2026年7月9日木曜日

自転車おじさんとの邂逅。

歩道を歩く僕の前方からふらふらと自転車が向かってきます。なんとなく注意しなきゃと運転するおじさんを見ていました。

するとそのおじさん、すれ違いざまに叫んだのでした。

「この●ゲが!」

多分に侮蔑のニュアンスを含んでいるようなその声にびっくりしちゃって、遠ざかりつつある自転車のほうを振り返りました。

おじさんは進行方向を向いたまま、その後も「このハ●が!」「●ゲが!」「ハ●!」と大声を出しつつふらふらと進んでいました。

すれ違う前は聞こえなかった声が、すれ違った後はしばらく聞こえ続けるのはなんででしょう、人体の神秘ですね、人間の耳って性能いいですね、などという話は置いといて、そのおじさんの様子を見て必ずしも僕に向かって言ったのではないのだなという可能性が大きくなったことから、瞬間的に感じた怒りのようなものは収まりました。

むしろ余計な反応しなくて良かったよね。うん。

ただそのぶん、別の感情も滲んできました。


とっても悲しい。

だって、本人自覚あるんだもん。気にしてないと言ったら嘘になるし。
それを面と向かって言われたら、そりゃ落ち込むし悲しいよ。ぐすん。


2026年7月8日水曜日

【FIFAWC2026】SUI v COL / ARG v EGY [R16]

立ち上がりからスイスもコロンビアも、両チームともテンション高い。
球際は激しいし(かなりクリーンに見える)、パススピードは速いし、スプリントを繰り返すし。

特に守備が厳しい。ハイプレスとブロック守備を使い分けチャンスを作らせない。逆に相手にプレスをかけられても、見事なビルドアップで自陣から出ていける――まあこのレベルでビルドアップできませんなんてことはないんだろうけど(うらやましい)

なので互いに惜しいシーンもありつつも主導権は行ったり来たり。

時間経過とともに、コロンビアの激しさが少しずつ上回ってきたようにも見られるが、スイスの強靭さもまた衰えることがない。


南米のチームはPKで負けないってイメージあったんだけど、スイスのGKがそんなイメージを超えていった。素晴らしい。
ホント、今大会のGKは各国とも凄い。凄すぎる。

FIFA World Cup 2026 Round of 16


SUI v COLのハーフタイムを利用して、前の試合のロングハイライトも視聴。

激闘という名にふさわしい一戦。夕べの自分に言いたいよ。こっちの試合をLIVEで見なさいと。

全体的にはもちろんアルゼンチンのゲームだったとは思うけど、エジプトGKシュピールの信じられないビッグセーブ連発(やはりGK重要)でゲームを壊さず。そしてサラー王を中心に2点リードまでたどり着いたのだから!!

FIFA World Cup 2026 Round of 16

勝利の神様が王様よりもメッシ神様のほうを選んだ、その程度の差しかなかったと思うよ。
だって、79分、83分、90+2分なんて!!

優勝するにはこういう激闘を勝ち抜く必要がある。一方涙を流すのはまだ早かったのではという気持ちもありつつ。


2026年7月7日火曜日

星に願いを。

みんなのすべての夢と願いが叶いますように。

・・
・・・
・・・・できれば僕のを最優先で(笑)。


とか書いてみても、特段の願いなんてないんだよね。現状維持で十分(と去年も書いた)。

あ、ワールドカップで買ってるTOTOとBIG、当たって(文字どおり現金な願い)


【FIFAWC2026】 POR v ESP [R16]

なんとなくポルトガルのペースだったような気もするんだよね。
スペインのパスが中盤で引っ掛かることも多かったし。

ただそのポルトガルに決定機どころかシュートチャンスすらほとんど作らせないスペインの守備の固さなのだろうか。さすが無失点記録継続中。

後半のハイドレーションブレイク後、スペースは互いにできてきていたにもかかわらず、オープンな展開にならず、ペースが上がってこない。これは120分勝負なのかな?・・・そう思ったし、もしかしたらポルトガルもそう思ってたのかもしれない。

そのワンチャンスをスペインは待っていたか。90+1分。
あのスローペースからど真ん中を割るとは!!


