東京の「水道道路」、村山貯水池(多摩湖)から和田堀給水所まで、簡単に言うと「水道管の上」を歩いてきました。
このルートはとにかく「まっすぐ」。特に一部区間は5キロ以上も直線の部分があります。マップの中にピンクで記したところです。
東京都の直線道路についてはコチラのサイトが詳しいです。丸投げ。
東京都の直線道路についてはコチラのサイトが詳しいです。丸投げ。
普段だと都心に近いほうを起点にして歩くんですけど、今回は「水の流れに沿って」。多摩湖からスタートです。
それにしてもいい天気。水量はやはり少ないのかなぁ。向こう岸にはベルーナドームの屋根が見えます。個人的には狭山スキー場が・・・見えなかったね(笑)。
堤体を歩いていたら、僕と同じTXW100のTシャツ着てるランナーさんに出会いました。特に挨拶するようなことはなかったっすけど。
狭山公園の脇をぐっと下ると、あとはもう「多摩湖自転車歩行者道」をまっすぐまっすぐ。地図なんて不要ですね。ちなみにこの道路はちゃんと都道です。
最初の“水道ポイント”は村山浄水場。超あたりまえですけど、浄水場はインフラとしてものすごく重要なので、警備が厳重です。中の様子を窺い知ることなどはもちろんできません。
多摩湖自転車歩行者道は歩いててほんと気持ちがいいですね。頭の中を真っ白にして木漏れ日を味わう、そんな時間でした。最高。
一応歩行者優先ということにはなってるんですけど、大半は自転車とランナーさんなんで、歩いているこちらは隅っこを。一部遊歩道もあるんですけど、そちらは犬のさんぽがいっぱい。
以前青梅街道をさんぽしたときにいちご大福を買った小平ふるさと村のところは、まだ時間が早かったのか出店がほとんど出てなくて、そのまま通過(^^;
このあたりで(おそらく)小平の練習場に向かうFC東京ユースの選手数人とすれ違ったんだけど、みんなごついねぇ。あの超背が高かった選手はGKだろうか。
歩け歩けイベントの一団とすれ違ったところで多摩湖自転車歩行者道を終え、そのまままっすぐに井ノ頭通りに。
ところで道路標識には「井ノ頭通り」と書かれてるんだけど、普通に変換すると「井の頭」なんですよね。「の」なのか「ノ」なのか。電車も公園も「の」なんだよな。誰か教えて。
そして次の水道ポイント、境浄水場脇を通ります。でかいっすなこの浄水場。バス停も浄水場西、浄水場中央、五中前、浄水場東と4つもあるからねぇ。逆に東京の大きさみたいなものも感じます。
道の左右になんだかオサレな店が出てきたなと感じたら、吉祥寺。
改めて歩いてみると、おしゃれ以上に学校多いなという印象。大学はもちろん予備校、進学塾、専門学校。活気の源なのかな、などと思いながら、まっすぐまっすぐ進んでいきます。
井ノ頭通りはもちろん車で走ったことも数多いし、以前に「井の頭線さんぽ」もしてるので、そう新鮮味はない・・・わけではないですね。だってこの道を歩いたことはないんだもん。へー、こんなお店あるんだ、このマンションかっこいいなぁ、とかね。
東京都水道局和泉支所を横目に、意外なことに少し上り坂を上がると、そこにどーんと見えてくるのが和泉水圧調整所。ザ・水のタンクって感じの外観ですね。
甲州街道、京王線と渡るといよいよ和田堀給水所です。もちろん中は見えないし、施設を新しくする工事が進められてるようですが、昔からの「塔」の先端がちょっと見えました。
あれは残してほしいなぁ。どうなんだろう。
一応目的地には到着しましたが、せっかくなんで井ノ頭通りを起点まで歩きましょう。
道幅が広くなって「ここは日本?」みたいな素敵な街並みを抜け、代々木公園の手前で右折、NHK放送センター(高校生のときに初めてバイトした場所!)、そして渋谷の雑踏を抜けてSEIBUのとこから公園通りに突き当たってゴール。
今日はここまで・・・あまりに人が多くて酔いそう。逃げるように渋谷を後にしました。
それにしても、地図も見る必要のないまっすぐな道をただただ歩く・・・頭の中のモヤモヤが晴れていくような、そういう時間だったな。うん、いい時間だった。
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