2020年12月31日木曜日

蹴りたい背中に向けられる衝動。

綿矢りさ「蹴りたい背中」を読む。
なんで今さら?と自問したいぐらいだけど、読まなきゃ、という気分だったのだ。それ以外にはない。

作者が19歳のときに芥川賞を受賞したということで話題になったベストセラー。
という情報だけである程度想像できたとおりの内面的な青春小説だったように思う。

ただ、いわゆる「青春」小説ではあるのだろうけど、どうも現実と妄想の境目があいまいというか、なんだか「ファンタジー」を読まされているかのような浮遊感をも味わう。

一方で、妙に「リアル」な瞬間もある。

『外の世界が遠いんだ』

あのころを思い出そうとすると、確かにそうだったんだ、そんな気がしてくる。
そのぐらい曖昧でふんわりしていて、そのくせ強烈に衝動的な時間がこの一冊の中に残されていた。


あのころの内側の、ある意味鬱屈した感情なんて、そもそも言葉になんかできるようなものじゃない。ただこの作品の中に散りばめられたいくつもの比喩は、本当に「いいな」と思わされる。感触としてわかるんだ。

決して面白かったと読み終えたわけではない。ただ、奥底のほうに忘れ去られていた衝動という名の感情に、再び触れることができた、そんな気がしている。


2020年12月30日水曜日

食べる女たち。

今回今さらながらに見てみた映画は「食べる女」です。
だって、キョンキョン主演ですもの(はぁと)。

小泉今日子を中心に、鈴木京香、沢尻エリカ、前田敦子(心が女性の役で勝地涼も出てた!)、シャーロット・ケイト・フォックス、広瀬アリス・・・。世代も生活も異なる数人の女性たち。その物語の中心にあるのが「食べる」という行為。その食欲と、性欲と、そうしたすごく本質的かつ日常的な部分が淡々と、かつ赤裸々――男目線で見ている僕はそんなふうに感じる――に描かれる。

ただなんとなく予想したとおり、「何かが起こる」ドラマではなかった。

何も起こらないこそ、なんとなく気づかされる大切なこと。大切しなきゃならないこと。

おいしいものを食べること。そのおいしさを分かち合うこと。
大変おいしい2時間でした。


そのほか邦画を2本ほど。

「カイジ ファイナルゲーム」
正直言って、つまんなかった。
特有のゲーム/ギャンブルのひりひり感、いわゆる「ざわざわざわ...」という感触がまったく感じられない。ゲームそのものの頭脳大回転っぽさも薄い。
ただ藤原竜也に「悪魔的だー!」と言わせるためだけにあった作品。ぷんぷん。

「臨場 劇場版」
使い古されたようなお話だなぁと思ってたら、そもそも見てた(笑)。
だけど、そのときにも「使い古された感じ」と書いてる(笑)。


2020年12月29日火曜日

【ら~めん】飯田商店@花月嵐

全国屈指の人気店「飯田商店」カップ麺の話は→コチラ
とはいえこのご時世、湯河原まで遠征するなんてのもなかなか難しいわけです。そんなときの強い味方が花月嵐コラボ。ということで行ってまいりました。
※おひとりさま、かつ、ランチタイムをずらしました。

入口脇の券売機に千円札を投入し、[しょうゆらぁ麺 飯田商店]のボタンを・・・押せない。お値段1,100円也。せんひゃくえん・・せんひゃくえん・・・。
湯河原のお店は1,300円なのでリーズナブルといえばリーズナブル。

さて。


なかなか素敵なビジュアルです。
ではスープからいただきましょう。そのスープにはしっかりとした鶏油の層が。想像以上のアッツアツであります。ふうふう。ごく。

「あまーい!」

芳醇な醤油と濃厚な鶏。それが合体してなんとも言えない甘さを感じる旨味となって押し寄せます。おいしーい。もうひと口。熱っ。

麺は細めのストレート。柔らかめ、というのが飯田商店のスタイルだそう。
ずずっ。熱っ。
スープの持ち上げがすんごく良いので、まあ熱いこと熱いこと(笑)。なので細いのに一気にのどを通すわけにもいかず、結果的にもぐもぐと。そうするとね、小麦の味がするのよ。おいしいなあ。

うん、おいしいや。

シンプルだけど快感度高い。いつか湯河原に行ってみたい、そういう思いも新たに。


2020年12月28日月曜日

萎縮。

この週末は基本ステイホームだったので、テレビ前に陣取ってバスケをたくさん見た。NBA、B1リーグ、ウインターカップ・・・そしてもちろんB2リーグも。

でも。

●東京Z 46-77 福岡

Game1はなんかいたたまれなくなって3Q途中で見るのをやめた。あとで結果だけは確認したけど「さもありなん」というスコアだった。


そして翌日。「人は1日でも変われる」ことを信じて――いや、願って、のほうが近いな。でも。

●東京Z 70-91 福岡

いたたまれなくなってたのは前日と同じ。だけどちゃんと見ておかなきゃならないような気がすごくして、特に盛り上がるでもない試合を、今度は最後のブザーが鳴るまで見た(ブザー後はすぐに消したけど)。

なんだろう。
前節は見えてたように感じた「気持ち」がまるで感じられない。積極性のなさというかテンションの低さというか・・・いろいろ考えてたどり着いたのがタイトルにもした「萎縮」という言葉だった。
たとえばボールが回ってくることをビビってんの?みたいな「どうぞどうぞ」な他人任せな感じとかね。

そりゃNBAやB1と比べたら技術的に上手じゃないのはわかってるよ。それをとやかく言うつもりはない。
だけどあんな萎縮した空気はどうなんだろう、と高校生のプレーを見てて思ったの。

考えてみれば昨シーズンだって14連敗とかあったわけさ。そのときも自信なさげだった。
でも今のようなテンションじゃなかったと思うのよ。
ベンチも常に盛り上げようとしてたじゃない。

なんとかチームに勢いをと声を張るアリーナMCが、悲痛にすら響く。
スタンドは応援の声を出せないけど、選手は声出していいんだよ!?

・・・バスケ、楽しめてるかな。心配。


2020年12月26日土曜日

年の瀬なので紅白のことを書きます。

曲目も発表になったことですし、年末恒例紅白歌合戦プレビューであります。

大泉洋が番組途中でサイコロ振って、NHKホールからどこかに行ってしまうことをちょっと期待しています。そんな「紅白どうでしょう」はどうでしょう。


さて。

まずは特別企画

顔出しNGのGReeeeNがどのような形でパフォーマンスするのか、そして朝ドラ「エール」との絡みは・・・と興味は尽きません。むしろ朝ドラメンバーが歌ってくれるんでもいいんですけど(笑)。

あとさだまさし。変な先入観捨てて、じっくり聴いてほしいなって思います。パフォーマーとしても凄みのある人だと思うんですよ。
歌うのは「奇跡」か。そういえばGReeeeNにも「キセキ」という曲がありますね(^^;

QUEEN出るんすか!
正直コラボとかせずに単独でいいんですが(笑)。

紅組

去年ね、『「48」が1組で「46」が3組。時代の流れですねぇ。』って書いたんですよ。そして今年はついに「48」が不在になりました。時代の流れです。
そんなアイドル界隈ですが、ついに!BABY METALが!!遅すぎるぞNHK!!(笑)
たった1曲でどこまでその世界を表現しきれるか不安もありますが・・・いや、楽しみしかないね。こうご期待。

JUJUねえさん、初出場なのね。意外。
ライブで拝見したこともあるんですが、歌をものすごくていねいに歌う人という印象でした。楽しみです。「せかほし」のこと(それはつまり三浦春馬さんのこと)を思い出しながら「やさしさで溢れるように」を聴かせていただきたいと思います。泣いちゃうぞ。

