2019年6月28日金曜日

まいど、まど屋です。

久しぶりにDIY。Do It Myself。
といっても別にたいそうなことをやったわけじゃないんだけど、記録として一応書いておこうかと思う。

出窓とかの“斜め方向にちょっとだけ開く窓”の把手。90度回してそのままぐいっと押すと窓が開いて、引き寄せて窓を閉めて90度回すと固定される、あれ。
坊主1号の部屋のその把手のネジ穴の周辺が経年劣化で割れてしまって閉めた状態で固定できなくなっちゃったので、交換しましょうということに。梅雨時だし、夏にはエアコン効かなくなったりしそうだからね。ていうか、それこそ修理してくれる職人さん呼んだらそこそこな金額になりそうじゃん(笑)。

まず・・あの把手、名前なんていうの?
そこからかいっ、と自分にツッコミつつ検索検索。

[出窓 ハンドル][Enter]

出てきた答えは「カムラッチハンドル」。カムのラッチのハンドル・・・なんとなくワカル(^^;

次にその窓のメーカーを確認。新しいサッシとかだとはじっこのほうにメーカー名と型番のシールが貼ってあるみたいだけど、坊主1号の部屋の窓にはそれらしきものはなく・・・そしたら隣の窓の網戸にメーカー名シールが貼ってあった。ではそれで検索検索。

[△△(←メーカー名) カムラッチハンドル][Enter]

あーこれこれ。なるほど。窓の型番とは関係なく、このメーカーのカムラッチハンドルそのものは1種類みたいだ。確認しなきゃいけないのは、色と把手の向きか(左と右の2種がある)。えーっとブロンズ色で、把手は右、と。
んー、そこそこ高いじゃんねー。こんなもんなのかな。ほかの部品で代用できるようなものでもないし、しかたないのお。[カートに入れる]をポチ。

・・
・・・数日後。

某ECサイトより荷物到着。開封してみるとまず目に飛び込んできたのが「返品不可」のシール。はいはいわかりましたよぉ。

工具(ドライバー1本でいいんだけども)を携え坊主1号の部屋へ。コンコン。「まいどー、まどの修理でーす」

窓とハンドルを接続しているネジは、「もともと付いているネジを利用してください」ということで外したときにどっかやっちゃわないように要注意(^^;

それよりも大事なのは、古いハンドルのネジを外すところの手順。試験に出るよ。

窓の構造上、ネジ穴の奥(窓枠の内部)に“ネジ受け”が入っている場合があって、その場合、ハンドルを固定している2つのネジを一気に外してしまうと、そのネジ受けが窓枠の中で落下してしまうことになって、そうなるとネジを締められなくなるという目も当てられないことになる。
なので、手順としてまずは上下2つのネジのうち下のネジだけを外す(土台部分が割れてて作業はちょいと難儀)。
で、ハンドル全体をまだ残っているネジを中心に90度(+α)回転させる。穴が見えたほうに、新しいハンドル(やはり90度回した形で)を仮止め。
それから古いほうの上側のネジを外す。こうすればネジ受けが落下する危険はないわけだ(伝わってる?)。

そして新しいハンドルを90度回転させてネジ穴に合わせて、上側のネジを締める。
下のネジも増し締めして完成。
作業自体は5分ほど。

「作業終わりました~。部品代が5000円で出張作業費が10,000円。消費税が入って1万6200円でーす」

見事に家族中、無反応(涙)。

ま、坊主1号は作業を見てたので、ネジ受けの件は覚えてくれただろう。それでヨシ。


2019年6月27日木曜日

アジア中毒。

前日会見。蔚山キム・ドフン監督『浦和には警戒する選手はいない』。

古いスポーツファンの方なら、あの日本シリーズの近鉄のあの投手のあの発言を思い出すのではないでしょうかね(^^;

ただでさえ勝利が必要な浦和の選手たちには当然のように火がつくし(現に興梠は試合後そう語ってた)、それを後押しする平日の大雨の海外アウェイに普通に出向く赤い人たちの存在もある(一説には1,000人超えとも)。あのサポだけは警戒しとけばよかったでしょ?(笑)
現地組のみなさん、ありがとうございました。無事のご帰国を。そのまま釜山経由で大分に行く強者のみなさんはさらにお気をつけて。

2019 AFC Champinons League Round16 2nd Leg
ULSAN HYUNDAI FC (KOR) 0-3 Urawa Red Diamonds (JPN)
aggregate score: ULS 2-4 URA○

おなじみ(?)のセカンドレグでの逆転劇でQF進出!!

まあ大槻さんはもともと分析官でもあるので、案外冷静だったんでしょうかね。
ライン高くアグレッシブというのは当然としても、高さのある相手に対してサイドからのクロスを徹底。ただし狙いどころは隙間が空くファー。そこには駆け引きの天才・興梠。
行けるとなったら4バックにして(当初からの計画でもあったとか)杉本投入、さらに高さを加える。2点目を入れたら森脇投入で3バックに戻して、そこからカウンターで決着。

温存してたファブリシオ。対アジアですばらしく有効な長澤。新監督の下で復調著しい杉本。アジアと世界を知るマウリシオ・・・選手起用もいちいち大当たりでしたね。

と、見てきたように書いてますが、テレビでも見てないんだよねー(^^;
ネットで追ってただけ。だってG+契約してないのよ。

まあまた埼スタで見られるわけで。次のラウンドがもう楽しみになってきたぜ!

・・
・・・

何度も何度も書いてるけど、アジアの戦いは本当に痺れる。だからこそ楽しい。
国内リーグタイトルももちろん渇望しているんだが、アジアタイトルは脳内の何かの分泌量がちょっと違うんだよなー。

2019年6月26日水曜日

【France2019】ぐやじぃぃ JPN v NED

ハンドだよな。ちゃんと見たらハンドだと思うよ。でもさぁ、一応VAR確認してほしかったよな。一縷の望みってやつを。

FIFA Women's World Cup France 2019 Round of 16
●JPN 1-2 NED

悔しいなぁ。くやしいなぁ。ぐやじぃぃぃぃ!

