2019年9月6日金曜日

続・ポケベルを探せ。

『♪週休2日、しかもフレぇックスぅ』、と当時から広瀬香美は働き方改革をハイトーンボイスで叫んでましたね。違う、そうじゃない。以上前置き。

“ポケベル”のような、懐かしさと、同時に気恥ずかしさも覚えるような言葉を、過ぎ去りし日々に聴いてたJ-POPや歌謡曲から探してみよう、ということで書き始めたネタの「つづき」です。
前回の「ポケベルを探せ」は→コチラ

その3:伝言板

ネタ元はもちろん野口五郎の「私鉄沿線」ですが、完全になくなっちゃったよね、という郷愁はすごく湧いてくる。
でも書いたことはないなぁ。伝言を伝えられたというケースもなかったと思う。待ち合わせにはきちんと行くタイプだったからね・・・覚えてないだけかな。友だちいなかったみたいだからあったことにしとこうかなぁ(^^;
これがなければシティーハンターは新宿の街を守れなかったわけであります。

その4:角砂糖

見る?僕は見かけなくなった。いわゆる喫茶店に入ることがほとんどないってこともあるのかもしれないけど、世の中だいたいはスティックシュガーだよね・・・あっ。バラの形した紅白の砂糖ってあったよね。お歳暮でもらうやつ。
砂糖の量を「1つ2つ」と数えるなんて、ある意味とってもデジタル(^^;
ネタ元は「冬のリヴィエラ」です。

その5:テープレコーダー

去年のあなたの思い出が聞こえてくる“テープレコーダー”(「精霊流し」)。僕の世代でさえテープレコーダーといえばカセットのほうをイメージしちゃうけど、文脈としてはおそらくオープンリール
ガキのころ、家にあったんだよなー。何に使ってたのか知らないけど、オヤジが持ってた。そのマイクをテレビの前においてアニメや特撮の主題歌を、息止めてがちゃっと録音したのが僕のエアチェックとの出会い。

その6:ジゴロ

これは世相というよりはただの死語ですわねーなどと思いながら「六本木心中」を聴いてたわけですが、ふと思ったのです。
「あの時代の六本木」こそ、今はもう「ない」のかもしれないなぁなどと。いろいろ思い出すと気恥ずかしさも満載だし(細かくは書かないッ)。おまけに今の六本木には純情派もいませんし(←偏見も満載)。

その7:からし色のシャツ/ツイードのジャケット

持ってましたよ。からし色のシャツ(「SEPTEMBER」)もツイードのジャケット(「君のハートはマリンブルー」)も。だって、モテると思ったんだもん。あー恥ずかしーーーーっ(ぽっ)。杉山清貴の存在そのものが気恥ずかしさの象徴な気はするけれど、今もしょっちゅうカラオケで歌ってたりします(笑)。大好きだったのです。
夕日を集めるツイードのジャケットを君の背中にかけたい、そう一心に願っていたのですが・・・ついぞそういう場面には出会うこともなく。本物のツイードが高価だったので、ちょっとランクダウンしたツイードのジャケットにしたのがいけなかったのだろうか・・・違う、そうじゃない。

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こうして書き出してみると、世相までを映した言葉って案外少ない。やはり“ポケベル”はいろんな意味で最高峰かも。

本稿の執筆には愛用のWalkmanに収録されている70~90年代前半あたりのJ-POPや歌謡曲、一部インスト(関連記事は→コチラ:記事中のリンク先が全部切れてるorz..)も含めて、がっつり250曲を収録したプレイリストの協力を仰ぎました。ちなみにそのプレイリストのタイトルは「エキゾチック・ジャパン」(笑)。

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