2021年12月30日木曜日

年内最後のお疲れゲーム。

西地区上位に対して競った展開で進めることができた。「2021年は勝利で締めくくっちゃう?」なんて期待しちゃったんだけども、4Qアタマに13-0のランを食らってしまいまして・・・(涙)。

西宮 85-69 東京Z●

前節、『フィジカルの残量が』と書いた。このゲームでも終盤にはノエリアが1on1で簡単に抜かれたり、増子がバックカットに対して何もできずに立ちすくんでたり、テレビの前で「売り切れたか」とため息交じりにつぶやくばかり。

この遠征は帯同した選手の数も少なかったし(なんでだろう)、「売り切れ」やすい状況ではあったんだろうけど、クロフォード36分、久岡36分、ノエリア35分、増子に至っては39分。さすがに長いと思う。
ウーゴHCはプレータイムを明確にシェアするタイプではないようなだけど(あるいはベンチメンバーを出すことでチームの質が下がると思ってるのか)、それにしても、ね。


僕たちは年末年始休暇でのんびりしてるけど、選手は中2日でホームゲーム。
とにもかくにもフィジカルの回復に努めてもらって、そしてベンチメンバーにも奮起してもらって、2022年がいい形で始まりますように。
文字どおり、「よいお年を」。お疲れ様でした。


2021年12月29日水曜日

パジャマでおじゃま。

最近ちょっと思うことがあって。

僕が寝ているのは寝室という名の物置で(という話は何度か書いてるかな)、家の中の北側に位置している。日中もほとんど日が入らないこともあって、この時期はまあ寒いわけ。
板張りに布団、しかも窓際なので朝なんて頭がキーンとしちゃうぐらい。

掛け布団と毛布だけでは足りなくて、ロンTにスウェットにフリースという重ね着したりすることもある。
そうするとさすがに暖かさは確保されるものの、やはりそれなりに窮屈さを感じたりすることもあって。

そんなこんなで、寝間着のことを考えたりするのです。

リラックスできて眠りにつける、そういう快適なパジャマってあるのかな、と。
あるんだったら欲しいよなー、なんて。


現在を「ジャージの時代」とするならば、過去には「はだかの時代」もあった。全裸で寝てた。思い返すに無駄に恥ずかしい。

あれ、「パジャマの時代」もあったハズなんだけど、いつごろまでだっただろう。高校生ぐらいまで?

ところでパジャマってなんで襟付きなんだろう。寝てるだけなんだからむしろ要らないんじゃなかろうかいね。あとボタンも。


2021年12月28日火曜日

ざんねんな。

「ざんねんないきもの事典」って本がありますよね。かなりのベストセラーだったと記憶してますが、その印象を引きずってたのかな。

ひらがなの「ざんねんな」の文字列。加えて妙にかわいいリスの絵の表紙。
それがふらりと入った書店の平積みコーナーで目に留まったのです。完全にジャケ買いでした。

というわけで一條次郎「ざんねんなスパイ」であります。


オールドルーキーなスパイが主人公。初任務にも関わらずオールドすぎていろいろやらかしていくことになるんですけど。

いやーざんねんだ。

もちろん主人公はざんねんなんだけどさ、それ以上に・・・・。

若手芸人のネタを見て「この人たちはどこがおもしろいんだろう」と思う感じに近い。
怒涛のように“ここ笑えるでしょ”と畳みかけては来られるんだけど、「そう?」としか。

これはもう好き嫌いの話ではなく、もちろん作品の良し悪しの話でもなく、単純に肌に合うか合わないか、そういう問題だと思ったね。

せっかく買った本だから最後まで読もうとがんばってるんだけど、義務感のほうが強い。つらい。ざんねん。

・・
・・・

読み切ったぜ。


2021年12月26日日曜日

ただいま大田区総合体育館。


計算したら672日ぶり。そうかあの日は越谷に勝って連敗を止めた日だ。ヴィッキーズとのコラボデーだったね。

自分なりに慎重に状況を考えて、結果的にひとつの目安だと思ってた「アルコール解禁」の日に戻ってくることができたサッカーのときも解禁日だったな)

ドリブルの音、シューズのこすれる音。軽快に流れる音楽。初めて聴く生のオルガン演奏。聞きなれたMCの声――「あー、いいなぁ」と思うばかり。

何よりZgirls+Zgirls nextのクリスマススペシャル。それだけでもここに来た甲斐があるというもの(笑)。冗談抜きで本当に素晴らしかったです。優勝!!


さて本編のほうですが。
1Qからまさに“エナジー全開”。クロフォードはインサイドを制圧し、ノエリアはブロック連発、高木も攻守に効いてて、久岡のゲームコントロールも見事で、何より増子は外外内と得点を取りまくった。このスターターの5人の出来がものすごく良くて、「いったいどうした?」とうれしいサプライズ状態だった。

●東京Z 80-92 香川

3Qに入って香川のものになった流れを取り戻すことができずにタイムアップ、という感じかな。直接的な要因のひとつは3Q早々に久岡が4つめのファウルを取られてしまったこと。スターターに比べて、ベンチメンバーの出来はあまり良くなかったし。

そこに加えて香川が温存?してた兒玉。PGとしてのあの「支配力」は敵ながらアッパレとしか言いようがない。
さらにウッドベリーだ。まったく止めることができなくなった。思い返してみると、アップのときから軽めの調整に見えたし、前半はフィジカルコンタクトを避けるようなプレーぶりだった(それでも3P×3本だからな。くそう)。つまり、すべては後半に向けての準備でしかなかったのかと。

逆に前半から飛ばしまくったZは、消耗度が激しく、プレースピードが上がらず、FGどころかFTまでもが入らなくなり、ミスが目立つようになり、そして増子のケガでTHE END、という感じだった。チャンスがまったくなかったわけではないので、本当に「惜しかった」と思う。

フィジカルの残量の差――それがチーム力と言ってしまえばそれまでなんだけど、「可能性」を見せるにはこういう戦い方しか、今はないのかな。


(2021/12/27追記)
Game2も似たような展開。というか、より顕著だったかもね。
2Qが30-11(喜)で3Qが8-32(悲)。この試合も3Qに兒玉登場で一気に持ってかれた。むうう。

●東京Z 70-97 香川


2021年12月24日金曜日

メリクリと僕の日常。

Merry Christmas!!!


クリスマスイブがフライデーナイトですよ!!デートとかしたいですよね!