どうしても林檎さんに目を奪われがちですが、楽器隊にも要注目なのが東京事変
妙なおっさんたち、かっこいいんだから!(←褒めてるつもり)

そういえば、MISIAさんケガしたってニュースがあったような。大丈夫なんかね。
そういえば、どうしても興味がわかないNiziU。ごめんなさいごめんなさい。でも、一応サビぐらいは踊ろうかな(^^;
そういえば、aiko出ないんだよな・・・。

白組

郷ひろみの筒美京平トリビュートは超楽しみです。あの曲とあの曲はやるんだろうなぁ・・などと。
せっかくなら、事実上の解散?を発表した少年隊を再結成させてメドレーでやってほしかったなぁ。今年改めて聴いて、「ABC」「stripe blue」とか大好きだと思いました。はい。

♪緑の中を走り抜けてく バッタがおるで~ 真っ赤なくるま~
瑛人「香水」の“D&Gを歌うか歌わないか問題”は、NHKは最後まで明言しないと思いますよ。そうして視聴者の興味を引っ張って、最大瞬間視聴率を狙うのではないかと、斜め視点で見ております。ちなみに僕は「歌うほう」に一票。

マーチンさんこと鈴木雅之が歌うのは「夢で逢えたら」。リアルではなかなか逢えないご時世です。夢でもし逢えたら、素敵なことね。これは見逃し厳禁!

そんなご時世だった2020年を象徴する一曲が星野源の「うちで踊ろう」。もともとはオンライン弾き語りだったのを、どういう演出で見せてくせれるんだろうね、おげんさん。

そういえば、いいかげんけん玉も飽きたなあ。
そういえば、いくらなんでもジャニーズ多すぎん?とか思ってたらSnowManが辞退とか。こんなとこで今年を象徴しなくてもいいのに。
そういえば、白組のほうが多いんですけど隠し玉あるのかな?とか思ってたら、YOASOBIが追加になりましたね。確かに大人気のようですが、配信で音楽聴かない派なもんで・・・。

歌唱順は未発表ですが、100パー、が大トリだわね。

ではみなさん、大みそかの夜に。盛り上がりましょうね。

2020年12月25日金曜日

鳥肌がぁぁ。

なかなか本屋に行く時間が取れなくて、読むものがなくなりそうで。そんなときのためにと本棚に大切に入れといた「ほむほむ」こと穂村弘のエッセイ「鳥肌が」を読み始めた。


例によってネガティブというか、後ろ向きというか、まるで僕自身と語り合っているような感覚が実に心地よい(←変?)。それが軽妙な言葉で綴られているのだからたまらない。

この本のテーマは「こわい」。だから鳥肌なのだ。
芸能人がテレビで安直に使う「鳥肌」レベルはなくて、もっと本質的な、心の奥底のほうで感じる恐怖が、あのブツブツになって表面化する、そういう「鳥肌」だ。

当然作中では “こわい” “こわくなる” “おそろしい” という語が頻出する。

明確にこわいものがあるというよりも、ふとした「ん?」という感触をじっくりと噛みしめてみたときに心の中に泡立つ恐怖。
ちょっとしたタイムラグを経てお尻がもぞもぞして鳥肌が立つ。短歌を交えて描く恐怖の世界(^^;

こわい。おもしろい。こわい。わかる。おそろしい

中でも刺さったエピソードは、入院してる友人にお見舞いとして絵本を贈って絶交されたという話。

『「言葉」は意味から自由になることができない(略)必ず「意味」の解釈が入り込む。そこに致命的なズレが生じる可能性があるのだ。』

こ、こわい・・・。そうだよな、言葉って・・・。

あとね、僕自身が長年悩まされてきた(ホントはあまり悩んでない)高所恐怖症の正体がぁぁぁ。

『(略)突然スイッチが入って自分をぽいっとしたくなるかもしれない。「飛び降りる気はない」のに「絶対に飛び降りてはいけない」と思うと、マイナス×マイナスで実行してしまいそう、などと考える。おそろしい。万一そうなった時、「低い手摺り」とか「低い柵」では困るのだ。』

そうだ。高いところに「いること」がこわいというより、高いところから「飛んでしまうイメージ」がこわいんだよね。「飛びたくなる」と言い換えてもいいかもしれない。柵が低けりゃすぐに飛べそうでしょ(←伝わらんか)。
階段踏み外してくるぶしをゴリっと角にぶつけるなんてフツーにイメージしちゃうもの。

正体がわかったところでこわくなくなるわけじゃないけどなー(涙)。

ホントに自分と語り合ったような読書時間だった。

*  *  *

「こわくならないように」することが、僕の、特に仕事してるときの原動力かもしれない。
こわいから防御する。こわいことが起こらないように準備する。こわいけどこわいことが起こったときの予測をしておく。

『という訳で、私はこわそうな人やつらそうな状況に対する回避レーダーを巡らせて、いつもびくびく生きている。』

びくびく。


2020年12月24日木曜日

メリクリあいうえお作文。

め 目の前の難局も
り 理解のできない疫病も
い 胃が痛くなるような出来事も
く 苦しくつらい毎日も
り 理由なき中傷も
す ストレスフルなメンタルも
ま ままならないあれこれも
す すべて乗り越えてゆけますように。

Merry Christmas!!!


※内容よりも語感・リズム感優先で書いております。ちなみに私にとっては今日は「ただの平日」です。


2020年12月23日水曜日

新しい生活と新しい体験。

さんぽ。
さんぱー。
さんぽにすと。

さんぱー・・・「第3波」・・・なんつって(^^;


過度な恐怖心を持って生活しているわけではないけれど、公私ともにいろいろ考えることもあって、基本的には「自ら粛々と」した生活を選んでいる。

いわゆる「おでかけ」もしてないし、大好きなスポーツ観戦にも行ってないし、メシを食うのも基本的にはおひとり様(それはいつものことではあるけど)
忘年会も当然スルーしたし、会食のお誘いもお断りした。飲み会の誘いだけは絶対に断らなかったこの私が、だ。

↑おひとりさま履歴。

とはいえ休日に一日中家にいると、それこそ気分まで下がってしまうこともあるし、家族のみんなだってウザイのではなかろうか(悲)。

そんなわけで、ご近所さんぽはむしろ積極的にしている。
さすがに近所にもう歩いたことのない道はないだろうと思ってたけど、ほんの少し遠くまで歩くと、まだまだ「未知の道」(すいません、ダジャレです)があったりする。ちょっと迷子みたいになるのがすごく楽しいです(^^;



晴れてれば日光浴もできるし、音楽を聴きながら頭の中もフラットになる。
紅葉も楽しめたし、冬の花の美しさを愛でることもできてた。

新しい生活と、新しい体験。つらいことばかりじゃない。


2020年12月22日火曜日

冬の朝。

冬の朝は、

S N K

寒い、眠い、暗い。

せめて朝日が射し込めばいいのに、と思う北側の部屋で寝てる私。
暖気運転というか起動時間にすごく時間がかかる。


結果、暖房の効いた部屋にいる日中も眠い。


2020年12月21日月曜日

冬に至る。

 冬至

ありがたいことに、「ゆず湯」にも入ることができて、温かな一日の終わりです。


かぼちゃの煮物もいただきました。食感も含めて「ほっこり」です。

そんな夜が一番長い日に、おそらく「人生で一度しか見ることができない木星と土星の急接近」がありました。
今夜は残念ながら見ることはできなかったけど、昨夜は近視の目に全力でパワーかけて、明るい星のすぐ隣に小さく小さく輝く土星の姿も確認できました。


