。

FIBA Basketball World Cup China 2019
1st Round - Group E Gameday1
TUR 86-67 JPN

トルコは、日本を舐めてかかることなくちゃんとスカウティングしてた(←ここ重要)。敵としてちゃんと見ててくれたということだ。それがちょっと面映ゆいわけ。

ただまあ、内容は完敗なわけでさ。

立ち上がりいきなりの3連続ターンオーバー(涙)は置いておくとしても、たぶん一番の差だったのは「ガード」。
強化試合での課題がそのまま残ってしまった感じもある。

八村が徹底マークされている状況で(←これこそトルコのスカウティング。本気を感じる守備だった)、「まずは八村に入れて」という形が作れないときの次のプランまでの判断の時間、あるいは選択肢、オプションそのものの質と量。
ガード陣にもっと“攻め気”が見えてこないと。日本の誇るビッグ3(あんまり好きな言い方じゃないけど)と言えどもいい形でボールがもらえないと厳しい。

・・・個人個人については思うところはあるけれど、まあそれは書かない。

次のチェコ戦までに、心技体すべてのコンディションをもう一度整えて、この試合の課題と反省を踏まえて、成長した姿が見たい。ただそれだけ。
だって、伸びしろしかないでしょ?

*  *  *

同グループでこれから対戦することになるCZE-USAも要チェックや!!

・・
・・・

アメリカがあまりに「まだまだ準備段階なんです」な状態であまり参考にならず(^^;
準決勝ぐらいまではチーム作りの段階なんでしょうね。くそう。