2020年1月31日金曜日

ブラックマスク。

人混みの中に出かけた。久しぶりだったような気がする。

時節柄マスク着用の人が多いんだけど、やはり流行のあの例の黒いヤツをしてる人もかなり多いなという印象だ。
まあ目立つということもあって多いと感じたのかもしれないけれどね。

そう、目立つんだよね。ファッションという意味合いからは目立ったほうがいいのだろうけども。
最近はライトグレーのやつもあるけど、なんと言うか・・・いかついっす。

見るたびにいちいち「おっ」って思うし、白いマスクに比べてなんとなく人相がわかりにくいような気がしてならない。それはたぶん錯覚なんだろうけど。

それに加えて、前髪めんどくさい派――目にかかる前髪(例:米津玄師)のことを僕はそう呼んでます――の場合、ほとんど顔が見えてません。
フルフェイスのヘルメットと同じようにコンビニ入店お断り、とか言われたりしないんだろうかとか思ったりして。

マスクの意味は仮面のほうかな、なんて。

・・・たわ言たわ言。

2020年1月30日木曜日

忘れてないけど覚えてないこと。

『自転車とスキーは、久しぶりでもやり方は忘れない』

よく言われる言葉だし、自分自身でも使ったことがある。実際に2シーズンぶりだろうと、曲がったり止まったりすることに難儀することはない。その意味では忘れない、というのは正しい。

だけど。正しいのだけれど、やはり簡単じゃない

今回のスキーは雪不足の影響もあって、野沢温泉スキー場の誇る急斜面群は、どこも厳しい条件だった。簡単に言うとスケートリンクに大きなコブを作って思いっきり斜めにしたようなもんだ。

ほとほと困り果てた。

実は今回、「調子がいい」と思ってた。いわゆる乗る位置が良くて板が快適に動くところを使えてたし、前後左右のバランスも悪くなかった。
ただそれはイージーな条件が整ってる場合に限定されてたのだと思い知る。

その厳しい条件の中、安定的にあるいはアグレッシブに滑るだけの技術を発揮できず、難しい状況を乗り越えるだけのフィジカルもなく、何より目の前のバーンに挑もうという気力が出てこない

端的に言うなら、怖かった
そういえばアルペンレースにおいても同じようなことを思ったことがあったな。

そしてひとたびそういう感情が表面化すると、難しくないはずの場面でも自分から難しくしてしまって――。

心技体。その心が最初にやられてた。

本当は気づいてたんだ。もう何年も何年も前から。
わかってたのに認めたくなかった。自分はヘタクソだと。

気づいているから、悪いイメージしか出てこない。
自分の持っているイメージ、すなわち、「自己と過去を徹底的に美化した残像」との決定的な乖離。

避ける・逃げることしかできない自分に、自分でがっかりする感じ。情けないというのか。
それからできないことを見られている恥ずかしさ。

さらにそれに加えて、できる人に対する憧憬と嫉妬

おそらくは不要なプライドというやつだと思う。
楽しんでいるはずの自分の中に、まったく楽しめていない別人格がいるような気分だ。

ひとつには、現在の自分を認め、できる範囲で楽しめばいい、という諦めにも似た気持ちがある。
もうひとつには、「もう一度積み上げなおす」という気持ちがないでもない。ただ、そういう手間暇をかける意欲や余裕が自分にあるのかという自問も繰り返している。

いちばん必要なのは勇気、つまり「心」の部分。

*  *  *

ぜんぜん関係ないが、このブログのおかげでスキーブーツが11シーズン目ということを確認。もうすぐ割れちゃうな・・。

2020年1月29日水曜日

お江戸レンタル屋、営業中。

シリーズの2冊目、平谷美樹「貸し物屋お庸――娘店主、奔走する」を読了。
前作については→コチラ

今回も4話収録なのだけど、読み始めてすぐに「あれ?」と思う。前作よりもテンションが落ち着いている気がした。
理由はおそらくお庸がいち商売人として少しずつ成長しているということなんだと思うけど、世間知らずのじゃじゃ馬のままでいてほしかったな(^^;
あと、物の怪が多めに登場するのはあまり得意ではないなぁ、などと思いつつ読み進めたわけだけど、4話目の「貸し母」はいい意味で相当に心揺さぶられた。

