2021年10月28日木曜日

惚れた弱み。

少し離れたところで若い男女がじゃれ合っている――楽しそうにしゃべっている、が本当のところだが、まさにじゃれ合っているかのように聞こえたのは確かで。

若いもんは眩しいのぉ、などとすっかりおじいちゃんのような脳内発言をしてみたり。

ところが、ところどころ届いてくる断片的な話の内容をつなぎあわせると、ふたりは恋人同士ではないようなのだ。
男のほうが女の「彼氏」との関係性を根掘り葉掘り質問し、それに対して女がケラケラと答えているという図式。要するに、彼氏のいる女を、男は口説こうとしてるってことだ。

話せば話すほどにだんだんとテンションが上がってくる男。そして次の瞬間、女がひと言。

『わたし、まだおまえのカノジョじゃないよ?!』

・・
・・・つ、つよいっ(@_@)


そのあと、女の友人を加えて、3人で飲みに行くということになったみたい。もちろん男のオゴリで。

・・・あれ?「まだ」ってことはワンチャンあるの?



2021年10月27日水曜日

きっとどうにかなるって。

帰り道。家の近くまで来たところで突然後ろから肩を叩かれた。とんとん。

びくぅっ!!

完全に無防備だったからね、「ひえっ」みたいな声出さなかっただけでも褒めてもらいたい(笑)。

振り返って、今度は小さく固まる。

(o´(エ)` o).oO(だ、誰?)

・・・(およそ0.05秒)・・・あ、わが息子、坊主2号!!

す、すまん。すぐに気づけなかったよ・・・暗がりだったし(言い訳)、マスクしてる顔は見慣れてないし(言い訳)、思ったよりも背が高いし(これは言い訳にはならんか)。
そもそも高校生がオヤジに声かけるか?みたいな疑問もあったりして。

そこから家までの5分ほど、少し話をした。「どう?」みたいな、ね。

まあ重大な話ではなかったし、うわべだけの話だったかもしれないけど、少なくとも僕にとっては大切な時間だったよ。きっとどうにかなるって思えたしね。

おそろいのTシャツ。なつかしい。

かたや、今日は坊主1号のバースデー
21歳ですかー。なんかすごいなーって思う。何がと聞かれると困るけども。

もはや誕生日プレゼントをねだられようなこともないし、年イチのイベントとしては派手に盛り上がることもなくてなんだか申し訳ないような気もしたりもするけど。

年齢を重ねることで、逆にこれからもいろいろあるんだろうけど、「きっとどうにかなる」ってことだけは伝え続けよう。

だって生きてるだけで丸もうけだもの、ね。
誕生日、おめでとう。


2021年10月26日火曜日

会食再開。

基本的に僕はビビリという名の心配性なので、「まあダイジョブでしょ」な感じの“だろう運転”な判断はあんまりしないタチだと自認しています。特に今回のコロナ禍においてはその立ち位置は顕著でした。

そんな僕でも努めて冷静に昨今の状況を判断するに、これ以上飲食業界(と酒飲み)を悪役にしておく理由はまったくないし、諸々の制限解除は至極妥当な判断であろうと考えます。
もちろんビビリ的にはワクチン接種証明などはもっともっと積極的に活用してもらいたいものだと思ったりもしています。

そんな中、会食のお誘いをいただきましたので出かけてきました。
「会食」なんて言葉、使い始めたのはつい最近だよね。「飲み会」です。

会場に向かう電車の中で「都心の電車、久しぶり」とまず思います。
そして駅に着いて「繁華街、久しぶり」と思います。

少なくとも、2020年の春以降、こうした会はなかったように記憶しています。
ミーティングのために出かけたことは一度ありましたかね。

感染対策バッチリの中、1テーブル、3人が集まりました。
そういえば今回のメンバーは、2019年のラグビーワールドカップ決勝のパブリックビューイングを一緒に見たメンバーです。あれからもう2年経ってるのです。
「失われた2年」とまでは言いませんが、2年ってそこそこ長いですね。


楽しく語らいました。何が、と聞かれると困っちゃいますけど、とにかく楽しかったです。
それはオンライン飲み会とはまた違う楽しさでした。オンラインではモニター越しでしたが、今回はアクリル板越しです。

予定の2時間ではぜんぜん話し足りなかったです。
だからといって、2次会しましょうという話にはぜんぜんなりませんでしたけどね。

ただ、何よりうれしかったのは、別れ際に「またね」としっかりと言えたこと、つまり、次の機会をはっきりとイメージできたことです。

誰かと直接話すこと。それは「ぼっち大好き」な僕にとっても、すごくすごく素敵なことでした。


2021年10月25日月曜日

開幕8連敗です。

東地区の首位を行くFE名古屋。言い方が難しいんだけど、そこまで“強い”っていう感じもなかったんだよね。ランダルに去年ほどのインパクトはなかったし、クウェリもしかり。チーム全体としてもシュート入ってなかったし。
だけど終わってみたら大差を付けられてたわけで、やっぱり“勝負強い”ってことなんだろう。

●東京Z 56-71 FE名古屋

7連敗。
前節、少し前進してるように思えたんだけど、残念ながら「いっかいやすみ」。

名古屋がピリっとしない1Qにリードを奪ったものの、じわじわ押し返されて――「ピリっとしない」にお付き合い、という感じもあったかな。
精神論になっちゃうけどさ、追われると自信がなくなって見えたり、逆転されると元気がなくなって見えたり。若さゆえ?

だからプレーとアクションで盛り上げてくれるノエリアの存在が、本当にありがたく思える。

・・
・・・

ところで細かいところで気になってるのは相手FTのリバウンド。
せっかく落としてくれてもかなりの数のセカンドチャンスを与えてしまってるような気がしてならない(ちゃんと数字は見てない)。相手FTのリバウンドは「取れるもの」というイメージも強いからね、余計に。
ブースターが煽って、「よーし落ちた!さあ行くぜ」と思ったらまた相手の攻撃だったりして、その1点が2点や3点に化けるなんてさ、かなりガッカリしちゃうんだ。それは選手もそうでしょ?(これも精神論かな?)
やはり押し合いにまったく強みを見せられないCは厳しいのでは。それでもバリバリ得点取ってくれるとか、そういうのもないし。数字には残らない印象の悪さ。

●東京Z 52-79 FE名古屋

Game2はGame1の後半の「続編」みたいな感じだったなぁ・・・なんというか、淡泊?(T^T)
8連敗です。総得失点差-164であります。毎試合20点ずつ負けてるってことですよ。折れそう。



背番号1、2、3の3人のPG。2試合を通じてプレータイムをシェアしたような形。まだ誰を中心にするか、答えを探してる感じなのかな。
チームの浮上のきっかけになるのは、やはりゲームをコントロールするガード陣の活躍だろうし、相手チームにはそういう選手がいたからね。
あんなに点が取れてないのに、なぜだかゲームを支配してしまう石川ってば。

その差は感じたよ。
でも3人とも伸びしろありまくりなんだから。それこそ若いんだもん。がんばれがんばれ。


2021年10月24日日曜日

勝利と成長。

完璧、というつもりはないけれど、“理想的”と言っても差し支えないんじゃないだろうか。

FWの駒不足という状況の中、ユンカーを先発させて、本人のゴールも含めて事実上で前半で勝負を決めてしまい、後半は休ませる――理想的じゃないか!