前半(の前半)こそ、オランダの速いプレッシャーとパスワークに苦労してた。特に中盤が後ろ向きで受けるボールを徹底的に狙われてなかなか主導権が作れなかったんだけど、気がつけばオランダがトーンダウンしてて、ワイドに開いた最終ラインからのロングボール一辺倒に。長いボールを蹴れるパワーとそれが狙える高さがあるからそれでも十分脅威ではあるものの、なでしこは高いラインを維持しながら、山下との連携で問題なく対応できてた。

そして見事な同点ゴール。


左サイドで長谷川が股抜きでひとりかわす。前向きで受けた杉田が斜めにパス。ポストに入った菅澤が股抜きで岩渕に落とし、なんとも微妙なタメを作った岩渕がスルーパス。長谷川がGKの動きを見ながら右上に突き刺す!ああなんて美しい。

後半に入って、再びオランダが攻勢に・・・と思ったら、すっかり足が止まった。


ここで満を持して籾木投入。これが大当たり。スペースで受けられるようになったツートップ、中盤で無双状態の杉田とともに次々にチャンスを創出していく。

いや、チャンスどころか決定機連発。
杉田!→クロスバー!
籾木!→GKビッグセーブ!
三浦!→わずかにバーの上!
岩渕!→サイドネット!

もうちょい、もうちょい、もうちょっとぉぉぉぉ!

・・
・・・

チームとしては大会の全体の総括はきちんとしなければならない。でもちゃんとできたこともあったし、必要なことも明確になったと思う。
女子サッカーの頂点は、やはりオリンピック。来年に向けてポジティブな大会であった、と言えるようになったらいいな。

僕?まだ総括できる余裕がない(T^T)

2019年6月25日火曜日

フォールアウト。

今回今さらながらに見てみた映画は「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」です。今作は劇場行きませんでした。なんでだっけ?

前作「ローグ・ネイション」の敵役の残党がいる、という設定からして、その続編という印象を色濃く持つ。MIシリーズには珍しく(初?)同じ監督だよね。

とは言っても“例によって”、例によってのトコできちんと背景は説明してくれるので、単体でも十分楽しめると思う。
何より、トム・クルーズのアクションだもん(笑)。

いや冗談抜きで、歳とってますます過激になってる。
クイックネスが落ちてるように見えるぶん、「痛そう」になってるというか(^^;
お約束のバイクのシーンだけはちょい長すぎかなって思った。

ただそれだけじゃなくて、不可能なミッションに勢いだけで挑みつつ、その実“案外緻密じゃん”で「おおっ」ってなるスパイ大作戦的要素も特にたくさんあって、それはそれはワクワクできますことよ。
あとね、意外なところでは「映像キレイ」と思うシーン多々。

ところで「fallout」とは辞書引いてみると「死の灰」の意味があった。
確かにそれこそが今回のミッションの根幹ではあるのだけど、なんとなく別の意味合いも含んでいるような気もして。誰か教えて。

次作は「ミッション:インポッシブル/還暦」か・・・ごくり。

そうそう、前作から引き続きのヒロインの「イルサ」は相変わらずお美しい(ぽっ)。

それからイーサンのチームと行動を共にすることになるCIAエージェント役を演じたヘンリー・カヴィルは、腹立つぐらい(笑)かっちょいい。見た目ベースだとイーサン・ハントを食ってましたね。うん。

2019年6月24日月曜日

匂い立つ。

すれ違う人の匂い、香りに、ふと意識を持っていかれることがある。

奥底に沈めていた記憶すら呼び起こされるように。




あれ?誰もいない。香りの主とおぼしき人が、いない。
これは思い出せない記憶が作り出した幻想なのか。

釈然としないまま歩みを進めると・・・・あ、コインランドリーがあった。なるほどー。

・・
・・・

正直ベースで言うと、僕は匂いで何か具体的な事象(笑)を思い出すことはあまりないです・・・という話は以前も書きました(過去ブログは→コチラ)。


すれ違うあの人が放つ柔軟剤

2019年6月21日金曜日

気分も上がるグッドニュ~ス。

悲しいことつらいこと(→チケットの件だよっ)があると途端にアクセス数が増える通称「蜜の味ブログ」です。こんにちは。

心の痛手からまだまだ立ち直れてはいませんが、うれしいニュースが入ってきてちょいと浮上してきました。
コパ・アメリカで三好が2点取ってウルグアイとドローってのもグッドニュースだが、何せ見られてないからなぁ。



気分が上がる=ルイルイ、と昭和なことを書いてみます(勇気)。

八村のプレーは明成高校時代にウインターカップで見ました。テレビですけど(^^;
当時からすんばらしい選手でしたが、ここまで成長するとは。おっちゃん驚愕&感激です。
このブログでも「Akatsuki Fiveの希望」と書いたことはありますが、それがちょうど1年前。そのときには『NBAのドラフトなんて話も出てくるぐらい』と評しています。それが1巡目9位指名。この1年間もすさまじい成長スピードだったんだと思うわけです。
ちなみにNBAドラフトに掛かった日本人選手は過去にもいますので、あくまで「1巡目が初」です。お間違いなきよう。ちなみにちなみにその選手は岡山恭崇。

ウィザーズに指名されたことが今後どう出るかわかりませんが(あとで坊主1号のレクチャーを受けようと思う)、彼が来年、現役NBA選手の日本代表としてTOKYO2020で戦うことになるなんて!!

これはチケット争奪戦が大変になりそうですねっ(大錯乱)

・・・

八村に三好、そして・・・一四四。

2019年6月20日木曜日

まだハーフタイムです。

気温自体はそう高いわけではない気がするが、湿度が高い。選手のコンディションはどうだろう。ビールは旨いけどね~(笑)。
そういうこともあるのか、先週のリーグ戦からはかなりターンオーバーしてきた。
鈴木、エヴェルトン、山中までは想定できたけど、杉本はちょっと驚いた。


当然調子が上がってきたんだろうし、蔚山の高さに対抗できるという意味でも重要だ。
そもそも前回出場のときと監督とやり方が違うからな(^^;

その杉本はワントップに入った。興梠と武藤が明確にシャドーポジション。
この3人がそれぞれ違う位置で起点になって、ボールがよく動く。
アップのときから入念に確認していた(ように見えた)3人目の動きでパスコースを作るというのがよくできている。簡単に言うと「止まってる選手がいない」。杉本も「むやみに引いてきたりしない」というのが好印象。

逆サイドに振ってワイドの選手からのクロス。シャドーが起点になってのボランチからの斜めのパス。さまざまな選択肢を持ちながら、優位にゲームを進めていく。
特にサイドからのクロスは杉本がターゲットになるので、ハイボールが有効だったし、それをおとりにしてウチのエースストライカーがその裏を狙う、みたいな動きも見られた。
ミドルシュートの意識も高くて(惜しかったのは山中の一発ぐらいで、あとは枠に行かないんだけどな涙)、いいぞー!もっとやったれ!、だった。

そしてシャドーを追い越すように青木が深く侵入してふわりとしたクロス。そこに杉本~!ねらいどーーーりっ!

