2023年5月31日水曜日

弾丸列車。

今回今さらながらに見てみた映画は「ブレット・トレインです。
伊坂幸太郎の「マリアビートル」(←未読)をブラピ主演でハリウッドが映画化した、という作品です。


1つのブリーフケースをめぐって、悪い人だらけの新幹線(と言ってはいけない気がする。新幹線という名の、新幹線っぽい架空の高速鉄道だと思わないと)が京都に向けて爆走する。さて最後は誰の手に――というようなお話。

タランティーノ味も感じる失踪するバイオレンス、錯綜する世界観なんてのはいかにも伊坂幸太郎原作で、キャストもブラッド・ピットをはじめとして個々に魅力的で。
ブラピってホントにキュート。

でもなんか「もうちょい」って感じは残ったかなぁ。

怪しい日本語なんてのは「まあまあ」という気持ちだったし、車掌は?みたいな細かいところもどうでもいいし、お前らムダに無敵の人だなぁなんてのも気にならなかったんだけど、なんだろう、込み入った人間関係とストーリーを消化しきれなかった脚本、って感じなのかなぁ。

おもしろかったけどスッキリしない、みたいな。
振り切るならもっとフルスイングしてくれ、みたいな。

それでもまあ真田広之のアクションが堪能できたのでそれで十分。うん。


2023年5月30日火曜日

テレビドラマの劇場版。

心が狭いので『結末は劇場で』とか言われると激怒します。
劇場版とか言って本編とまるで違う謎解釈を急に持ち出されても困ります。

いろいろと計算が立ちやすいという意味では制作側のハードルは低いのかもしれませんがこちらの心理的ハードルはかなり高いです・・・・とか言いつつ結局見ちゃうんですよね(^^;

というわけで今回今さらながらに見てみた映画は・・・


「科捜研の女 -劇場版-」
安心安定のマリコさん大活躍。さすが劇場版というべきか、いつもよりもミステリー色を強くして、ストーリーの面白さ・展開の意外さに重点が置かれていた感じ。しかもオールスターキャストでこれまでテレビ版を見続けてる人へのサービスも忘れず、なおかつ初見の人にも複雑になりすぎないところはバランス的にお見事だったかと。
でもまあスケール感とか、テレビの2時間スペシャルでよくない?みたいな気持ちもあったり(^^;
沢口靖子(57)」って文字列がバグってないかい?

「劇場版ラジエーションハウス」
テレビ版はわりとしっかり見てたんだよね。だからアクの強い群像劇もそのまま楽しめたし、それをベースにしたスケールアップの部分も楽しんだ。
このドラマは医療ドラマであると同時に、背骨の中の神経みたいなところに芯としてのラブコメがあって、それが「どうにもならないもどかしさ」みたいなのが良かったと思ってるので、ラストシーンについてはその唐突さも含めて「は?」だったな。
おもしろくはありましたけど、群像劇という性質上、キャラクターの説明不足はいかんともしがたかったか。
広瀬アリスはやはり優秀。比べると際立つ。あと、あの技師さん役がラクレス様(@キングオージャー)だったとは。


2023年5月29日月曜日

相手の土俵でも。

とにかく京都の前からの強烈なプレスに苦しんで、ビルドアップができないどころかあわやの場面を作られ続けた。

でも、前半を無失点で乗り切ったところで「我慢してれば後半は大丈夫」という妙な自信があった。妙な、とは言いつつも、まったく根拠がないわけでもなくて、ベンチには切り札が戻ってきたし、何より前半はかみ合わせ含めて「まともに受けている」状態だったから修正の余地も大幅にあるはずだと。
そのぐらい、今は僕の中でマチェイさんへの信頼がある。

京都 0-2 浦和○

後半頭から投入された切り札モーベルグ、彼のクロスからの先制点(右足クロスはすっかり持ち味になってるな)、前半からの守備強度は継続し、西川の反応速度は超人レベル、そして用意しているであろうセットプレーから追加点!
ゴール前の反応と落ち着き、さすがストライカーね>ホセカン

完勝とは言わないけれど、こういう「相手の土俵」で勝ちきれたのは本当に素晴らしいことだと思う。


ところで御厨さん、判定基準ブレブレじゃないですか。VARだってちゃんと活用してくださいね。
あと、京都さん、強度とラフは違いますよ。あー、あいつ代表なんか。

*  *  *

レディースは・・・切り替えて次、次。次はホームだし。


2023年5月27日土曜日

あれから20年。

この話題を書くのは最後かもしれないな。

思い出すなぁ、20年前の今日。
2歳半の息子1号とクリニックの廊下で「もうすぐだよ」なんて言いながら待ってた日のこと。

早かったような、長かったような。

とっくに「成人」だし、何が変わるということもないけど、やっぱり二十歳ってのはひとつの区切りかな、と思う。
その意味では親としてもお疲れ様ではあるけど、まあ大学卒業までもうちょい責任あるから、僕も頑張ります。

二十歳の誕生日、おめでとう。


お酒、飲む?