現代風に言うと「レンタル家族」。
その依頼に対してお庸が取った行動。そして抱えきれなくなる現実。家族の姿。家族の思い・・・・。

人情噺はいいねぇ。やっぱこのシリーズはおもしれーや。てやんでい。

先も読みたいのだけれど、シリーズの3冊目と4冊目がお店で見つからないんだよなぁ。湊屋に行けば貸してくれるかな(笑)。

・・
・・・

ところでこういう時代ものを読むと、「おいら、日本語知らねーなー」としみじみ思うわけさ。読みながらしょっちゅう検索してるんだよ。

『ひさぐ』とか『陥穽』とか・・・それから「綺麗な言葉だな」と思ったのが『後朝の別れ』。きぬぎぬ(衣々)なんて洒落てますよねぇ。

勉強になります。

『冷やかすとは、元もと古紙を水に浸けてふやかすことを言う(略)山谷堀で古紙をふやかしている間の暇つぶしに、近くの吉原を見物したことから、“見るだけの客”を(後略)』

2020年1月28日火曜日

【ら~めん】なな蓮@神田

神田には有名店が数あれど、ここを選んだ自分の嗅覚を褒めてあげたい!
「神田とりそば なな蓮」を出た直後の率直な気持ちです。

「先に食券をお願いします」

店外の行列の4番目に並んだ僕に声がかかる。しまったぜんぜん考えてなかった(笑)。お札の両替をお願いしてる間に券売機とにらめっこ。
悩んだらトップメニューを選ぶ。とりそばには塩が合うのは承知の上。だけどこの日は自分の直感を信じて2番目のボタン、「鶏そば 醤油」それから「味玉」(850円+100円也)を。

しばらくしてカウンターに通され、出来上がりを待つ。
カウンター8席だけの小さい店だけど、夜は飲み屋さんみたいだな。日本酒メニューが豊富。
木目を生かしたカウンターも雰囲気あって、飲み始めたら長居しちゃいそうだな、なんて思う。

厨房は一段低いのか作ってる手元までは見えない。ただ奥の炭火台で炙られてるチャーシューに期待がぐぐぐっと高まる。

「醤油の味玉でぇす」

三つ葉が白い器によく似合う。ではまずスープからいただきましょう。レンゲでひと口飲んだ瞬間、「勝った」と思ったよ。塩か醤油か、その選択は間違ってなかった。今食べたかったのはこの味!
鶏の出汁の旨味に醤油の柔らかな旨味。複雑さはあまり感じないものの、実にまろやかで何と言うか・・“心地よい”」。

麺は幅広の平打ち縮れ麺。太さもあって、縮れは強い。
ちゅるちゅるの食感にもぐもぐの噛みごたえ、小麦感に加えてスープの持ち上げ・マッチングも最高!これ、美味しい!!

チャーシューは3種類。炙りの豚、柔らか豚バラ、ほぐした鶏チャーシュー。
すいません、どれもこれも美味でございます。特にほぐした鶏は初体験かも。見た目の何倍もしっかりとした味わいで、しかもほぐしてあるから全体の中での違和感はない。
お客さんの多くが具だくさんの「特製」を頼んでた理由はこれか!と。

あと薄い(厚さだけでなく色味も)メンマも箸休めとして楽しい。
細かいところではネギの切り方も輪切りと斜め切りの2種類混ざってて、ちょっとした食感の違いとか、工夫されているなーと思う。
ちなみに、両隣りの人が食べてた「塩」の場合は、粗みじんだった。工夫されてるなー(^^;

さらに海苔、三つ葉の香りと風味。いやはや「楽しい」でございますよ。

スープが残り少なくなったところで、カウンターに置かれた「黒七味」を少しだけ投入。おおっ。辛味が加わってまた新しい楽しさが!
あまり大量に入れないほうがいいかと。そこそこインパクトあるよ。

スープまでしっかり飲ませていただきました。
麺の量も含めてボリュームもそこそこあったように思う。その点においても満足度高い。

何にせよ、楽しく食べられたことが良かった。ごちそうさまでした。

JR神田駅南口改札を出て左(日本橋方面口)、目の前の「神田駅南口交差点」(六叉路!)の前方斜め左の道を入って5mほどの左側路地を入って、右側2軒目。駅至近。

2020年1月27日月曜日

のざわいこうぜ '20魔力

スキーシーズンであります。が、今シーズンは強烈な雪不足。各スキー場は大変困っていると聞き及んでいます。
そこで雪乞いの最終兵器、ゲレンデに近づくだけで雪雲を連れてくるという“あの男”が投入されることになったのです!

と、仰々しく書きましたが、単に「嵐を呼ぶ男と異名を持つ僕が野沢温泉にスキーに行った」というだけの話です(^^;
高齢 恒例の「のざわいこうぜ」に今回も参加させていただきました。

それにしてもホント雪がない。

道路はもちろん、宿の周辺も、そしてゲレンデも。3月末か4月、それともゴールデンウィークかと思うほどの状態。
これは一発どかっと降らせないといけませんねっ!