○浦和 5-1 柏

前節のガンバ戦でやたらにチャンスは作れていたので、それがようやくゴールという結果につながったという感じかなとも思う。



まず目立ったのは2ゴール!の汰木かな。あれほど1点が遠かった彼が(感涙)。
左サイドから中央に入り込みながらプレーに関与する――中盤で受けて外を使ったり、逆サイドで組み立てているときには最前線まで上がったり――のが今シーズン特に成長した部分でもあるからこその2ゴール。特に1点目の斜めに走りながらFWを追い越してのシュートは見事というしかない。外でのドリブルだけではない、ゴール直結するプレーをする、相手にとって怖い選手になったんじゃないだろうか。

そんな汰木をはじめとして、個々の「らしさ」を見せながらのゴールラッシュだったけど、それ以上にこのゲームにおいては中盤の柴戸と平野のコンビ!

柴戸がより攻撃的に組み立てに関与するようになったり、平野がボール奪取を繰り返したり、互いのいいところを吸収してるんだろうなぁなんて想像してうれしくなっちゃった。
さらにたとえば柴戸のボールハント、平野の縦パスなんて元来の特徴もより生きてくるような感じだし、さらに互いの関係性も!

前述の汰木の1点目のシーンも中盤で平野→柴戸からのワンタッチパスが起点になってる。あのパス交換は鳥肌もんでした。

いやー楽しい楽しい。勝利と成長が両方とも見られたんだから。
楽しい思い出がほとんどなかった金Jに、ついに楽しい夜がやってきた。


2021年10月22日金曜日

【ら~めん】元祖広島汁なし担担麺 きさく@五反田

おっ新しいお店だ、と中の様子をうかがおうとしたその瞬間、「いらっしゃいませ~お席空いてます~」と声がかかる。看板に掲げられた広島式の汁なし担担麺なるものもよく理解してないのですが、気弱な私にはもはや入店する以外の選択肢がない(^^;


というわけで「元祖広島汁なし担担麺 きさく 五反田店」に。汁そば派なのに。
券売機は扉入ってすぐ左・・・の、ほぼ厨房の中といっていいような場所の少し高いところにある。買いにくい(笑)。
あまり考えずに入店してしまったので、基本の「汁なし担担麺」(680円也)「半ライス」(100円也)。汁なし麺の際はライス必須です、と私は思います。100円増しの大盛よりもライスです。

「こちらのお席どうぞ~」と案内されたのは一番奥。「すいません、後ろ失礼します、通ります、すいません」。カウンター6席だけの狭い店なのです。

「辛さはどうしましょうか」。貼り紙によれば痺れ系の辛さが選べるそう。[ゼロ・微・弱・中・強]の5段階。少し考えて「中で」。上から2番目だけど激辛ってことはないだろう。だって中じゃん。
その後のお客さんがほとんど「微」を選んでたのでちょっと心配になったり(笑)。

と、そうこうしてるうちに「お待たせしました~」。

おっ早い。その理由は器を見てすぐにわかった。麺が細いのよ。
九州らーめん的な白い細ストレート麺、そこにひき肉と、どっさりの青ネギ。ほんとどっさり!写真はInstagramに→リンク
流儀に従って20回混ぜますが、どっさりなんで青ネギは完全には混ざらない(笑)。まあいいでしょう。いただきます。

ずずずずっ。その瞬間にむせかえるような辛さは感じない。だから「あ、食べやすいぞ」が第一印象。麺の細さも寄与しているかな。
ひき肉の味付けも控えめというかバランス重視な感じです。そして青ネギの食感のアクセントがうれしい。

そして後からじんわりと痺れ。うん、中で大正解

・・
・・・

がつがつと一気に食べちゃいました。量的には少し物足りないかな。でも想定内。半ライスをどんと投入。混ざってなかったネギがたくさん残ってるのも計算どおり(?)。
そして再びの混ぜまぜ混ぜまぜ。レンゲで一気に平らげました。ごちそーさまー。

提供までの時間も、食べてる時間も、サラリーマンランチとしてはこのスピーディさがありがたい。再訪決定。
次は温泉玉子かな。あと卓上の唐辛子も気になるね。ん?中華そばもあるの?

JR五反田駅西口から右側の大通りを渡って正面のMY STAYSの右側の道を進んで50メートルほどの左側。


2021年10月21日木曜日

三國志なん?

今回今さらながらに見てみた映画は「新解釈・三國志」です。


僕は特に三國志好きというわけではないし、史実も「ざっくり」としか覚えてないし、映画見ながらああそうだったっけな程度の知識なんですけど、これをもって「こんなん三國志とちゃうわ」と怒るのはちょっと違うかな、と思います。

福田雄一はそういう監督さんだし、そこに大泉洋を持ってきたらまあそうなるよね、と思います。

そういうことはしっかりと認めた上で・・・・途中寝ちゃいました。

序盤の渡辺直美のシーンが僕のピークでした。


2021年10月20日水曜日

太陽は動かない、かな。

今回今さらながらに見てみた映画は、原作小説がめっちゃおもしろかったんだよ!な「太陽は動かない」です。


スパイアクションっていうんですかね。産業スパイ組織・AN通信の鷹野に藤原竜也、相棒の田岡に竹内涼真。次世代エネルギーの鍵を握る技術と情報をめぐる争いがストーリーの主軸になる。
藤原竜也の「あ゛あ゛あ゛あ゛」もちゃんとあります(笑)。

思った以上に生々しいアクションは良かった(特に最初のあたり)し、海外ロケの映像も悪くなかった。110分というコンパクトな中にもスピーディで、すごく楽しめた、という気はしている。それはホントに。

ただ「説明してみたけど、やっぱり説明不足」という気はするよね。

冒頭で背景説明はガッツリと入ってます。それはもう必要十分。だからもちろん映画単品で楽しめるはず。
でも、次世代エネルギーの話は原作ではシリーズ1作目の「太陽は動かない」で、この映画ではさらにスパイ鷹野の誕生前日譚であるシリーズ2作目「森は知っている」も並行して描いたわけで、どうしても散漫になってしまうし、諜報活動そのものの面白味が薄くなってしまったかなと思う。
逆に言うと小説読んでたからこそ楽しめた、ということなのかもしれない。