2023年5月26日金曜日

日々是平穏。

このブログを書くようになって、丸15年になりました。
おおー。すごーい。ぱちぱちぱち。

『自分自身の外部記憶と感情のアーカイブ』として日々綴っていますが、このところ「この話、前にも書いたような気がする」と思うことが多々あるのです。そう思うことが増えてる気がしています。

そうして検索してみると実際に書いてる。

アーカイブとしては「このタイミングで以前と同じようなことを思った」という意味でまったく構わないはずですが、「同じことばっか書いててもね」という気持ちにもなります。

新しい感情が芽生えない、変化や刺激の少ないマンネリな日々なのか、あるいは、凪のように日々穏やかに暮らせているということなのか。

できれば後者であってほしいと願っています。

――というような話も以前書いたことある気がする(汗)。



あ、ブログの誕生日は5月23日です。


2023年5月25日木曜日

ごくごく私的などうでもいい話。

深夜。ふとある予感がして覚醒する。これはあれに違いない!
そう、それは「寝鼻血」
鼻血の話は準レギュラー並みに何度も書いてる。中でも「寝鼻血」の話が出てくるブログは→コチラ

左の穴に血液がじわじわと満ちてくる。これがあふれ出す前に対処をしなければ。
落ち着け、まずはティッシュの確保だ。枕元の棚の2段目にポケットティッシュが積んであったはず。手探り手探り・・・よし。

布団の上に上半身を起こし、指で鼻を強くつまんで軽く下向きに。そのまま5分。これが正しい止血方法。下を向くのは勇気がいる。
真っ暗で時間経過もわからない中、適切な対応ができたことに少々安堵しつつ、なんとなく止まったかな、というところで、今夜二度目のおやすみなさい。ぐー。

翌朝。シーツに1円玉大の赤い点が1つと、鼻の穴の中にそれはそれは巨大な赤い鼻●ソが1つ。


普段使いしている2つのメガネのうちの片方、手元の焦点がまるで合わない。両用なのにデカイ文字すら読めない。世界がボケてるというかひずんでるというか、とにもかくにも大ストレスだったりする。
また度が進んだのか?んー・・・・ふと「フレーム歪んだ?」と思い当たる。ちゃんと掛けようとすると右のレンズが右のまぶたに接触しちゃうもんな、きっとそうだな。

メガネ屋さんに行って、状況を説明して、フレームを調整してもらう。「いかがですか?」・・・・おおっ見える見える見える。感動的に世界が見える!ハローワールド!

これがうわさに聞く“QOL爆上がり”というやつか!


人はエレベーターに乗ると、必ず上を見ます。理由は知りませんが、変わっていく階数表示をずーっと見てるわけです。
新しいエレベーターだとそこにモニターあったりしますわね。映ってるのはカゴ内の防犯カメラの映像。後方・上から撮影されてる。

あれは俺か・・・・「ハゲとるやないか!」(フットボールアワー後藤さんの声で読んでね。)

ずーっと映さなくてもいいじゃないか。みんなもずーっと見てなくてもいいじゃないか。


本日は以上です(^^;


2023年5月24日水曜日

福岡遠征顛末記。

浦和のアウェイゲームに合わせて遠距離遠征するのは2018年の広島以来。関東は遠距離って言わん(笑)。
2019はラグビーワールドカップであちこち行ったけど、その後はずっと自粛自粛だったもんな。

このときの広島遠征では台風に追われたし、鳥栖吹田も豪雨だったし、遠距離アウェイに行くとたいてい悪天候に見舞われる人呼んで「嵐を呼ぶ男」も今回は前日にパラパラと降られた程度で傘やポンチョの出番はなかったのはラッキーだった。

試合当日の朝、宿泊先のホテルで「いつもの時間」に目覚める。さすがおっさん。
ちょっと二日酔いかなと思う。夕食で飲みすぎたかな?

夕食は、疲れてもいたので繁華街に繰り出す元気もなくて、ホテル近くの寿司居酒屋だった。で、その店でタイムサービス「お酒半額」やっててさ。ついつい(^^;
ちなみに入ってから気づいたんだけど、九州や地元の魚を出すわけではない、全国チェーン系の店だった(知らない名前だったけど)。その意味では少しだけ残念。

シャワー浴びてとっととスタジアム向かおう。この日は13時キックオフだから、早めに動かないと。

地下鉄の駅で「第一赤者」発見。
終点の福岡空港駅に着いたらぞろぞろと赤い人たちが湧いてきた(笑)。
荷物を駅(空港)のコインロッカーに預けようかと思ってたんだけど、G7の影響ですべて使用禁止。まあ大荷物じゃないからいいか。

駅の端っこから地上に出る。進行方向には赤い人が目印のように点々と・・・道に迷う理由はないな。片道徒歩25分ぐらいかな、博多の森の中の高台にどーんと姿を現す「ベスト電器スタジアム」。なんとなくまだ「レベスタ」のイメージ強い。
目線よりも高い位置にあるせいなのか、メインスタンドの屋根がやたらと巨大に見える。

ラグビーワールドカップのときの福岡開催試合は外れたんだったな

ビジターゲートのあたりで少し時間をつぶして、列整理とともに待機列に並ぶ。
たまたま「最後尾」の看板を持ったスタッフの方の近くにいたので、案外前のほうに並んじゃった。
だもんでかなり座席は選び放題。中心部から少し「薄まった」あたりに座った。さすが球技専用、これでサイドスタンドに傾斜があれば相当に見やすいだろうなぁ・・・などと思いながら、完全キャッシュレスの売店で買い出ししての早めのランチ。


キックオフ前、いつものように『中央に寄って声をひとつにしましょう』と声がかかる。それで席を移動するわけだけど、何度かそれを繰り返してるうちに、「あれ?めっちゃ中心に来ちゃってない?」と気づく。

長いことゴール裏のスタンドには通ってるけど、コールリーダーをあんなに近くで見るのは初めてかもしらん。やべえ、気合入れ直さなきゃ。
当然このあたりだとフラッグで試合はぜんぜん見えないんだけど、それは承知の上。観戦ではなく、応援に来たのだ。

さあ行こうか!!