FIFA World Cup 2026 Round of 16

そうか、結局ゲームを掌握していたのはスペインのほうだったのか。
交代で入った選手がゲームを決めたことも含めて、本当に試合巧者。


ロナウドのワールドカップが終わる。プレーも含めて寂しい最後だったな。


2026年7月6日月曜日

【FIFAWC2026】BRA v NOR [R16]

最初に驚いたのは、ノルウェーがブラジルに対して過度のリスペクトをすることなく「真っ向勝負」に出たということだ。

個人技でも後手に回ることなく、しっかりボールを握りつつ隙間を狙っていく。
それはもちろんカウンターにストロングを持つブラジルにとってもある意味好都合でもあって。

前半立ち上がり、ノルウェーが見事なコンビネーションからサイドを崩して先制!と思ったらオフサイド。
ボール奪取から早い展開で斜めの長いパスを使ってブラジルはPKゲット。しかしこれはGKニーランがストップ!

そこからは互いに切先を突きつけ合ったような展開が続く。しかも最前線には世界最高のストライカー、世界最高峰のウインガーがそれぞれチャンスをうかがっている。キリキリするねぇ!


後半、時間経過とともに少しオープンな展開になってきた。ブラジルのほうにやや疲労も見えるか。
そして67分、ブラジルはネイマール投入――結果論でしかないけれど、これがノルウェーにはポジティブに作用したかなと思う。ブラジルの前線の守備が機能しなくなり、アタッキングサードへの侵入が容易になったように見えた。
それはつまりハーランドへの供給源を作ることができるようなったということでもある。


そして!ハーランド!!

DFの背後から前に回ってのヘディングは、もちろんストライカーとしてのスキルとフィジカルがぎゅうぎゅうに詰まったゴールだったけれど、別の見方をすれば、ファーサイドへの低いボールを何度か見せておいたノルウェーが理詰めで奪ったゴールだったのかなとも思う。

さらには「理不尽の極み」の追加点。恐ろしく速い足の振り。ほとんど空いてなかった股下を抜き、信じられない速度でサイドネットに突き刺さる。
朝っぱらからヘンな声が出た(笑)。

FIFA World Cup 2026 Round of 16

ハーランドも凄かったけど、ブラジルの決定機をすべて防いだニーランにMVPあげたい!

それにしても、7得点ってこれまでの大会だと普通に得点王になれるやつじゃん?なのにこの時点でもう3人よ。すごいな今大会。

バイキングローの太鼓叩いたのはハーランド。


2026年7月5日日曜日

【FIFAWC2026】PAR v FRA [R16]

ラウンド16か・・・いいなぁ。ここで戦いたかったなぁ。


パラグアイが守備中心で来るのは想像どおり。最初から「120分守るよ」とでも言わんばかり。
一方フランスはスピードが上げられない――。

ただフランスには手札が残ってた。ブロックを崩すのに最も簡単かつ有効なのがドリブル突破。60分すぎのドゥエの投入、左サイドの仕掛け、PKゲット。わかりやすい「狙いどおり」だった。

FIFA World Cup 2026 Round of 16

追いかけることになったパラグアイが4バックにして前に出るようになって「そこそこできたじゃん」みたいには見えたけど、実際にはフランスがすでに無理なベースアップをしてオープンな展開にしないように気遣ってただけかなと思う。
難しい試合だったかもしれないけれど、苦戦してたわけではない、だったかな。

そのパラグアイ、もう時間がないのに時間稼ぎしちゃうっていう体に染みついたものに苦笑いであった。


2026年7月4日土曜日

【FIFAWC2026】ARG v CPV [R32]

カーボベルデの入りは良かったと思う。コンパクトで高い位置に設定したディフェンスのブロックは、ゴールに近いところにアルゼンチンを侵入させることなく、ゲーム全体を「静か」に保つことに成功していたと思う。

この静かさはしばらく続くな・・・と「油断」してた!
唐突にメッシ!!何あのトラップ!何あの落ち着き?何あのシュート!?

