2019年12月27日金曜日

【ら~めん】丸中華そば@大井町

すっかり寒くなってきました。こんな日はあったかいらーめんです。

漢字1文字と一般名詞の組み合わせという、“検索しにくい”タイプの店名(笑)の「丸中華そば」に初訪してきました。

昼営業の開店10分前に到着、列の6番目。最終的には10人ほどが並んだでしょうか。

扉をくぐって店内へ。券売機でトップメニューというか文字どおりの看板メニューである「中華そば」(680円也)をポチ。今どき680円ってのは破格(歓喜)。
思わずトッピングのボタンをいろいろ押しそうになりましたが、ちょっと我慢して[おつり]ボタン。

通されたカウンターは、厨房の様子がよーく見える「アリーナ席」。
狭い厨房で大柄なご主人がていねいにていねいに作ってる。1クールで2.5杯が限度みたいだな。ということは僕の順番は3クール目。しばらくはアリーナ席を堪能させてもらおう。
ご主人、誰かに似てるなぁと思ってたんだけど、たぶん甥にヒゲを付けた感じだと納得した(^^;

テボの上で温めた雷文が描かれた浅めの丼に、醤油ダレ、脂、スープ。中太の縮れ麺。細めのメンマ、バラチャーシュー1枚、そして多めのネギ(ずーっと見てたからね、よく覚えてる)。
手元にまでやってきて、そのスープの色が黒に近い濃~い茶褐色だとわかる。ではひと口。

「あちっっ!」

急性猫舌発症かと思うほど熱々だ。ここまで温度高いのは昨今記憶にない。丼もしっかり熱せられてたし、表面の脂のコートもあるから、こりゃなかなか冷めないぞ。
レンゲをしっかりふーふーしてから改めて味わう。ごく。あー、こりゃいいねー。

麺ももっちりちゅるちゅるで食感とのど越しが楽しい。

ひと言で言うならば、びっくりするぐらい「普通の中華そば」。
ただその「普通」が高次元すぎてちょっと感激しちゃったかもしれん。絶対に間違いのない一杯、そんなふうに思いました。

チャーシューはちょっと脂身が多くてあまり好みではなかったけど、それ以外は過不足なく十二分な中華そばを楽しませていただきました。接客も過不足ないって感じだったな。

最後の一滴まで完食完飲してごちそうさまでした。
店を出たら全身ぽかぽか。アツアツからのぽかぽか。実に気持ちいい。

JR大井町駅西口、バスロータリーから正面の道の右側をまっすぐ300mほど。突き当たりの大井町駅入口信号のちょっと手前。

2019年12月26日木曜日

さてそろそろ紅白の話をしとこうかね。

「ユーミン、大丈夫かなぁ。」

今年のラインナップを見て最初に抱いた感想です。2019年と言えば当然ラグビーなわけで、「ビクトリーロード」は替え歌だからダメだし、大会オフィシャルソングの「World in Union」は思ったほど浸透しなかった(歌ってたのはいきものがかりの吉岡さんなのに)。となると、「ノーサイド」っていう選択肢しか残ってなかった気もします。

というわけで特別企画に松任谷由実さんがご登場になるわけです。うん、わかるよ。

でも・・・今年の24時間テレビで羽生結弦選手と共演したじゃないですか。曲は「春よ、来い」でしたっけ。歌うには環境もよくなさそうでしたけど、お世辞にも上手じゃなかった(調子よくなかった?)んでね。
もともとめっちゃ歌上手い人でないことは同意いただけるものとは思いますが(遠回しな表現)、それでも天下のユーミンです。雰囲気や世界観も含めて“ユーミン”であることは理解しつつも、かなり愕然とした夏の日だったのです。

「ノーサイド」も「春よ、来い」同様しっとりとしたバラード。歌詞がしみてくるタイプの楽曲です。聴いてるほうは集中しますからねぇ。「ユーミン、大丈夫かなぁ。」と、アイルランド戦の直前のような緊張感で見守りたいと思います(^^;