・・・ま、そういうわけにもいかないので(涙)、立ち飲みでも行こうかどうしようかと考える、なにやら寂しい今年最後のプレミアムフライデーです。皆様いかがお過ごしでしょうか。まさか職場でクリぼっちになるとは予想してなかった(涙)。

寂しいだけじゃなくて、ここんとこ、どうもツイてない。


トーストに乗ってたハムのフチのところが噛み切れなくてさ。ついつい「ぐっ」って引っ張っちゃったんだよね。そしたら勢い余って手の甲がコップにばーん。

俺は悪くない。悪いのはハム。

とか言ってみてもハムは片付けてくれない。出勤前に雑巾で牛乳拭いてる姿。ああせつない。ツイてない。牛乳拭くと雑巾臭ーーーくなるんだよね。


これはツイてないというか、幸運がめぐってこなかった、という話だけども、キョンキョンことコイズミさんのデビュー40周年ツアー「TOUR 2022 KKPP」(ホールツアーは31年ぶり!!のチケット、先行も一般も、当然のように撃沈中。
ライブ見るために富山まで行くか?とまで考えてますが(笑)、まだすべての可能性が消えたわけではないので、「まだまだ試合終了じゃない」と自分に言い聞かせながら、毎日のようにチケットサイトを巡回しております。

・・
・・・

そういえば年が明けたら本厄なんだよね、俺。クリスマスに厄年の話もなんだけど(^^;


2021年12月23日木曜日

おそろ。

『あなたは自分と同じ物を持ってる人と会ったとき、どう感じますか?』

気恥ずかしい、かなぁ。

ひと昔前、いわゆる日曜日のお父さんスタイルで、その多くが●ニクロのポロシャツという時代があった。運動会なんて、まったく同じポロが何人いる?みたいな状態だった。
僕は着てませんよ、と強く主張しておくけども、あれ、もし自分だったらと想像すると、かなり気恥ずかしいものがある。

ところがこの間、自分が持ってるのと同じスニーカーを履いてる人を見かけたときのこと。
このときは気恥ずかしいではなく、なんだかうれしいような感情が出てきた。お仲間感、とでも言おうか。
でも、「同じの持ってる」じゃなくて、今自分が実際に「同じの履いてる」だったら別の感情が出てきたなぁ?

お仲間で思い出した。

僕がまだちびっこだったころ、オヤジが運転してた3万円らしい中古車、車種としては少ないやつだったみたいで、同じ車とすれ違うたびに互いに軽くクラクション鳴らしてた。
あれなんてまさにお仲間感だよね。

オースチンA50ケンブリッジ、と思われる。

ペアルックなんて超恥ずかしくて絶対イヤだけど、2人の雰囲気を合わせるようなコーディネートはオシャレだと言われる。
近年流行した双子コーデなんて、僕から見たら相当気恥ずかしいタイプなんだけど。

自分だけのこだわりは大切だけど、みんなと同じ流行も押さえたい。
誰かと同じはいやだけど、誰かと同じはうれしい。

なんだろうね、この感情は。


2021年12月22日水曜日

紅白プレビュー、ペンディングで。

毎年この時期になるとNHK紅白歌合戦のプレビューを書いたりしてます。
で、ちょうど昨日曲目が発表になって、いよいよかなと思ったりもしたのですが、曲目を記したホームページに書かれていた一行。

『※松田聖子さんについては後日改めてお知らせします』

なんかレビューとか暢気にやってる場合か?と思ったりしてるのです。なのですいません、保留で。



2021年12月21日火曜日

開化鉄道探偵。

久しぶりの“読み鉄”です。
山本巧次「開化鉄道探偵」を読了。

明治の初め、日本に少しずつ鉄道網が広がろうとする中、京都-大津間のトンネル工事で多発する不自然な事故を調べるため、元八丁堀同心の草壁が現場に向かう――というお話。


楽しかったなーっていうのが読後の最初の感想。

誰がいったい工事を妨害しようとしているか、というフーダニットのミステリーとしてのおもしろさはもちろん(途中までは推理できたんだけど真相まではわからんかった)、明治初期の時代の空気というんだろうか、時代背景と鉄道敷設という取り合わせがとにかく楽しかった。

明治新政府における薩長のパワーゲームとか(中心的登場人物の中にも実在だった人もいる)、諸外国の思惑とか、急速な時代の転換期とそれに取り残される人たちの生活とか、それがあるからこそのミステリーの深みみたいなものにもつながってのかな、なんて思ったり。

作中の表現を借りれば「日本の血管」となるべき鉄道網整備こそが近代化を進める上で必要なんだという人々の信念、その熱量もワクワクしてしまった。

うん、楽しい小説だったなぁ。


2021年12月20日月曜日

戴冠。~理をも超えて~

何から書こうかな・・・。いろいろありすぎていまだ興奮冷めやらずというか、じわじわとニヤニヤし続けてるというか、変な感じです。

☆浦和 2-1 大分

まず、純粋にフットボールの試合としておもしろかった。もちろん片方のチームに猛烈に肩入れしながら見てるわけだから、「いいぞいいぞ」と「ううっ苦しい」の間を往復しているんだけど、互いに1年間積み上げてきた戦術と戦略を駆使しながら、具体的には中盤の立ち位置を少しずつ整理しながら、主導権を取り合うせめぎ合いがものすごくおもしろかった。
そのあたりをかみ砕いて説明できる解説陣で良かった良かった(^^;

ゲーム展開としては、その主導権を持ってるうちに先制点を奪えたのが大きかった。
立ち上がりのあの時間帯はサイドに優位性があって、小泉と関根、そして得点した江坂の個の特徴もが見事に発露した瞬間だったと思う。


逆に言うと、主導権を取れなかった時間帯も決定的な場面をほとんど作らせなかった守備組織もすばらしかったんだと思う。シーズン序盤だったら、一度バタついていしまうとなかなか修正できなかったのに。

そんな濃密な89分が過ぎていったのに、残り1分+ATで突き付けられたのはサッカーってやっぱり理不尽というか、つまり「理」を飛び越えてしまう何かを内包してるんだということ。

よく言われる「マンガで描いたらボツになる」ような衝撃の展開が待っていた。
そして決勝ゴールそのものも、まさに衝撃的なゴール。


解説の福西崇史が「サッカーっておもしろいなあ」とつぶやいたのがひどく頭に残ってる。

どんなに美しくスペクタクルなサッカーを展開しても、負けてはならない。カップ戦は勝利こそすべて。改めてそのことを思ったし、このタイトルは「この先」につながるタイトル。

理想と現実の間で、その勝利を手にしたのは、まぎれもなく俺たちの浦和レッズ!!
“持ってる”のはリカルド・ロドリゲス、その人なのかもしれないな!

長々書きましたけど、結局のところ、うれしい!もう、そのひと言なのです!!

・・・来季は大好物の平日夜のACLがある~!定時ダッシュで行くぞ埼スタ!!