と・こ・ろ・が。

出発日が近づくにつれて天気予報がいわゆる「いい方向」に変わってきてたのは知ってましたが、当日はまさかの・・・晴れちゃいました(泣き笑い)。
野沢温泉スキー場の毛無山の山頂からは妙高や白馬、北アルプス、さらには日本海や佐渡島まで見渡せる絶景。長くこのスキー場には通ってますが、ここまでいい景色はホント久しぶりよ。

どこに行ったの雪雲は(笑)。嵐を呼ぶ男の魔力はいったいどうしたの??

もはや「嵐を呼ぶ男」ではなくて、「すべてを裏目にする天気の子」と呼んだもらもらわなくちゃいけませんな。
♪僕にでーきるーことーはまーだあーるかーい?

空ではなく、あえてのゲレンデ写真。中央の影は「自撮り」です。影の長さから斜度を想像してくれたまえ。


というわけで好天の中スキーをすることができたわけですが、残念ながらゲレンデコンディション的には「サイコー」というわけではありませんでした。それでも2.5日間、猛烈に大笑いして(大笑いの内容については細かくは書きませんが、「2本立て」「電話帳」「点呼」あたりはキーワードとして残しておく)、「サイコー」に楽しかったのであります。
飲みすぎを少々反省しつつも、楽しいときはお酒が控えめにできないのですと言い訳しつつ、同行の皆さんに大感謝であります。もちろん宿の皆さんにも。

みんなありがとーねーーー!(はぁと)

同じメニューの3度目(笑)のインスタ投稿。
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#野沢菜担々麺 #野沢温泉スキー場 #三井食堂

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(この項つづくかもしれませぬ)
(追記)つづきではないけど、後日談書いた →コチラ

2020年1月24日金曜日

ポップなウイルスが。

発売から早1年以上。直後から出来の良さは聞こえてきてて、なのに「まだ」と書いたのは去年の8月のことだったか。

星野源「POP VIRUS」をようやく聴くことができている。

印象をひと言で書くと「嫉妬」かな。

「逃げ恥」とその主題歌「恋」で認知した方々にとっては驚くほどアグレッシブというか、挑戦的で驚くアルバムだろうと思う。
わかりやすいPOPアルバムでは決してない。それでもPOPという名に偽りのない軽快さというのかな。
ぜんぜんセールスにつながらなくてもおかしくないような作りをしつつも、しっかりと「POP」という文字列が想起させるイメージに仕上がっている。

なのにそこに陰のように存在する歌詞の世界――文学的で哲学的な香り・・・ダークと呼んでもいいかも。

なんだこりゃ?なのだ。

まさに蔓延していく力を持ってる。

シンガーソングライターとしてこんなアルバムをヘーキで作ってしまうくせに(おまけに踊れるし、ギター演奏も超上手いんだよ)、コントやバラエティー番組でも重宝されて、文筆家としても評価されつつ、もちろん役者としてもポジションを確保している。
それだけじゃない。

何より「逃げ恥」の影響か、いいひとに思われているのが、嫉妬の対象なのだ(笑)。腹が立つと言い換えてもいいかも。

あいつは絶対腹黒いぞ。歌詞読めばわかるじゃん。みんなだまされんなよ。知らんけど(^^;
ファンの裏返し感情ですからね、怒らないでね(懇願)。

・・
・・・

いいアルバムでした。いやマジで。少なくとも僕は感染したよ。オススメ。
時節柄、感染だとか蔓延とかなあ。わざとじゃないからね(言い訳)。

2020年1月23日木曜日

タクシーーーーー。

今回今さらながらに見てみた映画は「TAXi ダイヤモンド・ミッション」(原題「TAXi 5」)、あのリュック・ベッソン製作のTAXiシリーズの続編/リブート作品です。

あの伝説のPeugeot407は、そのまま登場することになるし(話はうまいことこじつけてある)、一部キャスト(署長が市長に!)は続投なので、続編という言い方のほうが正しいのかな。
なので旧作見てないとちょっと話についていけないかもかも。

このシリーズに一貫して流れる「くだらなくてお下劣で爽快」という空気はまるで変わらなかった。ビビりの刑事と凄腕タクシー運転手という組み合わせは、凄腕刑事とビビりの運転手というコンビに変わったけれど、そこに違和感もなく、十分に楽しめた。

ただ、旧作のほうが圧倒的にギャグ(?)のキレが鋭くて、その部分では残念だったという感じも強い。うーん。

あとめっちゃ気になったのが・・・主役のシルヴァン刑事役の人(監督もこの人だったんだ、と後で知る)が「ワイルド・スピード」シリーズのヴィン・ディーゼルにやたらと似てること。だいぶ細いけど。
クルマがびゅーんと走って、ドライバーがあのスキンヘッドだと、なんかパロディ映画見てるみたいな気分にもなったよ(笑)。
「~ミッション」という邦題の付け方は意識してるよね、きっと。

*  *  *

もう一本、「ランペイジ 巨獣大乱闘」
主演はドウェイン・ジョンソン――あぁますます「ワイスピ」だ(笑)。「あんたがいちばん巨獣だろ」と言いたくもなりますが、まあそれは置いといて。

設定も展開も映像も、とにかく勢いが大切、そういう映画でした。
悪く言えば大雑把でテキトー、あるいは「ご都合」ということなんだろうけど、この映画はそれでいいんだと思うよ。

ロック様ことドウェインが巨大モンスターと戦うんだぜ。「ありえねーーーーげらげらげら」って楽しむのがいいと思うんだ!!
おまけにラストのオチもなかなか良かったしな!