冬至というのも星のめぐり合わせ。
木星と土星が近づいたのも星のめぐり合わせ。

いろいろあるけどさ。すべては大きな大きな流れの中のほんの小さな「揺らめき」のようなものだとしたら。
うん。きっとまた。


ここからならまた始められる。

20連勝を目指そうという群馬。ロスター見るだけで超難敵であることは火を見るよりも明らかで、それに引き換え東京Zは前節のことを思い出すまでもなく状態は悪い。

だからといってゲームは待ってくれないわけで、苦しい中で何ができるか、何をしようとしているのか、見たかったのは「チームの姿勢」その一点。

群馬 89-74 東京Z●

群馬 93-88 東京Z●

Game1こそ2Q途中で息切れしたような状態になってしまったけど、Game2には4Q終盤まで「あわや」の展開に持ち込むことができた。
ああいう試合展開で勝利まで持ち込むことができないってのがまさしくチームの力そのものだとは思うんだけど、すごく陳腐な言い方をすると「気持ちが見えた」ゲームだった。

僕はこういうのが見たかったんだ。
もちろん勝つに越したことはないけどさ、負けるにしても負け方ってあると思うもん。

ただでさえ外国籍枠が1つ空いてて高さの面で圧倒的に不利なメンバー構成で、おまけに高さ+得点力を誇るジョーンズがまさかの3Qでのファウルアウト。代わりにプレイタイムを伸ばした坂井までファウルアウト(なんでやーー!)
さらに紺野は足首痛めてたみたいで・・・。

そんな状態なのに、2-3ゾーンで必死に守って食らいつく。
手持ちの武器があまりに少なくて、まるで少年マンガのクライマックスのようだったわ~(笑)。

テレビに向かって自然に「がんばれがんばれ」と声が出た
鬼気迫るプレイぶりだった岡田は、さすがに4Qにはまったく足が止まってしまいましたね。それはもうしかたないって思うよ。まあ岡田に限らず全員ギリギリでした。惜しむらくは・・・いや、言うまい。



よく言われる「次につながる」試合だったんじゃないかな。ここからなら、また始められるよ。うん。

毎試合、こういう気持ちの入ったゲームを期待したい・・・あっ、負けていいってことじゃないからね!!

2020年12月20日日曜日

シーズン最終節。

今シーズン、ついに埼玉スタジアムに行くことなく最終節になった。
あ、そういえばサッカーではなくて、エボゴンの写真撮影には行ったんだった。

最終節はセレモニーもあるし、退団する選手・スタッフとの「区切り」としての意味合いもあるけれど、その試合の結果によっては順位的な意味、優勝とかACLとか賞金ラインとか(降格とか)もあるわけで、寒くも熱いことが多いのです。埼スタに馳せ参じることは自分の中では半ば恒例のようになっている。

だけど今年は行かなかった。

最終節に参戦しなかったのはいつ以来だろう。このブログを調べたら、2017年は行ってなかったんだったと気づく。あと思い出すのは2006年に優勝を決めた試合(くそう)。
いずれにしても、両方とも理由は「お仕事」だ。それはもうしょうがない。

でも今年は違う理由で行かなかった。行けなかった。寂しいし悔しいし残念だし。

来シーズンこそ、マイ・ホームに行けますように(祈)(祈)。


え、試合?何それ??(現実逃避:2試合連続

●浦和 0-2 札幌

唐突なスリーバックも含め、チーム全体のモチベーションというか、「気持ち」が枯渇してたという以外に言いようがない。積み上げようとしてきたことが、何も表現できない。

ボールを持たれること自体は想定内として・・・やめとこ。

俺たちは弱かった。またゼロからスタートする。
優勝争いとかアジアでの戦いとか、いつになることかわからないけど、ずーっとクラブとともに僕たちはいるのだから。

なーに。「お荷物時代」を考えたらなんてことない。

あと、大槻さん、こんなタイミングで監督を引き受けてくれて、ありがとうございました。

(追記)公式さんから今シーズンの総括来てた。ここまで踏み込んだ作文を読んだのは初めてかもしれない。春まで期待しながら待てそうな気がする(^^;


2020年12月18日金曜日

ファースト・ジェントルマン。

『君は総理になった。これは必然だ。しかし、君は男性ではなかった。これは偶然だ。そうだろう?』

なんだかいいなぁ・・・。

というわけで、原田マハ「総理の夫」を読んだ。

小さな野党の党首である「君」が、ある日「初の女性総理」に担ぎ上げられた日から大きく変わってしまった日常を、「僕」つまり総理の夫の目線で描く(日記を書いている、という体裁だ)。
最初の総理の夫だから、ファースト・ファースト・ジェントルマンだな(^^;

あくまでフィクションでありながら、社会情勢や抱える問題点など、確かに今の日本を色濃く反映している。
でもね、この小説ではそういうことはわりとどうでもいいように思うんだよね。
総理大臣、政治の世界という特殊な場面設定を使っているけれど、あくまでも「君と僕」の、純粋で美しいラブストーリーだと思ったんだ。
どっちにしても政治についてここに書き記すつもりはないんだが(笑)。

冒頭に引用したセリフは総理の夫のもの。この語り部たる夫のキャラクターが特にいいんだよなー。
ある意味浮世離れしてて、性格も実にピュアで、政界のようなギスギスした世界にはまあ似つかわしくない。
それでもすべては「君」のために。その一点に曇りなし。
おまけにオトコゴコロの描き方が抜群に上手。マハさんは女性なのに。

読み手である「僕」には、こういうラブストーリーは似合わないという自覚はあるものの、そんな僕でも読んでて本当に心地よかったんだ(照)。

『僕は、君を支えよう。そして、君についていこう。
凛々しく、たくましく、美しい君に。
どこまでも。』


作中、伝説のスピーチライター氏が名前だけだけど登場する。これは「本日は、お日柄もよく」から繋がるものだろう。こっちも読んでみようかな。

*  *  *

本作とは何ら関係ないんだけど、配偶者の呼称について、妻とか家内とか嫁とか奥さんとか、どう呼ぶ「べき」かについて、いろいろ言うじゃないですか。
なんだかめんどうなんで、僕の場合、他人には「妻」と言うようにはしてますけどね、本人「たち」が良ければなんでもいいじゃんね、とも思ったりします。

相馬家は「総理」なんで簡単でいいなー(^^;

2020年12月17日木曜日

結果はまあその。

祝!興梠慎三9年連続2ケタ得点!!

単純に9×10しただけで90ゴールだし(計算が雑)、長期離脱してない証左でもあるし、移籍しても監督変わっても常に使われ続けているわけだし――浦和の場合、監督いったい何人変わったんだ(涙)――なんとなく凄そうに見えない見た目(超失礼)なのに、通算ゴール数157も今や史上3位だし、Jリーグの歴史に残るすんごい選手になっちまいましたよ。

何よりチームへの貢献度は計り知れない。その部分では感謝しかないですわ。
来シーズンもよろしくお願い申し上げ奉りまする(ぺこり)。


え、試合?何それ??(現実逃避)

川崎 3-1 浦和●

先制したものの、一瞬たりとも「勝てそう」とは思えなかったね。成熟度というか、そもそも同じリーグでいいのかぐらいの実力差が明確にあった。

3トップのサイドアタッカーはまったく止められず、否が応でも人数をかけてしまう。その位置までラインを下げてしまえばバイタルがら空き。
かろうじてクリアしても機動力と展開力のある中盤にあっさり回収されてしまう。サイドに気を取られているとそこから中央にズバっと縦パス。パススピードもいちいちウチより早いし、チームの成熟度が判断の早さにも直結してる。

