2026年6月10日水曜日

立体のデザインに挑む。(後編)

前編でソフトの使い方までは習得したつもりにはなったのですが、実際に「こういうの」を作りたいと思うと、そうそうイージーには事は進みませんね。

手は動くものの、頭の中のイメージと画面に表示されるものの乖離が激しいったらありゃしない。いったん手と鉛筆で平面にラフにスケッチしてみても、結局それが3Dに表現できない・・・・。

あーでもない。
こーでもない。
もちろんこれは違う。
なんでこんなとこが飛び出てるの。
このパーツつながってないじゃん。

久しぶりにこんなに頑張ったよ。ってほどでもないけど、頭の中がオーバーヒートしそうな感触は確かに久しぶりだった。

そんなこんなでようやくTinkercadの画面上でそれっぽく形ができた。これでちゃんとなったのか、改めてAIさんに聞いてみよう。

こないだ3Dデータを作る話したんだけどさ、ようやく.stlデータができあがったの。DMM.makeで3Dプリントしてもらおうかと思うんだけど、データのチェックってしてもらえる?
“はい、もちろんです。.stlデータをアップロードしてもらえればチェックしますよ”
今アップロードしようとしたら、.stlは受け付けないって言われたんだけど。
“.stlには対応してませんでした。スクリーンショットをアップロードできますか。”
(o´(エ)` o).o0(...てめぇこのやろ...)
“スクリーンショットを確認しました。パーツの太さも1.5mm程度はあるようですので、3Dプリンタでの印刷には問題ないと思います。”

できあがったものの写真は非公開です。

僕がなんでもともとDMMにアカウント持ってたのかは追及しないでいただくとして(てへ)、プリントに使う素材もAIに相談しつつ、発注をかけましてみました。

そして待つこと数週間、宅急便が届いた。

おおっ。ちゃんとできてる!!
狙いどおりかと問われると「ちょっと違う」は正直あるものの――仕上がりの粗さとかもそうだけど、最も気になったのはサイズ。大きさの数字は理解してたしイメージがなかったわけではないけれど、実際に形になったらそのイメージよりもだいぶデカかった――、初めての3Dプリントとしては上出来じゃないかなぁ・・・・ということにしておいてくれ。

“また3Dプリントで何か作るときはご相談してくださいね”
はいはい。


2026年6月9日火曜日

ひゃくえむ。

今回今さらながらに見てみた映画は「ひゃくえむ。」です。
「ひゃくえむ=100M」、つまり陸上競技100メートル競走を舞台にしたアニメである。


小学生のときから誰よりも速かった少年と、その少年に走り方を教わった友人。好対照なふたりはやがて成長し、ライバルとして100m先のゴールを目指す――と聞くと、青春映画かなぁと思いきやさにあらず。

トップアスリートの孤独、焦燥、不安、衝動。あるいは闘争心、敵愾心。
スポーツ選手を単純に応援しているこちら側からは、おそらく想像しえない彼らの内面が描かれた。
絵柄から浮き上がるような「落ち着かなさ」、妙な「実写っぽさ」もそうした印象を強化する。

もっと主語を大きく書けば、人間は自分以外は理解できない(おそらく自分も、だけど)
極論を言えば、楽しいものじゃない!
でもそれこそが本質。そして僕たちが全力応援したい、スポーツのリアルなのかもしれない。

そんなことを突き付けられた作品。佳作!

・・
・・・

陸上100メートル競技って個人的に大好きな種目だ。「よーいどん」で始まる10秒間が、シンプルで肉体的で、圧倒的に残酷。
これからも無責任に応援したいという思いが、より強くなった。


2026年6月8日月曜日

天空の歌を浴びてきた。

すっかり書くのが遅くなってしまいましたが、星空写真家という肩書も持つKAGAYAさんの展覧会、天空の歌 ~写真と映像でつむぐ、永遠のハーモニー~」を見に行ってきました~!!
ちなみにすでに会期は終了しております。


素敵でした。以上。

・・・・本当にそれ以外に言うべき言葉が見つからないのよ(^^;

カメラのレンズを通すことで人間の目の限界を超えた世界がそこには広がっていた。
オーロラも満点の星空も極寒の大地も。その写真の前に立った瞬間、息を飲んでしまう。飲まされてしまう。引き付けられ吸い込まれるような、その場に立っているような。全身で浴びるように。

会場内は静止画撮影は可能だったのに、ただの1枚の写真を撮ることも忘れて、2時間近く、その世界に佇んだのでした。

ところで、展示されていたのは空の写真がメインではあるけれど、実は「水」もサブテーマとして掲げられていたのかなと思った。
水は空から届けられ、大地と生き物を経てまた空に戻っていく。空の世界とわれわれをつなぐもの――それがハーモニーを奏でる、と。