・・
・・・

90分間叫んだ。跳ねた。けど勝たせられんかった。悔しい。試合後に挨拶に来た選手に掛ける言葉が見つからなかった・・・。
試合の話は→コチラ

どれだけ張り上げても周囲の声が大きすぎて自分の声は聞こえないし、デカ旗は体にガンガン当たるし、隣の人とはぶつかりまくるし、中心部から撒かれた水は浴びるし(後半特に晴れて気温がぐっと上がったので、この水は助かったww)、もちろん試合はぜんぜん見えないし(でもなぜだか試合展開はわかる)、やっぱりゴール裏の中心に近いところで戦うのって本当に大変。
でもね、ゴール裏でやるとすべてが「自分事」として感じられて、表現としては正しくないと思うんだけど「ものすごくエンターテインメント」だなぁって。だってこんなに喜怒哀楽の感情を爆発させられることなんてなかなかないもん。

そういえば今回初めて三色フラッグを振らせてもらったんだけど、振るのヘタクソすぎて・・・旗はたなびかないし周囲の邪魔になってるだけのような気もしたし、何より応援に集中できなくなっちゃったから、途中で下ろさせてもらった。すいません。

なんとも言えない感情と興奮の余韻を引きずったまま空港まで歩く。
トイレで汗みどろの服を着替えたところで、「腹が、減った」。©井之頭五郎


注文するときに声が枯れてて出ないことに気づきました。
ピンなので試合後誰ともしゃべってなかったのだよ(^^;


羽田からの電車の向かいに世界柔道帰りの選手が座ってたりとか、その後もまあいろいろないではなかったけど、無事に帰宅なのであります。
また行きたいね、遠距離アウェイ。


2023年5月23日火曜日

天国屋敷の真実。

書店でふと目に留まった五条紀夫「クローズドサスペンスヘブン」を買ってみた。たぶん帯に書かれた「~氏絶賛」みたいなコピーに惹かれたんだと思う。

タイトルからも想像できるようにいわゆるクローズドサークル、絶海の孤島とか嵐の屋敷とかそういうシチュエーションのサスペンスミステリー。ただこの作品の特異なところは、その屋敷があるのがヘブン、つまり天国だという設定。


その設定の説明が難しい(笑)。
天国屋敷(もちろん「てんごく屋敷」なんだけど、作中で別の意味も明らかになる)に集められた6人は、いずれも記憶をなくしているが、おそらくは下界?現世?生前?は一緒に事件に巻き込まれたと思われ、その後このクローズドサークルに留まり、少しずつ判明してくる情報を手掛かりに、生前何があったかを解き明かし、そして成仏を目指す(?)という・・・なんだろ、流行りっぽく言うと「集団異世界転生もの」?

語り部となるのは最後に天国にやってきた通称ヒゲオ。
彼がミステリーとしての状況や疑問点をいちいち口に出してくれる。これは読者としてものすごくありがたい(笑)。でも彼も案外とんちんかんなキャラなんで、ミスリードには気をつけて(^^;

(o´(エ)` o).oO(...と「語り部=犯人説」はあるのかな?)

ほかの5人はヤクザさん、ポーチさん、オジョウさん、メイドさん、コックさん。

(o´(エ)` o).oO(...たぶん、この名前にミスリードさせる何かがあるのかな?)

・・
・・・

『クローズドサスペンスヘブン』・・・・そのタイトルが文中に出てきた瞬間、本当にありえないけどもドキュメンタリーを見てたかのような。

(o´(エ)` o).oO(...読者である僕もある意味ヘブンの住人になってた?)

そして何と言うか、真実にはたどり着いてほしくないというような気持ちも。それはすなわち、本当に「ラスト」になっちゃうということでもあるから。

・・・ミステリーでここまで儚くも美しいラストシーンって、稀な体験だった。

読後感をじんわりと楽しみながら、いろいろと思い出す。明らかになったことに、何ひとつの矛盾も感じなかった。つまり、ミステリーとしてもファンタジーとしても本当におもしろかったのだ。

(2023.5.25追記)
五条さんがこのブログを拾ってくれて、感想の感想を寄せてくれました(大感謝)。



2023年5月22日月曜日

さて週末の浦和レッズは。

上位に食らいついていくためには勝たなければならなかった。勝つためには点を取らないと、と思う。

ACLの疲労は抜けきったようにも思えず、かと言ってセカンドユニットも今ひとつピリっとしない。

福岡からしてみれば勝てた試合を西川に奪われたような気分だろうし、よく失点せずに終えることができたという言い方もできそう。

横に振られたやつは完全にやられてたと思うんだけど、西川本人のコメントでは『余裕があった』とか。どんだけのSSGKなんよ。

でも改めて見てみると、確かにうまくは回ってないんだけど、「もうちょい」の連続だったという気もしてならない。

VARで取り消された得点シーンはもちろん、ビルドアップのパスが、勝負の縦パスが、ほんの少しだけずれてただけ、という気もするのよ。そこが通れば広大なスペースがある、そこを抜ければ決定機・・・そうした意図は案外悪くなかったように感じたの。