ここがアジアへの出発ロビー。

2021年12月18日土曜日

勝っちゃった。

先週の熊本戦で、これ以上ないぐらいの惨敗をしてしまって、そこからチームはどうなっているのか。ポキってなってしまったのか、きちんと向き合えたのか。そこはひとつ注視しなければならないところかな、と思ってた。

すごくイヤな言い方かもしれないけど、SDGsも世界で活躍する選手を輩出したいのもいいとは思うんだけどさ、プロスポーツの興行である以上は、目の前の勝敗を無視するというのは違うと僕は思うので。トップレベルのエンターテインメントを提供しているからその部分に目をつぶっていいということではないはずだから。

奈良 77-81 東京Z○

下位同士の対戦、ということを差し引いても、チームは前節の“こと”をきちんと消化してたのかな、とそんなふうに思えたのが一番。
ワイドオープンガチャ(前々節に命名しました)が入れば勝てるかも、入らなければ惨敗、みたいな博打ではなくて、やりたいことをひとつひとつていねいにやり続けたのかな、とそんなふうに見えた。
もちろん、熊本と奈良の差は歴然とあって、速度とか距離感みたいな部分がすごく楽だったのかな、とは思います。でもそれこそが「経験」というやつで、それを生かせたのだと思います。
「勝っちゃった」というのはそういうことをすべて含めたポジティブな驚きの言葉です。

もちろん、試合そのものは終盤の高木の連続スリーで決着したのは確かなのだけど、そこまでの展開に、そんなことを思いながら見ていました。
クロフォードが退場しなかったのもでかかったね。


相手のあることだから勝ったり負けたりは当然ある。でも、繰り返すようだけど、負けていい、なんて話はどこにもなくて(もちろん誰もそんなことは思ってないと思うけど)、勝利に向かって挑み続けるチームの、選手の姿を応援したい、改めてそんなことを考える夜なのです。

明日も勝利を目指して。


2021年12月17日金曜日

お楽しみはまた今度。

ここに1枚のチケットがあります。


明後日、国立競技場で行われる第101回全日本サッカー選手権決勝。狭い・寒い・サポーター席の3S席(?)で、決して良席とは言えない席ですけど、僕にとってはワクワクが形になった1枚のチケットなのです。

そんなワクワクの中、飛び込んできたニュース。


感染した人が悪いわけじゃないと、この2年で学んではいるのだけれど、こと今回の件に関しては、やはりサッカーファミリーが積み上げてきたことを一発で台無しにする恐れのある行動としか思えず、相応の憤りを感じているのは確かです。
川崎公式のあまりに他人事すぎるコメントにも。

ふと自分を振り返ってみて。

長くJリーグを見てきて、こんなに長いことスタジアムに行かなかったことはなかったし、「ワクチン・検査パッケージ」が実施されるようになって、ようやくスタジアムに戻ったばかりだった。
自分の行動には、慎重に慎重を重ねてきたつもりだ。

オミクロン株に関しては、正直言うとそこまで危険性の高い株ではないと今のところは思ってはいるものの(マスコミを中心とした騒ぎ方には違和感ある)、そうした「慎重」の観点からすればリスクが存在しているのは間違いないところで。

そこにきてのこのニュースだ。ひと晩考えた。悩んだ。
阿部勇樹がカップを掲げる姿、リカさんのガッツポーズ、アジアへの扉。
6万人の満員の観衆、狭い狭いと言われる国立のスタンド、延長PKまで考えれば3~4時間・・・。

そして「行かない」という結論を出した。

自分の中で再確認したのは、なぜ慎重に行動してきたのか、それは家族のためだったということ。
年老いた親もいる。受験生である子供もいる。万が一、億が一、兆が一のリスクがある以上、僕の「趣味」なんて二の次三の次だ。

そして何より、サッカーは続いていくから。
ならば新国立に行く機会もきっと来るから。

試合はテレビの前で応援します。現地の皆さん、託しました。We are REDS!!!!


2021年12月16日木曜日

【ら~めん】結。@大森

大森駅東口のアーケードを抜けたところにある「中華そば 結。」に初訪。


トップメニューとおぼしき「生姜醤油ラーメン(券売機では「醤油ラーメン」の表記)(900円也)を買って、アクリル板に挟まれたカウンターに。

着席したカウンターは厨房の真ん前の特等席(^^;

2人が猛スピードで調理を進めているんだけど、醤油、味噌、塩とバリエーションがあるし、限定メニューもあるし、Uberからの注文はガンガン入るし、まあ大変そう。お疲れ様です。

そんなこんなで醤油ラーメン登場。ちょこんと乗ったナルトが素敵っ(笑)。
写真はインスタに乗せました→コチラ

ではいただきます。スープをひと口ずずっ。
おっ、生姜!!とげとげしいインパクトではないけれど、しっかり存在感を主張してる。それでいて醤油の風味と出汁の塩梅が絶妙。

おっといかん。スープだけ飲み続けちゃいそうだ。
麺は少しウェーブがかったちゅるちゅるもちもち。スープとよく合いますです。

細く裂かれたメンマ、しっかりとした味付けでおいしいんだけど、なんだろこの味、知ってる・・・バカ舌につき思い出せず(涙)
次第にバラけてくるホロホロのチャーシューと一緒に食べるとまたいい感じです。

終盤、卓上の黒コショウをちょっと入れてみたり、大きめに切られたネギのシャクシャクとした食感も楽んだり、そして、最後の最後まで生姜の味を楽しみました。

ごちそうさまでした。いやー、あったまったなー。

大森駅中央改札から東口に出て、少し南寄りの商店街「Milpa」(途中までアーケードがある)に入って、突き当りの広場のところの右手前。


2021年12月15日水曜日

フルーツ牛乳。

寒くなりましたね。

防寒対策に意外と役立つマスクはもちろん、マフラー巻いて、コートのフード被って、あったか~い。
やはり顔・首まわりがガードされるってのはいいです。特にフード。せっかく洋服に付いてるんだから被らにゃ損損(笑)。
フード被ってる若者は最近よく見るようになりましたが。

と、そんな対策万全の僕の前を、生足JKが横切ってく。最近は小学生だって半ズボン少ないのに。すごいなーすごいなー。ホント、素で驚いてます。
ルーズソックス(笑)ならそこそこ暖かいのかもですけど、最近はショートソックスの人もいますよね。真夏のベストにも驚きます(^^;

そんな防寒スタイルではあるのですが、まあ怪しい見た目ですよね。
昨日なんて、黒いフードのコートに黒いマスクに黒マフラー、おまけに黒手袋のオールブラックスですもの。ガラスに映る姿は「おまえ何者じゃ」でした(^^;

写真は本文とは関係ありませぬ。

『こんばんはー』

背後から突然声をかけられた。びくってしながら振り向くと、自転車でパトロール中のおまわりさん。

「こ、こんばんはっ」

平静を装いながらもちょい声が裏返りつつお返事。その返答に何かを確認したのか、そのまま自転車はすーって行っちゃった。
僕以外の通行人には声もかけず(笑)。

ただ自販機見てただけなのにな。

(o´(エ)` o).oO(この自販機のフルーツ牛乳なくなったのか...)

って思ってただけなのにな。
でも真っ黒なフード被って自販機見つめてたら、そりゃまあ不審だよね。うん、僕もそう思う。

僕はフルーツ牛乳飲みたかっただけなんだけど。


2021年12月14日火曜日

メディウム。

魔法使いだったり幽霊だったり、いろんな人(?)が事件解決に挑むわけですが、今度は霊媒なのです。真相が見えてしまったとしても、それを「証明する」難しさ、そこが共通項なのかもしれません。
つまり、結局のところはその「チカラ」だけではどうにもならず、「リアルの中」でしか犯人は捕まえることはできない。そういう「制限」がうまく昇華されれば物語は間違いなくおもしろい、のですね。

というわけで相沢沙呼「medium 霊媒探偵 城塚翡翠」を読む。

霊媒である翡翠が感じたことを、相棒となる推理作家の香月が論理として組み立て、事件を解決していく――なるほど鮮やかで「おおっ」て思う。
案外ストレートでシンプルだなと思ったりも。さらさらと読み進めていく。いや、別に読んでて真相がわかったりしたわけじゃないけどね(^^;

ただ翡翠の、その力のために彼女自身に迫ってくる危機。じわじわと盛り上がってくるわけです。


・・・え?