行って良かった。素敵な時間だった。
最終日だったからか、出口のところにKAGAYAさんご本人がいてちょっとびっくり。穏やかそうなごく普通のおじさま。

・・
・・・

星ってあんなにたくさんあるのね、と小学生のような感想も。
と同時に、以前夜明け前の志賀高原で空を見上げてあまりの星の多さに気持ち悪くなりそうだったことを思い出したりしましてね(笑)。


2026年6月7日日曜日

何かと寂しいシーズン最終戦。

サッカーなので負けることはある。そもそも今季のチームは中の下だし。

でも、と思う。

この試合は順位決定戦で、つまりは「同じ中の下」同士の戦いだったはずで、なのにこんなに差があるのか、なんて思ったらちょっと悲しくなってきちゃった。

岡山はちゃんとチームだったのにね。


Meiji Yasuda J1 100 Year Vision League Playoff Rounds 2nd Leg

●浦和 0-2 岡山


なんだろうなぁ。達也が暫定監督になったとき(≒練習時間が取れなかったとき)のやり方と、マチェイさん最終期の閉塞感が同時にピッチに現れていたような感じに見えた。

残念ながら「共存」ではなく、「考えてることが違う」だと思ったな。



なんでこうなちゃったんだろうね。多少は説明があるかと思ったけど、何もなかったねぇ。


呆れるを通り越して、寂しかったな。


良かったのはスタグルの「うなぎチャーハン」だけ。



2026年6月5日金曜日

立体のデザインに挑む。(前編)

最初に言っておきますが、挑むなんて書いちゃうほど大層なことをしたわけではないですよ(^^;

実は144factoryとしてこれまで制作してきたデザインワークは、すべて平面のグラフィックデザインでした。なぜかって、それしかできないから(きっぱり)。

そこでこのたび、3Dも扱えるようになりたいなと思いました。立体造形ってのかな、デザインの幅が広がる期待もあるし、ほかにもちょっと思うところもあって。

3Dのデータさえ作れれば、オンラインで3Dプリンタを使うことができるのはわかってるので、最終的に「形」が手に入ります。

ですがそのことは知っていても、最大の問題はどうやって3Dデータを作成すればいいのかがわからない(汗)。
本格的なソフトは扱えないだろうし、そもそもめっちゃお高いので・・・・。

こんなときこそAIさんに聞いてみよう!

ねえねえ、3Dプリンタを使ってあんなのを作ってみたくて。
“それは素敵ですね。もう少し具体的に教えてもらえるとアドバイスできますよ”
簡単に使える3Dのソフトないかな。できればフリーがありがたいんだけど。
“そうですね。Tinkercadはどうでしょうか。フリーですし、ウェブ上で操作ができるので、ソフトのダウンロードも必要ありません。チュートリアルがあるので、操作を覚えるのも簡単だと思いますよ。”
じゃあ、Tinkercadをいじってみるよ。ありがとう。
“どういたしまして。またお困りのことがあればお尋ねくださいね。素敵なデザインになりますように。”


これがTinkercadの画面(デザインはしたものは恥ずかしいのでモザイク処理した)。AUTODESKのソフトなのでその意味でも安心感はあるかな。

チュートリアルが英語だったのは想定外だったが(笑)、ひととおりのレッスンを受講するとそれなりに「形づくる」ことはできるようになってくる。
簡単に言えば右側のパーツ群から好きな形を持ってきて、サイズを変えながらくっ付けていくだけ。
マウスの右クリックでぐりんぐりん視点を動かすことができるのが、3Dっぽくて楽しい(←単純)。実際問題いろんな角度から見てみないとよくわからないんだよね。

それなりに時間もかけていじってみて、「これならなんとなく作りたいものの形はできそう」というところまでスキルが上達(自画自賛)したような気がします。

さあ始めますか。

・・・話が長くなっちゃったので後編に続く


2026年6月4日木曜日

【ら~めん】カズ家@大森

この日は横浜に出かけていて、すごく中途半端な時間だったもんだから「もしかして」と思い、“総本山”まで足を伸ばしたんですが、入口の表示は「80分」。さすがに待てないなと思って引き上げたわけですが、頭の中には家系のイメージが強く残ってました。

そんなわけで、大森駅で京浜東北線を下車し、「王道家味の継承店 カズ家」に行ってみました。
多くの家系から選んだのは、とにかく屋号ですよね(^^;