前半は100点満点の出来・・・・だったのだけど。

エアポケットに入ったようなミスからの失点。同点で前半を終えることになった。
蔚山のサポが超少数だったので、失点シーンでアウェイゴール裏が沸くこともなく、埼スタが静まり返った。

後半は勢いがなくなってしまって、前半のような自信が見えなくなり、杉本を下げた後の交代選手もハマらず(どうした汰木しっかりせい)・・・そして最も気をつけなければならなかった8番(#浦ビュー 情報)にカウンターからド真ん中を割られて2つめのアウェイゴールを許してしまった。

2019 AFC Champinons League Round16 1st Leg
Urawa Red Diamonds (JPN) 1-2 ULSAN HYUNDAI FC (KOR)


だからどうした。180分の前半が終わっただけ。まだ90分残ってる。
誰ひとり諦めてないし、何よりこの試合で杉本という切り札も手にした。2点差以上の勝利なんて別に不可能な話じゃない。1点取れれば重圧がかかるのは蔚山のほう。

来週、現地に行かれるみなさん、魂、託しましたよ。
We Are REDS!!!

*  *  *

蔚山現代の選手、時間稼ぎは露骨で腹立たしかったですが(笑)、後半始まる前はGKが、試合後には選手揃って浦和サポに挨拶したりで、非常に友好的な雰囲気を作り出してくれたということは書き添えておきたいと思います。

【緊急更新】TOKYO2020まであと400日!

第二希望まで含めて30セッション超。そのすべてについて。


まさかの全滅。申込数なら周囲の誰よりも多かったんだけど。

今日もうおうち帰りたい。orz...



さてと、聖火ランナー申し込むか。

【France2019】できたことできなかったこと。JPN v ENG

もちろん勝ってグループ1位というのが一番いいのは間違いないんだけども、それだけじゃなくてノックアウトステージでの戦い方、あるいは強敵に対するやり方の確認みたいなものも必要になるイングランド戦。

岩渕と横山というサイズよりも機動力優先のツートップ。中島をボランチに下げて、右に小林という構成。
序盤こそ「悪くない」と思ったんだが、それ以上に、イングランドつええよ、と思うこと多々。

上手い、速い、強い、高い。
長いボールはもちろん、自陣からパスワークでつないでくる技術も、残念ながら一段上かも。

前から圧力をかければ剥がされて数的優位を作られサイドを崩される。
ブロックを作ろうとすると長いボールでラインを下げられセカンドボールを回収されて中央からミドルをズドン――なんて精度高いミドルなの!

山下のビッグセーブ連発に救ってもらえた前半。でもまったく可能性がないってこともないんだよなーと思う。

そして後半、イングランドの足が止まってくる(なんだよ~飛ばしてただけかよ~)。逆になでしこのリズムが出てくる。遠藤、杉田や交代で入った菅澤がチャンスを作る・・・んだけど決めきれない。
決めきれないと、こうなるのがフットボールです。

FIFA Women's World Cup France 2019 1st Stage GroupD #3
●JPN 0-2 ENG

他力ではあるけども2位でグループステージ通過(ちょっと危なかった)。
この試合でできたこと、できなかったこと、続けたいこと、修正しなければならないこと。すごく凝縮されてたゲームだったように思う。

願わくばこの試合がノックアウトステージでの快進撃につながりますように。

グループリーグの3試合目でイングランドに0-2で負けるってのは吉兆です!!
2011年大会もそうでしたもん。

2019年6月19日水曜日

赤いトマトと緑のトマト。

タイトルを武田鉄矢の声で脳内再生していただくとカップ麺感が出ます(←なんの話だ)。

久しぶりのジャケ買いならぬタイトル買いしたくろきすがや「感染領域」を読了。
新人発掘コンテストである「このミス大賞」の優秀賞受賞作。プロット担当と執筆担当の2人の合作だそうで。

ざっくりどういう話かというと、九州・熊本を中心に謎の感染が疑われるトマトが現れ、その被害が急速に拡大していく。農水省のキャリアと大学の研究者が調査に向かうが、原因はつかめない。一方、農業関係大企業のつくばの研究所では研究員が死亡するという事件が起こり・・・という感じで始まる、そうだな、バイオサスペンスミステリーとでも言いましょうか(笑)。

読み始めて、「美人キャリア官僚と学会のつまはじき者(しかも元恋人)」というコンビはステレオタイプ的ではあるなぁとは思ったものの、それが気にならないというか、気にしてる暇がなかったというか、そこからの展開が早くてびっくり。
びっくりしつつ、ぐいぐいページをめくらされてしまった。

茎や葉まで赤く染まるトマトと、緑のまま熟さないトマト

ヒューマンエラーか偶然の産物か、それとも誰かの悪意か。その悪意を持つのは誰か。
登場人物が見事にみんな悪い人に見える(笑)。

そして感染拡大がもたらす、恐怖のアウトブレイクへのカウントダウン。

こういう話なんで、植物学とかバイオテクノロジーとか、とにかく科学・化学バリバリで、小難しい用語がバンバン出てくるわけです。
ところがそれでわかりにくくなってしまうことがないというのは特筆すべき点かと思います。生徒役の配置とでもいうのか、登場人物はプロ同士なのにちょっと専門を変えることで、結果うまいこと読者に説明をしてくれる、というのがお見事というほかない。おかげでこちらは「わかったような気になって」読み進めることができた。

そして緊迫の終盤へ。
序盤にちらりと書かれてたことが終盤に意味を持ってくる!!

おおおっ。あれも伏線だったのかー!