映画1本という限られたリソースを、文字どおりのスパイ&アクションに全振りしてもよかったのでは、という感じ。


2021年10月19日火曜日

祈り願う。今年もまた。

緊急事態宣言が明けるのを待ってたらすっかり秋本番になってしまいましたが、3年ぶり3度目の合格祈願にようやく行くことができました。

6年前は坊主1号の高校受験、3年前には1号・2号のダブル受験、それぞれご利益があった天神様に、今回は坊主2号の大学受験のお願いに。


どうやら坊主2号の目標は明確になったみたいだ。
もちろんとうちゃんはアドバイスなど求められてはいない(苦笑)。とうちゃんの母校には行かないということだけは確定した。

ターゲットが定まればあとはもうそこに向かうだけで、もっとがんばれと思ったり、がんばってるよなと思ったり、日々それはもうこちらも思うところはあるんだけど、口に出して何を言えることもないしさ、頼りないとうちゃんとしては祈ることぐらいしかないんです。

だから今回もただ祈り、願うのみ。

おじぎ、おじぎ、ぱんぱん、おじぎ。

大学入学共通テストまで3ヶ月を切りました。
節操ないけど、八百万の神様にお願いし続けたいと思います。どうかひとつ。


2021年10月18日月曜日

まるでデイドリーム。

2021-2022シーズン、ホーム開幕戦。

そろそろZgirlsを肉眼で拝見したく、自らの「復帰」のタイミングを模索しております。だってハーフタイムぐらいしかちゃんと映してくれないんだもの、バスケットLIVEさんたら。Zgirlsの新しい衣装、テレビで観るよりも絶対現場のほうが光沢感とかいいと思うのよ。

●東京Z 61-84 仙台

この試合は60点の大台に乗せたよ!!・・・すまん、書いててちょっと虚しい。
それでも50点台の前節よりは0.1歩ぐらいの前進、かな??(自信なし)


この試合はとにかく1Qの立ち上がりがすべて。
振り返りたくもないですけど、いきなりの0-14白昼夢かのような5分間に、ドリブルからの被スティール、ラインクロス、トラベリング、イリーガルスクリーン(だったかな)、バックコートバイオレーション、そしてパスミスによるアウトオブバウンズ。

テレビの前でちょっと笑っちゃったよ。
「やってないのってダブルドリブルぐらい?」「レフェリーの研修用ビデオか」と。
あの時間帯はガード陣崩壊だった(涙)。

仙台のビッグマンには見せつけられたけれど(メインセすごかったなぁ)、それでもチーム全体としては2Q以降は絶望的な差ではなかったし、オフェンスリバウンドなんてずいぶん取れてたし、明らかに流れをつかんだ時間帯もあっただけに(2-3ゾーンは少なくとも仙台相手には機能してたぞ)、もったいないっていうのか、最初から集中しろっていうのか、なんなのか。
ビリーをスタートから使ったってことは、「まずは守備をしっかりと」というメッセージだと思うのね。その目算が外れてるってこともあると思う。

今夜のGame2に向けて、そのあたりしっかり修正して、半歩でも前進してほしい、です。いやホントに。

・・
・・・

増子、おかえり。想像してたよりも早い復帰でびっくりした。まだまだプレータイムは限定されてるみたいだけども、ルーズボールに飛び込むようなシーンもあったのはさすが、と言わざるをえない。
焦ってほしくはないけれど、期待はしちゃうんだよね。

*  *  *

(2021年10月19日追記)

Game2。“高木ガチャ”を全力で回してみるも3Qで力尽きる。
ただまあ改善も見られたし(特にインサイドのDF)、確実に半歩前進と言っていい。
とりあえず仙台ワタナベが一番上手かったな、と。

●東京Z 64-82 仙台


2021年10月17日日曜日

逃した勝利。

「行けーーー!」と立ち上がり「なんでぇぇぇぇ」と頭を抱える。
スムーズに組み立てて流れるように決定的な形を作りまくって、無得点だった前半。DAZNのスタッツでは前半シュートは13本。そのうち決定機はいったいいくつあったろうか。

特に左サイド、山中を中心にペナ角を制圧して、深く入り込んでというチャンスは何度も何度も。

こういう展開でゴールが決まらないと・・・と誰もが思ったとおりのリザルトとなってしまった。

△浦和 1-1 G大阪

明本の負傷交代もあって、後半は前半ほどの圧倒はできなかったけど、前節やカップ戦での「どうもうまくいかん」からの回復は明らかに見えたので、そこはヨシとしようと思う。
が、逆に言うと明本の負傷が痛すぎるわけで・・・軽症でありますようにありますように鶴鶴鶴

そう思わんとやってられん(涙)。

見事な「ASIA」のビジュアルがバックアッパーに描かれてたけど、リーグ戦経由のアジア行きは少しだけ厳しくなったかしらね・・・。

その他選手雑感。
明本と交代で入った小泉はどうにもピリっとしなかったけど、後半ATに突如覚醒!はよトップフォームに戻ってほしい。
西はもう少しかなぁ。ちょっとプレースピードが遅すぎるかも。
達也は姿勢が悪いのかなぁ。視野が狭い気がする。
そして、ショルツ。彼が攻撃に絡んだときの迫力はいい意味でヤバい。凄味がある。


トップチームと同日開催だったレディースも連勝ストップ(涙)。

●浦和 1-2 S広島R

やはり先制点を与えたのが痛かったかな。ゲームの入りが少し軽かったような印象もある。
もちろん菅澤・安藤を中心とした攻撃陣は相手には十二分に脅威になっているけれども、「追う」という展開だとやはり主導権が取り切れない部分もあるように思うので。

さらに言えば、どうしてもほしいもう1点を取るための策――交代選手も含めて――がちょっと足りてないか。「ジョーカーはな」が使えないのは苦しい

まあ連勝はいずれ止まるもの。ここからまた一歩ずつ。


2021年10月15日金曜日

オリンピックへ行こう。

オリンピックに出場し、ましてやメダルを獲得するなんて、本当にひと握りにも足りない、わずかな選手だけ――。あたりまえのことだけれどちょっと忘れてしまいがちな事実である。だってテレビでメダリストを日々見てるんだもん(^^;


デパートへ行こう!」「ローカル線で行こう!」「遊園地に行こう!」に続く「行こうシリーズ」4作目、真保裕一「オリンピックへ行こう!」を読む。

このシリーズはタイトルに「行こう」が付いている以外の共通項はとても少ないと言ってもいいんじゃないかと思うけど、それでもあえてくくるならば“仕事する人と場”の物語なのかな、と。
なのでこの本もタイトルどおり、スポーツ小説であるけれど、それを生きる糧としているという意味では共通なのかな、などと思ったりもしている。

それほどまでにオリンピックとは生活を賭して取り組まなければたどり着けない場なのだと思う。それを目指す、3つの物語。

個々の物語はすごくおもしろいし興味深い。競技者は勝者と敗者というラベルだけで語られるべきものではなく、それぞれひとりの人間であり人生がある、そのことがしっかりと伝わってくるから。
だが、それでもなお強烈に伝わってくるのは、描かれる競技シーンと競技者としての内面だろう。