2020年1月21日火曜日

仮面をかぶった人々の集う場所。

今回今さらながらに見てみた映画は「マスカレード・ホテル」です。
この映画の原作者の別の小説をきのうのブログで「で何?」って書いちゃったことの帳尻合わせではないんですけど(ちなみに原作未読)、楽しかったですよ、そこそこ(^^;

ざっくり言うと、キムタク演じる刑事がある事件を未然に防ぐために高級ホテルのフロントマンとして潜入捜査する、というお話。犯人も被害者も誰だかわからない状況で、コンビを組んだ長澤まさみ演じるフロントスタッフと反目しつつ協力しつつ。

“キムタク映画”(という言葉があるかどうか知りませんが)というだけではないのでしょうが、とにかくオールスターキャスト。不特定多数の、しかも素性の上に仮面をかぶったような人々が大量に集まるホテルという舞台設定――文字どおりの「グランドホテル形式」――をわかりやすく活かす方法でしょうね。木村拓哉×松たか子、前田敦子×勝地涼なんて話題ねらい以外の何物でもないですわね。あと、エンドロールに「友情出演:明石家さんま」って書いてあったけど、どこに出てたかな?

ただ、そのぶんサスペンスとしては散漫、というか薄まったかも、と。
ぜんぜん知らない役者さんが大量にホテルの扉を出入りしてたら、そのほうがよっぽど緊張感が上がるような気がするのは私だけでしょうか。マスカレード。

まあ、そのオールスターキャストの個々のエピソードを含めて、犯罪モノの衣をまとった「巨大ホテル人間模様映画」だとするならば、しっかり楽しめたし、おもしろかったと思うのです。

・・

このブログのご愛読者ならご存じの向きもあろうかと思いますが、僕は映画の中の長澤まさみ、大好きなんです。いつも「エ○い」と思うわけですが、本作についてはがっつり「キュート」でした。エ○い人がキュートな顔を見せるなんて!!(笑)

主演の木村拓哉もさすがだったなぁと。特にホテルマンとしての意識が強くなるにしたがって、姿勢だけじゃなくて歩き方やしぐさまでが変わっていくとこ。刑事に戻った瞬間にそれが解けるとこ。

・・・そうか、つまり日本を代表する役者さんたちを楽しむ映画、ということだな。

2020年1月20日月曜日

本を読んでスキーに行こうかね。

一連の世界観の中で描かれた「白銀ジャック」「疾風ロンド」「雪煙チェイス」に続き、東野圭吾「恋のゴンドラ」を読む。確か「雪煙チェイス」と同時期に単行本が出てたはずだけど、ようやく文庫になったもんで。正直言うと惰性で買った感じです。

予想どおりサスペンスではなかったです。スノーボーダーの若者たちの恋バナってやつですか。タイトルからして想像はつきましたけど、オッサンにはまるで興味のない話だ(笑)。
ちなみに旧作の続編ではまったくないのですが、「あの人」はチラリと登場します。

里(予)沢温泉スキー場の大人数が乗れるほうのゴンドラにちょうど乗車できるぐらいの数の登場人物が、並行して恋をして、いろいろあって、最後に収束するってのは“さすが”とは思いましたけど、それ以上の何もなくて(^^;

「雪煙チェイス」のときもチラっと書いたけども、うがった見方をすれば取材旅行と称してスノボに行きたかっただけでしょ?と。

「白銀ジャック」はおもしろかった。もちろん「鳥人計画」や「カッコウの卵は誰のもの」も。
だけどこの作品は全然僕には刺さりませんでした。「で、何?」みたいな。

あえて言うなら、何度も何度も作中に名前が登場する野沢菜担々麺が食べたくなったぐらいかね。
ということで、今週末、野沢温泉まで食べに行ってきますっ!