王道家って柏にあるお店らしいんですが、寡聞にして存じ上げません。まあ継承されるぐらいの味ってことですからね、期待は高まります。

券売機で基本の「ラーメン」(900円也)でピッ。麺の硬さ、味の濃さ、油の量もこの券売機で選択するシステムのようです。マイデフォルトの「硬め」で発券し、カウンターに座ってしばし待ちます。となりの人のチャーシュー丼が美味そうだな、などと思いつつ(^^;

さて、お待たせしました(そんなに待ってません)。
ほうれん草、のり、太麺。ビジュアルは間違いなく家系のそれです。
写真はインスタに上げましたこちら

ではではいつものようにスープから。
おっ、この油いいぞ。甘味を感じる。そしてスープ本体の塩味がやってくる。この塩味はかなり強いな。でも油の甘さと掛け合わせて「いい塩梅」ってやつかもしれない。

うん、麺もしっかり。強いスープに合う。

途中で大きめに刻まれた生姜や「ラーメン酢」で味変しつつぐいぐいといただきました。
さすがにスープはちょびっと残したけど(許して)。

総じておいしい一杯!
山王口の誠屋が閉店しちゃったから、大森・家系はココ!って感じかなっ。
ごちそうさまでした。

JR大森駅北口のエスカレーターを降りて、正面のアパホテルのある道を進み、すぐの信号(駅前大通り)を渡った先の右側。


2026年6月3日水曜日

エンタメに刺激される好奇心。

先日読んだ残像に口紅を。使える文字が制限されていくという小説の中にあって、言い回しが独特になる部分に加えて、「何?この熟語?」という言葉が頻出した。

全部ではないが、気になったものは調べた。
手元に国語辞典を置きながらということならさらに良かったのかもしれないけど、スマホの検索窓にそれを入力しただけです。

「知らない言葉が多すぎるな」という思いとともに、調べた結果が知識として定着すれば素晴らしいことだが、それはどうも怪しいと言わざるを得ない。

この「残像に口紅を」(私が読んだのは文庫版)の巻末には、「消えた文字に関する考察」な論文が収録されている。
これが実に面白かった。

著者が設定した「縛り」。あるいは「言い訳」。
消えてゆく文字の順序と、日本語との関係性。などなど。

緻密な調査に基づく論文には、小説本編と別のワクワクがあった。
知的好奇心という名のエンターテインメントだったと思った。


そのとき思い出したのが90年代に読んだ全国アホ・バカ分布考という本のことだった。
↑リンクはアフィなんでクリックしてね。ちなみに今も改版のたびに内容がアップデートされているとか(@_@)

とあるテレビ番組(「探偵ナイトスクープ」っす)で『西のアホと東のバカ。その境界線はどこにあるか』というネタがスタート地点になっている――そこまではありそうな話だ。が、番組放送後もディレクターは調査を続け、最終的に言葉、方言の分布についての論文になったものだ。

この一冊も知的好奇心が刺激されるエンタメだった。ゲラゲラ笑うようなエンタメではなくて、興味深いことを知識として知る喜びとでも言うのかな。

こういうの、大好物だ(笑)。
ただ繰り返し書いておくが、知った知識は定着はしていないのだよ。残念ねぇ(自嘲)。

*  *  *

記憶違いをしているかもしれないけど、アホとバカの境界線ってのはなくて(たとえば中部地方では「たわけ」である)、調査していくと文化の中心地であった京都を中心に同心円状に言葉が広まっている、という結論になっていたかと思う。人の往来によって、京都で発生した言葉が次第に全国に広がっていくイメージだ。
ということは、バカのほうが古い言葉で(もはや死語?)、アホが最先端の流行り言葉ってことになるの。


2026年6月2日火曜日

自宅トレーニング[シーズン3]#44

加圧トレーニングを始めたころは、大雑把に「2週に1回トレーニングすれば体の維持はできる」みたいな感じだったように思う。

月日は流れ、今現在の感触は「週に1回やらないと追いつかない」である。
同じトレーニング量なら老化の速度のほうが上回る、みたいな。

結局さ、若く見られたいとか、かっこよく思われたいとか、そういう全力の承認欲求が最大のモチベになっているわけで、サボらずにやり続けることしか方法論はないのだろうなと思っておりまするるるる。


が、トレーニング後に股関節が痛くなったり膝に違和感が出たり、腰がなんとなく不安になったり。
トレーニングのための準備運動が必要なのか・・・・そのうち準備運動のための準備運動なんて言い出しそうだな(汗)。

【2026年5月度】
加圧トレーニング:5回[自宅トレ通算299回]
寝起き素振り:19回
月間さんぽ歩数:約34万歩

計測
前月比:  体重+0.2kg 体脂肪率+1.3pts
前年同月比: 体重+1.0kg 体脂肪率-0.1pts
2013年7月比:体重-6.8kg 体脂肪率+4.4pts