最後の馬渡の決定機も含めて、希望的にすぎるのかもしれないけど「次はあるよ、ケチャドバ」と思ったりもしてる。だから今は「突き進め」と願うのみ。

福岡 0-0 浦和△

上位もドローが多かったこともそうだけど、何よりケガ人が出なかったことは幸いだった。福岡の30番が遅れてショルツに行った場面はVARに介入してほしかったと思うぞ(怒)。

・・・という感想文はDAZNさんで見逃しフルマッチ配信を見てから書いた。

ゴール裏の濃いところにいたもんで、現場ではここまでのことはまるでわかなんかったよ(笑)。それこそ馬渡の決定機なんて、クロスボールが空中で一瞬見えただけよ。
そんなコロナ禍を経ての、超久しぶりの遠距離アウェイについては別記事で書こうと思います。書いた→コチラ


その「もうちょい」がビシビシと決まるのが今のレディースですね。
ひとつひとつの判断は速く正確で、まさに“ビシっ!”という効果音が聞こえてきそうなプレー精度。柴田の存在は大きいなぁ。
トップチームの試合よりも安心・快適に見られる(^^;

完勝で、いよいよリーグ制覇“Bloom in RED”まで「マジック勝ち点3」。


2023年5月18日木曜日

ミセス・ソルジャー。

今回今さらながらに見てみた映画は「ミセス・ソルジャー」です。
「レディ・ソルジャー」っていう邦題もあるみたいですが、「ミセス」のほうが作品のイメージに近いかなぁ。

格闘技を習ってる「ミセス」が強盗(?)現場に居合わせて、犯人を取り押さえる。その映像が流失して一躍時の人になってしまうのだが、そのあと彼女の周囲で不穏な事件が頻発することになる。彼女そして家族にも危険が迫る。いったいなぜ――。


というような、最近よくある女性主人公のアクション作品です。
「Take Back」という原題である程度その後の展開がわかっちゃったりするんですがそれは(笑)。

えーっと、なんというか、その、つまり、「ドB級」です。

ストーリーはチープで驚くところは全然ないし、ミステリアスな部分は火を見るよりも明らかだし、見せ場は主人公のフィジカルなアクション(しかもかなり切れがあってカッコイイ)なのにラストはただのガンファイトにしちゃうし。でなんでガンファイトまで一流なのよという背景はまったく描かれてないし。
「ゆっくりすべてを話してくれればいいから」と言ってたダンナが「ずっと隠してたのか」とキレるのダブスタで怖すぎ。

(ネタバレ)『やめろ、殺す価値のない男だ!』バンバンバン!一切おとがめなし!!

ツッコミどころ多すぎで困っちゃうんですが、それでもこの映画には見るべきものがひとつだけあるんですよ。

それは、組織のトップという悪役で登場するミッキー・ローーークwww
「なんでそうなってんのよ!」という整形後のお顔が衝撃的で!!


2023年5月17日水曜日

沿線ぶらりさんぽ ~東京メトロ南北線編~

東西線さんぽをしたときに予告(?)してましたが、東京メトロ南北線の沿線さんぽを決行しました。


東京縦断は北側の終点、赤羽岩淵駅[N19]からスタートです。が。

「おれ、何やってんだか」

歩き始めてすぐに思いましたよ。

だってこの日はスタート前から体はそこそこ疲れた状態だったし、少しアルコールも入ってたし、春の嵐みたいな強風だったし、雨が降り出す予報もあったし、何より、すっかり夜も更けてからのスタートだったし。

夜のさんぽは目に入るものが少なくて楽しみに欠けるんですよ。

なのでこの日はさんぽというより、夜のトレーニングって言ったほうが近いですね(^^;
寝静まった街をひたすらてくてくと歩き続ける――メンタルがいちばん鍛えられるわ(笑)。

道すがらで写真撮るようなこともないし(駅の入口の写真だけ「証拠」として全駅撮りましたけど)、ほんと「何やってんだか」。

てくてく。

後楽園駅付近。最も線路に近いところという意味では東京ドームの外周を回るのがベターだったので、そこに入ってみましたが、まあ真っ暗っすよ。あたりまえか。
そんなときに大活躍だったのがヘッドマウントライト。安全のことを考えても、夜さんぽには必須ね。アフィ(↓)、クリックしてもいいのよ。


まあ工事現場でおじさんに関係者と間違えられて「お疲れ様です」と声を掛けられたりもしますが(笑)。

てくてく。

四ツ谷駅付近。ちょっと雨がザッと降り出してポンチョ出して着たらすぐに上がった。助かった。だってポンチョ、めちゃくちゃ蒸すんだもん。
お堀端は暗くてなんかちょっと怖い。いや、すごく怖い。

てくてく。

深夜の永田町駅付近。こんな時間でもたくさんのおまわりさんがお仕事されてます(いつもご苦労様です)。
こんなところを歩いてる私、どう考えても不審者なんですが・・・・職質されたりはしなかったけど、なんかどきどきしたなぁ(^^;

てくてく。

そういえば今回は靴擦れが起きてないな。なんだろう。ソックスか、あるいは、シューレースの締め具合か。

深夜だというのに麻布十番あたりにはポツポツと人の姿が。なんだか盛り上がってて楽しそうでいいわねぇ。
わんこのお散歩されてる方も。犬って夜行性じゃないよね?

