2026年2月23日月曜日

【ミラコル2026】五輪ラストデイ。

ミラノ・コルティナオリンピック最終日。いつものように一日中テレビとモニターを並べて過ごす。

TEAM JAPANのラストはクロスカントリースキー50km女子マススタートクラシカルの土屋正恵選手。


女子初の50kmレースをしっかりとしたタイムで完走したこと、快挙以外の言葉が見つからない。テレビに向かってスタンディンクオベーションしてしまった(^^;


画面の中ではカーリング決勝、アイスホッケー決勝、“いかにも最終日”な競技が進行していく。劇的な“ゴールデン”ゴールで全競技が終了し、そして閉会式の時間がやってきた。

「ね、ねむい・・・」

もう少し感動的なことを考えればよかったんだけど頭の中の8割ぐらいはそればかりで、残りの2割がTEAM JAPANの選手たちが「楽しそうでよかったよかった」だった。
オペラのことをぜんぜん知らないのが眠気をさらに誘う(笑)。

さあ、乱れに乱れた生活リズムをしっかり取り戻しつつ、パラリンピックに備えましょう。

選手のみなさん、スタッフ、関係者のみなさん、お疲れ様でした!!


2026年2月22日日曜日

ヤバイ前半イイ後半。

ボールは持つ。じわじわ攻めて相手にボールが渡ったらプレス。ラインも高く。奪ったら縦に早く。コンセプトとしては非常に近い相手なのかなと感じた。戦術的なミラーゲーム。

だが特に前半は、相手のほうが多くの場面で上回っていて、これはマズイなと。

がそれが後半、特にウイークポイントになってた左サイドバックから右サイドバックへのクロスで見事な先制点が生まれるのだがらサッカーは難しい(嬉しい)。


終わってみたらある意味完勝だったりするのだもの(^^;


去年はラインが低かったからワントップが時間を作ってくれないと攻撃がどうにもならなかったけど、今年の形ならむしろどんどん裏を狙ってもらったほうが相性はいいのかもしれない。
その意味で松尾のケガ痛いけれど、肥田野や二田がいいアクセントになれている気がする。
そこにイサークや小森が最終的に絡んでいく、みたいな形がより厚みのある攻撃につながりそうな期待感がある。

早川はワンチャンス、モノにしたねぇ。彼の活躍は本当にうれしい。

ところで・・・ボールを刈り取り、前線やポケットに顔を出し、まさに獅子奮迅な活躍だった柴戸・・・ケガなの?それは困るよ・・・。


【ミラコル2026】幸せの時間。

“オリンピックは周りの人たちを幸せにする”

今大会のアルペンスキーチームのコーチの言葉である。
ネットニュースにもなったからご存じの方も多いかな。ソースは河野恭介コーチの妻、カーリングの吉田知那美選手のインスタ→リンク

この文脈に応援するファンは含まれているのかどうかわからないけれど、でも少なくとも僕は「ああ確かに。こんなに熱くなれるなんて結果はどうであれ幸せなんだろうな」と思った。


この日もしっかり応援できた。幸せだった。

フリースタイルスキー男子スキークロス
期待してなかったというと失礼になるが、驚きとともに応援した。


フィジカルコンタクトさえありうるこの競技で世界の決勝である。決勝4人のうち3人にメダルなんて状況がめぐってくるなんて!!

結果は残念だったし本人も悔しそうだったけど、5本目のレースでもう動けなかったかなというのが画面から受けた印象(サイズがない分動かないとならないからね)。僕は納得の4位入賞である。

・・
・・・

スピードスケート女子マススタート


佐藤綾乃選手は冷静にレースを進めながら、残り1周のタイミング、競輪でいうところのいい「番手」につけたと思ったんだけど、その番手争いの中での出来事だった。

あの数秒、「行ける!」から「あああっ」と感情がジェットコースターだった。
選手にとってはつらい結果だろう。でも、あれだけ感情が動いたことは、僕にとってやはり幸せなことなんだと思う

幸せを運んでくれたすべての選手のみなさんに、感謝なのだ。


2026年2月21日土曜日

【ミラコル2026】ここに掴みにきたんだ。

♪どうしても どうしても 残ったのはそれだけ ご褒美は大丈夫だよ ここに掴みにきたんだ


スピードスケート女子1500m
2位も20位も関係ない。1位のみを目指していた。1位のみを掴みにいったレースだったと思う。全身全霊で掴みにいったからこその積極性。それしかなかった。

1100メートルを通過したところでそれを掴み損ねてしまったのかもしれないけれど、本気で挑むとはどういうことか、その姿勢を見せてもらった気がしている。
結果云々じゃなく、本当にすごい選手だ。それだけだ。