ぬあああああっ!そうだったのか!!
ぜんぜん気づかんかった!!!

・・・・ん?

ぐあああああっ!さらにそうくるか!!
斜め上のその向こう!!!

いやーまったくお手上げですよ。まさに大どんでん返し、そしてその論理性!!
『すべてが伏線』というキャッチコピーに偽りなし!

言いません。何も言いませんよ。でも言いたい(笑)。
あえて書くなら「霊媒探偵」というサブタイトルに必然性があったってことかしらね。

傑作。快作。超オススメ。


2021年12月13日月曜日

お楽しみはこれからだ。

すっかり亀更新ですが、リーグ最終節は、選手起用を見ても天皇杯に向けた調整の意味合いが強かったと思うので、勝てなかったことは特に問題ではなく、それでもしっかり主導権を取りつつ無失点だった、ということで十分評価できると思います。
何よりあべゆのプレーが見られたことで十二分に満足なのでした。

名古屋 0-0 浦和△

*  *  *

そして迎えた天皇杯準決勝。


最後だからとかいう浪花節関係なく、宇賀神の先発起用は驚いたもののひどく納得できるものだと思った。セレッソの右には坂元がいる。それを気にすれば明本の良さが消える。ならばウガ・アキのそっくりコンビを縦に並べるのは理にかなってる。
右には運動量が担保できる関根、中央は球際に強い柴戸と伊藤。
最後尾の西川の後ろには、満席になったゴール裏のサポーター。

そう、これはカップ戦。求められるのは結果のみ。そういう戦いだから、必要なのは上手さよりも「強さ」。

○浦和 2-0 C大阪

前半はその采配が大当たりで、守備強度を基盤としてゲーム全体を優位に進めることができた。
そして生まれた宇賀神のスーパーゴール!
ホント、持ってるよウガ。再契約してもまったく異存なし(笑)。


ただそのウガがもらった1枚のイエローカードが、後半のセレッソの圧力に対してアキレス腱になってたかもしれない。押し込まれ、ファウルがかさみ、続けてセットプレーのピンチ・・・・なんだけど、そこにはショルツ!鬼神のごとくことごとく跳ね返す。

こうなったら浦和は強い(と思う)。チーム全体が苦しくても、集中力は絶対に落とさない。

気が付けばもうアディショナルタイム(追記:ATじゃなかったです。89分のことでした)。折れかけたセレッソの虚を突くような、小泉のまさに両利きらしいドリブル突破と切り返し!これぞ“アンクルブレイク”!

『決め切ってしまえっ!!』

心の中で(←重要)絶叫したね。そしてそれが現実のものとなった瞬間、ちょっとリアルに声、出ちゃったかも。ごめんなさい。ごめんなさい。


カップ戦の勝ち方としては、これ以上ない形。最高。

さあ、本当のお楽しみは1週間後ね!場所は新国立競技場!!待ってろトリニータ!・・・日本中が大分応援するんだろうなぁ。悪役上等(笑)


2021年12月11日土曜日

ワイドオープンガチャ。

すっかり昔の話みたいな気持ちになりますが、まずは先週の第10節、青森との「裏天王山」の話。「裏」なんて書いててせつなくなりますが(涙)。

前節終わりで「1つは勝てる」という予想ではあったんですが、そのとおりの結果になってしまいました。青森のチーム状態を考えると、2つ取りたかった、取らなきゃならんかった、とは思いますが・・・。

青森 89-65 東京Z●

青森 64-83 東京Z○

1つ勝ったのはそりゃ喜ばしいわけですが、それにしてもGame1がかなりがっかりでした。
こうして思い出すと、Game2で勝ったことを忘れるぐらいに。

実況が「早いパス回し!」とか言ってくれてますけど、要するに相手の守備の周囲をぐるぐる回してるだけなんで・・・。
まあ結果としてある程度ワイドオープンは作れてるんですけど、その先のシュートパーセンテージが(涙)。
我が家ではこれを“ワイドオープンガチャ”と命名しました。スリーが入れば勝利の可能性が、入らなければ負ける。どちらが出るかはわかりませーん。
Game2は入ったけど、Game1はからきしだった。そういうこと。

さすがにGame2はハイポストを使ったりとして変化が出たので、ボール回しにも余裕ができたように思う。けどやっぱりガード陣のペイントタッチがあまりに少ないと思うんだよ。
中→外、という形がまったくなかったGame1なのです。その点青森のほうが(サイズが足りないということはあるにせよ)積極的に見えたな。


と、そんな感じから1週間、第11節のGame1。

●東京Z 78-109 熊本

ワイドオープンガチャの手前で、ヘンなガチャ引き当てちゃったから、使える選手が8人とか、まあどうにもこうにも(涙)。坂井は良かったぜっ!!


ハーフタイムがいちばん楽しかったなぁ・・・(号泣)



2021年12月6日月曜日

ではまた来週。

全国津々浦々の極々希少な弊ブログの愛読者の皆様こんにちは。

ネタはいくつか溜まってるんですけど、ちゃんと仕上げる時間が取れないので、しばらく更新お休みします。おおむね1週間ぐらいでしょうか。

気長にお待ちいただければ幸いです。ではちょっくら失礼をば。



2021年12月3日金曜日

ドクター・デスの遺産。

今回今さらながらに見てみた映画は「ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-」です。
主人公は“悩める警察官・綾野剛”であります。すっかりそんなイメージですな(笑)。


原作は未読なのでなんとも言えないけれど、根底の尊厳死の問題はおそらくはもっともっと複雑で重々しく描かれてた物語だったんだろうなと。映画1本では到底時間が足りない。
だから、ただのシリアルキラー、その1点のみに集中したんだろうなと。

その意味ではあまり「難しくない」。シンプルなサスペンス、と言ってもいいかも。

登場人物も多くないし、ストレートに役者さんたちの演技を堪能した気がする。特に・・・ああ、人物名を出してしまうとネタバレなのか(笑)。
主人公役の北川景子に怒られて殴られて、そして焼き鳥屋でホッピーを一緒に呑みたい、と思ったのは私だけではないはずです。


2021年12月1日水曜日

上向きという理解をしております。

11月半ばからぜんぜんゲームが見られてなくて(バスケットLIVEで見逃し再生すればいいのはわかってんだけどね・・・)、そういうときに限ってわが推しチームは勝ったりするわけさ。
もちろん今季初勝利、連敗脱出、最下位脱出、2勝目、と喜ばしいことは間違いないのだけれど、ちょっと“置いてきぼり”食らったような複雑な心境ではあります(^^;