てくてくてくてく。

この日は強い南風だったから、基本的にずーっと向かい風。唇カサカサ。
ところどころではビル風もあって、苦労したなぁ。特に目黒駅直前では横断歩道、青のうちに渡り切れないんじゃないかと思うぐらいだった。風大敵。


というわけで無事南側の始点、目黒駅[N01]到着。
時計を見ると、想定どおりのタイムだったので、“トレーニング”としては上出来ね。うん。

「あっ、家に帰る電車がまだ動いてないじゃん!」

このマップには東西線さんぽの記録も入ってます。


2023年5月16日火曜日

文庫本カバー。

いわゆる「ブックカバー」ってのは和製英語みたいで、イングリッシュでは“book jacket”だそう。“cover”は表紙のことを指すみたいですね。ああ、カバーガールね。

[余談]こんにちは、装幀もやってた元編集者です。書籍づくりの場においては、「カバー」とは表紙にかけられてる「外せる表紙」(ヘンな言い方やね)のことを指したりします。

それはさておき、愛用のマイブックカバーなんですが、ボロボロになってて、それこそカバーとしての機能を果たせなくなりつつありました。
いつも雑にカバンに放り込んでるので角は擦り切れてるし、手垢はもちろん(2014年の段階で手垢が付いてると書いてます私→コチラ、お酒とか醤油のシミとか(ひとり飲みするときにいつも本読んでるんで)汚れもかなり目立つ。

帆布の布地は持ちやすかったし、使い勝手も良かったんだけどさすがにこれは、という状況なので新調いたしましたっ。

もちろんオリジナルで作りましたよ!by 144factory


デザインはまんま“THE BOOK JACKET”。角度によって文字が少し凹んで見えるような処理(実際には平面ですもちろん)を目指しました。角度によっては凸にも見えるかしらね。

本の厚みによって表4側(裏表紙側)は動くので、それも考慮して表1側(表紙側)から回り込むように考えています。そしてくまのワンポイントは、なんとなく岩波文庫のイメージ(伝われ)。


素材は生成りのキャンバスなんで、青色を全面に敷いてます。なんとも微妙・絶妙な青になってくれてこっそりと喜んでます。

誰にも気づかれずともこうした自己満足が、僕の読書タイムを楽しくしてくれます。


あとキャップも一緒に作りました。このデザインでは三代目になりますので、V3と呼びましょうかね(←なぜ)。
二代目を作ったときのブログ→コチラ


2023年5月15日月曜日

J30。

Jリーグ30周年。
なんか国立でスペシャルマッチとかやってたみたいですけど、そんなのはどうでもよくて、僕たちにとって大切なのは埼玉スタジアム2002で開催された「30年前と同じ顔合わせ」、一時期はナショナルダービーとまで言われたズッ友との一戦。J28でも同じ対戦やってましたね→コチラ
ホームとアウェイは逆だし、会場も当時は存在してなかったスタジアムだけど。

・・・そういう感慨を一切抜きにして、どうしても勝たなければならない。

ACL余波とはいえ連敗はできない。今季のこれからをも左右するゲームだと思ってた。


マチェイさんが仕掛けた今節の「変化」は、興梠・リンセンのツートップ。確かに見てみたかった組み合わせではあるし、特に縦関係の出入りみたいな部分で期待は高かったが、残念ながらツートップ自体がかみ合った印象はなかった。

ツートップ採用に伴って、安居が一列下がって本職のはずのボランチに。小泉が左サイド。
安居は一列下がるとバランス重視になるのかなぁ。圧力のようなものがすごく薄れてしまう感じがした。
小泉はこの日はなんかおかしかった。ボールタッチがまるでらしくない。

そんな停滞感のある前半を、同点で終えられたのは幸いだったかな。

試合後のコメントでマチェイさんは『(ツートップにリンセンが)順応するのは少し大変だと思ってました』と言っている。なるほど想定内か。
ということは後半頭からの選手交代も予定どおりだったのかな。そしてそれがすべて大当たり。

ボランチに入った伊藤の推進力が攻撃の厚みになり、一列上がった安居は興梠の周囲でアクセントになり続け、小泉に代わって入った大久保がドリブルというインパクトをもたらした。

その選手たちの活躍もあっての追加点、そして勝利。お見事。

○浦和 3-1 G大阪

連敗しなかったことは大きい。ACLの後、また加速するためのきっかけになるはず。
次は中5日空くし、さらには変化も少しずつ加えながらの勝利だもん。

さあ勢いつけて上位を追いましょう。
目標はJ30のチャンピオン。

旧エンブレムを描くなんて、さすがとしか言いようがない。

*  *  *

この日はレディースも大一番で、2位のINACを沈めて首位独走態勢!!
残り4節、7ポイントのリード!!どきどき。

選手個々の充実っぷりが今や最高潮ではないでしょうか。特に清家の裏の取り方とスピードはヤバイって。


2023年5月12日金曜日

ハケンアニメ。

今回今さらながらに見てみた映画は「ハケンアニメ!」です。
辻村深月の原作は未読です。「派遣アニメ」だと思ってたら「覇権アニメ」でした。というぐらいに事前知識なし(^^;

アニメ制作現場を舞台とした、いわゆる「お仕事ムービー」ですかね。

同じ時間に放送されることになった2本のアニメ。かたや伝説的な天才監督、かたやその天才に感化されて業界にやってきた新人監督。両監督とスタッフたちの奮闘を描く。果たして 派遣 覇権を取るのはどちらだ!?