「やめてー」「そこはだめー」「きゃぁぁぁ」

たまに浦和の狙いであるカウンターのチャンスが来そうになっても「おまえら戻るのはえーよ」。


さすが王者川崎様。もうそんな感想しか出ません。
我々から見ると、遥か遠くに行ってしまわれました・・・。
そんなわけで、三笘ください。

引退する中村憲剛のホームラストマッチに花を添えられて何よりでした(棒)。

・・
・・・

初先発の武田。やはりここまで出場機会が限定されていた理由がわかった気がする。
ファーストディフェンダーとしての理解度・強度、意識が足りてなかったかなー。
今年の浦和は、FWがいろいろ限定をさせることがすべてのスタートになる。追うにせよ、リトリートするにせよ。
がんばれがんばれ。浦和の未来。

かたや武田と歳の差20の阿部勇樹。展開に応じてポジションを縦横に変えるあたり、見ててため息が出るほど。さすがでした。
ま、それでも結果としてはやられまくったわけですけどね(泣)。


2020年12月16日水曜日

やっぱりダイヤは赤に限る。

今回今さらながらに見てみた映画は「ブルー・ダイヤモンド」です。

ロシアン・マフィアに幻の青いダイヤモンドを売ろうとする宝石ブローカー。ところが商談がまとまろうかというときに、そのダイヤの仕入れ元の行方がわからなくなる。
なんとしてもダイヤを入手するために、その行方を追う。手がかりを求めてたどり着いた極寒の町で、男はひとりの女性と出会い・・・。

主演はキアヌ・リーブス。ということで多少なりとも期待はして見たわけです。

これはクライム・サスペンスでいいんだろうか。
それともクライム・サスペンスをベースにしたラブストーリーなのだろうか。
あるいはそのどちらでもないのか。

ラブストーリーにしてはそこに対する吸引力というか、なぜにそこまで惹かれるのか、みたいな「必然性」があまりに希薄。

かたやサスペンスだとしても、途中で主人公はあっさり「諦める」からね。何かに対する「執着心」みたいなものもあまりに希薄。

おまけにちらちらと見せられる主人公の背景もよくわかんなかった。


何が描きたかったんだろうねぇ。いやマジで。


2020年12月15日火曜日

【ら~めん】醤太郎@中延

ご近所だったもんで足繁く通っていた「醤道」がなくなってもうずいぶん経つ。
その流れを汲む「Fusionラーメン醤太郎」に初訪してきた。


醤道時代も「長浜ラーメン 金太郎」とのコラボをやってたけど、店名からもわかるようにまさにこの2店舗がフュージョンしたお店、ということのようで・・・・環七らーめん合体ということ以外、微妙に想像ができてません(^^;

だって醤油の専門店と長浜だもんなぁ。どんなんだよ、と思いつつ、まさにそのコラボメニューである「醤太郎ラーメン」(790円也)のボタンをポチっとな。

食券をカウンターに乗せたところで質問を受ける。

『豚アブラと鶏アブラが選べますがどうしますか』

えっ。まったく想定外の質問。「・・と、鶏で」。理由はない。勢いだけ。

『麺の固さはどうしますか』

初めてだし、これはもう「普通で」。

『ランチタイムサービスで、ライス小か味玉か大盛が選べますが』

「お、大盛で」。もちろん特に理由はない(^^;

出てきたらーめんを見て、そしてスープをずずっと飲んで思ったね。
「これは長浜のほうが強い」って。

いわゆる九州とんこつの風情を持ち、そして細ストレート麺。
ということは、アブラは豚だし、麺はカタだし、大盛でなくて替え玉、ってのが正解なんじゃないかと。つまり全問不正解(大笑)。

それはまあ置いといて、すんごく食べやすいとんこつ風らーめんになってるなぁ。
とんこつ臭もほとんどなく、かといって薄いわけでもなく、なんだろう長浜のコクの部分だけを強調して、醤道由来の出汁の旨味を重ねたみたいな・・・うーん。上手に説明できないけど、強烈な衝撃はないものの、要するに美味かった(笑)。

特に大量に乗っかってた粗刻みタマネギが良くてね~。
いくらしつこくないとはいえ、とんこつはそれなりに力を持っているわけで、それをうまい具合に中和してくれるこのタマネギの存在はありがたい。

大ぶりにカットされたメンマも食感的に良かったな。

これは要再訪ですね。普通の「醤油ラーメン」もあるし、中太麺もあるし、何より「豚・カタ」を試さないわけにはいかない(^^;

都営浅草線・東急大井町線中延駅からすぐの国道1号線(第二京浜国道)を「中延駅入口」の信号で渡ってそのまままっすぐ50mほど進んだ右側。

2020年12月13日日曜日

武田のリーグデビューと阿部の復帰。

ルヴァンを見てなかったから、赤い浦和のユニフォームをまとった武田を初めて見た。
守備的な負担があるような場面じゃなかったからその全貌はわからない。だけど、少なくとも短い出場時間で「違い」を見せてくれたのは確か。
ラストプレーでは「あわや」の場面も。

武田英寿に、スターの可能性を見たね。

△浦和 0-0 湘南

でもまあただそれだけのゲームだった。

ビルドアップはままならず、かといってロングボールの精度も低く、唯一の楽しみが興梠のゴールだというのにそこまでボールが届けられないとか・・モチベーションの落ちたシーズン最終盤ってのはこんなもんなんかねぇ。


祝!あべゆ今季初出場!
思ってたようなパフォーマンスは見られなかったけど。


2020年12月12日土曜日

なんもなかった。

アウェイで勝利!なんつって喜んでたのは夢だったんかね。

『今日も相手のエースに対して、翔ちゃんがんばってるわねぇ』
『今日もツバサのレイアップは今日も決まらんか』
『今日も高いな、ケインのジャンプは』
『今日もレオ君は一生懸命ゴール下にいるね』

えーっと、それ以外になんかあったかな。なんもないな。
40分間、いや、実質的な約2時間、見てらんなかったもんなぁ。

●東京Z 75-98 愛媛


●東京Z 70-90 愛媛

別に昨シーズンまでも強かったわけじゃないけど、そこには「何か」はあったと思うんだ。
こんなに「何もなかった」と思ってしまうのが、僕にとってのいちばんの衝撃。


え、11節
そんなもん、ふて寝して記憶から消したわ。


2020年12月6日日曜日

アウェイで勝利!

Game1もあと一歩だったけど、Game2でようやくようやく、今季初のアウェイゲーム勝利!