・・・2つの勝利は両方とも平日開催か。毎週末アリーナに通うような人でも、勝利を見届けてない、という置いてきぼりな人はいるんだろうなぁ。

○東京Z 98-65 愛媛

●東京Z 57-84 愛媛

○東京Z 72-63 山形


●東京Z 62-77 山形

この山形とのGame2は、4Q残り2分というところからだけ見た(涙)。すでにゲームの趨勢は決していてやや淡々とした空気の中、試合終了のブザーを待ってる感じだった。

同じ相手に連勝するというのはやはり難しい。
ましてや第2節で完敗した相手だもんな。

「やっぱりいつもみたいにやられた感じ?」
「いや、試合展開としては十分競ってたし、内容的には悪くない」

わりとシニカルなことを言いがちな我が家の解説者こと坊主1号――彼はティップオフからちゃんと見てた――からは意外とポジティブな評価が届いた。

そうか、チーム状態は上向きなんだな。それは楽しみだ。

「青森には1つは勝てるよ」

いやいや、なんとも微妙なポジティブコメント(苦笑)。

↓ 9節Game2のハイライト、なプレー(^^;

12月下旬にはライブで見られるようになるかな。なるといいな。
そのときには24番の選手が髪切ってますように(違うそうじゃない)。


加圧トレーニング[シーズン2.7]#09

11月はトレーニングしませんでした。
やらなきゃやらなきゃと思いながらサボったというよりも、フィジカルを鍛えるよりもメンタルを休息させるほうが重要と判断し、つまり自分の中では「あえて」休みました。

・・・という言い訳であります。

よろしく頼むね、来月の俺。


【2021年11月度】
トレーニング回数:0回



2021年11月30日火曜日

むかしむかしあるところに。

腹立つわー(褒めてます)。

読みながらずーっとそんなことを思ってた、青柳碧人「むかしむかしあるところに、したいがありました。」を読了。
一寸法師、花咲か爺さん、つるの恩返し、浦島太郎、そして桃太郎という日本むかしばなしをモチーフにした短編ミステリー集です。


感想を書こうと思うんですが、ネタバレにならないようにぼんやりと書くならば、「ミステリーのあらゆる要素が詰め込まれてて、ものの見事に騙されて、腹立つほどにおもしろかった!」ってとこですかね。

「一寸法師の不在証明」「花咲か"し者"伝言」「つるの倒叙がえし」「密室竜宮城」「絶海の鬼ヶ島」と、各話のタイトルを並べるだけでもそのバラエティさがうかがえます。

一寸法師はいかにして――How done itとか、誰がいったい爺さんを――Who done itとか、密室トリックとか、「そして誰もいなくなった」とか、ね。
そしてその謎には誰もが知ってるむかしばなしの「あれ」が関係してたりするわけですよ。

つるの話は衝撃的だったなぁ。事件が起こるシーンから始まる、いわゆる倒叙ミステリーとして・・・・思いきや!!

浦島太郎は竜宮城で探偵役になるわけですけど、ああなんと切ないあのラストシーン!!
犯人までたどり着いているのに!!

鬼目線の桃太郎は冒頭に鬼ヶ島の地図!それにまず騙されてたじゃん!ああ説明したい(笑)。
誰もいなくなるだけじゃなくて、まさかの結末――横溝正史かと思うほどの血の物語・・・。実にラストにふさわしい。

あーネタバレしないように書くの難しすぎるっ。

自分の中ではかなりの傑作であります。
マジで頭おかしいわ(褒めてます)。

腹立つとか頭おかしいとかネット限定の誉め言葉をリアルで使わないように気をつけないとね。


2021年11月29日月曜日

特別な試合にはからきし弱い。

試合終了のホイッスルが鳴ったとき、思ったね。

「お人好しがすぎる」

相手が残留争いで必死なのはそうだろうけど、そんなの関係ない。
こちらにだって勝たなければならない理由は山ほどあったはずだ。強い相手に対して出せたものが、どうして出せなかった。

いや、出そうとしなかったんだ??


右SBに酒井が入った以外は前節と同じ前線のメンバー。だけど基本配置が違ってた。相手に合わせるような形の4-2-3-1。これがどうにもハマらなくて、後半は敦樹の位置を前に出し、投入した小泉とともにIHに立つ。これで押し込むことには成功した。だけど押し込んだだけ。

相手最終ラインの守備は良かったとは思うけど、それを割り引いてもそこからの積極性がまったくなかったね。おなじみダチョウスタイルの「どうぞどうぞ」。
シュートが入らないのはある意味「しかたない」と思える。だけど打たないのは、消極的なのは認められない。

●浦和 0-1 清水

後半AT、清水がFWを2枚替えて、「勝点1のための時間稼ぎ?」って思ったんだけど、選手も同じように「終わった」と思ってしまったか。なんで誰もシルヴァーノに競らなかったんだ?そしてあれよあれよと失点。勝点欲しくてたまらない相手に、お人好しにもほどがある。

これで38節は完全な消化ゲームになってしまった。
結果どうでもいいなら、あべゆとかウガ、槙野を先発させるかい??
彼らの退団のコメントをどう受け止めるか、残る者たちの奮起を期待したい。

だって、まだ天皇杯、あるからね。準決勝はここ、埼玉スタジアムだからね。



2021年11月25日木曜日

駅のDX。

ときどき利用する、とある駅の改札口。自動改札の脇に駅員室があって、改札を通るときにいつも駅員さんから声がかかる。「こんばんは」「ありがとうございます」と。
僕もこんばんはと返すのだけど、ふと、「そういえばほかの駅で挨拶することなんてないなー」「駅員さんと挨拶することってなくなったよなー」と思ったの。

僕は昭和な人なので、通勤通学定期は駅員さんの目視、という時代を経てきている。
あのころは確かに毎朝駅で「おはようございます」「いってらっしゃい」みたいな挨拶をしてた覚えがあるんだよね。


今思えば、もしかしたら一番最初にデジタルトランスフォーメーションが進んだのは駅の改札なのかもしれないな。自動改札によって明らかに駅員さんの改札業務は変わったし、ユーザーである僕たちも便利になった。

それはきっと「いいこと」なんだと思う。思うんだけれど。


2021年11月24日水曜日

無限列車。

無●●車、という文字列を見ると“無賃乗車”だと思っちゃうお仲間の皆様、こんにちは。
というわけで今回今さらながらに見てみた映画は「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」です。
ちょうど今テレビシリーズが無限列車編のクライマックスのようですね。見てないけど。


言わずと知れた大ヒット作品です。
ですが・・・お話に対する基本的な知識が欠落してる私ですから、フジテレビで特別編と称して2時間×5本(10時間・・・あーしんどっ!)も放送された、無限列車乗車までの総集編をひととおり見てからの鑑賞です。見ておいて正解だったなと思った。

ひと言でいうならば「おもしろかった!」ですかね。
特にクライマックスの、列車が止まった後の戦いのシーンは画面に吸い込まれるような時間でした(なのでコマーシャル入れるタイミングおかしいぞフジテレビ!と怒ってました)。

ただ自分の中のハードルを思いっきり上げすぎてた、というネガティブ要素もあったのは確かです。
魅力的で個性的なキャラクター、セリフの重厚さ、映像の美しさ、時折はさまれるギャグシーン・・・確かに人気があることはわかるんです。ですが、どこかで「そこまでか?」と思ったりもして。
成長、強敵、挫折、仲間、という典型的なジャンプ方式に慣れすぎてるのかなしれないな。

でも前述のようにとてもおもしろかったので、テレビシリーズを毎週チェックするつもりはないですけど、今後もこういう総集編のような形でまとまったものが出てくれば、ぜひエンディングまで見届けたいなと思っています。

・・・ところで切符買ったシーンってあった?無賃乗車ではなくてしっかり切符は持ってたけども(←かなり大切なところですよね)。


2021年11月22日月曜日

ただいま埼スタ。

2019年の最終節から714日ぶり、あの日に買ったマフラーを巻いて、われらがホーム埼玉スタジアム2002に行ってきました!!


