2019年9月14日土曜日

【China2019】ESP v AUS / ARG v FRA[SF]

ファイナルはスペイン対アルゼンチンに決定!!

FIBA Basketball World Cup China 2019
Semi-Finals
ESP 95-88 AUS
ARG 80-66 FRA


どちらの試合も点差ほどの違いはなかった。
特にスペインとオーストラリアはダブルオーバータイムという、ちょっと想像できない試合展開で。それなのに最終的な得点差は7点か・・・バスケットって「瞬間」だよね。
瞬間の流れをつかんだチーム。その流れをつかみきれなかったチーム。おそらく1分程度の時間の中でそれらが行き来して、それが40分+αの試合結果につながっていく――そんなことを実感した。
だからこそ、「一瞬たりとも気を抜くな」なのだろうけど。

どの4チームもすばらしかった。

勝敗を分けたポイントは何だったか。坊主1号の受け売りではあるけれど、「守備の強度」だと思われる。
超簡単に言うと「寄せ」。相手にシュートをさせる「空間を奪う」。それによって、ボールホルダーはセカンドプランを発動させなければならない。

時間がかかる。リスクが高まる。そうして相手のプレーにどこかでストレスを与え続ける――それこそが「ディフェンスのプレッシャー」なのだなと実感させられた。スペインもアルゼンチンも、そこを手を抜くことはなく、さぼる選手もいなかった。

これぞチームの力。

ただ、それだけでは勝てない。勝つためには得点が必要な競技だから。

勝ち残ったチームはやっぱり1番と5番だよなと強く思う。
スペインならルビオとガソル。
アルゼンチンならカンパッソとスコラ。スコラはNBAを放出された39歳という衝撃。ちょいと白髪。

中心線というか、軸というか。あーうらやましい。なあニッポン。

もしかしたら、ファイナルは守備に重心を置いた重いゲームになるかもしれない。それでもバスケットボールの特性として、必ずシュートシーンが短い時間の中でやってくる。
そこで何ができるか。そこでチームが何をしようとしているのか。そして誰が仕事をするのか。

今からもうファイナルが楽しみです。

・・・順位決定戦?それはまあいいじゃないの(^^;

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