熊本 87-81 東京Z●

熊本 51-69 東京Z○

結果を見るにGame1がハイスコアでGame2がロースコア。走りたい熊本を走らせなかった、っ、てのがGame2の結果につながったのかな、なんて思ってたりしてます。

実況も言ってたけどディフェンスリバウンドからの速攻が熊本のスタイルだとすれば、Game2では要所要所でオフェンスリバウンドが取れてたのが、速攻出されないという点でも大きかったのかもしれないな。
熊本のペイント内の守備がルーズになってた気がするので、それにも助けられたか。

もちろん守備でもよく足が動いてるように感じたし、特にゾーンのときの出る・戻るの繰り返しはすばらしかったなと思ったりしてます。


新加入のジョーンズは、強引さが諸刃の剣ではあるものの、相手には確実に圧力を加えられる選手で、今後さらにフィットしていくことを楽しみにしたいと思います。
だから、イシュには心配せずにしっかり治療してほしいな。


2020年12月4日金曜日

【144Factory、閉店のお知らせ】

多くの皆様に――いや、少数だった(涙)――ご愛顧いただきました、オリジナルグッズ販売の「144Factory」はこのたび閉店することとなりました。

制作・販売のプラットフォーム自体がなくなるんで、自動的に、という形です。
実際には12月末まで買えるみたいですけど、このブログのウェブバージョン(PCサイト)の右上にあったリンクはもう切りました。

最近は事実上「開いてるだけで客はなし」状態だった144Factoryですから、このあとどこかで再開ってことは今のところ考えてません。
一度移転したときも実はめんどくさかったしね。2016年のことでしたが。

それでもグラフィックデザインそのものは細々とやり続けると思いますし、出来上がったものはこのブログやSNSでも公開しようと思ってたりします。
そこで見てくださった方が、なにがしかのリアクションをしてくれれば、提供できるものはあるように思っていますし、もしかしたらオンラインショップ再開の可能性もゼロではない――多いとは言ってない(笑)――と思っています。

冗談抜きで、ご利用いただいたみなさん、本当にありがとうございました!ではでは。


最後の最後になって僕のデザインを「お気に入り」に登録してくれた方がいらっしゃったんだよな。残念・・・・って登録しただけで買ってくれたわけじゃないんだけどな(自嘲)。


2020年12月3日木曜日

空飛ぶカジノを狙え。

今回今さらながらに見てみた映画は「スカイ・ミッション」です。
この邦題はワイスピの流れなんだろうけど、そういう付け方ってどうもね。

WWEの“エッジ”が主演のアクションサスペンスということで見てみましたが・・・エッジのアクション、ごくごく少量ですわ(笑)。

違法カジノからその資金を強奪せよ、というミッションをさせられるエッジ様一味・・・ありがち(笑)。

この空飛ぶ違法カジノ“MONEY PLANE”の設定はなかなかおもしろかったし、そこでのギャンブルもなかなかゲスくて妙な盛り上がりを見せますが、まあ逆に言えばチープ。

これぞB級ってとこまで振り切れてないのがね、ちょっと。



2020年12月2日水曜日

アラサー探偵in西荻。

見かけると必ずといっていいほど手に取る東川篤哉作品。「かがやき荘西荻探偵局」ももちろん。

西荻窪にあるシェアハウス「かがやき荘」に住まうアラサ―無職の3人組が、金持ち実業家である大家さんとその見習い秘書から持ち込まれる依頼を、家賃と引き換えに解決していく――そんなんでいいかな?

本職の探偵さんではなくて、3人組のうちの1人がミステリー好きという立ち位置で、大家さんはおもしろがって(かどうかは不明)使ってるという感じ。だって家賃収入なくても困らないお立場の方とお見受けします(^^;


まああとは軽妙な、おなじみの東川節炸裂。登場人物の「大きな大きな心の声」が、読者を笑いと煙に巻きながら、というスタイルですね。
で、その軽妙な筆致にといろいろ見落としてくということになるんですが、今回もまさに。

でもなあ。

あまりに軽やかすぎではなかったかな。ミステリーとしても。
この僕にトリックを気づかれるなんて(笑)。

2020年12月1日火曜日

加圧トレーニング[シーズン2.5]#20

またまたやっちまったですよ。おかしいなぁ。ついこの間11月になったばかりだったと思うんだけどなぁ。光陰矢の如し。慣用句を使って誤魔化すスタイル。


【2020年11月度】
トレーニング回数:0回
・・・・すいませんすいませんすまん。

計測
あまり意味がない行動のような気もしないですど、体重だけは測ろう。
と思ったら、まったく起動しないんですが・・・。また故障なり。



2020年11月30日月曜日

繰り返された大敗より。

なかったことにはできないけれど、少なくとも僕の中ではなかったことにしようと思う。
思うんだけどさ。

鹿島 4-0 浦和●


大槻監督の満了が発表され、ということはおそらく(まるっきりの想像だけど)来季の契約がない選手にもそれなりの伝達があって、チームとしても上も下も順位的なモチベーションがなくて。

しかも今季は失点が重なると全体が落ちてしまってそれを回復するすべは見つからずにここまで来てしまった。だから0-2になった時点で、こういう結果は想像できた。
できたんだけどさ。

イヤなんだよ。カシマに負けんの。

そういう、長年積み上げてきた我々の思いも汲んでくれるのが「浦和の責任」だと思ってたんだけどな。
戯言ですけどね。

*  *  *

週末、12.12の湘南戦のチケットが発売になった。
当初のはこのゲームから「現場復帰」をもくろんでたんだけど、昨今の状況を総合的に考えて、ホームタウン在住では「ない」身としては、参戦見送りを決断した。同様にホーム最終戦も。

これで今シーズン、埼スタへは一度も行かないで終わってしまうことに。

あの場に行けなかったこと、戦えなかったことが悔しいやら、寂しいやら。


2020年11月29日日曜日

手のひらクルっとGo!Win!Z!

手のひらクル~~~っとな(^^;
昨日は偉そうなこと書いてすんませんでしたっっ!!

大逆転!激勝!最高!!

○東京Z 74-71 仙台

この試合後の挨拶でHCが「人は1日で変われる」とは言ってたけどさ、正直言うと「変わったところで勝てやしない」って思ってた。「どういう負け方をするのか」、その程度のモチベーションで配信を見てた。
いや、勝ちたいと思ってなかったわけじゃなくて、昨日の今日なら“戦う姿勢や気持ち”が見えたらそれで十分だと思ってた。そのぐらい前日の敗戦はキツかったから。

不思議だなぁ。気持ちって大事だよね。
どん底の敗戦をしたからこそそう思うし、プロスポーツは精神論だけでどうにかなるようなものでもないとは思うけども、逆に同じカテゴリーだからそういうメンタルの部分でどうにかもなったりもするのかな。とにかく、あの負けを消化したチームに賛辞を。
書いてて何言ってんだかわかんなくなった(^^;

東頭HC『月曜日、仕事頑張りましょう』

そうだね。頑張ろう。そう思えます。
大田区総合に集った1000人オーバーの皆さんの2日間の喜怒哀楽を想像して・・・・明日は月曜日なんで祝勝会もほどほどに(笑)。


具体的に言えば、仙台戦で初めて笹倉を止めたというのが大きい。
久岡キャプテンの「今日のヒーロー」にまったく異論はないけれど、そこまで持っていったのは個々のディフェンスにほかならず、高木・紺野の奮闘ぶりには感激したな。
特に紺野は前日いいようにやられてフィジカルを削られたのがウソのように、タイトで忠実なDFはチーム全体に勢いをもたらしたと思う。影のMVP。
こういう敗戦から成長する選手を見るのってホント楽しいな。

手のひらクルクルクル~~っとな。


2020年11月28日土曜日

ホームで100点ゲーム!