血液検査[32回目]
前回比:±0.0pts→(目標まで-0.4pts)
2022年5月比:-3.2pts

先月のトレーニング→コチラ


2026年6月1日月曜日

内容は完敗。

左肩上がりの“タツヤスタイル”もすっかり各方面に丸裸にされてしまっていて、その左肩である長沼対策はされてしまっていた。その長沼の周囲にいるはずのサヴィオが先発していなかった影響もあろう。

ビルドアップの出口がうまく見つけられず、かといってロングボールの収まり所もない。

相手のルカクだかルタオだかのワントップにフィジカルで圧倒され、とにかく主導権を握られ続けた。

そのあたりが新人監督(暫定)の現在地であるということなのかな。

岡山 1-1 浦和△

後半立ち上がりに先制されて、内容から思うに敗色濃厚だった中、よくぞ同点にすることができたと思う。
左SBは対策されてたけど、右SBがあそこまで出てくるとは思ってなかったでしょ!

57分の3枚替えが効いたってことかな。


まあ「ただの順位決定戦」なのであまり内容だ結果だ言ってもしかたないことなのかもしれない。応援しているこちらも心の置きどころが難しいな、なんて思う。

けれど、それでも、目の前の試合に負けていいはずもない。だから今季の最終戦も一緒に戦ってこようと思う。


2026年5月29日金曜日

翳りゆくひと。[147]


[147]

12月中旬、わたし宛に見知らぬ会社からの郵便が届いた。
普段なら開封もせずに捨ててしまうようなダイレクトメールにも見えたのだが、マサさんやあっちゃんが買った通販の代金督促とか、あまり思い出したくない事象も過去にはあったので、わたし自身も少しばかりセンシティブになっている。
差出人を見ると、マサさんの実家の隣県にある企業、SR社からのものだった。

「なんだろう」

開けてみると、わたしがマサさんから相続した土地の一部の活用の提案と会社案内だった。
ウェブサイトも含め、会社案内を確認すると、主にソーラーパネルの設置を手がけている企業のようだった。
この手の企業には正直あまりいい印象は持っていないので、通常なら無視、そして破棄していたかもしれない。だが、あの使いみちのない土地の話だ。そこはちゃんと考えなければならない。

念のため、将来この土地を継ぐ可能性の高い息子にも話を聞いてみた。

「1円でもいいいから手放せるならそれに越したことはないよ」

まったくそのとおりだ。

提案の内容をよく見てみると、ソーラーパネルではなく、蓄電施設の建設計画のようだ。
ただし条件が少々複雑で、SR社から電力会社に申請を行い、それが通ったらいよいよ土地を買収し、建設を進めるということのようだ。その認可度合い(費用補助も下りる可能性がある)によっても売買価格も変動するし、そもそも却下される可能性もある、と。

あの土地の周辺事情を考えると、そうした計画が持ち上がるのはわからないでもない。
つまり眉唾である可能性は低いと考えられる。

まずは電話して話を聞くしかないだろう。

「先日お手紙をいただいた土地の件なのですが」

SR社の代表と話をしてみた感じ、単純に悪い印象はなかった。
内容としても提案書に書かれていたものと齟齬はない。

『ただ、申請から認可まで半年、あるいはそれ以上の時間がかかる可能性があります』

そのため実際に進める際にはまずは「売買合意書」、つまり売買する約束はいったんしておくとして、認可が下りたら実際に売買をします、却下だった場合は売買はなかったことにします、という書面を取り交わしたいということだった。
他に売られても困るだろうし当然の措置だろう。

「なるほど話はわかりました。その方向で進められればと思いますが、こちらからもひとつ条件があります。現在のご提案では当方の土地の一部を買いたいということのようですが、こちらとしては切り売りは望んでいません。買っていただく場合には区画すべてを購入いただきたいのです。代金は上乗せいただかなくて構いません」
『承知しました。ではその方向で売買合意書を準備させていただきます』

相続してから間もない土地ということもあって、売買後にはしっかりと課税されることのようだ。4割近くになるという。計算するとがっかりする気持ちも出てきてしまうのだが、息子が言っていた「1円でもいいから」という言葉を思い出しその気持ちを飲み込んだ。

クリスマスイブ、わたしとSR社との間での売買合意書の締結が完了し、SR社は電力会社への申請の手続きに入った。
いい知らせというプレゼントは届くのだろうか。首を長くしつつ気長に待とう。

146<[翳りゆくひと]>148