取り上げられるのは、卓球競歩ブラインドサッカー

どれも実際に何が起こっているのかわかりにくい競技かもしれないなと思う。
卓球ならばその速さによって。競歩ならばその心理だったり技術が。ブラインドサッカーならばその感覚が。
それを言葉として体験したかのような感触が残る。

たとえば卓球の競技シーンでの言葉の速度感。卓球の話が本書全体の約1/2を占める。

フォア前、フリック、チキータ、ツッツキ、ストップ、ブロック、YGサーブ、下回転、表ソフト、バックミドル・・・スポーツ観戦マニアと自認している自分としては、ひとつひとつの言葉は理解しているつもりだ。
だけどそれが矢継ぎ早に繰り出されると――まさに競技を見ている速度で――はっきり言って、何が台上で起こっているのか、具体的にはイメージしきれない。でもそれでいい。だって、TOKYO2020で味わったもん。解説者の繰り出す言葉が複雑すぎて理解が追いつかなくても、そのすごさは伝わってくる、興奮はやってくる、と。
それが文字となって流れ込んでくるのだ。
巻末の謝辞で、解説でおなじみの宮崎義仁氏の名前が挙げられてた。納得。

たとえば50km競歩での、限界を超えたと思ってしまった選手の心理状態。

『あとは流して歩くだけ(略)自分に似合った幸福を見つけながら(略)自分の器量に折り合いをつけながら人生を歩んで』

そんなん泣いちゃうやん。まさにひとりの人間であり人生だ。

それでも競技というのは『一点ずつ積み重ねていくしかないのだった』

TOKYO2020の興奮がまだ残っているうちに、ぜひ。

・・
・・・

余談ですが、競歩の主人公の所属する実業団チーム「ヤマキタスポーツ」が、改行の妙で行頭が「マキタスポーツ」になってるとこがあって、こっそり笑った。狙ったのは著者か編集者か。


2021年10月14日木曜日

さんぽニスト、旧青梅街道をゆく。その弐

およそ半年ぶり、ようやく青梅街道に戻ってきました!
思い返してみれば「その壱」のときも緊急事態宣言明けだったんですねぇ。それにしても長い自粛でありました。


さあ前回ゴールの新小平駅前からリスタートです・・・と、歩道をこちらに向かって走ってくる自転車の人の顔に見覚えが!
すれ違いざまにじーっと顔を見て、脳内検索すること数秒、答えが出ました。「▲場さん!」、振り返って叫んだものの時すでに遅し。その数秒の間に自転車はかなり先まで走り去ってたのでした。以前スキー関係でお世話になった方です。
ついこの間「他人の名前と顔が思い出せない話」をここで書いたばかりなのですが、この方とは毎年年賀状のやり取りはさせていただいてて、頂戴する年賀状にいつも家族写真が印刷されてるので思い出せた、そんな感じだと思います。そういえば宛名の住所は確かこのあたりだったな、などという追加情報まで思い出したり。

「やっぱり年賀状大事ね」と改めて思う僕の横を、いい音をさせてスバル360(!)が駆け抜けていきました。やっぱのあのクルマかわいい。

見事な山門の小川寺(地名は「おがわちょう」だけど「しょうせんじ」です)にお参りしてから先へ進んでいきます。

小平市から東大和市に入るところが青梅橋(の交差点)。青梅街道にかけた橋だから青梅橋だそう。街道が先ってことね。
西武線のガードをくぐって――土地勘がぜんぜんないのもあるんだけど、このあたり西武線が縦横無尽に走ってるのでちょっと方向感覚とか混乱する(笑)――斜め左に曲がってきます。後から地図を見ると実質的にはほぼ直進だった。

道の名前が「桜街道」に変わります。そして見えてきた多摩モノレール、そこの駅がズバリの「桜街道駅」。「青梅街道駅」とか「甲州街道駅」とか交差する道の名前を駅につけるのははたしてどうなんだろう、とか思いながら歩いてたら、駅の先は「江戸街道」に名前が変わってたわ~(^^;

江戸街道は東大和市から武蔵村山市に入っていきます。小平、東大和、武蔵村山・・・東京23区はがんばれば全部挙げられそうだけど、市区町村は無理だなぁ。25個ぐらいあるんだっけ?(適当)
と、そこに現れたのは都営村山アパート。アパート群、と言ったほうがいいか。とにかく左右見渡すかぎり同じような形の団地が延々と続く。壁面についた番号が「1125」とか、なんと4桁。いったい何棟建ってるんだ!?
村山団地って名前は聞いたことある気がするけども、まさかここまでの規模とは。通勤ラッシュとかどうなっちゃうんだろう、とかいらん心配をしてみたり。
余談ですが、僕の心配は別のところにも→コチラ

さて村山アパートの先、榎という信号のところで江戸街道は右に折れるような形になるのですが、よーく見ると直進方向に路地が見えます。ここからいわゆる「旧道」に入ってきます。左に超素敵デザインの幼稚園を眺めつつ住宅地を進んでいくと、急に前方の視界が開けます。そこは大きな大きなイオンモール。
旧道の上に建てられたものと推測されます。せっかくなので建物を回り込むのではなく、可能なかぎりまっすぐ、つまり店舗の中を突っ切って進みます。ついでにトイレもお借りしました。ありがとうこざいます。

そこから再び住宅街の中を進んでいくのですが、緩やかにうねったりしつつも明らかに「まっすぐ進んでいる」という実感があります。これまでどこの旧道でも感じたものと同じです。
ところでこのあたりでふと気づいたのですが、各住宅にはLPガスのボンベが設置されてるんですね。そうかなるほどーと思ったり(^^;

東村山市を抜け「西多摩郡瑞穂町」に入ったあたりが箱根ヶ崎宿。横田ベースの北端のあたりです。
小さな町ですが、古くからあったと思われる店舗や建物があったりするのがその名残でしょうか。繰り返しますが、小さな町でした(^^;

表通り(青梅街道)に戻り、八高線の踏切を越えると景色が一変、空が広くなり少しずつ道も少し上り基調になってきたかも――そうでもないかな?(笑)
新青梅街道と合流すると、これはもう間違いなく郊外の街道筋の景色。そしていよいよ青梅市に入ります。

さあ青梅宿に向かって一直線、ではなく、東青梅の手前あたりでまたまた住宅街に入ります。
このあたり、区画整理がなされたらしく、旧道の面影がなくて、古くは斜めに通っていたであろうルートに近い道をカクカクと曲がることになりました。

そのカクカクも短い区間。東青梅の駅前で踏切を渡ると、ついに青梅宿のエリアに突入です。

旧青梅街道青梅宿、東青梅の少し先あたり。

青梅の町は「昭和レトロ」で町おこしをしているようで、特に古い映画看板を模した看板がそこここに目立ちます。本物の映画の看板もあれば、パロディもあって、楽しいです。もちろん町並み自体もあえて残しているようで、昭和の香りただよう店構えの化粧品屋さんが実はカフェだったり。

なんかキョロキョロしながら歩いてるうちに、青梅駅前に到着です。
駅舎もなんだか昭和レトロな気がしますよ(^^;

本当は青梅街道は甲府まで続いているし、奥多摩までは交通もそう不便ではないのだけれど、「青梅街道の青梅」まで来たのだから、ここでひと区切りということにさせてもらおうかなと思います。

というわけで今日はここまで。青梅街道、ゴールだぜっ!!