ずーっとここに戻って来たかったし、リカさんのチームをこの目で見たいという欲求はずっとあったんだけど、「さてどのタイミングで?」というのは悩んでた。
そんなタイミングで『ワクチン・検査パッケージ』を使ったチケット発売された。

「ここしかない」

そう思いました。リスタートです。
本音はいつもの北ゴール裏席がいいけれど、今はまだ声を出す応援もできないわけで、ならば今のチームを高いところから俯瞰で見ることのできる席ってのはすごくいいじゃないか、と。ちなみにDAZNの中継でも「自分」が確認できました。

*  *  *

相手は4節で完敗を喫したマリノス。バックアッパー席でマリノス戦を見ると、2001年の埼スタこけら落としで惨敗したこと(涙)が思い出されたり。
前節8得点(!)という勢いもあるし、高速FW陣は脅威ではある。で実際に押し込まれたようにも見えたんだけど・・・。

「あれ?そんなに危ない感じはしないぞ」

となんとなく思う。守備に追われる時間は確かに長いんだけど、ただ受けてるだけじゃなくて「狙い」のようなものがところどころに見えたりするんだよね。
それがリカさんが仕込んできたとおぼしき4-3-3

ユンカー、小泉が使えない中で、両ウイングに走力のある選手を入れ、IHに関根と敦樹が入った。「ここがこうで」というほど戦術的に何が起こってるのかまではよーわからんかったけど、横浜の中盤が少しノッキングするような瞬間があったような気がした。

関根がコースを消して、そして敦樹がインターセプト。
その瞬間に広大な裏のスペースに向けて両ウイングが走る――。何度そんなシーンを見たことか。

先制点の場面も大久保が左サイドの深い位置を確保したことからだったもんね。
その大久保も守備面の貢献も大きかった。あれが正しい位置に立つ、ということなのかなと。

○浦和 2-1 横浜FM

関根の特に守備面の八面六臂とも言える活躍はもちろんだけど、敦樹だよ。今季のベストパフォーマンスだったんじゃないだろうか。奪い、そして前に出ていく。そして戻り、相手の攻撃を寸断する。
新しい役割だったはずなのに、なんだその成熟度は(大喜び)。彼がルーキーだったということを「J1初ゴール」という事実で思い出す。オフサイドで取り消されたのは開幕直後だったよね、そういえば。


2点目のロングカウンターでの一連のプレーとか鳥肌もんだったよ。「尻が浮く」とはこのことね。達也にボールが向かった瞬間には僕はもう無言で立ち上がって両手を突き上げてた(笑)。


ただマリノスもさすがに強くって、時間を追うごとに疲労とかメンバー構成の変化とか、少しずつ本当に押されてきてしまったかもしれない。

あと10分我慢すれば、あと5分我慢すれば。手拍子で後押しを。
声は出せないけれど、サポーターの熱量は確かにそこにあったし、さすが浦和サポーター、しっかりゲーム展開に合わせた「手拍子のチャント(?)」が用意されてた。


終了のホイッスルとともにバックスタンド最上段で無言でガッツポーズ。われに返ってこぶし開くと、手のひらは手拍子で赤くなってた(笑)。


公式サイトに掲載されたこの試合の注意事項の中に『できれば公共交通機関以外で来場を』との文言があった。で、そういえばと確認したら、埼スタの駐車場の利用チケットがまだ残ってたの。それを購入して、20年間で初めて自家用車で来てみました。


往路は岩槻街道が渋滞したものの「らくちん」って感じだったんだけど、帰りはスタジアム周辺道路が大大渋滞しちゃってて駐車場から出られなくて。まあ勝った余韻があったからぜんぜん苦じゃなかったんですけどね(笑)。

ただちょっと苦だったのは、この日からスタジアム内でのアルコール提供が解禁になってたこと。スタジアムとビールの取り合わせはマストでしょうに!!
しかも雰囲気だけでもと買ったノンアルビール、まだ2口しか飲んでないのにハエがぽちゃりと中に入って・・・終了(号泣)。


2021年11月19日金曜日

さんぽニスト、旧東海道をゆく。其の七

上りよりも下りのほうが体への負担は大きいという話はよく耳にするけど、ここまで差があるとは。さんぽ翌日も翌々日もその次の日も筋肉痛がひどくて・・・股関節まわりもだけど、特にケツの両サイド。ロングさんぽでこんな筋肉痛が出たなんて記憶にない。あー痛てえ。

・・
・・・

というわけで、箱根越え、行ってまいりましたっ。
勢いあるうちに(?)行っちゃえ俺、ってな感じです。

2週間ぶりの箱根は少し季節が進んだだろうか。芦ノ湖方面に向かうバスの中から見えた温度表示が「5℃」ってなってて少しビビる。が実際にはそんなに肌寒さは感じなかったな。1時間弱出発時刻が遅いのと、湯本よりも朝日がしっかり当たってるからかもしれない。


しかしというかやはりというか、スタート直後の箱根峠への旧街道上り坂に入った途端に空気の冷たさが変わる。だって林の中だもの。デイパックの奥に放り込んである手袋を出すかどうか少し迷うも、「どうせこの上りで暑くなるに違いない」と思ってちょっと袖口を“萌え袖”にして進む。

そして一瞬にして息が上がって体温も上がった(笑)。
予想はしてたけど、箱根峠への上り石畳はなかなか強烈な斜度。さらに挟石坂と名づけられたところは坂ではなく階段、というかもう段差!こりゃ参った!!
先行して歩いてたおじさん、一段ずつ休憩してた。気持ちはわかる。追い越せないので僕も一段ずつ休憩(笑)。「こりゃキツイですねー」なんて話しながら。