一方で同じ特別企画でも竹内まりやさんのほうは楽しみしかない(笑)。

・・
・・・

さてと、まずは紅組から見てみると・・・おなじみのメンバーが並んでいるという印象です。紅白歌合戦ですからそれでいいのです。水森かおりのイリュージョンもPerfumeの最新映像技術も(←どっちも歌じゃないじゃんか)、さゆりさんの津軽海峡も、最高の肴です。

アイドルグループに目を向けると「48」が1組で「46」が3組。時代の流れですねぇ。しかも46のほうでも一番後発の日向坂46に(僕の)注目が集まりそうです。「キュン」はかなりキャッチーな曲ですし。

聖子ちゃんは、今年もキーを下げて歌うのかなぁ(小声)。

そうそう、すごく気になっているのがLiSA。アニメに関してはまったくの門外漢ではあるのですが、その私ですら知っているアニソンの人。Don't miss itです。

2019年、実はネットの中で少しだけ話題になってたのがaikoの凄さを再発見するという話。「花火」、楽しみだなぁ(実は紅白で歌われるのは初らしい)。
昨今は彼女のシングルベスト「aikoの歌。」(→リンク)をヘビロテしております。

白組のほうは・・・同様におなじみなメンバーという感じではありますが(特に三山ひろしのけん玉ネタはそろそろ飽きてきているww)、多少フレッシュなメンバーがいますかね。
先日も話題にした2組のバンドには大注目かと思います。Official髭男ismはぜひ歌詞にもご注目くださいまし。一応豆知識的にお伝えしておきますが、メンバーにはヒゲは生えてません。

そしてKing Gnu。いい意味でクラクラしますぜ。おそらく白組で一番カッコイイ(一番盛り上がるとは言ってない)と確信します。こちらもDon't miss itでありまする。

余談ですが、朝ドラ「なつぞら」主題歌絡みでスピッツ初出場か?などと言われていましたが、彼らの主義どおり紅白には出ないそうです。残念ではありますが、その思いに拍手。「スカーレット」主題歌のSuperflyはもちろん気持ちのいいボーカルを聴かせてくれるはずです。
両作品の主演女優さんはどちらもゲスト審査員ですが、それよりも審査員としては吉野彰先生の穏やかな笑顔が楽しみだったりもします。サンドウィッチマンは出世したなぁ(ウラトーク→審査員)。

現段階で登場順は発表になってないんですが、まあきっとトリはなんでしょう。そういうのも含めた様式美。今年も大みそかは紅白歌合戦で楽しみたいと思います。
いや待て。オリンピック絡みでゆずなんてことはないだろうか。

なんやかんやで、綾瀬のはるか氏“フリーダムすぎる司会っぷり”がありますからね、一瞬たりとも目が離せないってとこもありますよね~(笑)。

2019年12月24日火曜日

Merry Xmas!

去年も「特に何もない」と書いたような気がしますが、状況は違えど同じように何もないクリスマスです。

昨今はクリスマスのことを「Xmas」とはあまり書かなくなった気がします。「Christmas」と書いてるような。いつごろからでしょうかね。

それはさておき、皆様に素敵な一日が訪れますように。メリークリスマス!

僕はいつもの年末進行です・・・orz..

2019年12月23日月曜日

カラスに騙される。

前々から気になってたんだよね、道尾秀介「カラスの親指」

詐欺を生業とするタケさんとテツさんのコンビ――カラスというのは詐欺師を示す隠語らしい――は、それぞれ「自分のせい」で家族を失ったという重く辛い過去を抱えている。
その過去から逃げるように、おびえるように生きるふたり。
だが、その周辺に「過去」の影がちらつく――。

過去を乗り越え、そして明日を切り拓くために、カラスたちが挑む大勝負「アルバトロス作戦」!!