まだ昼すぎだったりもしますので、青梅の町をのんびり散策させてもらいました。
10分も歩くと多摩川まで出られますよ~。


今回の行程:新小平駅~箱根ヶ崎宿~青梅宿(→GoogleMapsのマイマップ)。昼ごはんは青梅駅前の渋い蕎麦屋で地元の清酒澤乃井と板わさともりそば。お土産は名物青梅せんべいともちろん澤乃井。
ここまでの行程:[1]新宿追分~新小平駅 [2]~青梅宿


2021年10月13日水曜日

表示不具合中です。

数少ない弊ブログの読者の皆様。
2021年10月13日15時現在、弊ブログのウェブバージョン(PCバージョン)のレイアウトに乱れが生じております。右サイドバーのガジェット類が表示されない(実は一番下までスクロールすると出てくる)状態になってます。見にくくて(醜くて)すいません。
原因不明のためちょっと困っています(涙)。

なお、スマホバージョンは特に問題なさそうです。


[2021年10月14日8時追記]
直った~。「治った~」のほうがいい?


サンキュー!ゴールポスト。

“古来より、浦和の東にある大きな社の中に立つふたつの囲いには神が宿り、その守り人とともに襲い来る邪気を払うとされてきた。今もなおそこに集う者たちの信仰を集めているという――。”

です。

○JPN 2-1 AUS

とまあ軽口叩ける程度にはひと息つけましたかね。
でも実際のところ守備にも大活躍、決勝点も演出した北側のゴールポストがMVPで間違いないと思いますよ。いやマジで。これぞ最終予選って感じです(笑)。
「浅野選手、ナイスゴールでした」って、浅野のゴールじゃないからね。ちゃんとキーパーが防いだ後のオウンゴールだからね(^^;


先週の“どんより”極まった試合から移動を含めて中4日。先発メンバーを見て「ついに変化が」と思った。この最終予選どころかオリンピックからずーっと「何も足さない何も引かない」が森保監督のやり方だと思ってたから。だから余計にどんよりしてたんだけど。
試合前インタビューの半笑い(開き直り?)、君が代のときの涙。これはもう結果関係なく辞めるんじゃ?と思ったのが正直なところ。

ココリコ遠藤・田中に守田を加えた3人のセントラルMFを配した4-3-3。
オーストラリアの中盤の構成を分断し、2列目の守備負担を軽減し、奪ったら早い展開で裏へ。相手を押し下げたスペースにセントラルの選手が出ていく――僕でもわかる明確な意図。なんだよできるんじゃん!とか思う。
特に繰り返されたのはIJこと伊東を裏に走らせて南野が逆サイドから内に絞る形ね。

そしてそうした意図が形になった先制点。「いかんポイチ名監督ww」とか思ったり思わなかったり(^^;

後半オーストラリアが明確に裏へ蹴ってきても、酒井が無理に出ていかないことと、長友のところは冨安がしっかり対応してプラス守田にケアさせることで、まさに無難に対応できた。

選手交代も理にかなってた気がする。古橋はちゃんとゴールに近いところで使ったし、ウイングに速い選手=浅野というのも当然の選択。
柴崎を使ったのもモチベーションの面からしても悪くない。あとはスタートから中山を使ってくれんかな。

なんだよできるんじゃん!(笑)

勝利に値する内容だったと思いますよ、ええ。ただし!
ちゃんとVARは見てくれ。ちゃんと機能させてくれ。VARが役に立たずに勝点落としてたかもしれないと思うと恐ろしいわ。

・・
・・・

とまあひと息ついたのはいいとして、星取表的には厳しいことには変わりない。選手個々はしっかり戦ってくれるだろうから、「浮かれるなよJFA」とあえて言っとく。
だって、順位下がってますからね!!


試合後に森保がスタンドを煽るような声掛けしてたのは観戦ルール上望ましくないはず。そういうとこもだぞ。

最終予選の投稿へのリンク
[MD1] オマーン(H) [MD2] 中国(A) [MD3] サウジアラビア(A) [MD4] オーストラリア(H)



2021年10月12日火曜日

秋冬に向かって。

久しぶりにTシャツを作りました by 144factory秋冬ってことでロンTでありまする。

Hige Megane Kumaって書いてあります。

当初からベースを白にしようということだけは決めて、デザインを考え始めたんですが、そのとき浮かんできたのが「ブランドものの無駄にお高いTシャツって、なんか白地に黒いロゴ、それも細い線のロゴが書かれてるやつが多いような気がする」ってことでした(^^;
Tシャツ1枚10,000円とか僕にはムリ。

で、長年あちこちで使ってるけれどもTシャツにはしたことがないひげメガネくま(LINEスタンプ販売中!→コチラを登場させようと思い立ったのであります。


そんでできあがったのがこのグラフィック(↑)です。
横長なのでスワイプして見るように分割してインスタにアップしてます。

ぱっと見、『ひげ・メガネ・くま』(語感的にはタカ・トラ・バッタ的な感じで読んでね)とかふざけたことが書いてあるとは思えない程度にはなってるかな。そうでないと着てるときにちょっと恥ずかしかったりするからね(笑)。

背中側の襟下には「144factory」のロゴが入ってます。

白Tで思い出したんですが、最近テレビの中のタレントさんって、みんな白Tシャツに上下のセットアップに白スニーカーってスタイルじゃありません?
Tシャツにセットアップってスタイルは嫌いじゃないですけど、あまりにみんながやってると「ううむ」って気分になる。特に意識高い系の人が着てたりするとねぇ。余談でした(^^;

*  *  *

他人と会うことが極端に少なくなってその影響がモロにフィジカルに現れた、という話を先日書いたんですが、それだけでなくファッション関係にも影響はありました。
簡単に言うと「洋服買ってないねぇ」ということです。そんなこんなのロンTなのでした。

人と会わなければおしゃれも虚しいし、ましてやSTAY HOMEなら襟がビロ~ンってなったTシャツでもかまわないし・・・。

それじゃダメだぞ>俺。

ということで秋冬モノのショッピング、特にコートとか買いたいんだけどなぁ。買い物そのものに行きたい、とも言う(^^;