やっぱり何よりも驚かされるのは作中作である「リデルライト」「サウンドバック」のクオリティの高さだろうか。特に「サバク」は放送してたらゼッタイ見るから!と思わせられたし、その上で、斎藤監督がこだわり抜いたラストシーンを確かめたい、そんな気にさせられた。

当然そのぶん業界裏話の「実写」(っいうのか)の部分が時間的には薄くなるのかと思いきや、意外にもいいぐあいに圧縮されてて、過不足なくスピード感もあって良かったな。
まあどんでん返しがあるような話でもないので。

追い詰められる天才を演じさせたら最高な 仮面ライダーシャドームーン 中村倫也や、信念の強さが姿勢に滲む 仮面ライダー第2+1号 柄本佑もさすがだったし、吉岡里帆もこういう作品って今までなかったかな?という存在感――特に目力強烈。

楽しい作品でした。

でも、やっぱり「ハケン」ってタイトルが届きにくいという点ですごく損してた気がするよ。

余談=(吉岡里帆+窪之内栄策)×カップ麺=日清×(どん兵衛+カップヌードル)


2023年5月11日木曜日

苦い薬をどう生かすか。

あれだけ強度の高い試合の後ならある程度「しかたないかな」という気持ちと。

上位に食らいつくためにもとても重要な試合なので「こんなんじゃダメだ」という気持ちと。

●浦和 0-2 鳥栖

正直両方あるんだよな。
采配とか選手個々のパフォーマンスとか、納得してる部分と納得できない部分と。

ただひとつはっきりしているのは、アジアチャンピオンの代償としての過密日程はこれからも続いていくわけで、チームの成長と成熟、そうした総合力が問われる、ということ。

サポーターとしては、それぞれの立ち位置でそれぞれの応援を続けるしかない。


試合後の岩尾のコメントがいちばんしっくりくるかな。(一部抜粋)
『自分たちがどうあり続けなければいけないかが問われた1試合だっただけに、非常に残念』
『この苦い薬を自分たちがどう生かすかということが最も重要だと思います』
サポーターももちろん。


2023年5月10日水曜日

リヴィエラに撃たれて。

高村薫「リヴィエラを撃て[上]」を読む。

雑に言うとスパイ小説。謎の諜報員〈リヴィエラ〉をめぐりMI5、MI6、CIAが暗躍し、その渦中にはIRAの存在が――という数十年にわたる大河ドラマである。


壮大なスケールで描く、という感じなんでしょうね。
でも、時間軸が前後に動いて、全体の流れが頭の中で追えない。
小難しい純文学のような語り口と心理描写で人物像が形づくられない。
地名の固有名詞がヘンに多くて映像が浮かばない。

何とも形容しがたい「とっつきにくさ」を感じながら読んでいった。

中盤に入って主人公のひとり、ジャックを中心にした物語が展開するようになって、ようやくリズミカルに読めるようになってきたけども、その前段がぜんぜん頭に残ってないので、ただその場面を読んでるだけの状態に。そのジャックにも感情移入できないし。

[上]を読み終えて思ったのは、「読み終えたな」という結果だけ。下巻への期待感もなく、まったく食指が伸びなかった。なので #読了 と言うわけにはいかないですね。

まあこれは僕と作品の間の相性の問題だから。


2023年5月9日火曜日

GWはライダー映画まつり。

昨年に引き続き、ゴールデンウィークは「仮面ライダー映画まつり」です。
というわけで今回今さらながらに見てみた映画は・・・。

「劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア」
本編放送中に公開されたやつなので、「そういう設定でしたかね」なんて思い出しながら見たけども、それを差し引いてもガバガバすぎてね(汗)。
最大の見どころは人間体の主人公一輝と敵役のケイン・コスギの格闘シーン(2分間ぐらい?)だった。


「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」
リバイスとセイバーのコラボ作品。それ以上にライダー50周年記念作品なので、案の定“1号がこすられる”わけだけど、藤岡弘、の息子が本郷猛を演じるというのはなかなか胸熱――寄せてるのか寄せるような演出をされたのかわからないけど、「モノマネ?」って思っちゃったのはだいぶ残念。


「仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏(トリオ)」
これはVシネですね。なのでお話の内容はオトナ向け。あれから8年、剣士たちの記憶が消され・・・みたいな。話自体は悪くなかった(楽しめた)。
けど「トリオ」と言ってるわりにはメイン3剣士の絡みは少ないし、何より8年間の時間経過があまり見えなかったりしたところは少しマイナスだったかしらね。