・・
・・・

いやー、まいったなぁ。
詐欺師が主人公だから、それなりに二転三転するんだろうという理解をしつつ読んでたわけさ。「コンゲーム」という単語も何度か出てくるし、トリックもそこここに散りばめられているだろうと。

でもね。想像の遥かに上。これはもう唸る以外にない。
感情を文字にするなら「わくわくどきどきはらはらうわーーーっ!」。

物語のベースとなる彼らの過去は、重くて辛いがゆえに漂っている空気感は澱んでいる。沈んでいる。なのになんだこの痛快さは。

おまけにエンディングで感動までしてしまう・・・なんてこった。

さらに言えば、ラストの「解決・解説」的な部分が明快かつ親切。爽快感まで感じたりするんだ・・・なんてこったい。
解説にも書かれていたが、まさに「詐欺」ではなく「マジック」。

それにしても・・・カラスの「親指」か。としみじみ。

年の瀬のひとりごと。

大晦日が迫ってくると、「やっておかなきゃならないこと」「やっておきたいこと」が次々と頭の中に浮かんでは、消える

まさに年の瀬。

ただ問題は、この「消える」で、結局何もしなかったりしてしまう。

ひとつでもいい。何かをちゃんと思い出して、やっておかなきゃ。
そうしないと絶対にふたつめができないもの。

2019年12月22日日曜日

クリスマスゲーム、だったけど。

シーズンですからね、Zgirlsのクリスマスパフォーマンスを見てきました!!
・・・という書き出しから始めなきゃならないのがかなり残念ではありますが(^^;

パフォーマンスはさすがでした。素敵でした(はぁと)。これを見に来たと思えばなんのその(笑)。

2019-2020 B2.League #15 Game1
●東京Z 85-90 西宮

特に前半は攻撃面がうまく回っていたと思う。「今風」のコーナーに選手を配して3Pを常にねらっている形。その配置から、外→外→外と回して最後は「中」。中を固められたらもちろん外!翔の3P連発には痺れました。

DF面では少し取られすぎかなとも思ったけど、これは相手があることなので前半のうちはあまり気にしてなかった。本来は守備のチームだと思うんだけど。

4点リードで前半終了、このままなんとか押し切りたいと思ってた後半。

「あれ?足が止まってる??」

まず顕著になったのがオフェンス。ボールを持ってない選手が動けてないから、結果的にボールが動かない。
前半に見られた「外外中」の形にならない。スクリーナーの出足がひとつ遅れることでガードが孤立してしまう。スペースのないところにドライブしてって潰される。タフショットを打たされる。

おかしいなぁ。2ヶ月前には「フィジカル鍛えられてるな」と思ったんだけど・・・(すいません、観戦が2ヶ月ぶりでした)。

そして足が止まったことが最終的に最も顕在化したのがディフェンス。単純なゴール下だけは高さでなんとかしてたけど、ボールが動くとまったくローテーションが追いつかない。

いい守備も、いい攻撃も、すべてが散発。
奈良もめちゃめちゃ状態がいい、というわけではないので、なんとかかんとか着いていくけど、残り2分ぐらいには完全に“売り切れ”。この数分で、何度速攻で走られてしまっただろう。

あれは見ててつらかったなぁ。

そんな状況でも最後まで「可能性」を残したことをポジティブに考えるか、自ら勝利を手放してしまったことを思うのか。シーズンももう半ば・・・。

Game2は応援に行けないけども、選手のフィジカル面とメンタル面が回復してますように。サンタさんへのお願い。

*  *  *

Tシャツもらいました。ありがとうございまーす。

思い出すにそういえばなんだか流れの悪い日だったんだよな。
  • ぼーっと歩いてたら、蒲田の路地で道間違えたこと。
  • 腹ごしらえに、並んでまで入った有名店のラーメンがイマイチ好みじゃなかったこと。
  • 入場時にゲームデイプログラムの印刷(納品)が間に合ってなかったこと(後で配られたらクリスマス仕様だったので、なんだか「奈良色」ぽかったことも)。
  • 入場のときのスマホチケットのQRスキャナが故障してたこと。
  • オープニングパフォーマンスのときの照明が暗転しなかったこと。
  • 片柳アリーナの2F席の2列目以降は、手前のエンドラインが見えないから最前列にいかなきゃいなけかったことをすっかり忘れてたこと。