という感じで一気に大変楽しく読ませていただきました。
「このミステリーがすごい」かどうかはよくわかりませんが、「この一冊は楽しい」ことは間違いないところです。

・・
・・・

余談ですが、冒頭の熊本での調査シーン(熊本はトマト生産量日本一だそうです)で、熊本地震の爪痕が描かれてて、ちょっとせつなくなった。

*  *  *

そういえば、最近たまに、坊主2号にもらった中学理科(科学)の教科書読んでる。「勉強」じゃないと、これほどにもおもしろいのかと驚きながら。
歴史もそうだけど、おっさんの習ったこととすでに常識が変わってるとこがあるのよね~。

2019年6月18日火曜日

コレクション欲とデジタルな世界。

男の子なもんで、それなりに“コレクション欲”ってのは持ち合わせている。収集癖というか、単なる物欲ともいうのかもしれないけども。

余談だが、これって男のほうに多いのかな。一般にそう言われるような気はするけど、わかんないな。女性だって「推しのグッズ集めてます」みたいな人は多いみたいだし、ジェンダーの話じゃないのかもしれない。

このブログでもコレクションの話は何回か書いてると思う。たとえばミニカーとか食玩とかね。
ただそこまでマニアではないので、「コンプリートせねば」といった感覚までは持ち合わせていないのだけど(という話は以前も書いた→コチラ)。




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ただ、そういう方向の物欲というものが、最近少しばかり薄れてきたんじゃないかと思うことがあって。主にはDVDとか音楽CDとか。

DVDとかそう繰り返して観るわけでもないのに「持ってたい」。そういう気持ち。
「持ってるぜ」という安心感なのか、自慢(誰に?)なのか、何かの備え(何の?)なのか。そもそもそれってなんの自己アピールやねん、って感じですけどね。

今でもそこそこの枚数のDVDや音楽CDがある。

これが最近、増えてないんだよね。もともと大量に買うタイプではないんだけど(切実なるお小遣い問題)、録画したものを「これは焼いとかなきゃ」と“所有”したいという切迫した思い、あるいは、音楽CDもレンタルしてきてCD-Rに焼いて“所有”するんだという行為そのものをあまりしなくなった。

なぜだろう。男子としての意欲の減退だと困るんだが、保管場所に難儀しているという現実は別としても、やっぱり環境なのかなと。

映画も音楽も、ストリーミングという手段で見られる時代になってきた。この潮流はおそらく止まらないだろう。
デジタルなものを物理的に所有するいうのはそれこそ矛盾なのかもしれない。

生活圏にある○SUTAYAは、その品ぞろえがどんどんショボくなり、あるいは店そのものが閉店してしまったり。
レンタルCDのコーナーは特に顕著で、大型店と言えどももはや空虚といってもいいほど。安価に借りられた「マキシシングルレンタル」というメニューもなくなった。フルアルバムと同一価格とか意味わからん(^^;

なんやかんやでついに「マイ・ベスト」の制作もやめてしまった(という話の元は→コチラ)。

・・・と、こないだ「借りるもんがないわ」と店の中で立ち尽くしてしまったことから、つらつら思ったことを書いてみました。この投稿にオチはない(キッパリ)。
黄色い○カードは、レンタル会員証としての機能を失い、ただのポイントカードに成り下がる。

・・
・・・

保管用DVDを焼くときに、レーベル面をデザインするのが僕の楽しみのひとつだったんだけどな。

2019年6月17日月曜日

またもアディショナルタイム。

2試合連続アディショナルタイムにゴール!
新・大槻体制初勝利!

2019 Meiji Yasuda J1 League #15
○浦和 2-1 鳥栖

2週間のブレイクを経てチームはどうなっているか。メンバーを見ると前節とあまり変わっていないが、先発マルティノス→ナバウトというのはちょっと意外かも。ベンチにエヴェルトンの名前がない。
システムは変わらず3-4-2-1なので、「状態のいい選手/相手ありき」という見て取れる、ような気はする(^^;

浦和よりも先に監督を変えて好調の鳥栖は、攻撃の組み立てが非常に整理されているというか、スムーズ。最終的な起点はやっぱり金崎で、本当にいやらしい動きをしてくる。いろいろトラウマもあったりするもんだから怖くってしょうがない(^^;

そしてその金崎経由のピンチからの流れで先に失点。
立ち上がりの柴戸→ナバウト→興梠という決定機が決まってればなぁ、とタラレバを思う。

また追いかける展開か。
代表+ケガでチームを離れていた槙野の周辺での守備連携が足りないような気がするのは考えすぎだろうか。

でもこの試合はわりとすぐに追いつくことができた。
岩武の斜めのクロスに武藤・興梠と連続スルー(手前でなぜだか青木がニアに引っ張っててスペース作ってるんだよね。だからスルーが効いた)。大外で完全ドフリーの宇賀神がミドルを突き刺した。右ワイドのクロスを左ワイドが決める、なんてミシャっぽい(笑)。

そのあとは互いにチャンスを作っているような作り切れていないような展開。
すこしだけ鳥栖のほうが優位だったかなぁ。柴戸のパスが少しずつズレてたのと、長澤がいまひとつフィットしてなかったのが苦しくなった要因かな。
だからドローやむなしか・・・が、アディショナルタイムである。

途中出場のマルティノスが個人技から前へ運び、相手DFにリフレクトしたボールが高橋(たぶん秀人のほう)の頭をワンバウンドしてふわりと越えて・・・興梠がダイレクトで流し込む!!
興梠のポジションの取り方がこれぞストライカーって感じ。

「よおっしゃゃゃゃゃー!!」

今週もテレビに向かって絶叫。
ただし今日は周囲に家族がいなかったのでチャンネル強制変更されなかった(笑)。

[負け・分け]でもおかしくなかった2試合を、[分け・勝ち]で終えた。
これをすべて大槻さんによるものと片付けるわけにはいかないけれど、何かこう不思議な力が働いているような気がしてならない。

さあミッドウィークには正真正銘「勝たねばならない」ゲームがやってくる。
どういう形で臨むのか、わくわく以外ありませんなっ。

シンゾー、ついにミスターレッズに並ぶ!!

2019年6月15日土曜日

【France2019】さあここから! JPN v SCO

第1戦をドローとしたことでいろいろ不安視されることも多かったなでしこちゃんたちですが、優勝を狙うチームは徐々に状態を上げていくもんなんですってば!