2020年1月17日金曜日

今日、1月17日に。

今年も「おむすびの日」がきました。
そのことをブログに書いてから3年が経ちます。

3年なんてあっという間です。

でも、25年という四半世紀の時間はどうだったでしょう。
知識として知っていることと、経験として知っていることの間には大きな隔たりがあるはずです。ですから、長かったとか短かったとか、僕には安易なことは言えないように思います。

それでも、そのわずかな知識を総動員して、その時間を想像する。今日はそういう日にしたいと思います。

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1月17日は #おむすびの日 #阪神淡路大震災から25年

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2020年1月16日木曜日

シロートが銀行でお仕事してきた。

今回今さらながらに見てみた映画は「バンク・ジョブ」です。
オープニングの音楽が楽しくていきなり鷲づかみされてしまいましたが、結論から言うとその「楽しい」印象は間違ってなかったかな、と。

小悪党というかチンピラというか、いや、ただのシロートがそそのかされて銀行の貸金庫を襲撃することになって――何せシロートですから、準備段階からハラハラ、というよりはニヤニヤに近い雑っぷりで。

ちょっとネタバレしちゃうかもしれないですけど、狙ってるのが貸金庫じゃないですか。
貸金庫には「世に出せないもの」がたっぷりと眠ってるわけですよ。
結果、シロートは諜報機関や裏社会の皆々様と対峙しなきゃならないことになるわけね。

ハラハラと同時にちょっとワクワクもしてしまう。
シロートのリーダー格がジェイソン・ステイサムですが、例によって無敵なようで、案外そうでもなくて(^^;

感情がたっぷり動いたラストはなかなかの緊迫感でドキドキ。

いや~おもしろかったーと思ったら、エンドロールのとこで「実話に基づく」という文字列を発見してしまう。
えーっ?まさかこんなことが実際にあったのか?すごいすごいすごい。もう言葉がない。

事実は映画より奇なり。です。

2020年1月15日水曜日

1月15日。

ひと昔、いや、ふた昔前まで、今日1月15日は成人の日だった。第3月曜日に移ったあとも、なんとなく1月15日というイメージが刷り込まれている。
同じように「体育の日=10月10日」という刷り込みもあるんだけど、その体育の日そのものがなくなるとはねぇ。おまけに2020年のスポーツの日は7月24日。ピンと来ないにもほどがある。

成人の日の前後には「二十歳の自分に言っても信じない~」なるハッシュタグが多数流れる。
僕自身ドラマティックな人生(笑)を歩んでいるわけではないと思うので、二十歳の自分に伝えてもおおよそ信じてもらえるとは思うんだけど、幼稚園児だった自分には信じてもらえないことはありそうだ。

『おまえ、将来ピーマンが大好きになるよ。しかも生のままバリバリ食べてるよ』

ふと思ったんだよね。行きつけというほどではないけれどよくお邪魔しているいくつかの飲み屋さんで、必ず頼むメニューに“ピーマンもの”があるってことを。

あのお店の「塩昆布ピーマン」。細長く刻んだ生ピーマンと塩昆布をごま油で和えただけのおつまみ。塩加減と歯ごたえが絶妙。
あのお店の「だんぴー」(写真)。炭火でタレ焼きした鶏だんごを、生ピーマンで包むようにつまんで、ちょいとマヨネーズも付けてひと口でぱくり。たまらん。
あのお店の「肉ピーマン」。単なる豚肉とピーマンの炒め物、というだけなのになぜここまでうまいのか。ゆで卵をつぶしながら混ぜて食べるマイアレンジも好き。

焼き鳥屋の「ピーマン肉詰め」も好きだし、いつの間にこんなことになったんだろう。
確かにおこちゃまのときは苦手筆頭だったはずなんだけど。

そういえば僕らの時代は子供の嫌いな二大巨頭はピーマンとニンジンだったかしらね。
でも僕はなぜかニンジンは好きだったんだよな・・・。昔のニンジンってもっと土っぽさが強くて甘さなんてあまり感じなかった気もするんだけど、ちょっと変わった子供だったのかな。その可能性は十分ありそうだ(笑)。

・・・で、なんの話だっけ(^^;

そう。成人の日も遠くなりにけり、というノスタルジー、かな。

ちなみに僕は成人式に出てません。
昔の友人に会うみたいなモチベーションも、引っ越しと転校を繰り返してた当時の僕にはなかったですし。

2020年1月14日火曜日

ン十腰あげいん。

この痛みに記憶アリ。

検索してみれば、ちゃんと外部記憶(このブログのこと)にも書いてあった。
後日談が書かれてないことをみると、自然に治ったのだな(ほっ)。その数日後には歩いて遊びに行った記録もあるしな。