・・・年明けたら、きっと好転するさ。うん(根拠の薄いポジティブ)。

2019年12月20日金曜日

令和ミュージックシーンに多い事象。

HDDに溜まった録画の中から、この9月にあったフェス氣志團万博20192daysをようやく視聴終了。なにせ計12時間、テレビ前とはいえそこそこタイヘンでしたよ。まあ猛烈に楽しんでたので疲れるようなことはなかったですけどね(^^;

その長い時間に思ったことを書き連ねます。

氣志團万博自体に行ってみたいとか、一度でいいからももクロのステージはライブで見てみたいとか(≒「怪盗少女」でかなこぉ↑が飛ぶとこ)、そういう普通(?)のことは当然思ったりしてます。
オーディエンスの盛り上がりを見るにつけ、逆に腰が引けるという感じもないではないんですけどね(^^;

それだけではなくて、ひとつはあのフェスが9月の千葉・木更津であったという事実。
翔さんはもちろん、出演者の多くが言及していました。自粛か開催か、何が正解かなんてわからない。ただ、このフェスが放送されたことで、少なくとも僕は被災した千葉県のことを覚えていられるような気がしている。

打首獄門同好会は演奏中に客席に募金箱持ったスタッフを回らせて、びっくりするぐらいの募金を集めてたな。これがアーティストの影響力ってやつかしらね。

そうそう。今日の話はその打首獄門同好会をはじめとするグループ名のお話がしたかったのです。
平成の最後にあたりから、なんだか意味わかんないへんちくりんな名前(当社比/個人の感想です)のバンド、多くなってきた気がしません?

たとえばOfficial髭男ismヤバイTシャツ屋さん、少し前ならゲスの極み乙女。やら夜の本気ダンスやら。
KING GNUなんてむしろ平凡な名前に感じる。ちなみに彼らのライブは今回の放送で初めてちゃんと見たけど、超かっこいいですな。ちなみにちなみにワタシは「GNU」という文字列を見ると「ぐぬー/ストールマン」を思い出す派です。

ところが聞いてみるときわめてまっとうな音楽だったりします(当社比/個人の感想です)。
ポップだったりパンクだったりとジャンル的な差異はあれど、「なんじゃあの音楽はと??」となることはないんですよ。

平成が令和に残した「バンド名は飛んでるが曲はある意味ノーマル」な世界。

こうした傾向が令和新時代の中心になっていくと、おじさんは単純に覚えられなくて困りそうなんですけど。
「え~○○のこと知らないんだ~(半笑)」みたいなことがありそうじゃないですか。それが一番心配なんですけど(汗)。
「ヒゲダン」とか省略形を覚えるのも気恥ずかしい世代です。

あ。水曜日のカンパネラは名は体を表してるな。

余談。
「多くなってきた」と言えば、最近のフロントマンって“めんどくさい前髪”の人が多いよね。
それから、最近のバンドって女性ベーシスト多いよね。めっちゃかっちょいい(はぁと)。

・・・ああ、とりとめのない文章・・・。

2019年12月19日木曜日

なでしこがE-1を制す。ちなみに男子。

なでしこジャパン、E-1優勝おめでとう!!
おまけにMVPがもえか!!!これは喜ばしい!

熊ちゃん不在でもDFがそれなりに安定してたこと(大会無失点だもんね)、唯ちゃん離脱でもなんとか攻撃の形で作れたことはポジティブですね。
戦術的にはまだ「ふんわり」した感じですけど、オリンピックはおそらく守備的にならざるをえないシーンが多いかと思うので、その面で一歩ずつではあるものの成長が見て取れたのは良かったです。

・・え?男子?