*  *  *

あ、そうそう。
シン・仮面ライダー、劇場2回目実施しました(笑)。
1回目よりもより細かくセリフが耳に入ってきたり、細かいところに目が届いたりして、より深く物語世界を楽しめたと思います。やっぱりルリルリが実質的な主役だと思いました。
あと1回目で気になってた例の“大量発生型相変異バッタオーグ”(いわゆるショッカーライダーね)のトンネルバトルのくだりの映像の明るさが調整されてて、「おおっ、こんな感じだったのか!」と改めて感激したり(関係者のみなさんご尽力感謝)。


2023年5月8日月曜日

さあ世界を揺らせ。~ASIAN CHAMPIONS~

試合のことを思い出そうとしても、なんか曖昧なんだよね。
ゴール裏じゃなくてバックスタンドから見てたから、全体の配置とか展開とかよく見えてたはずなのに。

指定席で、周囲のサポーターの皆さんも含めてあんなに大きな声を出して応援したの初めて――まさに選手とともに戦うスタンドだった。
テンションも高かったし集中もしてたから、覚えてないのは当然なんだろうな。
試合はまた映像で見ることができるし、戦うためにスタジアムに行ったんだから、それが達成できて、結果もついてきて、これ以上の喜びはない。

Urawa Red Diamonds (JPN) 1-0 Al-Hilal (KSA)
aggregate score: ○URA 2-1 HIL

87分ぐらいだったかな。
長いこと浦和サポーターやってきて、体感として間違いなく過去イチの一体感と圧力を伴った「We are REDS!!」コールが響く。そこからの「Pride of URAWA」のチャント。

涙出たね。
「まだ何も成し遂げてない」と僕の中のリトル赤木が(笑)。


改めて思うのは、フットボールのスタジアムに必要なのは、押し付けられたリスペクトではなく(アルヒラルにはブーイングかましたけど、最後にはちゃんと拍手したよ。それが本質的なリスペクト)、押し付けられた演出でもない。おいしいごはんも和やかなスタンドもいいのかもしれないけど、そこじゃない。

情熱、熱狂、非日常。
そこからもたされる高揚感、そして(ときどき)得られる達成感。あくまで自分事としてそこに立つからこそだ、と。そういうことだろ。

さあて、待ってろ世界。ALL for the WORLD!!

*  *  *

試合中の写真とか撮ってないし、もちろんビジュアルサポートの全体像もわかってなかったからね、思い出用にいろいろリンクを残そうと思う。


たぶん87分の映像。

誰に言われたわけでもないのにちゃんとビジュアル作ってるバックスタンド(俺含む)。この日の風の強さが良くわかるね。

(気になるものがあれば追記します)


2023年5月6日土曜日

成長を目撃できる喜び。

およそ半年ぶり、遠縁の後輩たちの奮闘を応援に。

もちろんひとつ学年は上がったのは当然として、選手個々がすごく成長してくれてたのは単純に嬉しかったな。
それだけでなく初めて見る選手も躍動してて、保護者の立場でもなんでもないのに、なんか目を細めちゃう感じでね。

結果も出て、ひとつ先のステップ――県大会から関東大会へ進むことができるのはまた大きな成長の機会があるということでもある。ますます期待は高まる。がんばれ。


今回、「立って応援したい方はこちらへどうぞ」というお招きをいただいて、ブラスバンドの真横で応援をさせてもらった。ブラバン、大音響だからね、どんなに絶叫してもちっとも恥ずかしくない(笑)。
そして直接指揮者を見ながら応援歌を歌う喜びも味わうことができた。感謝感謝。


2023年5月5日金曜日

さんぽニストチャレンジ。~東京マラソンさんぽの巻~

「山手線一周さんぽ」を敢行したときにも似たようなことを書いたけど、がんばって歩くってのは僕のさんぽスタイルではないと思ってて、でも今回はちょっと思うところもあって、“少しだけがんばって”歩いてみることに。

ある程度の速度で、それなりの距離を連続して歩けるか、そういうのにうってつけなのが「東京マラソンコース」ではないかと。コース上の距離も明示されてるので。
東京マラソン2023公式のコースマップご参照のこと→コチラ

新宿都庁前をスタートし、上野広小路、雷門、門前仲町、田町での折り返しを経て、丸の内行幸通りまで。

スタートは新宿・都庁前

結果的に目標どおり「ある程度の速度をもってゴールまで」行くことができた。
Google先生のタイムラインだと50km近く歩いてることになってた。

実際に歩いた記録のタイムを取ってて(自慢するようなもんじゃないし、かつ晒すようなもんじゃないので自分用のリンクのみ)、平均速度を計算してみると案の定というか、やはり後半につれてペースが少し落ちてるわね。
テレビでマラソンレース見ながら、「ここから上げて!」とネガティブスプリットを軽々しく口にしてた自らを反省ですかね(^^;

松坂屋前で上野広小路の折り返し

実際、それなりの足の疲労感の中、徐々に歩幅が小さくなってるのも感じてて、ピッチを維持してても速度が落ちるのはそういうことなんだろうな。
街中なので信号待ちがあるのはしかたないことなんだけど(先を急ぎたい気持ちをぐっと抑えてちゃんと赤信号は待ちますよ)、疲れてきた中で「止まる」「動き出す」の繰り返しが案外ストレスになるなと。自動車がスタート時にガソリンをたくさん消費するみたいなもんかな(そうか?)。