FIFA Women's World Cup France 2019 1st Stage GroupD #2
○JPN 2-1 SCO



先発見て驚いたのが岩渕。第1戦を見るかぎり、怪我明けでコンディション戻ってないように見えたから。俺たちのもえかを外したのも驚いたが。
その岩渕がキックオフから猛然と相手DFにプレッシャーをかける。なんか「走りまくってコンディション戻せぇ」みたいな感じでしょうかね?
守備では走りまくり、攻撃のときには相手の隙間に入り込んでボールタッチを繰り返しリズムを生む。
真奈ちゃんワールドカップ初先発ってちょっと驚き。

この試合に向けてのチーム全体の意図、つまり積極性が具現化されてたよう。

そしてそのリズムを作り出していたもうひとつの要因が、菅澤(浦和)。岩渕をフラフラさせても問題ないように、体格に勝るスコットランドDFにほぼ完勝。これぞセンターフォワードというような無双ぶり。ゆりか半端ないって。

この2人のワードカップ経験者のプレーが他の、特に若い選手に波及したのは間違いない。遠藤も杉田も1戦目とは見違えるよう。あとは清水だなー。もうちょいできると思うんだが。
さらにはこの2人がそれぞれゴールを決めたというのも、今後の試合に向けてもポジティブな結果だと思う。
優勝を狙うチームはこうして徐々に上げていくってのがお約束!!

・・
・・・

と、後半は見なかったことみたいにしてますが(笑)。

選手交代がまったく機能しなかったのは反省点。小林のコンディションを「使うことで戻す」という岩渕と同じようなやり方で起用したのはまだしも、怪我で先発を外されたとされる長谷川を、2点リードの場面で使うってのはよくわかんなかったなぁ。

そしてスコットランドのペースになったときのゲームの終わらせ方。
カードも余ってたし、ベンチを見ればいるじゃない、どこでも守備ができる宇津木が。
ベテランがいて、はじめて若手が躍動できるとは思いますが、どうでしょうか、高倉さん。

勝ち点4になったことで、ノックアウトステージ進出はほぼ大丈夫だろう。グループ最強のイングランド戦の起用メンバー、どうします~?


ところで、清水のエリア内ハンド、どうしてVAR発動しなかったんだろう。
菅澤のPKもVARだったらPK取り消しになってたかもしれないしなぁ。うまいこと活用されてない印象もあり。

2019年6月13日木曜日

バッドボーイズとディテクティブボーイズ。

梅雨時の「おでかけしたくないモード」の休日は、カウチポテト(死語?)がいい。
それも爽快スカッとするタイプの映画で。

というわけで、今回今さらながらに見てみた映画は「バッドボーイズ」「バッドボーイズ2バッド」の2本立て。初鑑賞じゃないので、「失敗したー」ということにはならないという安心感もあり(^^;

失敗しないどころか、やっぱりサイコーだぁぁぁ!!

カーチェイス、ガンファイト、2人の掛け合い・・・どこを取ってもバディもののクライムアクションの最高峰(俺基準)!
いや待てよ、これ、コメディかもしれんな(^^;

楽しい時間をありがとう>マイケル・ベイ。

・・・ほぼ何の感想も書いてないが、まあいいか。

*  *  *

もう一本。クライムサスペンスなアクション映画(笑)、「名探偵コナン から紅の恋歌」です。
初放送の地上波でなくWOWOWでの放送を待ったへそ曲がりですが私です。

舞台は京都。となるとコナンくんと西の高校生探偵・平次とのバディものという見方もできようかと(無理やり)。つーか、むしろ平次メイン。

それにしても・・・コナンくんってば映画だとめっちゃ飛ぶよね・・・。
高い建物とか場所出てくると「ここ飛ぶんかな」って思うし、実際飛ぶし。もちろん今回は平次も飛ぶでー。

ほんで言うねん。

『手ぇ離したら・・』・・あとはナイショや(超有名セリフだけども)。

脚本はミステリー作家の大倉崇裕。といえば「福家警部補」シリーズ(読後ブログ→1・2作目3作目。当然のことながら、福家警部補っぽさは微塵も感じず(←あたりまえだ)。

何はともあれ、まあ楽しゅうございました。しのぶれど。

2019年6月12日水曜日

調律師物語。

2016年の本屋大賞受賞作、宮下奈都「羊と鋼の森」を読了。
新米ピアノ調律師の、お仕事小説というよりは成長物語とでもいったほうが近いかな、そういうお話。羊と鋼ってのはピアノ内部の構造ですね。それがたくさんあるという意味での森。そして同時に森は青年の心象風景でもある。

本屋大賞ってことでもう少し「明快におもしろい」かと思ったら、意外にそうじゃなかった。単純なるエンタメではない。何か特別なことが起こるわけでもない。逆に「おもしろくない」という感想が出てきてもちっとも不思議じゃない。

でも僕は、おもしろがって読めた。

“音”というものすごく抽象的にしか表現できないものを根幹に置いているがゆえに、文字として表現される主人公の心情は深く内へ内へ入っていくのに、なぜだかこちらには実にすっと入ってくる。届いてくるというのか。

えらくまわりくどい言い方だけど、美しいことを表現するのに「美しい」という言葉を使う。主人公が気づくという形で。自分で書いてて意味わからん(^^;

『「美しい」も(略)新しい言葉だった(略)知らなかったというのとは少し違っていた。ただ、知っていることに気づかずにいたのだ』

あるいは「目標」という言葉。あるいは「怖い」という気持ち。

わかる、ような気がする。

なんかこう、日常の中で感じている言いようのない不安感とか焦燥感とか、一方で美しく正しいものへの憧憬とか、そういうのが、文字に形を変えて紙の上に印刷されているような気さえする。

僕の感情の奥のほうで共鳴している、と言ったらカッコつけすぎかな。

巻末の解説にはやはり本屋大賞受賞作家の佐藤多佳子。受賞作は→「一瞬の風になれ
彼女も書いていたが、本編中、主人公が具体的にイメージできるような説明はほとんどなされていない。容姿はもちろん、名前さえも。これが読者それぞれにとっての主人公――ふくらんだりしぼんだり、あるいは伸びたり縮んだり――を形づくることのできる要因になっていることは間違いないだろう。
そう考えると、映画化しちゃうとイメージが固定化されちゃうんだよなーと。帯にもどどんと山崎賢人の顔が出てるからね、どうしても読みながら風貌が出てきてしまう。それが少し残念だったかも。