単純に韓国に負けると悔しさ倍増なんで、「知らんわっ」と言いたいとこですが、一応書きます。

ポイチさんのサッカーについて、以前一度書いたことがあって(→「森保NIPPONについて考え始める。」、今でもその印象はあまり変わっていない。
最近「海外組を含めたA代表」が機能していない試合があったりするのは、4-2-3-1の3の局地戦で勝負にならないと中盤が押し込まれ、2のところが機能不全に陥る、という感じなんだと思う。

一方でU-23がやってた3バックを今回採用したというのは・・・このE-1を「オーバーエージも含めた五輪代表」の立ち上げ(+選考)の場として位置つけてたんだろうなと想像してます。



でなきゃこの「内容がないよう」には納得がいかない。圧倒的な存在感だった大島を頭から使わないとか、ハットトリックの小川を使わないとか、起用からして勝ちにいこうとしてたとは思えないもん(だからさ、「単純に韓国に負けると悔しさ倍増」って言ってるでしょ。しかも一応公式戦)

繰り返すけど、悲しいほど韓国戦は内容がなかったねぇ。
それなりの期間、合宿してたとは思えない戦術というか方針の欠落に見えた。選手の能力的にはきちんと落とし込んでいればそれなりにできるとは思うんだが、攻めるも守るも単発で連動性がなく、協調性が感じられず・・・3-4-2-1というシステム(ただの選手配置だね)も含めて「どこの“浦和レッズ2019”やねん」と呆れる90分でした。劣化版ミシャ式、というシステムの生い立ちも含めてね。

・・
・・・

その浦和レッズのこと。

すでに来季の話が出てる段階ではありますが、Jリーグ最終戦、見に行ったよ、という履歴だけは残しておきたいと思います(あとで自分で検索する用)。

2019 Meji Yasuda J1 League #34
●浦和 2-3 G大阪


この日発売だったニットマフラーをゲットできました。なかなかカワイイです。
森脇の場内一周と挨拶で泣き笑いでした。

試合?知らんわそんなもん。得点差以上の惨敗。
参入プレーオフまで勝点差わずかに1。徳島には勝てなかったかもしれん。助かった・・・。

ただね、こんな内容と結果で、さも当然のように監督が契約延長ってのは、相当にありえない。監督の問題だけでなく、チーム事情がどん底であることが推察される。

来シーズンも厳しいシーズンになりそうだわ。
だからといって、応援を止めることだけは考えられないのです。

2019年12月18日水曜日

【TOKYO2020】緊急更新!2次抽選販売結果!!

全落ち勢のみなさん、気持ちを強く持っていきましょう!
あきらめたらそこで試合終了です。
念のためリンク:1次抽選→落選 1次抽選追加→落選


この画像のためにわざわざ集中線アプリをダウンロードした。

今回も申し込み枠の目一杯まで申し込んでました
発表された詳細ページを見てみても、ひたすら続く[落選]の文字。念のためリロードしてみましたけど、当然のことながら画面は変わりません。

別にさぁ・・・ブログのネタが欲しいわけじゃないんだよ。「落ちました・・」というほうがアクセス伸びるんだけどさぁ(^^;

・・
・・・

一応宣言しておきますけど、この程度のことで折れませんからね。
まだまだやってやろうじゃないか。自力で頑張るよ。
かかってきなさい、組織委員会め。ふんっ(荒い鼻息)。

あ、ちなみにあらゆるところに申し込みをしていた聖火ランナーも見事にすべて落選しております。長文の作文もしたのになぁ(苦笑)。


2019年12月17日火曜日

家族シアター。

辻村深月「家族シアター」を手に取る。
宣伝文句によれば「家族を描く心温まる全7編」。

1つめの「『妹』という祝福」を読み終えて、ひとつためいきが出た。それからエンディング手前の数ページを読み直し、ふわっとした余韻を楽しむ。

姉に反目する妹の話。僕にはきょうだいがいた記憶がないから、実感としてはわからないのかもしれないけど、最も身近だからこそ、表面では反目し、自らも気づかないほど奥底では通じているという存在なんだろうな。