あ、でも最近スニーカーは買ったんだ。NIKEクレーターインパクト CRATER IMPACT BK

この2年ほど歩く距離が増えたこともあって、スニーカーは実用という面からも“必要”なモノになってます。
ただ今回買ったのは期間限定セールだったからで、箱に入れたまんま、まだ下ろしてないです。
玄関に放置したり下駄箱にたくさん入れとくと怒られちゃうので、今のやつがくたびれた段階で入れ替えかな、と思ってます。

・・・履き始めたら写真アップしよう。忘れてなければ(笑)。


2021年10月11日月曜日

得点が取れなければ。

開幕節のレビュー『2試合とも80点取れてるという事実(中略)その一点のみで夢想ではない程度にまた期待が高まっている』って書いたのね。

書いたんだよ・・・。

山形 81-51 東京Z●

山形 84-55 東京Z●

あれからわずか1週間。もちろん相手も違うから単純比較はまったくできないことは十分承知の上で言いますけど、点が取れませんっ!!
50点台はないよなぁ・・・。
バスケットボールは得点を取り合う競技。だから得点が取れなければ当然の結果が待っている。

昨シーズンの「突然得点が入らない病」は、やらなきゃらないことにフォーカスしすぎて最後のシュートのところまで意識が行き届いていない、という感じだったんだけど(という話を書いたのは2020-2021シーズンの第7節→コチラ、今回はなんだろう。

なんとなく、入ってない。

それが40分間続いている感じなんだよなぁ。
フロアの5人の組み合わせも、相手に対応した構成も、そもそものフォーメーションやプレーセレクションなどなど、すべてはまだまだ模索中という感じだけど、それが大きな要因なんだろうか。

そうとでも考えておかないと、「下手なんで」に帰結してしまいそうで、それはイヤなんだよ。


開幕4連敗か・・・。去年は少なくとも開幕節で勝ち星はあったからなぁ。
そんな中でもビリーに対する僕の中の期待値はぐんぐんと上がっている!そういうポジティブさも忘れないでいたい。


負けに不思議の。

準々決勝セカンドレグに続いて、SPOOX/FODが自前での安定配信を無理だと判断したおかげ(?)でYouTubeで無料ライブ配信を楽しむことができました。ありがとうと言っていいのかなんなのか。

C大阪 1-0 浦和
aggregate score: C大阪 2-1 浦和●

われらが西野TDはこの試合を振り返って『「負けに不思議の負けなし」とは、野村克也監督の言葉。常に矢印自分に向けて。前進するだけ。』と評した。
納得できるというか腑に落ちるというか。

リカさんのチームは今シーズン急速に力をつけてきて、「強い」と言われるまでになった。実際にそう思える内容のゲームがあったことも確か。
ただ成長曲線が急角度であるがゆえに、まだ脆さも内包してたんだろうし、まだまだ途上だったんだなと。

ここは素直にそれを認めてまた次に向かうべきとき――超ムカつくけどなっ!!


期待してたんだけど、この3人の組み合わせは結果的にあまり機能はしなかった。攻撃面においても、守備面においても。
こういう一発勝負の場でありながら、まだまだ成長を求める起用だったんだろうな、と今は思える――超クヤシイけどなっ!!


一方レディースは安定の開幕4連勝。

○浦和 2-0 AC長野

柴田のゴラッソもすばらしかったけど、この試合は水谷!
右SBでスタートしたはずなんだけど、ぐるぐるとポジションを変えながら(明らかに監督の指示が出てた)、追加点の場面は左サイドのFWの位置にいたからねぇ。

ユーティリティというかポリバレントというか。
もちろん他の選手も柔軟に対応できるからこそなんだろうけど、その上で結果もしっかり残したのはすばらしかったです。

ゆずほ不在(ケガなん?)のときにこういう選手がいてくれるのは本当にありがたいですね。

このまま少なくともINAC戦までは連勝で行きたいっ!


2021年10月8日金曜日

さてここで。

さてここで、改めてRoad to Qatarのレギュレーションを確認しておきましょう。

『各グループ上位2ヶ国がワールドカップ出場権を獲得します。
グループ3位同士は、アジアプレーオフを行い、勝利チームが大陸間プレーオフに回ります。』(JFAホームページより)

つまり出場枠はいわゆる[4.5枠]。以前に比べたらずいぶんと広い門戸になってますが、それでもグループ2位はマストとも言えるわけです。が。

KSA 1-0 JPN●

この結果、グループ2位には勝点で6も水を開けられ、3位すら横並びの状態。
さすがに笑える状況ではなくなってきたかな、と思います。


一方で、まるで1997年の最終予選のようにキリキリとした状況が「楽しい」と思ったりしてる自分もいたりもします。

そういえばあのときの最終予選は○→△→●→△で加茂監督が更迭されました。終盤の逆転負けだったり、アディショナルタイムの失点でドローとか印象も悪いですが、3枠目を狙うために思い切った策を打ったわけです(当時の出場枠は3.5枠)。

今回はどうでしょう。今のところ●→○→●で、次は10月12日に対AUS。仮に負けようものならAUSとの差は「9」ですからね。JFAの偉いさんたちはどう考えてるでしょうか。
ちなみにその次の試合まで1ヶ月ほど間隔が空きますよ。


オリンピックのときにも思ったんですけど、今の森保ジャパンって、実力も実績も十分な選手たちを4-2-3-1に配置しておしまい、という気がしてならないんですよ。
もちろん優秀な選手たちですから、それでも十分に機能させるだけの力はあるんですが、短い時間で作られるチームですからコンビネーションや意思疎通なんてのはクラブチームに比べたらどうしても熟成度が落ちるでしょうし、だからこその何か戦術的なよりどころだったり、あるいは特徴ある選手を活かすための方策だったり、そういうものが必要だと思うんです。それが見えないんですよ。

だからうまくいかないときに盛り返せない。閉塞感の中でただ時間が経過していく。

この試合だってそうでした。
サウジアラビアのスピードに対応するための策がなかったから、後方へのスプリントを繰り返した浅野と南野はただ疲弊するだけ。
僕みたいなシロートですら柴崎がねらわれていたのはわかったのに、でもそれを回避するための策がなかったら、疲労とともにプレー精度が落ちていく、プレーが軽くなるのが目に見えるようだったのです。
そもそもコンディションが良くないような選手も何人かいたから交代が遅いと思ったし、ただアタッカーを次々入れてもその特徴が出てこないと意味もないです。

直接的な敗因は柴崎の見事な逆スルーパスが起点となった失点だけれども、そこに至る十分な伏線があったんですよ。

・・
・・・

この試合、地上波放送なくて良かったねぇ、なんてイヤミのひとつも言いたくなります。
まあ森保監督そのものよりも任命責任のほうがあるように思いますけどね。

最終予選の投稿へのリンク
[MD1] オマーン(H) [MD2] 中国(A)