ただ今回は腰痛(尻痛?)に加えて筋肉痛を併発しているのがどうにもこうにも(笑)。

これが三連休の余韻。老化とも言う。

2020年1月10日金曜日

トリプル・リベンジ。

今回今さらながらに見てみた映画は「トリプル・リベンジ」です。

冤罪で服役し、出所したら街中の嫌われ者になってた元刑事が、タイトルどおり“リベンジ”を企てる、というストーリー。超ありがち(笑)。

アクションは軽めで、サスペンスとしてもそこそこ。
ただし、主演は適度にカッコよく、謎のせくしぃなおねいさんも現れ、そして何よりアンディ・ガルシアだっ!
周囲よりも圧倒的な大物がただの脇役とは思えんわな。そういう意味では2時間ドラマ並みに「配役ネタバレ」している(^^;

こう書くとなんだかつまらなかったようにも思うけど、ラストがなかなか心地よくてね。そこまでがんばって観ようぜ、みたいな作品。

*  *  *

すっかり忘れてましたが、「イン・ザ・プール」も見てみました。
原作は人気小説で(未読)、大好きな役者さんたちが多数出演してて、楽しいコメディなんだろうけど、正直言わせていただくと、まっっっったく肌に合わず。1時間ほどで離脱。なんかごめんなさい。

2020年1月9日木曜日

【ら~めん】麺場Voyage@蒲田(2)

新年一杯目はどこで食べよう。やはり新店開拓ではなくて自分基準で「間違いのない」ところがいいな。そんなことを思いながらフラフラと歩く。老舗某店に向かったところ残念ながら正月休み継続中(中から仕込みの匂いがぷぅんと漂ってきてたけど)。
ならばと向かったのが「麺場Voyage」。ところが。

「み、店がない!?」(きょとん)

慌ててスマホを取り出して検索すると、いつの間にか移転してたみたい。幸いご近所だったので、そのまま向かう。後で調べたらもう2年半ぐらい前の移転だった。そんなに行ってなかったかなあ。

「あった~」(ほっ)

店内に入って券売機。もちろんこの店は「帆立とキノコの潮ラーメン」。[ラーメン](830円也)のボタンを押す。

タイミングなのか通常なのか、ワンオペだったので少し時間がかかりますよ、と。
その間新しい店内をきょろきょろ。雰囲気は前の店とほぼ同じかな。店の作りはスナックっぽくて、内装は海辺のカフェ風で(伝わりにくい)。もちろん酒とつまみメニューも豊富――ただし残念ながら券売機から[飲み放題3,000円]ボタンなくなってたみたい。
前の店舗にあった2Fはなくなってたので、キャパとしてはだいぶ小さくなってるのかな。

そうこうしているうちにラーメン到着。

「うわー!」(驚)

移転前と見た目が大幅にモデルチェンジ。まずは帆立の殻を模したお麩(最中の皮みたいな感じ)。ちらりとめくってみるとその中にリアル帆立!!
それから散りばめられたカラフルなあられ(もしかしたら正月だからかな?)。
ちなみにお麩はスープに沈めてしみしみふにゃふにゃになってから食すのが吉。

「SNS映えってやつか!」(というわけで写真撮りましたのでインスタ見てね。→コチラ

味についてはもう文句なし。いつもどおりの大感動作でした。
細かくは以前の投稿見てね。手抜きすまぬ。→コチラ

一杯目がここでよかった。ごちそうさまでした。

京浜急行京急蒲田駅西口を出てガード沿いの道を京急川崎方面に250mほど行った右側。

2020年1月8日水曜日

王とサーカス。

米澤穂信「王とサーカス」を読む。
主人公の雑誌記者・太刀洗万智は他の作品にも出ているようだけど、特段シリーズと分類されているわけではなさそうだったので、あまり気にすることなく読み始めた。

物語はカトマンズの安宿の朝から始まる。
カトマンズ――この言葉だけで頭の中になんとなく靄がかかったような気分(^^;
もちろん実際に行ったことはないし、イメージの中だけのことなんだけど、同じように古くて宗教色が強い欧州の街のイメージと比べても、圧倒的にピントが合わない感じだ。

その地で唐突に起こった国王の死。この事件そのものは史実。

取材を始めることになった太刀洗の前に漂う危険な匂い。そこにいやおうなく巻き込まれていく――作中では「身罷う」なんて言葉も使われていた。

「悲劇を娯楽として消費する」

何を見るのか、何を書くのか、そして何を書かないのか。サーカスのように娯楽として記事を提供していくこと――記者としての信念を突き付けられる。

・・
・・・

僕が本屋なら間違いなくPOP書くね。実際POPを見て手に取ったわけだが(笑)。
だって、ページをめくる手が止まらないもの。この世でありながらこの世でないような、未知の異国で起こる事件のまさに虜になってしまった。

ノンフィクションの事件とフィクションの事件。
そのはざまで巻き起こる謎に、ミステリーとしても引き込まれる。

答え合わせ的には「その可能性」は序盤から感じてはいたんだ。でもそこから起こる事件の大きさに、その小さな可能性を考えることに気づかなかった。くそう。

その意味では納得のラスト・・・・と思いきや!もう一段!!のビックリ!