日本橋

それから想定外だったのは、ふだんから履いてるシューズだったのに、10キロ手前でもう靴擦れが起こってしまったこと。途中のドラッグストアでキズパワーパッド買って応急措置はしたけど、これは「必ず起こるもの」として認識しとかなきゃならないね。ワセリン含めて対策必須。うん。

浅草寺雷門で三角形に折り返し

ところで東京マラソンのコース、「東京の名所を巡ります!」とは言うし、実際に高層ビルから、雷門、日本橋や下町、スカイツリーに東京タワー、銀座に丸の内と確かに名所オンパレードではあるんだけど、個人的には見知ったところも多かったし、何よりも折り返しが多いので「あーあそこまで戻るのかぁ」みたいなところで萎えるんすよね。
行きと帰りで道のあっち側とこっち側と少しでも違う感じで歩くようにはしたけど、まあ大きく景色が変わったりすることはないので。

門前仲町の富岡八幡宮前で折り返し

そんなわけでいつものさんぽほどいろいろと感じ入ったこともなかったんだけど、それでも印象に残ったいくつかを。
  • 27kmすぎ:両国国技館の脇を通過し、ふと住所表示を見ると「横網」。両国だもの、そりゃ「よこづな」だと思うじゃないですか。「よこあみ」って(笑)。
  • 35kmあたり:後方から歩道を走ってきた自転車から、ぽろりと上着が落ちた。「落ちましたよ~」と声をかけるも気づかずに走って行ってしまった。僕の前を歩いてる人が反応したものの、その人も自転車に声を掛けてくれることもなく、しかたがないので上着を拾って全力ダッシュで追いかける。次の信号が赤だ、追いつけると思ったらその信号で道を渡ろうとしてるじゃないですか。走るスピードを上げつつ「自転車の方ぁぁぁぁ!落としましたよぉぉぉ!」と絶叫。なんとか上着をお届けできました。35キロですからね、肉体的にはウルトラマンでいうところのカラータイマー点滅状態になったけど、「おれ、いいことした」とご満悦。
  • 38kmすぎ:信号待ちで並んだ年配のおとうさん。でっぷりとしたお腹にゴルフ用のサンバイザー。いかにも「健康のために」とウォーキングしてる風だったけど、足元がなんとAIR MAX '95の限定カラー。「さすが港区男子」と思ってしまった。

銀座四丁目交差点

連休中ということもあり、浅草、銀座、日比谷、丸の内といったエリアは大混雑。スタスタと歩けなくて難儀したけど、これも喜ばしいことだなと思う。秋葉原も朝早かったけど人は多かったな。開店前のあの大行列はいったい何目的だったんかな(興味なし)。

中央分離帯の切れ目が田町の折り返し

余談。
歩いてるときはいろんなことを考えるんだけど、それだけじゃなくて頭の中では音楽も鳴ってる。繰り返し同じフレーズだけだけどね。
今回だと、名探偵コナンのテーマ(たぶん映画館の前を通ったからだと思う)、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」、スカパラの「Paradise Has NO BORDER」そして「レッツゴー!! ライダーキック」(子門真人バージョン)が主要4曲。リズミカルな曲はありがたい。

丸の内・行幸通りゴールから東京駅を


2023年5月2日火曜日

ロストシティ。

今回今さらながらに見てみた映画は「ザ・ロストシティ」です。

冒険小説作家が、伝説の古代都市(雑に言うとお宝)探しを“させられる”、というアクションアドベンチャー。


なんだけど、この作品はアクションアドベンチャーの前に「ロマンティックコメディ」ですね。
なので展開やトラブルや危機一髪なんかがどこかで見たような感じでもぜんぜん気にならない(笑)。

「サンドラ・ブロック、楽しそうだな~」

やっぱりコメディやらせたら抜群で、本人がめっちゃ楽しんでるように見える。
ついでに周囲も一緒に引き立ててしまう魅力がある。チャニング・テイタムしかりダニエル・ラドクリフしかり。ラドクリフは浦和サポーター的にはマウリシオを思い出してしかたがない。

だからもうそれで十分こちらも楽しめる。

そして何つったってブラッド・ピットっすよ。あまりにも意表を突かれた。
ぜーんぶ持ってっちゃったよ!!


2023年5月1日月曜日

自宅トレーニング[シーズン3]#7

そういえば加圧トレで、最近下半身にあまり負荷かけてなかったなと思って、いつもよりも少しだけ負荷を強めてみたところ、カーフ、つまりふくらはぎの部分にすんごい筋肉痛が出た。

翌々日ではなくて翌日に出たというのはまあ悪くない(笑)。でも結局翌々日も引き続き痛くって、なんか歩き方がヘン。

単純に「量」が不足してるんだろうな。
少し頑張るかな(自信なし)。


【2023年4月度】
加圧トレーニング:1回[自宅トレ通算219回目]
寝起き素振り:19回
月間さんぽ歩数:約42万歩

計測
前月比:   体重-0.1kg 体脂肪率-0.3pts
前年同月比: 体重-0.3kg 体脂肪率-0.1pts
2013年7月比:体重-7.2kg 体脂肪率+3.8pts

前月のトレーニング→コチラ