そんなこんなで息を弾ませながら箱根峠の頂上に。
振り返って、芦ノ湖が予想以上に低いところに見える。これを直線的に上ってきたのか。なんかびっくりだ。

そしていよいよ静岡県突入!!初めての関東圏脱出!ちょっと興奮しますな(笑)。

[箱根峠でのエピソード]
峠のパーキングの裏でおじいさんが猫(飼い猫?)を遊ばせてた。にゃんこだーと思いながら近づくと突然、「旧街道歩いてるの?」と話しかけられた。ええ、歩いてます。「あのね、この先通行止め」。え?
「こっち(旧街道のほうを指して)行こうとしてるの」はい。「鎌倉古道のほうとか、おととしの台風19号で石畳流されちゃって、ずっと通行止めなんだよ」「歩いてく人いるんだけどさ、戻ってくるよ」そうなんですね。ありがとうございます。
「この国道をね、1キロばかり下るんだ。歩道が右側しかないから右側ね。1キロばかり下ったら接待茶屋の赤いバス停があるからその先を右に旧街道入れるから」。なるほど、そうします。
「そこからずっと行くとね、両側に民家があるところがあって、そこで横断歩道渡るんだ。新しく線引いたからきれいな線だよ。その先で左に入って、で山中城のほうに出て・・・・」。(o´(エ)` o).oO(そこもう通行止めのトコ関係ないよね)わかりました、とりあえず1キロ下ってみます。ありがとうございました~。
下ってって同じ道を上って戻って、なんてやらずにすんだからすごく助かっちゃった。舗装された国道歩きやすいし(笑)、相模湾が見えたりもして。バス停は日焼けしてるのか黄色だったけどね。ありがとう、話好きのおじいさん。
にしてももしかしたらあの勢いのまま話し続けてたら三島までたどり着いちゃうんじゃないかな。[エピソードここまで]

静岡県側の旧街道(箱根西坂、というらしい)は、神奈川県側(箱根東坂)と雰囲気が違う。地形的に南側が開けてるからなのかな、木漏れ日が届いてきて明るい、というのが一番。山の中をたったひとりで歩いてるので、この明るさというのはメンタル的にもすごくいいな。

石畳だけでなく案内表示なんかもきちんと整備されててことのほか歩きやすい。説明が難しいんだけど、石畳もうまいこと滑り止めとして機能しているような感じでね。
だからと言って気を抜いて歩けるかというと決してそうではなくて(笑)、だいぶ慣れてきたとはいえやっぱり足元しっかり見てないとなんないし、落ち葉がごそっと滑ることもあるんでね。ていねいにていねいに下っていくのです。

おじいさんの話に出てきた国道の横断歩道を渡って(ちょうどこのあたりで函南町から三島市に入る)しばらく行くと、日本100名城にも数えられる山中城址に出る。本当は土塁とか珍しいものが遺されてるらしいんだけど、本丸の周辺だけちょろっと散策、そして隣接する駒形諏訪神社にお参りして先を急ぐ。いや、急いではいない(^^;

つづら折りになってる国道をショートカットするように、少し急勾配になった下り坂を進むと(途中林の中でガサゴソ音がしたんですけど。怖かったんですけどぉ)、急に右前方に視界が開ける。お、富士山。そしてその手前に巨大なつり橋――「三島スカイウォーク」の入口に出た。入口からはつり橋の全体像は見えないが、きっと高いんだろう。高所恐怖症である僕には一切関係のない話だ。通過通過

スカイウォークの先すぐに笹原一里塚があるんだけど、そのあたりで民家も建ち並ぶようになって、「ずいぶんと下りてきました」が実感された。
ところが下り坂はまだまだ続いていて、直後の「こわめし坂」がもんのすごかった。道が途切れてるのかと思うほど急激に落ち込んでて、後ろにのけぞるような姿勢を取らないと落っこちちゃうかのようで。これ、逆方向から歩いてきた人はタイヘンだわ。「こわめし(強飯)」とは何ぞや、という話は三島市のホームページへ→リンク

さて、「東海道」をどんどんと下りながら、僕の視線はときどき右方向へ。遠くまで見えるところでは必ず富士山がどーんと見えるので。
とにかくどこから見ても絵になるわ、富士山てば。おそるべし三島――地元の人は毎日のことだから「別に」なんて感じなんだろうか。

旧街道蜘蛛の巣越しに見遣る富士

日射しが強くなってきた。着ていたフーディを脱いだ。この暖かさはさすが東海地方(雑な感想)。
それにしても下り坂、ぜんぜん終わんないな。ときどき三島の市街地らしき街並みが眼下に見えたりするんだけどまだずいぶん下だしな・・・と思ってたら現れた小学校の名前が「坂小学校」。ド直球(^^;

さらにずんずんと下って、塚原新田地区のあたりでラストの旧街道石畳(歩いてるときはラストだとは思ってなかったけど)
さらにさらにどんどんずんずんと下って、短い区間だけど国道と合流。この国道の歩道が「当時をしのんで」わざわざ石畳にしてあるんですけどね、ごつごつしすぎてて超歩きにくいったらありゃしない(苦笑)。

JRの踏切を越え、大場川にかかる新町橋を渡ってついに三島宿のエリアに入る。下りきりましたよ!
ずっと下りを歩いてきたから「平地は足が出にくいな」なんて思ってたら、実は緩い上り坂だったというオチ(爆)。でも確かにこのとき股関節まわりにだけちょっと疲れを感じたかな。


何はなくともまずは三嶋大社へお参り。無事ここまで下れました。ありがとうございます。

三島はもう都会なのであまり往時の宿場町の風情が多いわけではないんだけど、ところどころすごく雰囲気のある古い建物が残ってたりして、町歩きをしても楽しそうだな。どうやらうなぎが名物のようで、匂いに腹が鳴ります。町一番の有名店らしき店には50人ほどの待ち人が!
三島広小路駅で“いずっぱこ”の踏切を渡ったところで時計を見る。「うん、まだ先に進めるな」。時間も体も問題なし。

次の沼津宿までの道では、右から左へ流れる小さな川というか用水路というか、とにかくたくさん渡っていく。富士山の湧き水なのかな。どれも水量が豊かできれいな水(に見える)。

そして大きな川、黄瀬川を渡るともう沼津宿は近い。。

東海道は黄瀬川が流れ込む狩野川に沿うように進んでいく。大きなビルが建ち並ぶ。そしてすごくあっけなく沼津宿に入った。三島からはあっという間だった
沼津はめっちゃ大都会だし、宿場町の名残はほとんど感じないけどね。

城下町のお約束、お城の跡を回り込むように曲がったところ(川廓と名づけられてます)で今日はここまでにしよう。駅も近いことだし、お昼も食べそびれてるし。


余談ですけど、三島から沼津の間で信号のない横断歩道を渡ろうとしたとき、すぐに車が止まってくれて、こちらは待たずに道を渡れたのね。思い起こせばこの日だけでも同じようなことが3回もあった。箱根峠のおじいちゃん含め、静岡の人の印象、爆上がり中です。ま、サッカーに関しては譲れませんけどね。王国浦和(^^;

それにしても、ここまで来ちゃうと日帰りはなかなか面倒になってきたな(今回起点の箱根町港まで自宅から3時間!)。鉄道会社が違うから帰りは自宅最寄駅でICカードでそのまま改札出られなかったし。次に東海道に来るときは泊りがけがよさそうだな。