ホームで100点ゲームって、失点のほうですけどね。

●東京Z 65-107 仙台

そう簡単に仙台に勝てるとは思ってないよ。
でもさすがにホームでこの結果は、「ない」よ。
内容含めて、見てた僕はちょっと“やさぐれてる”
対笹倉とか、思ったことはこまごまとあったけど、とにかく全体にこの内容はないよう。天皇杯でのの福岡第一の爪の垢を煎じて飲めっての。

試合終了のホイッスルとともにバスケットLIVEの配信を切ったので(っていうか、よく最後まで見てたな俺)、たとえばそのあとHCがインタビューで何を語ったのかとか、知る由もないけれど、正直な感想を言わせていただければ、「現場にいなくてよかった」だ。
昨シーズンまでの、観客が少ないときと同等の1,100人超の観客が入っていたとか。応援されてたみなさんには、本当に心の底からお疲れさまでしたと申し上げたい。

 


内容もそうだけどさ、ケガをしたイシュをなぜ無理使いしたのか。実情はわからないけれど、本当に理解不能だった。
2Q終わりで痛めて、3Q頭に自らベンチに下がって、それなのにいつの間にか足を引きずるようにしてコートに立ってた。
当然普段のような活躍は望むべくもなく、しかも明日もゲームがあるというのに。

明日バスケットLIVEアプリを立ち上げる気力があるかどうか。ホント、そのぐらいに僕は“やさぐれている”のです。


毎試合一生懸命に「良かったとこ探し」はする。たとえば今日なんかはバーンズ契約解除に伴ってプレータイムが伸びた坂井とか「がんばってた」と思うし、たとえばシュートをためらってたように見えた久岡が立ち上がりに3Pを放ったこととか、いろいろ“単発”では思うけどさ、全体で何したかったの?と思う。

ケインだって、いっつも試合の行方が決まってしまったような状況でしかプレーしてないからさ、なんかどんどん雑になってる気がするんだよね。彼も“やさぐれて”ないかしらね。

あーもう。今日は何書いても愚痴にしからならないし、でも僕は書かないと整理がつかないんだよ。だから書く。
応援しているクラブには無償の愛をお届けしたい。でもそれはなんでも許容してしまうこととは違うと思ってる。


2020年11月27日金曜日

笑顔の行方。

2015年の僕は、マスクのことを「乾燥対策」程度にしか考えていなかった――。
そんな話(そんな大層な話じゃないけど)を書いた投稿は→コチラ

マスクが必需品になった2020年初冬。寒くなってきて多くのメガネ人たちが困っているであろう「メガネ曇っちゃうよ問題」
今日唐突にひとつの「解」を見つけたような気がしています。

それは、口角を上げること。

マスクの中で「作り笑顔をする」っていう感じでしょうか(^^;
顔の形(?)が変わることで空気の流れが変わるのか、メガネがあんまり曇らなくなるんですよね~(まったく曇らないとは言ってない)。

それを発見してちょっとしたガッツポーズなのであります(笑)。


作り笑顔も作り続ければ、いつか本当の笑顔に変わるかも。
そんなことを思いながら、今日も誰にも見えないマスクの中で、口角びしっと上げていきたいと思ってます。

♪きっと言える きっと届く 会いたい夜も 逢えない夜も 越えて


2020年11月26日木曜日

マイルド?なミステリー2本立て。

今回今さらながらに見てみた映画は、邦画ミステリー2本立てです。
と言っても、そのミステリー風味はなんだか薄く感じた2本なのですが・・・。

1本目は「影踏み」
横山秀夫の原作小説は既読(読後ブログは→コチラ)で、主人公の“中”の別人格とともに真相を追うみたいな話なので、すごく映像化しにくいだろうなと思ってた。
それはいい意味で裏切られて、すごく明快に、それでいてミステリアスに設定されてたのはすごくよかったと思う。
元設定を知ってて見てたからわかったけど、そうでなければ設定そのものに騙されたんじゃないだろうか。

ただ、それによって、事件のことよりも主要登場人物の関係性に重きが置かれた結果、ミステリー色は薄まったのかな、と。“中”の人の活躍も微妙だったしね。

でもそういう人間模様を描いた映画、ということであれば好感度高い。山崎まさよし、尾野真千子、北村拓海の好演とも相まって。

自転車2人乗りのシーンは何度も出てくるんだけど、それぞれ印象的だったなぁ。


2本目は「しじんそうのさつじん」です。伏字の代わりにひらがな利用。
何の予備知識もなく見てみたんですけどね、タイトルからすると「閉鎖空間ミステリー」みたいじゃないですか。そしたらただのゾンビ映画でしたよ。あれ?ゾンビ映画って書かないほうが良かった?

ゾンビ映画って基本見ないんですけどぉ。
さすがの神木隆之介、それから浜辺美波ちゃん(はぁと)のW主演なので、そのまま見続けましたけど(^^;

ゾンビに追われて「紫湛荘」(しじんそう)に立てこもった人々の中で事件が起こりまくるわけです。確かに閉鎖空間ミステリーという立て付けにはなってます。ゾンビ×ミステリーなのでなんだか状況が混乱してしまうということで事件が複雑になっていく、のはわかるし、それはおもしろいんだろうとは思うんですよ。
ただまあ犯人はガチで簡単にわかっちゃったし、「結局ゾンビじゃん」みたいな映画になってたので、もはやミステリー色は・・・という感じでした。

神木くんじゃないと持たなかった。キッパリ。


2020年11月25日水曜日

初冬の蚊。

11月だというのに、蚊に刺された。

しかもこれが“今季初”(笑)。

今年の夏は1回も刺されなくて、年齢も年齢だけに「あー、血がまずいのね、私ったら」と思ってたわけですが、いやいやそうでもないよと教えてくれたあの蚊には感謝・・・・なんてするわけもなく、その場で退治して差し上げたのですが。

それにしても刺されたところが一向に治りません。掻きむしったわけでもないのに。爪で十字に跡をつけたわけでもないのに。

それはつまり、年齢も年齢だけに。私ったら。


関係ないけど、保湿クリームって結局ニベア最強なのでは?と思う昨今。


2020年11月24日火曜日

ロンドン・バーニング。

今回今さらながらに見てみた映画は、「ロンドン・バーニング」です。

オリンピック後の不景気に沈むロンドン。その街を支配するのは、表向きは不動産ディベロッパー、裏では警察をも動かす犯罪組織のトップ、まさにフィクサー。

刑期を終え更生しようともがく主人公。そして組織の手先として働く弟。2人はそのフィクサーにまつわるトラブルに否応なく飲み込まれていく――。
兄弟には、本人たちも知らない因縁なんかがあったりしてね。

っていうプロットだけ書くとそんなに面白そうじゃないし、安っぽい気もしないでもないんだけど(失礼)、これがなかなかどうして!!

確かに地味目のクライムサスペンス――予算ないのかな(笑)――ですけど、食い入るように見てしまった!!
ハイテク機器は出てこないし交差点で車が何十台も衝突するようなこともないんだけど、だからこそなんだか「ありそう」というか、リアルっぽさを感じるんだ。

とにかく際立つのが闇組織の結束と警察の腐敗っぷり。
主人公が自らと家族のために孤軍奮闘するわけだけど、いったい何を誰を信じれば、と。

最終盤にきて「やっと仲間が」と思いきや・・・ムニャムニャ。

ラストの余韻がまた!
一見ハッピーエンドのような、それでいて「何も終わってないよ」と突き付けられるラストシーンには震えたわ。


ところでこれ、冒頭に「事実に基づく」って出たんだけどさ、マジ?


2020年11月23日月曜日

悔しいけれど悪くはなかった。

悪くなかったよ。
やるべきことをやろうとして、やるべきこともある程度できて、その上での結果だから、ものすごく悔しいけれど、しかたないとも思える。

●浦和 1-2 G大阪

そう、この「悔しい」ってのがキモ。
リーグ2位を相手に悔しがれているところまで来たってこと。
自分たちのスタイルで真っ向勝負して、最後に力負けした。本当に「悪くなかった」と思えるんだ。

悔しいけどスッキリしているというのが今の気持ちかな。


メンバー固定だし、ミッドウィークに試合があったから、コンディションの面ではかなり厳しくて、研究もされてるだろうし、それでもここまでやった、ということに胸を張りたい。張ってほしい。

また次のゲームはやってくる。


「あと少し」どころか。

Game1を見て思ったことがある。
これまでなぜだかうまくいかなかった「タイムアウト後」に、いいプレーだったりいい流れだったりを捉えることができてた、ってこと。

●東京Z 71-79 山形

結局は負けちゃったけどさ、得点はイシュに頼りっきりだけどさ、確かに「あと少し」なんじゃないかと思ったりもしたんだ。それはつまりGame2への期待でもあった。


●東京Z 63-89 山形

「あと少し」どころか・・・。
1Qよりも2Q、3Qと徐々に、もっと言えばGame1よりGame2のほうが、悪くなる。
実質的に「あと少し」だったのは、1Q中盤の「11-11」のところまで。

たとえば、守備のローテーションがヘンな感じになって、次々にワイドオープンをイージーに作られて、そして次々に沈められて。
攻撃も、ドリブルついて止められて、パスの出しどころがなくて・・・みたいなのの繰り返し。

ことGame2に関しては言葉悪いけど、「見せ場なし」
あ、ハーフタイムパフォーマンスはもんのすごくキュートでクールで、「見どころ満載」だったよ!