隣町ダービー。

「城南ダービー」という言い方がいいかどうかはわからないけど、ご近所との対戦である。
個人的には負けちゃいけない、と思う。

東京U 65-77 東京Z○

勝ちました!(喜)
オリンピックと2画面体制で見てたので正直細かいところまでじっくり見たとは言い難い(ファンの風上にも置けませんな)のだけど、「快勝だな」と思ったポイントは失点数。

1Qから3Qまでそれぞれ14失点。毎度毎度書いてるけれど、これがウチのゲームじゃないかと僕は思っている。こういう失点を抑えた試合を続けていきたい。
4Qについては試合の趨勢が決まった後なので25失点は気にしてない。むしろ余裕ありきの小熊投入のほうを喜びたい。


東京U 78-65 東京Z●

負けました(悲)。
最終スコアが前日とまるで逆になってしまいました。
1Qが20失点、2Qが15失点とここまではよかったんだけど、3Qの27失点が大きすぎた。
13点しか取れなかったのも痛かったですが、それはある意味いつものことで(泣)。

連戦というのは8Qを連続して戦うわけで、対策も対応もされるからずーっとうまくいくのは難しいんだろうね。僕は簡単に「続けていこう」って言うけれども。なんかごめん。

さらにこのゲームでは#3、#5、#14、#51とチームのコア不在で、フィジカル的な問題も露見したかもしれないしね。悔しいけれど受け入れるしかないのかなぁ。

受け入れたくはないけれど。

*  *  *

PO進出想定ラインの5割まで12勝。残り試合は14試合。まだまだあきらめんよ。


2026年2月20日金曜日

【ミラコル2026】万感。

最後のシーズンと決め、挑んだ最後のオリンピック。フィギュアスケート女子シングル坂本花織の最後のフリースケーティングは、本当に万感の思いを込めた愛の賛歌だった。もちろん当事者ではないから心の奥底まではわからないけれど、少なくともいちファンとしては「万感」以外の言葉が見つからない。

3Fがリピートになってしまったこともコンビネーションジャンプが抜けることも、すべて飲み込んだ上で表現を優先したかのような美しい構成だった。
頂点まであと2点だったからなぁ。たらればを思わないではないのだけれど、プログラムコンポーネンツ74.84という高スコアがひとつの勲章だ。

シンプルに金メダルを目指すなら、もっと自分に矢印を向けててもよかった。彼女の立ち位置ならそれをとがめる理由もない。
でもかおたん(彼女の愛称は「かおちゃん」なのだけどわが家ではなぜか「かおたん」になっている)はそれを選ばなかった。
団体戦での素晴らしい演技はもとより、チームを鼓舞しつつ、すべての競技の応援に駆け付け、時に涙し、後輩を労い、あげく表彰台では周囲の面倒を見て。

関西の陽気なおばちゃん然とした立ち振る舞いは、TEAM JAPANにとってまぎれもなく太陽だった。“やかましい太陽”だけどね(笑)。

銀メダルおめでとう!


万感と言えば、ともに6大会目の冬季五輪となるスノーボードの竹内智香とノルディック複合の渡部暁斗も「ラストダンス」となった。

渡部の最後のレース、団体スプリントは、山本がまさかの「もらい転倒」でメダル争いから脱落する結果となって、本人の言う「季節外れの桜」は咲かなかったのかもしれないけれど、最後の一滴まで絞り出したように見えたレースだったと思う。最後の一葉、かな。

坂本だけでなく、ふたりにもたくさんたくさん楽しませてもらった。
本当にお疲れ様でした。


翳りゆくひと。[137]


[137]

8月最初の週末、まずは遺産分割協議書の作成に取り掛かった。

相続人はあっちゃんとわたしのふたりだけ。なので基本的には半分半分にすればいいことになるが、細かく正確に1/2にする必要はないだろう。
遺産のおおよそ6割強を占めるマサさんのメインの銀行口座を丸ごとあっちゃんの分として、残りの細かいものをすべてわたしが継ぐ、という形にしてみた。
あっちゃんが今後必要になるのは老人ホームでの生活費、つまり現金だけだろうし、マサさんのメイン口座はもともとふたりの生活費が引き落とされていた口座だから理にもかなっている。

逆にマサさんの実家周辺の細かい土地やほぼ残高のない証券口座などは二段階相続になるほうがよほど手間なのですべてわたしが直接相続しておいたほうがいい。

ここまで決めてふと思う。マンションの売却がマサさんの生前に終わっていてよかった、と。

協議書の最後には、ひな型に則って『上記以外の被相続人にかかる遺産が新たに発見された場合』はわたしが相続するという文言も添えた。
以前通帳のない銀行口座が見つかったこともあった。そういうときの対策になるだろう。