・・
・・・

『「ピアノを食べて生きていくんだよ」』

ちょっとぞわっとしたセリフだった。

2019年6月11日火曜日

【France2019】いざ、なでしこ出陣!:ARG v JPN

と、威勢のいいタイトルにしてみましたが、残念ながら結果は順風満帆とはいかず。

FIFA Women's World Cup France 2019 1stStage GroupD #1
ARG 0-0 JPN△


公式サイトに“Argentina claim historic first Women's World Cup point”と書かれているように、アルゼンチンにとって歴史的ドロー。つまりこれはアルゼンチンのゲームだったということ。

ボールを奪っても攻めてこないなんてどういうことやねん(怒)、という見方も当然あるんだけど、それも含めてのミッション。アルゼンチンはそれを完遂した、ということだけのことだ。すばらしい(←社交辞令)

逆に言えば、なでしこはミッション――グループ内で最も弱いと想定されているチームから確実に3ポイントを取ること――に失敗した。
つまりことこの試合については[アルゼンチン>なでしこ]であったわけだ。うん。

アルゼンチンのいいとこを探すのはちょいと癪なので(涙)、なでしこのほうに目を向けると、まずは守備陣については突発的にしか仕事がない中、集中を切らすことなく安定感は問題なかったかと。熊ちゃん+もえかの新旧浦和レッズCBコンビ、良かったですっ!

やはり得点の取れなかった、というかシュートがほとんど打てなかった攻撃陣。
まあここから先はあそこまでドン引きになってくるチームはないはずなのでアレですけど(^^;

攻撃の中心にいるのはやはり長谷川で、それは相手ももちろんわかってて、ボールを受ける瞬間を狙われ、持っても前はなかなか向かせてもらえず、という繰り返し。
左サイドに張っているときよりも、ポジションを捨てて中央でふらふらしてたときのほうが「らしさ」は出たかなぁ。一番チャンスになってたのが、長谷川が右サイドに絡んだときだったってのがなんとも皮肉。
少し内に絞れば鮫島の上がるスペースもできそうだし。杉田あたりを前に押し出すこともできそうだし。もっと自由にやっていいよ、という気分。

あと初戦ということもあってか、コンディションがどうも、という選手もちらほら。
少なくとも岩渕はまだ使える段階じゃなかったんじゃないですかね、高倉さん。

こうした点も含めて中3日のスコットランド戦に向けて「修正」「成長」は必須。

うー、書いてて心配になってきた。
でも、でも。スコットランドから勝ち点3取るぞー!がんばれー!
眠いけど僕もがんばるー!!(笑)

・・
・・・

順位表見て気になったのが「フェアプレーポイント」。現在-3ポイントでグループ最下位。
このままロースコアでグループリーグが展開していく可能性も十分あるので要注意だね。男子のロシア大会ではこれが大きく大会の行方を左右したわけで。

対格差のある相手に、腕の使い方は重要だけど、したたかな相手もいます。カードには十分に気をつけていきたいですね。

おまけ。BS1派としては、対戦国含めた大量の情報で迫る佐伯さんに、現役近い勢のアッサーノが挑む解説陣の攻防に見ごたえがありまくり。

2019年6月10日月曜日

エキサイティング・トーキョーベイ。

東関道を走る。目的地は次のインターで降りてちょっと戻ったとこ・・・と思いきや『ぽーん。目的地に近づきました。案内を終了します。』だと。確かにすぐ脇を通過しましたけどね、高速の上でどうしろと(笑)。

そんなこんなでやってきました「ららぽーとTOKYO-BAY」。TOKYOって付いてるけどもちろん千葉県だ(笑)。あれー、SSAWSはこの近くのはずだけどなあ、見当たりませんねぇ(錯乱)。

そこで開催された3x3.EXE Premier Kanto North Conference Round.2を見てきたぞー、というお話。
われらがEARTHFRIENDS.EXEのこのラウンドのロスターは19中村、0柴田、41輪島、13伊藤の4人。ついに輪島射矢選手(←絶賛応援中)が登場。
インドアだから梅雨時でも何も問題なし!Jリーグもちょうど代表ウイークで中断だしね。

えーっと・・・アスフレ、強いんですけど(^^;

グループリーグを21-5、19-10と圧勝してセミファイナル進出を決める。
いやー、競技は違えどTOKYO VERDYにノックアウト勝利なんて気持ちいいですなー(Jリーグ脳)。



個々のスキル――チョモさんのリーダーシップやら技術で奪うリバウンドとか、柴にゃんの攻撃時のプレーセレクションとか、すげぇと唸るばかり――だけでなく、攻守においてコンビネーションの良さを感じる。
造詣が「浅くて」きちんと理解・説明できないのが超残念ではあるけれど、起点になるピックのところからの展開、あるいは守備の際のスイッチの約束事やダブルチームにいく判断とか。考えてみればPnR大好きな卓さんのチームだもんなぁ。

これならば、と期待を抱いたSFは、Round.1のSFでも敗れたSANKAK。

高さも幅も圧倒的に不利な状況。身長差だけなら20cm以上ありそうなマッチアップも。
ただこの日は本当に集中してたと思う。アスフレの持ち味は機動力。速い展開とスペースを与えないディフェンス。相手に休ませる間を与えずに、得点面でも追いすがっていく。

そのとき。

ゴール下でのポジション争いから、後方から相手におんぶのような形でのしかかられたイリヤさんが膝を抱えて倒れこんだ。そのまま自ら膝関節を曲げて固定するかのように膝に手をやったままピクリとも動かない。スタッフが呼ばれて担架で運ばれ・・・。

この激しい競技で、交代選手がいなくなるというのは致命的かと思いきや、逆に残った3人のギアがここから2つ3つ上がったような。
右手首を痛めてたはずのチョモさんも、そんなことをまったく感じさせないプレーぶり。気迫が相手を上回る。外国人にゴリゴリこられても必死に耐える、押し返す。攻撃はさらにペースを上げていく――。

ただでさえ体格で劣るのに加えて人数が少ないことで、判官びいき的に会場も味方につけたような気がする。
そこら中で観戦してた「お仲間」から湧き上がる「GO! WIN! Z!!」のコール!!
ショッピングモールだってこと、完全に忘れて声を枯らす!!うるさくてごめんなさい。

ついに逆転、そして勢いそのままにノックアウト勝利!!