バーンズにPGを任せるビッグラインナップ、あるいは栗原・久岡・綿貫と並べた3PG。いろいろやってみてたけど、奇策は奇策の域を出なかった。なんだかなぁ。
バスケットLIVEの実況が、「試合は決まった」みたいに言ってる中で、中継から聞こえてくるUmeさんの『でぃーふぇーんす!』の声がむなしい。

・・
・・・

そういえば。おなじみ(涙)の「突然得点が入らない病」の出てくるタイミングがなんとなくわかった気が。ビハインドを追いつくあるいは追いつきそうになったところ、あるいは猛烈なRUNで一気に得点差を縮めたところ、など。つまりいい流れになったとこで現れるみたいな。
相手タイムアウトの影響なんかもあるんだろうけどねぇ・・・なんともかんとも。


2020年11月20日金曜日

【ら~めん】琴平荘@花月嵐

「らあめん花月嵐」で「琴平荘」とのコラボやってるということで、ようやく食べることができました。

琴平荘と言えば、「オフシーズンに日本一らーめんを売る旅館」転じて「オフシーズンのみ営業する元旅館のらーめん屋」ということでテレビをはじめマスメディアで取り上げられることの多い超有名店ですが、山形県鶴岡市、JR羽越本線三瀬駅から徒歩15分というアクセスを考えると、よほどのことがないかぎり現地にて食す機会はないだろうなと思うわけです。
なので、こういう機会は逃したくない。

券売機で[中華そば処 琴平荘](840円也)のボタンをポチ。

「コチラドウゾ」

通された壁に向かったカウンターで、両側をアクリル板にはさまれつつ出来上がりを待つ。壁とにらめっこしてると時間の流れが遅く感じる(^^;

「ハイ、コンピラソウ、デスネ」

おお。ちょっと感動してしまうぐらいのたたずまい。これを中華そばと呼ばずして何を、と思う。カンペキじゃないですか。


琥珀色と言えばいいだろうか。綺麗な茶褐色のスープに、透明感のあるやや平打ちの中細麺。チャーシューの上にはナルトが乗って、メンマ、海苔、ネギ、半分の玉子。スタンダードというか、オールスターキャストというか(^^;

ではいただきまーす。レンゲでスープを口元に寄せたときに、ふっと香る胡椒。改めて器を見てみると、確かにしっかりと黒胡椒がかけられている。といっても猛烈なアピールをしてくるわけではなく、あくまでも「ふっ」。奥ゆかしくて素敵です。

そのスープ。程よく油が浮かんで、しっかりとした出汁を感じる。そして最後になんとも言えない「甘さ」が広がる。うん、間違いない。
麺もよくスープに絡んで――絡むというより、スープそのものを吸い込んでるような気さえ。ちゅるんちゅるん。

バランスなのかな。完成度というのかな。

あまりにも普通で、それでいてすごく美味しかった。

麺と具材を食べ終えて、「さて」とコップの水を飲み干す。
と、再びスープを飲みたくなる。口の中がリセットされてるから、また美味しい(笑)。

そのときかすかに魚の旨味を感じた。「何か」までは僕のバカ舌じゃわかんない。でもこれが味の下支えだったんだな、と確信した。

ごちそうさまでした。

「アリガトザイマシタ~」

あの「飯田商店」コラボ、近日スタート!!回し者ではございませぬ(笑)。

2020年11月19日木曜日

重心はつま先に。

情報遮断で残業帰宅、遅いDAZN。それでも見てよかったよ。

神戸 0-1 浦和○

さあ皆さんご一緒に。『マルティノスイヤー!!』(笑)

この試合を見て一番感じたのは、前節の惨敗が『ドン引きして勝点を得るより、ここまで積み上げてきたものを、噛み合わせの悪い相手、しかも前年王者に対して愚直にやり続けてみよう』というものだったという納得。負けていいとは言ってない(^^;

その経験がこの試合に、出た。そういうことだと思う。

守備からゲームに入るといっても、浦和のそれは「つま先」に体重のかかったもの。それが“積み上げてきたもの”
後半から出てきたレオナルドにも連携の形は大きく見えるようになったし、久しぶりの先発なったデンの積極的なラインコントロールやインターセプト狙いにも見て取れた。
外からゲームを見ることってのも大事なんだろうね。

前ハメにせよ、カウンターにせよ、それが裏返されたときのリスク、たとえば数的同数とかは承知の上。
それをさらに裏返す。なんとエキサイティングなんだ!!

・・
・・・

勝てばなんでも言える(笑)。
特に飲水ブレイクの後の微修正が非常にスムーズでしたね。


最終的にSHのスキルに頼りきり、ってのはまあその。しかもそこの人材不足・・・。


2020年11月18日水曜日

雨上がりの虹のふもとで。

堂場瞬一「虹のふもと」を読む。
久しぶりの堂場さんのスポーツ小説、それもお得意の野球モノだ。

40歳半ばを迎えてなお日本の独立リーグで投げているベテランピッチャーが主人公。その独立リーグがエクスパンションでハワイの球団に移籍するところから物語は始まる。

キャリアの晩年の選手が主人公ってのは堂場さんのスポーツ小説のお約束みたいになってるかな。
ただ「最後にもうひと花」みたいな感じじゃないし、現役に必死にしがみつこうとしているふうでもない。主人公の川井は、すでにキャリアのピークを過ぎていることも自覚しているし(メジャーの実績もあって通算200勝も達成している)、何かこう淡々と投げ続けている――惰性のようにさえ。

「なぜ辞めないのか」
「なぜ投げ続けているのか」

ギラギラと上だけを目指す若者たちの中で、シーズン通して繰り返し自問する川井。
そしてレギュラーシーズン最終戦、たどり着いた答えとは。


毎度思うけど、堂場さん自身がスポーツに対してロマンチストなんだよね、きっと。

いや、それが悪いとか気に入らないとか言ってるわけじゃないんだ。だからこそ、読者はスポーツを見ているのと同じように感情移入をしながら、「観客」のひとりになれるんだと思う。

印象的なキャッチボールのシーン・・・ネタバレなので書けません(^^;

貧相な環境。だけどここには野球とベースボールがある。
緑の芝。白球。雨上がりの青い空にかかる虹。

ああ、やっぱり堂場さんはロマンチスト(笑)。

・・
・・・

次の夏は屋根のない球場で野球が見たいな、と痛切に思う・・・。


2020年11月17日火曜日

ありがちな顔。

歩道橋を渡ってるときのこと。

向かい側からやってくる人が、ずっと僕の顔を見てる。見られてるとこっちもついつい見返してしまう(^^;
その人は、近づきながら明らかに表情を崩し(マスク越しでもなんとなくわかる)、僕に話しかけようとしてきた。が、会話が成り立つ距離に近づいたその瞬間、何かに気づいたのか(笑)、視線を外し、何事もなかったかのように小走りに渡っていった。