そのことがじんわりと滲むように伝わってきた。

姉と弟、母と娘、父と息子、年子の姉妹、祖父と孫娘、息子とその家庭と実家。
描かれる家族の形はそれぞれ違うし、僕とはあまりに置かれている状況が違うものもあって「へぇ」なんて感じで読んでしまったものもあるのだけれど、それでも、身近だからこそ触れ合って擦れ合って、やがて“じんわり滲む”、という当初の印象が変わることはなかった。
子供とうまくコミュニケートできない父の話「タイムカプセルの八年」は逆に刺さったぞ。なんだか「ごめん」って言いたくなった(笑)。

家族ってそういうことだよな、そういうことだといいな、と。

逆にどの話も「出来すぎ」な「いい話」だなぁとも思う。
でもそれでいいのだと思う。これは家族の物語。家族を持つ者の希望の物語なのだから。

付かず離れず。ヒビが入ってくっ付けて――そういうものもひっくるめた希望。

2019年12月16日月曜日

それがネックよね。

仕事柄か、日常ではネクタイを締める機会が少ない。別に苦手でも嫌いでもないんだけど。

そんな僕にも久々に締めなきゃならないことがありまして。当然それなりに背すじを伸ばすような機会でもあるわけで、ネクタイも「きゅっ」と締めたのです。

締めすぎちゃった(笑)。
久々だからか、力入りすぎたみたいで。

で、微調整をしようと鏡を見たらね、シワですよ。シワ。首に。締めすぎてるんだから当然出るんだろうけど、そのシワの「質」がね・・・ジジイ。

ほら、年齢は首すじに出るなんて話もあるじゃないですか。若々しさを微塵も感じないそのシワを見ながら、洗面所でひとり静かに落ち込んだりしてました。

というような多忙な日々から戻ってまいりました。
むしろ残務整理のほうが大変な気もしてますが、生活そのものは平常運転です。

少しずつブログの更新もやっていきます。引き続きご愛顧のほどを。

写真は本文とはぜんぜん関係ないですが、これがシワひとつない冬の青空、って感じでしょうかね。

2019年12月3日火曜日

更新休みます。

10日~2週間ほど、更新ストップします。
まあ誰も気にはしないと思いますが、元気にしていますので念のため。

Twitterには現れてるかも。@144factory

ではまた。

二度目のカンゲキ。~eleven~

某知人のご縁で、久しぶりに“ニワカ”が演劇を観てまいりましたよ。
自ブログを検索してみたところおおよそ3年ぶりでした。すいませんごぶさたしちゃってm(__)m

聖地ポーカーズ2019年秋公演
謎解き×演劇「eleven2019」

会場が明転して、荷物をまとめて劇場の外に出る。人の流れと逆向きにひと駅歩いて見知った居酒屋に入る。Twitterを開いて何か書きたいと思ったんだけど、うまく言葉にならなくて。
そのぐらい没入はしていた。だってその瞬間までスマホの電源切ってたことすら忘れてたもん(^^;

謎解きバトルのために集められた10人。のはずが11人いて、主催者がいない、という状況。
当然その11人はその状況という謎を解こうとするわけだけど。

すでに公演は千穐楽を迎えているけど、細かくは書かないでおこうと思う。謎つまりミステリーだもんね。
そもそも全部を理解できているかと問われると「いや、それは無理」だと思うし。

ちょっとした違和感は伏線になり、なんとも言えないリズム変化が気にもなり、その展開のスピードに見てる僕も耳と目は舞台に集中しながら、相当にいろいろ考えながら見てた。雑に言えば2時間ドラマを3倍速で見てる感触。

途中で明らかになったかのような気がしてもまだまだ予断を許さない、というか観客にラクさせてくれない(笑)。脳内の汗が半端ない(^^;
すごいね、脚本。そしてそれを演じる役者さんたちも。
改めて思ったんだけどさ、役者さんたちの「声」ってすばらしくいいっ!!「同化」を演じ分ける感じとかも強烈なインパクトでした。