21-18。まるでドラマのようだと思った。めっちゃ興奮した。
ほんと、スポーツってすごいわ。

↑イトー君、かっこいいっ。

迎えた決勝。アップもせずに座ってひたすら回復を図る柴にゃん。ユニフォームは汗で張り付いたままだ。
でも、わずか20分そこそこのブレイクでは回復は無理だったか。休むことが許されない中、笛が鳴るたびに腰にひざに手をやる3人。
目の輝きからも表情からも強い意志は感じるが、王者TACHIKAWA DICE(なんと準決勝をわずか5分でノックアウト勝利)に対し、序盤ついてくまでで精一杯だった。

でも、立派な準優勝だと思う。準だけど「優勝」ですよ。ますますこれからが楽しみになるじゃないですか。いい意味でやべーですよ(^^;
興奮したことを書こうとすると文章が支離滅裂になるのは、当ブログの仕様です。あらかじめご容赦ください。



*  *  *

帰り際にコートの裏手でイリヤさんとすれ違う。
スタッフに肩を借り、右膝をアイシングしつつ、できるだけ右足を床に着けないようにゆっくりゆっくりとなんとか自ら歩いて会場を後にしようとしてた。
そこにバスケキッズがボールを持ってサインを求めてきた。足を止め、スタッフに預けていた右腕を戻し、丁寧にファンサービスに応じてた。そしてキッズに向かって「がんばってね」と。プロフェッショナルを見た気がした。
僕はなんとか「お大事にしてください」と声をかけた。力強くうなずいてくれた。早期回復を祈るばかりである。

ところで。
ユニフォーム、Round.1のスカイブルーから、おなじみのZネイビーに変更(修正?)されてましたな。あのスカイブルーわりと好きだっただけにちょびっと残念。

ところで。
タイムテーブルには「ダンスパフォーマンス」の文字がありましたけど、キレイなおねいさんたちはどうしたんでしょうか(涙)。

ところで。
あれだけおっきいスクリーンがあるのだから、試合進行とか、次のゲームの開始予定とか、現在の対戦とか、明日もやるよとか、お伝えすべき/できる情報がいっぱいあるような気がするんですが。今やってんのがどういう試合かなんて、ずーっとそこにいる僕らしかわかんないですよ。
せっかくショッピングモールでやってるんだから、一見さんなんかもいらっしゃるわけで「告知」も大事にしてほしいなぁ。競技全体のためにも。

ところで。
運営とは関係ないかもだけど、僕でもわかるようなミスジャッジも目立ったのはナイショだ。

ところで。
ららぽーと恐るべし・・・予定外の買い物してしまったぁぁぁぁぁ(@_@)
夏用の白シャツ。後悔はしていないっ。

(2019.6.13追記)
想像してた中で最悪の診断結果orz..
無理せずじっくり治療して、またコートに戻ってきてほしい。
つ鶴

2019年6月7日金曜日

オーバードライブ。

今回今さらながらに見てみた映画は「OVER DRIVE」です。ラリーをモチーフにした青春映画(と言い切る)。

主役の兄弟、兄がメカニックの東出昌大、弟がドライバーの新田真剣佑。で、ライバルドライバー役が北村匠海なんですが、どう考えても東出昌大の弟役は北村匠海のほうだと思うんだ。だって顔の系統そっくりじゃん。

・・・ということがずーっと気になってました(^^;
東出-北村問題は「キミスイ」のときにも言及してました、私。

え?内容?

いいんじゃないでしょうかね。手に付いたエンジンオイル並みにベタベタのベタですけど、それでこそ青春映画じゃないですか。安定の王道ストーリーで一切のひねりなし。
TOYOTA YARIS WRCがびゅんびゅん走ってぎゅんぎゅん曲がってびゅーんって飛んでどーんって落っこって(←ネタバレ)ますから、それで十分。プラスお約束の「アツいセリフ」ね。

いや、冗談抜きで、既存レース映像×ドローンを駆使した実走映像×CGで見せるレース映像から、ラリーの魅力は伝わるはずなので。首都高SSはマジで見てみたい。実現は夢のまた夢ぐらい問題ありそうだけどね。
メカニックに光が当たるのもいいですねぇ。

ところで15秒削るのに四苦八苦してたのに、どうやって5分ものハンデを追いかけたんだろう(ネタバレ伏字)。なんてことも含めてリアリティは、んーどうでしょう(^^;

そうそう。真剣佑はしょっちゅう半裸です。ファンの方々へのサービスと思われます(^^;
「何をゆう、早見優、まっけんゆー」。いやそれ北天佑。

2019年6月6日木曜日

いろんな人がいて。

たとえば電車の中っていろんな人がいて、人間観察的にはかなりエキサイティングな場所ではないかと思う。
このブログでも何度かそうして見かけた人たちのことを書いてきた。
楽しいおもしろいばかりではなくて。

でもどこかで「人の振り見て」という気持ちになる。書くことはそのための振り返りだとも思っている。

・・
・・・

いち社会人として生きてればやっぱりいろんな人と出会う。
仕事のことはほとんどブログには書かないけど、「おもしろいこと」なら書くことはあるかな。

逆のときはあまり書かない。
明らかに「知ってる個人」をイメージして書くことになるから。そこは袖振り合った程度の電車の話とは違う。

ドロドロした感情をブログに吐露することはあるけれど、あくまでそれは僕の内側の話であって、特定の誰かに向かってぶつけるのは違うと思うし。それはネット上の悪意でしかないから。

吐き出したいことはあるけどね、正直。
なかなか達観するような域には達しませぬ。

個人のありようの多様性を認める考え方と、ウマが合う合わないの話がごっちゃにならないようにしないとだしね。

そんなことを考えながら、ミュートやアンフォローなんてのを使いながらSNS断捨離も継続的にやっていこーっと考える今日このごろであります。

読み返したら、なぜだか「振り」って言葉が3回も出てた。

2019年6月5日水曜日

眠い目をこすりながら。

UEFAチャンピオンズリーグ決勝はライブで見ることができました。
血沸き肉躍る的ゲームではなかったかもしれないけど、もんのすごく高質なフットボールであったと思います。互いの守備の作り方とそこを抜け出そうとする連携、それらをなしえるだけの技量。
ちなみにこれは朝4:00からの試合。

U-22の日本代表(つまり五輪代表)が戦っているトゥーロン国際は、テニスのローランギャロスの中継の合間にチラ見した程度。新戦力も含めて順調そうで何より。こちらはいわゆる夜遅く、の放送。