2021年10月7日木曜日

人の名前。

「人の顔と名前が覚えられない」というのが、ネット上で話題になってました。
皆さま勝手に引用させていただます。ご容赦ください。


私もです。

サラリーマンですから、当然覚えなければならないシーンというのはあるんですけど、複数同時だともうあやふやだし、直後にやり取りが濃く発生しないと記憶から落ちていく気がしています。
かなりの確率で「知ったかぶり」してるかもしれないです。本当に申し訳ないです。

覚えられない以上に、「思い出せない」です。

それこそ職場を辞めた人とか、学生時代の同級生やクラスメートとか先生とか元カノとか、ある特定期間にそれなりに交流があったにもかかわらず、音信が途絶えてある程度の時間が過ぎると、「消去」扱いになってるみたいです。

めったに会わないちょっと遠い親戚とか、ホントにマズイ。

顔を見れば知人であることはわかったりもするんですけど「誰か」までは・・・。本当に申し訳ないです。

実は私、「昔のことよく覚えてるよねー」と言われるタイプなんですよ。
確かに事象は細かいとこまで覚えてるんですけど、その事象の登場人物はよく覚えてないかもです。


逆に覚えてるのはどんな人かしらと考えてみるに、当然のように「継続して交流がある人」ですね。SNSでもいいし、年賀状レベルでもいいんですけど。
年賀状の宛名は手書きしてるので、確実に年イチで名前を確認するわけです。

年賀状大事ね(笑)。いや、笑い事じゃないわ。本当に申し訳ないです。

ただまあワタクシも人生後半ですから、もしかしたらここから先、「思い出せない人は思い出さなくていい人」、「覚えられない人は覚えなくてもいい人」なのかもしれない・・・などと無理やり言い訳をひねり出してみました(汗)。

でも本当に、今身近にいる人たちを大切に覚えていたいと思うのです。


2021年10月6日水曜日

【ら~めん】桜田みそら@五反田

足繁く通っていたカレー屋さん「エビスカレーワークス」が4回目の緊急事態宣言とともにひっそりと閉店してしまい非常にがっかりしていたわけですが、その場所に新しくらーめん屋さんが開店しました。

その名も「濃厚背脂みそらーめん 桜田みそら」
ど・みそ」の暖簾分けと聞いたらそらもう行きますよね。ええ。

『先に食券をお願いしま~す』

ってことでいったん店内へ。「完全に居抜きだわー」と思う。
ランチタイムなんでどんどんお客さんが来るので、食券も急いで購入。基本メニューの「みそこってり」を買うつもりが、左上の大きいボタンを押したら「特製みそこってりらーめん」(980円也)でした(笑)。まあプラス130円なので「特製どんとこい」ってことにしておきましょう(^^;


いったん歩道に出て4番目に並ぶ。5分ぐらいで店内に。コンクリ打ちっぱなしみたいなカウンターに座って「完全に居抜きだわー」と思うこと二度目(^^;

さてその「特製みそこってり」。写真はインスタに上げました→コチラ
スープを飲むとまずは「がんっ」とみそ味が強烈にやって来るものの、続いて背脂の甘さが全体をまろやかにしてくれる。その後に重層的な出汁の風味が感じられる(動物系、魚介系等いろいろ入ってるって貼り紙に書いてあった)。要するにだ、うまいっっ!!

麺は「ど・みそ」同様浅草開化楼。中太の縮れ麺で、ちょいと短め。つるつると滑らかで、
歯応えはしこしこ。スープの持ち上げも最高で、相性もバッチリであります。

そこにさらにしゃきしゃきのモヤシがまた楽しくて、ここに“強いけれどしつこくないみそらーめん”が完成するのです。
みそらーめんにはチャーシューが入らない店もあるけれど、この店は美味しいバラチャーシューしっかり入ってきます。

しっかりコーンの一粒まで完食、そしてスープも完飲しました。
確かに濃厚ではあるけれど、バランスいいので飲みやすく、躊躇はしませんでした。
あとで強烈にのどが渇くようなこともなく。

たいへんおいしゅうございました。ごちそうさまでした。

・・・早晩もっと長い行列になっちゃうんだろうなぁ。そうしたらなかなか食べられないなぁ。

JR五反田駅西口から桜田通り(国道1号線)を横浜方向へ。山手通りとの交差点(ブックオフ)を右折して150mほどの右側。最寄りは東急池上線大崎広小路駅かな。


2021年10月5日火曜日

本と鍵の季節。

『この学校の教室はすべて、黒板に向かって左手が窓、右手が廊下になっている』

本全体の半ば過ぎ、この文を読んで、自らの学校生活を思い出す。曖昧な記憶ではあるけれど、小学校も中学校も(転校してるので、それぞれ複数の学校だ)、高校も、どこも左が窓だった。右が窓というところはなかったと思う。大学でもいわゆる大教室や、10数人で満席になるような小さな教室を除けば窓は左。
左が窓というのがスタンダードだとすれば、これをわざわざ書いたということは、何かのヒントになるのかな――?

と、どうでもいいことにも引っかかってしまったのは、冒頭からさんざん「ぬあああそこ気づかなかったぁぁ」というのを繰り返してきてたからで(笑)。
冷静に考えるにたぶん左から光が入ったほうが字を書くときに手の影にならないから、だと思う。右利きの場合だけど。


というわけで、米澤穂信「本と鍵の季節」を読んだ。

主人公は2人の高校2年生。図書委員だ。
進行役が堀川で探偵役が松倉、というのが基本的な立ち位置なんだろうけど、どうもそれだけじゃなくて堀川も非常に鋭利な人物として描かれている。ふたりでひとりの探偵、のほうが近いかしら(^^;

物語は彼らの周辺で起こる(巻き込まれる?)日常の謎――というよりはもう少しヘビーな「ほぼ事件」ですけどね――が描かれる。

象徴的に描かれるのは「本のある風景」「何かが隠されているところの鍵」比喩的な意味だけでなく、物理的な鍵も意味している。

読み進めると前述のように「ぬああああ」と頭抱えるところが多々発生するほどミステリーとして気持ちよく裏切られたり騙されたり感嘆したりと、たいへんおもしろいわけですが、それだけでなくて、タイトルの「季節」という単語に象徴されるような、なんとも短くてはかなくて、少しふわふわしてるような、世の中のすべてがわかっちゃってる気がしてたあの年代っぽい甘酸っぱさ――語彙不足が悲しい――がたまらんのです。

短編の連作、とい形態なので、作品の中でも徐々に時間が経過していく。つまり「季節が移ろう」のだ。
その時間経過の中で、堀川と松倉の関係性にも微妙な変化が生まれてくる。図書委員としてただ知り合った同級生から、軽口をたたき合う仲になり、やがて目の前の問題に立ち向かう友に。そして、さらにその先ははたして。