それでもミステリーというジャンルだけに分類してしまうのは惜しい気がする。
何かこう、「問われている」気が常にするんだ。

『誇り高い言葉を口にしながら、手はいくらでもそれを裏切る。ずっと手を汚してきた男が、譲れない一点では驚くほど清廉になる』

2020年1月7日火曜日

加圧トレーニング[シーズン2.5]#09

「アメトーーク」の年末特番「運動神経悪い芸人」でバドミントンやってたのよ。
それを見ててふと、ン十年前に元バドミントン部の方とラリーしたことを思い出したのね。上手かったんだよ、俺。ほぼ初めてだったのに「テレビで覚えた動き」を褒められたんだ。さすがスポーツ観戦オタクのテレビっ子(笑)。

で、なんとなく、ホントになにげなく、シャドーピッチングならぬシャドーストロークしたの。そしたらね、“ピシぃっ”って。右肩が。

右肩の痛みは長いこと悩まされてて、でもここのところ少し回復傾向だったのに。
そのピシっから5分ぐらい痛みと痺れが止まらない(涙)。
要するに、悪化させてしまいました(号泣)。

【2019年12月度】
トレーニング回数:1回

多忙の中よくやったと自分を褒めたい(大甘)。

メニュー
トレーニングしたときはまだ肩は回復方向だったので、上半身の可動域を意識したメニューを続けてたんだけど・・・どうしよ。

計測
電源をONしたところ、小さな液晶に「ERROR」の文字が表示(正確にはEの横棒が1本足りてない)されたままウンともスンとも言わず・・・故障につき計測なし。
ただし今現在を考えると年末年始で数値はがっかり方向に振れているという実感アリ。てへっ。

先月分へのリンク

2020年1月6日月曜日

はるこう。

年末年始休暇の初日は高校バスケのウインターカップを見に行って、最終日には高校バレーの通称「春高」を見に行ってきた。どちらも会場は同じ武蔵野の森総合スポーツプラザ。飛田給にもすっかり通い慣れた――何しろ京王線の乗り換えとか悩まなくなったもの(笑)。

開会式もあったこの日は、なんと1回戦40試合!
つまり80校が1日で出場するわけで、アリーナの中は当然とはいえ想像以上のごった返しっぷり。コンコースも人でぎっしり。おそろいTシャツの保護者軍団の圧が強い(^^;

3F席は「応援席」と明示されているので4F席に向かうも、こちらもメインスタンドとバックスタンドは「応援優先席」。そりゃ保護者のみなさんを優先してあげたいよね。うん。というかそもそも席がない(^^;

というわけで最初はサイドスタンド最上段の通路で立ち見することに。このアリーナはすごく見やすいので、最上段でもフローターサーブが急激に落ちるところぐらいまでははっきりとわかる。ただ、スパイクのワンタッチがあったかどうかまでは・・・(笑)。

目移りしながら男女2面ずつの同時進行の試合を見る。実際にはサブアリーナも使ってたので5試合同時進行。
女子は超強豪は見れなかったのであまり感じることはなかったんだけど、男子はひと言「でかい」。比較対象となるのはリベロの選手。彼らがたとえば170cm前後だとすると・・・うん、でかいわ~(^^;

その大きな選手たち、ジャンプサーブは当たり前。オポジットのバックアタックもガンガン飛び出します。
すごい時代になったもんです。
とは言え、パッと見で200cmを超えるような文字どおりの「大物」は見かけなかった。こちらも2日目以降の登場かな?

各校の応援席もバラエティ豊かで楽しい。全校応援かな?と思うような大人数のところもあれば、猛烈に野太い男声で女子チームを応援してたり、それぞれのカラーが出てて。

目的の遠い遠い後輩たちの試合開始が押しに押してたこともあって、この会場の雰囲気そのものを満喫させてもらいました。
そう、その後輩たち。見事緒戦突破!おめでとう!・・・週末まで勝ち残ったりは・・・(期待)

配信映像にワタクシ、映り込んでました!試合終了直後なので大喜びしております(笑)。どーこだ?


2020年1月5日日曜日

新春ゲーム、だったけど。

毎年あるいは毎回似たようなこと書いてますけど、Zgirlsのお正月スペシャルパフォーマンスはいいですよ(強調)。
和な衣装も、ポニーテールも。ポニーテールだと遠目で誰が誰だかわかんなくなるんだけどね(汗)。

2019-2020 B2.League #17 Game1
●東京Z 69-72 青森

びっくりするぐらいのラッキー(青森の調子の悪さ、特にFT%を含む)もあって、完全に「勝ってください、どうぞどうぞ」な展開だった。

でも、引き離せそうなところで連発するイージーミス、たとえばタイムアウト明けに簡単に起こるターンオーバー。
単純なドライブでスチールされたのいくつあった???