つまり簡単に言うと、僕を知り合いの誰かと間違えたんだと思う。

そういえば、この1週間で同じようなことは3回目だ。僕の顔、そんなに“ありがち”なんだろうか。世界中に3人似てる人がいるとはいうものの、その3人がこんなに集中してるとは思えないし(^^;

マスクをしてると顔の大半が見えてなくて、残りの見えてるとこはメガネという印象の強い部分と、それから無駄に広いおでこだけ(涙)なんで、「おでこの広いメガネの人」という、ある種のパターンのような刷り込みみたいなものがみなさんの中にあるのかもしれない。
僕の場合、マスクをしているとトレードマーク(?)のあごひげが見えないというのはあるかな。というか、おでこの広い人は“それだけ”で覚えられているとしたら悲しいなぁ(苦笑)。


案外人の顔って細かいとこなんて覚えてないんだな・・・そういえば、最近お仕事で知り合ったあの人のマスクしてない顔って見たことがない!ということに気づく。
「目撃者」というテーマで書いた投稿は→コチラ


2020年11月16日月曜日

フライト・ゲーム。

今回今さらながらに見てみた映画は「フライト・ゲーム」です。
設定としてはおなじみ(?)の、飛行機の中に犯人がいるんだけど誰だかわかんない、だけど見つけないと大ピンチ!ってやつです。

主役は航空保安官。
んで、カネを送金しないと20分おきに機内の人が・・・みたいな脅迫を受ける。

そうか、イマドキだもんな、ネットワークが常に使える状態ってのがスタンダードなんだよな。とまず思う(^^;

保安官は、なんとかしようと動くものの、動けば動くほど20分おきにどんどん窮地に追い込まれていく。このあたりはスリリングだし設定の妙という気がしましたです。

機内の150人が全員怪しく思えてくるんですが、そこはもう最初から「怪しいのはこの数人」というカメラワークのおかげで複雑になりすぎず(^^;

そんな大ピンチにも、ちょっとカミングアウトするだけでみんなが信用してくれるなんて(驚)。


それにしても主人公の上司の手のひら返しはすさまじかったな。
まだ証拠も何もない段階で「ごめんごめん」だもん。それをマスコミにも流してるなんて(^^;

そんな感じでツメは甘いですが、それでも案外意外にどんでん返しもあり、存分に楽しめました。
まあリーアム・ニーソンなんで、無敵無双は間違いないところです(笑)。


2020年11月15日日曜日

マリノスのための壮行試合。

横浜F・マリノスの皆様。出発前の攻撃練習、十分にできたのではないかと想像します。この勢いを持って、アジアチャンピオンズリーグ、頑張ってきてくださ~い(棒)
以上!(呆)

横浜FM 6-2 浦和●


アドたんに無双されたのはなかなか想定できなかったと思う(適正ポジションがセカンドトップだとは思わなかったなあ)けど、構造的にずれが生じてしまう3トップの両側の選手に対する準備が何もなされてなかったのは残念。ほぼすべての失点時の対応が軽かった岩波にも。


2020年11月14日土曜日

惨敗中の惨敗に見えたもの。

夢にバスケットボールが出てきた。と言うより、アスフレの試合が出てきた。
案の定?うまく試合が運べてなくて、スタンドで見てる僕はなんだかがっかりしてた。そこに他チームの選手やブースターがやってきて、何を言われたかは覚えてないけど、何か『詰められた』。すごくやさぐれたような気持ちだった。

試合も見てない僕がそんな夢を見たのはたぶん、ネット上で結果を見てしまったことと、その試合会場にいた皆さんの、現地で起こってた出来事のツイートを読んだからだと思うんだ。
でも、そういうもやっとした気持ちにちゃんと決着つけときたい。だから結果を知りながらも「見逃し配信」することにした。


●東京Z 61-85 茨城

すべては2Qの「4-30」か。いやもうなんやねんそれ!以外言葉出ないわ。
もちろん1Qラストに3P3連発を食らったのが引き金にはなってたんじゃないかなとは思うけど、それにしても持病の「突然得点が入らない病」の大発作だったね。

なんでだろーなーと思いながら見てて、「やらなきゃならないこと」にフォーカスしすぎなのかな、とふと。
考えすぎて目の前のボールに集中できてないような、そんな気がした。

そう思うとすべては「伸びしろ」ってことで・・・・とそう簡単には割り切れませんな(涙)。
現地参戦の皆さん、本当にお疲れさまでした・・・。

ただまあ、後半だけなら勝ってたわけで(実質練習試合だけどな)、冗談抜きにしてあると思うよ、「伸びしろ」。

特に栗原。目に見えて成長してるでしょ?
この勢いで、厳しい場面でも活躍してほしいな。ぜひとも。


ステイ・ホーム・アゲイン。

正直に言えば、緊急事態宣言下の「STAY HOME」の心持ちに戻るのは、かなり苦しい。

あのときは自分だけじゃないというのが強い動機付けであり安心感だったわけで、逆に自分だけがんばっちゃおうというのはなかなか厳しいものがある。

しかも、いい悪いは別にしていろいろな制限が緩められ、自分自身も緩んだ自覚がある。それを再び締め直すというのはどれだけの精神的な力を必要とするのか。
あのころの日常は、もう今の日常とは違う。少なくとも僕の心の内はそう感じている。

たとえば、ちょっと遠くまで足を伸ばしたい。
スポーツ観戦に行きたい。ライブ行きたい。
飲み歩きたい。誰かとごはんに行きたい。

そういったことは、現時点ではNGではなくなっている。だからきっと他人の目を気にする必要もなく、「可能なこと」ではあったりする。

だけど、今現在の僕には大事なことがある。目の前に。
「大切」かどうかはよくわからないけど。あと、陽性者数が増えているからといって別に慌ててるわけじゃないんだ。

だから自分自身で宣言をしようと思う。
あと1ヶ月と少し、少なくとも12月半ばまでは、週末の不要不急の外出は、しない。
仕事あるからな、平日は家から出るよ。近所のさんぽ程度はたぶんするよ。ブログのネタが映画ばっかりになるかもなぁ。

ステイホーム。巣ごもり。おうち時間。

うつらない、うつさない。すべてはそのために。



2020年11月13日金曜日

帰ってきた巣ごもりシアター。~ジオウ~

この春から夏にかけて“巣ごもりシアター”と題して「劇場版平成仮面ライダー」を一気に見てきたわけですが、平成ライダー最後のテレビシリーズ「仮面ライダージオウ」の、令和になってから公開された「劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer」を見てみました。
前回の投稿はコチラ→13

なんでも“真の最終回”と位置付けられているとか。まあ確かに大混乱的に終わったテレビシリーズだったからね、ものすごくスッキリとしたというか、ちゃんと終わったっていう感じはしたかな。うん。
短時間のわりにたくさんのエピソードが詰め込まれてて(信長のくだりは楽しかった)、かつ明快ってのは必要十分だった。


そして何より、エポックは「ライダーになれなかった男」の登場だよねー。
平成ライダー登場前夜である昭和63年に登場し平成初期のお茶の間を沸かせた、あの男。作中では変身することもなかったけど、そのインパクトたるや。ストーリーが頭から抜け落ちるほどの衝撃(若干誇張)。

*  *  *

「仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ、マジェスティ」も見ました。いわゆるVシネですね。さらにその後を描く、ゲイツが主人公のスピンオフ。うん、青春だね(棒読み)。
「明光院くん」としか呼ばないツクヨミが、1回だけ「ゲイツっ!」って呼んだような気がしたようなしないような。