完全にはわかってないなりに、とっても楽しませていただきました。

・・
・・・

んでさ。タイトルは「eleven」でしょ。登場人物の数とはイコールなんだけどさ、の人”とはイコールじゃないよね。
ラストで中心人物のヨイチが見せたあの表情って、もしかして11番目の・・・なんてことを思う。

*  *  *

2019年12月2日月曜日

加圧トレーニング[シーズン2.5]#08

・・
・・・

書き残すべきことが何もない・・・。

【2019年11月度】
トレーニング回数: 1回

平日は時間がなく週末も予定ありまくりだったからなぁ(という言い訳)。

メニュー
先月と同じことを書くと「ここのところ悩まされている右肩内側の痛みが続いているため、上半身のチューブトレーニングを増やしてみたり。可動域が広がる(戻る)といいんだけど・・・」ということで。ほんの少しだけど改善方向かと思います。すばらしい。

計測
トレーニングしてシャワー浴びてすぐに出かける予定があったので(という言い訳)、計測忘れたー。

2019年12月1日日曜日

日程君、ありがとう。

Jリーグの1年間の対戦相手を決めるプログラム、通称「日程君」。なぜか最終節にドラマチックな対戦カードを組んでおくことで知られている――。

最終節に[松本-湘南]という残留を争う直接対決を組んでくれてたおかげで、前節終了時点で浦和の自動降格はなくなっていて、さらに[清水-鳥栖]が組まれていたおかげで、今節をもって浦和のJ1参入プレーオフに回ることも事実上なくなった。ありがとう日程君!

2019 Meiji Yasuda J1 League #33
東京 1-1 浦和△

もちろんただの他力本願ではなくて、自ら得たこのドローによる1ポイントが大きかったことは間違いない。



立ち上がりから東京が圧力をかけてくる。そりゃそうだ。優勝争い真っ只中だもん。その勢いに押される形で最終ラインの裏にずいぶん走られてしまったけども、なぜだか失点する気はしなかった。実際には決定機の山だったんだけど、先週の相手のほうがヤバかったもん。

しっかり我慢していればワンチャンス来る、そう信じられるほどに選手は集中してたし(できる/できないとは別の話です)、それを後押しするゴール裏の雰囲気も良かった(先週と比較しているわけではありませんが)。
実際に、前線に興梠と柏木というある程度時間が作れる選手がいるのが大きい。手も足も、という感じではなかった。

それが現実になったのが39分。カウンター気味に攻め込んで得たCK崩れから、誰かがミドルを打つ(フラッグが目の前をよぎって見えてない)、東京GKが横っ飛びではじく、直後に歓声が起こる(またフラッグが目の前を遮ってた)・・・たぶん得点。まわりが喜んでいるのを確認してから隣の人とハイタッチ(笑)。

それがマルティノスのゴールだと気づいたのは1分ほど後だろうか。
今季ほんとうに苦しんでたマルちゃん。アップのときから好調でミドルシュートがほとんど枠をとらえていた。何かを起こせるとしたら、やっと出場機会が回ってきた彼――。なんかすんごくうれしかったな。

そしてゲームを作ってたのはこちらもやはり久しぶりの出場だった森脇。そういえば開幕直後の埼スタで、終了間際に東京から同点ゴールを奪ったのは彼だったね。
落着き、コントロール、視野の広さ、技術の高さ。得も言われぬ安心感だった。

彼らだけではない。もちろん勝ちたかったのはやまやまだけど、最低限の1ポイントを勝ち取るために、全員が「走り、戦い、貫く」を実践してくれたと思う。

試合後、大歓声というわけではないけれど、温かなそれでいて大きな拍手が贈られた。ナイスゲーム。そのひとこと。

さあ、シーズンラストゲーム。勝って終わろう。いろいろ考えるのはそれからだ。

・・
・・・

ちなみに日程君は優勝争いのほうも、1位対2位の直接対決を組んでたんだけど、東京にとってはこの試合のドローでかなり望み薄となった。