「どうぞどうぞ」と言われたら「どうぞどうぞ」と言い返すダチョウ倶楽部的お約束は要りません。
勝てないのはしかたないかもしれないけれど、勝てるはずの試合を相手にプレゼントしてしまうような負け方ってのはさすがにへこむぞ。

試合後にHCが「後半戦はホームゲームが20試合あります!」と言ってた。

・・・いや、そのホームで負けたんだけどね。

「もうすぐケガ人が戻ってきます」

・・・なんだか違和感があるなぁ。上手く言えないけと、それまでは勝てないってこと?現在のメンバーでは足りないということ?使わなかった選手もいるよね?

なんだか悔しいのとモヤモヤしたので足早にアリーナを出た。

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だからといって別に応援をしなくなるわけではないし、ましてや嫌いになるわけでもない。

文句を言って愚痴をこぼして、そうして僕も切り替える。
目指すべきは「勝利」。それはぶれてはいけない。がんばってます、だけじゃだめ。プロチームなんだからね。

アリーナのエンターテインメントが楽しいから、忘れちゃいそうだけどね~(笑)。

2020年1月4日土曜日

例によっての寝正月。

今年の年末年始休暇は9連休。暮れはそれこそやらなきゃならないことがそれなりにあって、カレンダーとにらめっこしながら頭の中でスケジューリングを繰り返し、淡々と「業務」をこなしていきました。
ひととおりやり終えた大晦日、紅白歌合戦を前にお酒を用意してしまってからは、ダラダラしてたいという本性が出てきまして・・・三が日で家を出たのは近所の八幡様への初詣と、近所のコンビニへのお酒の追加買い出しの2回のみ。
駅伝もテレビで無事完走するという自堕落な正月休みでした。
駅伝のスタート時刻のおかげて、早寝早起きではありましたが(^^;

三が日も終わってしまい、残りの休みもあと2日。普通の週末分しか残ってないです。
そろそろ動き始めましょうかね。

初春のテーブルには父焼酎と子は問題集

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暮れの12月28日にはバスケのウインターカップを見に行きましたので、一応アーカイブ。
女子決勝と男子準決勝2試合の試合日でしたが、さすがに3試合はしんどいので、女子決勝はパス(移動中にネット配信で見た)。

オリンピックでも使われる武蔵野の森総合スポーツプラザには初めて入った。となりの味の素スタジアムにはしょっちゅう来てる気がするけども(^^;
あくまでも体育館としての機能を最優先し、その上で観客席を可能なかぎり見やすく配した、そんな印象。4階席のサイドスタンドでも十分に試合が楽しめたのはそういうことだと思う。なかなか好印象なアリーナでした。
ただし、大型モニターは片側にしかないので、席を選べるなら反対側がいいね。いや、大きな大会のときは天吊りの4面モニターを仮設してほしいぞ。



日本バスケの未来を担う多くの選手の躍動を見られてすごく楽しかった。
最終的にタイトルを取ることになる福岡第一は、とにかく素晴らしかったけども、僕が印象に残ったのは福岡大大濠のC木林くん。200cmの身長がありながら(線はまだ細い)、走れるしテクニックあるし、何より外のシュートがお上手!!
将来に期待せずにはいられませんなっ!・・・神様彼にあと5cmの身長を(祈)。

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今度は春高バレーを見に、この会場に行きます!

2020年1月1日水曜日

賀正。

新年あけましておめでとうございます。

この画像は今年の年賀状に使ったメインのグラフィック(の一部)です。
2020年といえばもちろんTOKYO2020、そのTOKYOのことをイメージしました。そう、複雑怪奇に曲がりくねった東京の地下鉄路線図がモチーフです。
とネタバらししてしまいましたが、リアル年賀状のほうにはもう少しこまごまいろいろやってますのでお楽しみいただければ幸いです。

その年賀状ですが、これまでとまったく毛色が違う仕上がりです――と自分では思っています。
長年自分の中では「キーポイント」であると思っていたものを、大幅に方向転換しました。

細かくは書きませんけど、残念に思われる方がいらっしゃったら申し訳ないなぁ。

理由としてはまあいろいろあるわけですけど、状況が変われば考え方も変わる。さすればアウトプットも違うものになる。そんなふうにご理解いただければうれしいです。

とはいえ私個人が何か2020年に向けてやれ変革だ!などと声高に言うつもりは毛頭なくて、あえて言うなら、ゆるゆると自分らしく、というまったくこれまでどおりの延長線上にいたいということだけなのです。

数少ないブログ読者の皆様、本年もよろしくお願いいたします。