もう1つ下の世代で、五輪も狙う世代であるU-20日本代表が挑んでるU-20ワールドカップは残念ながらR16で敗退。
ウチの橋岡と荻原が出てないのでモチベーションが下がってしまって、ほとんど見なかったよ。深夜の時間帯がほとんどだったし。

そう、実は最近、夜起きてられないんだよね。

ニシコリさんがすっと勝たなきゃいけない試合を長引かせてしまったとき(私は「ニシコリ残業中」って呼んでます)も含め、夜遅くなるとすぐ眠くなっちゃうんだ。テレビ見ながら寝落ちしてたり、翌日のことが心配になって切り上げたり。アルコール入ってると特に。
逆に「朝早く」ならばがんばれば起きられる(笑)。

これがどういうことかというのは深くは追及しませんが、ワールドカップ本大会なんかとのモチベーションの差というのもあるかとは思います。

アンダー世代の国際大会をほとんど見なかった僕が言うのもなんですが、しっかりと気持ちを入れて(笑)、観戦に臨みたいと思います。
女子ワールドカップは、浦和目線的に熊谷と南のCBコンビに超期待。あと池田に出場機会を。それから遠縁の後輩、籾木も応援してます。

自分用サッカー関係日程まとめ

なでしこR16は23日[遅寝]24:30~か、あるいは26日[早起]4:00~か。
てかなんやねん、コパアメリカ。まったく見れんじゃんか。



あっ、その前に今夜キリンチャレンジだった。槙野がんばれー(出るのか?)。

2019年6月3日月曜日

加圧トレーニング[シーズン2.5]#02

気温が上がってきて、ちょっと「んふーっっ」ってパワーかけるとそれだけで汗がぶわーっと噴き出すようになってきました。
どうせやるなら汗みどろのほうがいいっすな。基本的にはヘンタイなので(笑)。

【2019年5月度】
トレーニング回数: 2回

俺、えらい(誰もほめてくれなさそうなので)。

メニュー
大相撲×テレビ×ながらトレーニングやりました。ながらトレーニングはスクワット系よりもダンベル系のほうがテレビとの相性がいいみたいなので――目線が上下するとテレビ見にくいということに今さら気づいた――バランスボールに座ってひたすらアームカールをば。
あと、一向に回復の兆しを見せない右肩の奥のほうの痛みは、「こういう動かし方をすると痛い」ということがわかってきたので、ちょっと安心してトレーニングできるようになった。
というわけで上半身多めにやったかも。

計測
新しい計測マシン、なぜか体重以外の数字が表示されない。なにがしかの設定がおかしくなってる、あるいは吹っ飛んでる気もしないでもなく。トレーニング後しか使わないから、ちゃんとチェックしてないんですが(めんどくさいだけ)・・・というわけで。
前月比、体重+0.7kg、体脂肪率±?ポイント。
シーズン2.5開始からは、+0.7kgの±?ポイント(^^;
あ、増えてるやんか。

先月分へのリンク

2019年6月2日日曜日

危機感、気持ち。大槻レッズの第一歩。

たしかにリーグ戦は4連敗してて、しかも内容も結果も惨敗と言ってもいいようなもので、僕自身もこのブログで采配批判めいたことも書いた。

ただ「辞めさせるべき」とはあまり考えてなかったし、ちょっとしたきっかけで上がってくるだろうなという期待もないではなかった。
猛烈な勝負強さを備えた監督でもあるのだし、先シーズンの天皇杯準決勝・決勝あたりの「空気の作り方」なんて鳥肌ものでもあったし。

それだけにオズワルド・オリヴェイラの解任というのは少々唐突に感じたというのが正直なところ。

ただ、これが5連敗6連敗と続くと手遅れ感は出てくるだろうし、我慢できなくなる人々ももっと多くなるだろうし、クラブとしてもそのノイズを恐れたというのもわからんでもない。
ビッグクラブの宿命、ということもあるのかな。

で大槻さんか。

名医であることは間違いないんだけど、名将である保証はない。
この我慢しきれないビッグクラブの変な犠牲にならないことを祈るばかりである。かつての堀さんのように。

*  *  *

こういう試合はぜひとも現場でサポートしたいのだけど、例によって等々力はソールドアウト。どきどきしながらDAZNの配信を待つ。

先発は予想どおりある程度いじってきた。柴戸を入れて青木と2枚並べることで中盤守備の安定化を図り、興梠の下に武藤とマルティノス。想像してたとおり、ある意味慣れ親しんだ3-4-2-1
左ワイドには宇賀神が戻り、右にはこれまで何度も名前が挙がっていながら使われることのなかった岩武。杉本がベンチに。

立ち上がり、その岩武のボール奪取から一気に崩していきなりゴール!!と思ったら残念ながらオフサイド。
ただ、この一連のプレーで戦うんだという意志は見えたし、大槻さんは短時間ながら「最低限の準備」はしてきたことは見て取れた。

ただそれで「行けるぜ」とはならないのが、王者・川崎様。
速攻・遅攻織り交ぜながら、じわじわじわじわ押し込まれていく・・・。岩武の裏は狙われてたね。結果的に見せ場は立ち上がりだけだったけど、全体には及第点と思う。

ただでさえ素晴らしいコンビネーションがあるのに、なんやねんあのレアンドロダミアンってのは!守備はさぼらないし、強いし速いし高いし。圧倒的じゃないか。

前半こそしっかりとした守備が機能してたが、後半になるとだんだんラインも下がってきて、そして失点。

2019 Meiji Yasuda J1 League #14
川崎 1-1 浦和△


ただ、そこからもチームは必死だった。
次々に交代選手を投入し、そして追加点は許さない。

大槻さんのチームにいつも見えてた「気持ち」。選手に説いたという「危機感」。そういうものがあふれてくる。
戦術もない。ある意味ミシャの燃えカスみたいな戦い方しかまだない。でも最後の最後、ラストプレイ、まさかの西川の「ミシャ式フリック」から、走り切った岩武に代わって投入されてた「アディショナルタイムの決定力が異常に高い」森脇のシュートミスがなぜかゴールに吸い込まれる。

絶叫。テレビ画面に向かって叫んだ。


この勝ち点1ですべてオッケーというわけではもちろんない。気になることだって山積だ。それでも「令和初の勝ち点」は次につながる小さな1歩であると信じたい。

2019年6月1日土曜日