ひととおり書き終えたところで念のためSS社ウチコシ社長にメールで送付し、チェックを依頼した。

次にやることは、と。

老人ホームの「施設サービス計画書」の内容を確認し、グッドライフへ返送。
あわせて、入居費用の口座振替依頼書に再記入、あっちゃんの口座の正しい印鑑を押印してこちらも郵送した。あっちゃんが日々読んでいる新聞代の口座振替依頼書も同封した。

あっちゃんの医療保険、過払い金返還請求の届け出を提出せよという郵便が届いていたので、記入をした。
おそらくではあるが、マサさんの死亡に伴って医療保険が安くなり、結果として過払いが発生している、ということなのだと理解をした。
よく考えたら、過払いが発生しているのだから、勝手に返金してくれればいいのに、わざわざ請求書を作成させるというのは、デジタル化いまだ道半ば、ということだろう。

それから香典返しも手配した。いろいろ考えるのも難しいので、カタログギフトをネットショップ――といってもある程度の箔が欲しかったのでデパートのオンラインショップを利用した。同じシリーズで価格も選べるのはありがたい。
差出人はあっちゃんとわたしの連名にした。

少しずつ少しずつ、できることからひとつずつ。

その週の半ばは、年金事務所とのアポイントがあった。

事前に何度か提出書類については確認をしていたのだが、やはりよくわからない、記入できない部分が出てきてしまった。それについてはある種開き直ってわからないことはわからないまま、ヘタに適当に記入するのではなく空欄のまま持ち込もうと決めた。

結果的にその判断は正しかったと思う。
マンツーマンで対応していただいた係の方は、こちらの疑問にひとつひとつていねいに対応していただけたし、さらに言えばこちらの事情も十分に理解してもらえたので、ある意味「はい」と言っているだけですべての手続きが完了してしまった、そんな印象だった。

持ち込んだ住民票除票、戸籍謄本といった原本は、その場でコピーを取って返却してもらった。ではコピーでもいいのかというとそうではなく、あくまでも原本を確認した、その控えとしてコピーを取った、ということらしい。意味はわかるが、少しばかりもやもやした気持ちも残る。

書類の提出を終え、最終的にあっちゃんがもらえる遺族年金と未払い分のおおよその金額も計算してもらえた。
そうか、この金額ならあっちゃん本人がもともともらっている金額と合算すれば、潤沢ではないにせよ今後老人ホームでひとり暮らしていけるはずだ。

そのことがわかったというのは、とても大きい。

ちなみにこの遺族年金、あっちゃんが自分自身の年金を受け取っている口座ではなく、老人ホームの利用費用が引き落とされている新たなメイン口座を受取口座に設定した。あっちゃんの生活はマサさんに払ってもらう、そんなイメージだ。

136<[翳りゆくひと]>138


2026年2月19日木曜日

【ミラコル2026】届かなかった場所。

スノーボードスロープスタイル、男女合わせて金銀銅!!


いやーすごいねー(語彙喪失)。
この結果、やはり精度、完成度、流れ、スタイル(オリジナリティ)が本当に重要な競技なんだな、と改めて認識しました。おめでとうございました!!
村瀬さんの3本目、ジャンプセクションはとんでもない出来でしたが(f-T-12-Iは10点満点!、b-10-Muも9.10)、スコアを見るとジブセクションでの取りこぼし(セクション1が4.7)がメダルの色を変えてしまったことが明確にわかりますね。深田さん、まちがいなくゴールドに値するすばらしいランでした。


大喜びする一方で、僕の心の中にはちょっとした棘が刺さってました。

ビッグエアのときの僕(↓)

スロープスタイルのときの僕(↓)

岩渕麗楽選手。あとほんの少しというところまでたどり着きながら、ついに今回もオリンピックのメダルに届きませんでした。

8年前の4位から始まった五輪の物語は、4年前のスノボの未来を提示してくれたあのトリプルアンダーフリップにつながり、そして今大会・・・・。
彼女にこそメダリストになってほしかった、そういう思いが強く残っています。
そのあたりの話は4年前のブログにも書いてます→「【Beijing2022】未来を空に描いて。

お疲れ様でした。勝手に夢を見させてもらいました。ありがとうございます。今はそれしか言葉がありません。

・・・というわけで今回も貼ります。タイトル「彼女とスノボなう」です(↓)。


フモフモ編集長も岩渕さんのこと書いてました。首がもげるほど頷いたわ→リンク


2026年2月18日水曜日

【ミラコル2026】レジェンドたちの冬。

ノルディック複合個人LH、後半クロスカントリー。
4周回目を終えて渡部暁斗がスタジアムに戻ってきた。
順位こそ19番目だが、大歓声が起こった(ように聞こえた)