繰り返します。「たまらん」


2021年10月4日月曜日

急に結果は出ないかもしれないけれど。

群馬が宇都宮をやっつけたり、島根が千葉を倒したり、A東京が連敗したり、今シーズンのBリーグは開幕節から余所様では意外ともいえるような結果が出てたりしてますが、さて私たちのチームはと言うと。


今年も(?)チームはスクラップ&ビルドな状態で、おまけに新HCのチーム合流にも時間がかかった。もちろん新チームに期待はものすごくしてはいるんだけど(ホントよ)、だからといって、急速に結果が出るなんて思い込めるほどの夢想家でもないわけです。
プレシーズンマッチも見てないので・・・まずは選手覚えるのが大変です(汗)。

香川 89-82 東京Z●

香川 100-85 東京Z●

Game1は終盤まで競り合えて多少なりとも「おおっ」って感じはあったんだけど――正直言うと競ってはいたけど追いつけそうな気もしなかったんだ――、問題はGame2ですよ。

印象としてはターンオーバーしてファウルで止める、の繰り返し。

それじゃあさすがに勝負にはならないし、開幕節から100失点ってのはずしっと重いものがありますよ。

ただまあまだ選手のコンディションにもバラつきがものすごくあるように見えるし、徐々に整ってくればイージーなミスは減っていくものと信じたいです。
守備組織の構築も何卒よろしくお願いしたい。

が、しかし!!

2試合とも80点取れてるという事実を忘れちゃならん。
昨シーズンはこの壁がなかなか高くて、とにかく得点が伸びずに負ける試合がいくつあったか。いや、調べてないけど(^^;
ちなみに2試合合計167得点は現時点でB2東地区ぶっちぎりのトップ(笑)。

ひと晩経過した今、その一点のみで夢想ではない程度にまた期待が高まっている

こうして一喜一憂するバスケットボールのシーズンが、今年も始まりました。
今シーズンはアリーナに戻りたいなぁ。

*  *  *

TOKYO2020ですばらしい結果が出て、世間の注目が集まる女子代表。
オリンピックチームのセカンドユニットを中心に、3x3の代表選手も加えて構成した新しいチームが、もうアジアカップ5連覇に挑んでた。ヘッドコーチも交代して。
オリンピックが1年ずれるといろいろ大変。

予選リーグから、「圧倒的」というわけにはいかなかったけど、それでも最後の最後には必ず勝ち切る。世界の頂点を見てきた自信というやつだろうか。

どこかのチームと違って(涙)、競り合っていれば必ず――そういう気持ちで見ることができた。

☆☆☆☆☆JAPAN 78-73 CHINA

すばらしい戦いでした。5連覇おめでとう!

・・・やっぱり応援してるチームが勝つのはうれしいのだ。


2021年10月3日日曜日

完勝と完敗。

初めての、そして久しぶりのさいたまダービー。

大宮V 1-4 浦和○

前評判は当然浦和優位で、その評判どおりにチーム全体の構成力で圧倒し、4つのファインゴール(安藤のポジショニング、猶本の技術、菅澤の落ち着き、遠藤の粘り。どれも素晴らしい)を奪っての完勝。また新しい歴史をひとつ紡ぎだした。
なんにせよ大宮に勝つのは喜ばしい(^^;

ただ、だからこそあえて。
右サイド、SBを清家から水谷にポジションチェンジしてみたり苦慮してたみたいだけど、個人技とスピードを併せ持つ選手にはかなりやられた印象も残る。
加えて終了間際の失点は不要。高さ的に厳しくても、さらに集中が必要。

目指すは初代チャンピオンだからね。そこは高い目標設定をば。


トップの話は書きたくもないんだけども・・・(涙)。

神戸 5-1 浦和●

キックオフのボールを大迫に引っ掛けられたときにちょっとイヤな感じはしたんだよな~。

とにかく神戸の2トップの制限が抜群で、ビルドアップがどうしてもスムーズに流れない。完全に崩された感じではないものの、あれよあれよと3本のシュートで3点を取られてしまう。

それって浦和がやってきてる形で、やりたい形。その上での決定力あるんだもんな・・・。

それでも前半の最後には押し返すこともでき、後半立ち上がりには追撃の1点も取れた。
完敗だったけど、間違ってない。

好事魔多し。まだ何も成し遂げてないけど、まだ何も終わってない。


2021年10月2日土曜日

むせてるだけじゃ始まらない。

水分補給をしようと「ゴクっ」って飲むと、けっこうな確率でヘンなとこに入っちゃってむせる。特に最近多い気がするんだよね。

誤嚥ってことなんでそれはそれで気をつけないとなりませぬが、それ以上に、“むせる=咳き込む”のがいやなんだよね。
「いや」というか、「いやだと思われてるんじゃないかと思う」のがいや。

そうは言ってものどの筋力で抑え込むなんてできないしねぇ。困った困った(^^;

・・
・・・

てなことを考えてて、ふと思い出したことが。

テレビから好きな曲が流れてきて、それに合わせて歌う・・・・ん?声が出ない。

特に高音が“カッスカス”だ。
カラオケでわりと自在に使えてたはずのファルセットもまったく音程が取れない(泣)。

そうかー。この1年半、ぜんぜん歌ってないもんな。それどころか大きな声すら出してないもん。声の使い方を忘れちゃったみたいだ。
「マスク声がれ」っていうやつ?要龍角散?

そういえば、マスクの下でほうれい線が長く深くなってたことにも気づいちゃったんだよな。声を出さないってのは顔の筋肉の運動不足にもつながってるんだろうなあ。

人と会う機会もなかったから身だしなみを気遣うことも少なかったし、そのせいか頭髪関係が急に進行しちゃった気もする(それ身だしなみの話か?)。


このへんがターニングポイントかな。

緊急事態宣言が明けて、今回はどう考えてもこれまでとは状況が違ってるし、個人的に対策はしっかり続けるけれど(大切な宣言)、行動は少しずつ広げていこうと思う。人とも会おうと思う。

しっかり笑って表情筋を動かさなきゃ。

・・・あ、クルマん中で大声で歌うか。うん、それはいい(笑)。


2021年10月1日金曜日

加圧トレーニング[シーズン2.7]#07

9月は月の半ばに健康診断があって、それなりに気をつけてたりしちゃうわけですが、それが終わったと同時にだらけるわけですよ。
計量を終えたボクサーが試合までにめちゃくちゃ体重増えちゃうみたいな状態ね。

しかもパラリンピックテレビ観戦の影響で日常の運動量もべらぼうに少ない。これは・・・。


【2021年9月度】
トレーニング回数:1回

メニュー
上半身中心です。肩甲骨まわりと肩を意識してるんですが、結果にはつながってないかなぁ・・(そりゃそうだ月イチだもの)。

計測
・・・忘れました。いつもと違う時間帯にトレーニングしたので、ルーティンが崩れてて、という言い訳。
ただまあ感触として、健康診断のときから1.5キロぐらいは増えてる気がするのね。まずい。