今回の行程:箱根宿~箱根峠~三島宿~沼津宿。三島まではコンビニのコの字もなかったので、持ってたエナジーゼリーでしのいで、ゴールの沼津でお・す・し。沼津っていったら寿司でしょ。駿河湾の「近海ものセット」(金目鯛でしょ、太刀魚でしょ、桜えびに生しらすに・・・)に加えて深海魚のアブラボウズの握り。お酒は沼津の地酒、白隠正宗。おみやげは安倍川もちとお茶のロールケーキ(沼津ほぼ関係なし)。
ここまでの行程:[1] 日本橋~川崎宿 [2]~保土ヶ谷宿 [3]~藤沢宿 [4]~二宮 [5]~箱根湯本 [6]~箱根宿[7]~沼津宿


2021年11月18日木曜日

店長もバカすぎて。

早見和真「店長がバカすぎて」を読了。
本と読書を愛してやまない主人公の書店員が、決して恵まれていない労働環境の中、あまりにバカすぎる周囲の人に振り回されながらドタバタじたばたするという、「書店ガール」のお話。


店長は終始一貫してバカなんですが、ほかにも書店の社長も、小説家も、出版社の営業も、お客様も、主人公の立場からするとそういう位置づけになっちゃうわけです。
まずそういう登場人物の設定がおもしろいかなと思います。ネタバレしますが、さすがに酔って他社で暴れる社長はいないと思いますけど。

いち社会人からすると、他者に対して多かれ少なかれそういう感情は抱くものだと思いますし(もちろん僕も「けっ(怒)」などと心の中で思うことは多々ありますです)、でも小説の中でもカリカリするのはどうかと思いますから、「あるよねーそーゆーことー」とケラケラ笑いながら読むのが吉ですね。

極端に自分の立場に置き換えてしまうと、なんかつらい結論に落ち着いちゃったりするかもしれないもん。つまり自分自身がバカすぎて、という結論に。

主人公もそういうことに気づきます。
読者(主人公の周囲も、か)はもっと早くそのことに気づいてますが(笑)。

そしてさらに、主人公は「気づいていなかったこと」を知らさせれることになります。
読者はもっと早くそれに気づいてますが(笑)。そういう意味ではミステリー的な謎の部分については超ライトだと思いますね。

・・
・・・

文庫版のラストには著者と発行人の対談が載ってたりするんですが、さすがにちょっと自画自賛すぎてあまり気持ちよくなかったかな。
本屋大賞ノミネート作品ということでしたが・・・んー。まあ作中「本屋さん大賞」なる賞の話も出てきますし、本屋大賞が書店員の投票という背景を考えれば、まあそうか、と。

うん。やっぱり、「いるよねーそーゆーひとー」とケラケラ笑いながら読むのが吉です。

*  *  *

作中、心に残った一文。

『自分の感想が他の人たちと相容れないことは恐れない。不安なのはバイアスをかけてしまい、曇った目で作品に触れていないかということだ。』

これは本当にそう思う。am●zonのレビューなんて見ちゃうと、何も読めなくなっちゃうもん。自分で選んだものを、自分の目で読む。そしてそれを自分の言葉で書き残す。これからも僕はそうしていきたい。


2021年11月17日水曜日

見てま戦。


というわけで。

OMA 0-1 JPN○

アウェイで見事な大勝利(棒読み)。でこの結果を受けて。


DAZNで試合を改めて見るかどうかはちょっとアレですが、ハイライトぐらいは見るのかなぁ。見て何か追記したいことが出てくれば書きますけど、漏れ聞こえてくる情報をまとめると『戦術三笘』以上のものがあるとは・・・。
今さらですが、三笘の笘はたけかんむりです。くさかんむりの苫じゃないからね。


最終予選の投稿へのリンク


2021年11月16日火曜日

言葉を探して。

たとえばスポーツ観戦ネタのような即時性がぜんぜん必要なくて、特にしっかりじっくり時間をかけて長々とこのブログの文章を書いたりするとき(いつも長いとか言わないでー)、あたりまえだけどその文章そのものと向き合う時間、期間がそれなりにあって、なんだろう、推敲するたびに成長していく姿に愛着というか(自分で書いてて何言ってんだ俺、と思う)、なんかそういう思いがちょっと芽生えたりします。いや、長いのに限らずだな。
往々にして一気に書きなぐったほうが文章としてはおもしろいことがあるのだが。

「下書き」、つまり公開直前状態にしても、実際に公開するまで日々読み返したり、ちょこっと直したりしつつ・・・。

で、公開した段階で、「おしまい」っていう気分になるというか、ああもう世間に晒してしまったか、というどっかいっちゃった?みたいな・・・んー違うなぁ。
同じ文章を読み続けるのに飽きた?それも違うな。

ずっとそこにあったものがなくなった??
翌日別の投稿をアップするとスクロールしないと読めなくなっちゃうのもちょっと・・・。

そうしたなんとも複雑な、この感情に当てはまる言葉を今、探しています。



2021年11月15日月曜日

粘り切れず。

なんだろう。ちょっと言葉にするのが難しいんだけど・・・。

前半から外のシュートは数多く決まってた。つまらないミスはすごく少なかった(当社比)
インサイドだって攻守においてそれなりに戦えてた。
山之内を加えたビッグラインナップっぽいユニットも機能してた。
おまけに相手は去年から妙に相性のいい越谷。
ここで勝たないでいつ勝つの!というムードだったと思うんだ。思ったんだけど。

越谷 91-80 東京Z●

勝負所でのシュート確率か――エアボールとか急に増えたような気がするし、FTも入らなかったし。
インサイドの守備でも簡単に得点を許した場面が増えたような気もするし。

それって何でだろう。最終盤まで粘り切れなかったのはどうしてだろう。苦しい。

・・
・・・

そしてGame2。Game1で入った3Pが入らなければそれはもう(泣)。

越谷 76-55 東京Z●


これで開幕13連敗。3年連続のL14まであと「1」。
次節の相手は西地区最下位の愛媛。

もう一度書きます。「ここで勝たないでいつ勝つの!」

2021年11月12日金曜日

個々の能力と即興性。

図らずもゲスト解説の松井大輔が口走った。

『戦術伊東』

これがすべてだろうなぁ。

VIE 0-1 JPN○

ピッチの中でそれはもう“異質”と言っていい速度差。圧倒的走力。
ベトナムの最終ラインが高く設定されてたこともあって裏に走り放題。守備での貢献ももちろん高かった。

あのゴラッソが認められてれば言うことなし、だったね。


以上。


というわけにもいかないのですよ。
「勝ってるチームはメンバーは変えない」ということがあるにせよ、相手チームが、相手のシステムややり方が変わっても何か対策したようにまったく見えないのがね・・・。交代も同じだし。

選手個々の「即興」だけでやってるんじゃないかと疑ってますよ、私。右SBが室屋ではなく山根が出た、というのも田中との関係性にふんわりと期待したからじゃないかと。
選手に丸投げ、とも言えるかな。前半の守田の立ち位置とか、きっとそうだと思う。

次節、アウェイのオマーン戦。このベトナム戦に比べれば多少なりとも時間はある。
だって3位争いをしてる場合じゃないんだからね。
いろんな意味で注目。・・・平日深夜かぁ。


最終予選の投稿へのリンク
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