味わうようにゆっくりとスケーティングしながら暁斗はスタンドに向かって手を振っていた。

欧州の観客は知っていたのだと思う。
彼が長年コンバインドの世界で活躍してきたことを。そしてその日本のレジェンドが今シーズンで引退することを。

テレビに映ったそのシーンはほんの数秒だったけど、競技人生の長ささえ感じてしまう、胸に深く刻まれた瞬間だった。

いや、まだ終わりじゃない。団体スプリントが残っている。レジェンドのオリンピックでの最後の活躍を目に焼き付けようと思う。2月19日日本時間18:00からSJP。

・・
・・・

このノルディック複合がオリンピック競技から外れるかもしれないという話が出ているという。
瞬発力と持久力、勇気と忍耐という相反する能力を求められるキング・オブ・スキー決定戦やぞ。それこそ競技そのものがレジェンドなんだぞ。愛はないんか。ぷんすか。


TEAM JAPANに冬季最多の19個目のメダルがもたらされた。いやっほぅ!
スピードスケート女子団体パシュートの銅メダル。
QFでトップに出ることが金メダルへの道筋だったと思う。その意味では少し残念だけどSF敗退からよく立て直したと思う。

くしくも髙木美帆が得た10個目のメダルだった。
ひと口に10個って言うけどさ、冷静に考えるととんでもないにも程がある(笑)。

そうなんだよなー。めぐり合わせっていうのか、やはりレジェンドのところにこういう役回りが回ってくる(天候が問題なければおそらく別の競技で19個目が取れてたはず)。

勢いはしっかりついている。あとはレジェンドの最終ターゲットで頂点を目指すのみ。
女子1500は2月21日日本時間0:30(20日24:30)から。

・・
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解説の菜那さん、実況席からウイニングラン中のチームに「あやのーあやのー!!」って手を振るとか、フリーダムすぎて楽しすぎる。


2026年2月17日火曜日

【ミラコル2026】これがオリンピック。

五輪に棲むは神か魔物か――。

フィギュアスケートペア
ショートプログラムが終わったとき、魔物が出たと思った。三浦璃来・木原龍一組の最大のストロングであるリフトで飛び出した大きなミス。あんなミス、僕は見たことがない。
マリニンの例を出すまでもなくフィギュアスケートにミスは付き物とはいえ、まさかの結果だった。

フリーでの逆転はもちろん期待もしていたけれど、たかが7点、されど7点差。群雄割拠のペアで苦しいことには間違いはない――そして。

オリンピックは時に神が舞い降りる瞬間を見せてもくれる。

ノーミスというだけでない。世界最高得点というだけでもない。
りくりゅうペアが見せてくれた演技は、あのソチの浅田真央と並び称されるであろう伝説のフリーになった。

実力以上の結果とは言わない。だけどその実力の限界を見せてくれるのもオリンピックの奇跡だ。

本当に感動したよ。これぞオリンピック。

オマケ。
  • 木原をペア競技に導いた張本人のなるなる(=高橋成美さん)が実況席で「神!」って叫びながら号泣してたの、妙にほっこりした。
  • インタビューでも言ってたけど、三浦さんが「泣きじゃくる龍一くんのおねえちゃん」だったねぇ。かなり年下なんだが(^^;
  • 毎度あのふたり見るたび「付き合っちゃえばいいのに」と思う。表彰台でプロポーズとかしたら日本中が祝福するのになんて思うけど、実際に木原が「付き合ってください」って言ったら三浦さんが「ごめんなさい」とか言いそうで(笑)。

その数時間前、山では天候という気まぐれな魔物が現れていた。

アルペンスキー男子回転
1本目は視界不良の降雪。出場90人のうち半分以上がゴールできないという悪条件(イタリアのセッターが意地悪だったという説もあるが)。
なのに2本目は晴れてるんすよ。好条件のレースバーンになっていいスタート順の選手(相原のことだが)に大きなメリットは出なかった。でも相原ナイスランだったよ!!

スキージャンプ男子スーパーチーム
最終ラウンドの残り数人というところでレースキャンセルで第2ラウンドまでの結果で順位確定。確かに天候の急変はとんでもなくて、視界不良はもちろん、激しい降雪でアプローチがまるで滑らなくなって、おまけに追い風が突然向かい風に。ここまで唐突に急激に条件が変わるなんてめったにないことだろうし、レースダイレクターもゲートの上げ下げだけで対応は無理って判断したんだろうな。
とにかく今のジャンプ競技は「可能なかぎり公平に」が旗印だから、その判断はしかたないと思う。
思うけど銀メダルがチラチラ見えてただけに悔しいのもホンネ。

悪天候で中止か否か――28年前、強行して4位から金メダルをいただいた経緯もあるので、受け入れるしかありませんな。因果応報?

これもまたオリンピック