と・こ・ろ・が。

なにせ「ワールドカップで負けたことのないカーボベルデ」である。いやーよく追いついた。もう完全に「やっちゃえカーボベルデ!」な気持ちである。
股から股からサイドネットだからね。こちらも「神」です。


延長に入ってすばらしいゴールでアルゼンチンが突き放して、「さすがにここまでか」と思ったんだよね。すいませんでした。見くびってました(平身低頭)。

FIFA World Cup 2026 Round of 32

延長前半の同点ゴール。
そして延長後半の猛攻。
あのアルゼンチンが自陣で動けなくなるなんて。

カーボベルデ、間違いなく今大会のベスト「グッドルーザー」。お疲れ様でした。


2026年7月3日金曜日

幽霊文字。

幽霊文字、それはJISコードを与えられていながら、読みも意味も持たない、本来は存在すらしていない文字のこと。

詠坂雄二「5A73」を読了。

文字コード5A73「暃」こそ、その幽霊文字である――実際にこの文字は入力できる(だから表示されているわけだけど)

この「暃」がタトゥシールによって体に刻まれた遺体が連続して発見される。
この意味を持たない「暃」がいったい何のために。
何らかの表意文字として使ったのか、あるいは「犯人」の目的が?

実は過去に文字コードまわりのお仕事があったりもしたこともあって導入にはすごく興味津々。


事件を追う二人の刑事さんのやり取りが物語の進行役にもなってるんだけど、ちょっとそこが個人的には読みにくくて(どっちの発言かも少々わかりづらかった)

それはさておいても(この先ネタバレ含みますぞ)、ミステリーのつもりで読んでたわけですよ。何かこう事件の謎が明らかになって(まあならなくてもいいんだけど)、ちゃんと得心できる答え(解決しなくてもいいんだけどできればロジカルに)が提示されるものと思ってたら・・・。

『不条理な状況
非現実的な解釈
怪異を前提にした物語』

最後まで読んで、冒頭に冗長にも思えた「前書」があった理由もわかったし(「作中作」ってやつだな)、まあ「答え」そのものはわかった。

わかったけど、いや、でも「それ?」という気持ちも強くある。

幽霊の正体見たり枯れ尾花、じゃなくて、マジで幽霊なんかいっ!(@_@)


【FIFAWC2026】ESP v AUT [R32]

試合の入りはオーストリアが良かったと思う。コンパクトで高いラインを敷いて、スペインにスベースと時間を与えない。ウイングのところは必ず複数で対応して。
ボール保持の時間も作れてたし、強い意志を感じる戦い方だった。

ただ時間経過とともに「ないはずのスペースを見つけ始めた」って感じなのかな。オーストリアが明らかに振り回されて、持てなくなって、じわじわと締め付けるようにスペインが攻め立てた。
得点が生まれるのは当然と言わんばかりに。


後半はその傾向がより顕著になり、オーストリアは自陣から出ることすら困難になり、スペイン目線なら「気持ちいい」、オーストリア目線だと「ひたすらつらい」時間帯が続いた。

FIFA World Cup 2026 Round of 32

これぞスペイン!というゲームだったと思う。強いというより「上手い」の極みだった。
特に感じたのは守備の上手さかな。

一方、オーストリアの高さはやはり迫力はあったけれど、活かしきるまでには至らず。


2026年7月2日木曜日

【FIFAWC2026】BEL v SEN [R32]

セネガルがいい。
カウンターが鋭いのはもちろんのこと、選手同士の距離感が良くてコンビネーションがスムーズ。意識の共有とでもいうのか、ベルギーの守備ブロックの隙間を突いていく。
先制点は必然だったかもしれない。

後半、ベルギーがルカクを投入したものの、「大会ベストゴール」のような素晴らしいセネガルの追加点があり、デブライネとドクが交代で下がり、攻撃に特にインパクトを残せない、そんな状況になったところで、まさかこんな結末になることは誰が予想できただろうか。
ちなみにWinnerで1-2にベットしてたんで、ベルギー1点取れと願ってたのはナイショだ。

FIFA World Cup 2026 Round of 32

結局ルカクにボールを入れられるか否か、それだけだった気もするが、まさか86分・89分で同点に追いつくことになるとは。

サッカー怖いわ。


ベルギー相手に2点リードしながら3失点して逆転負け――セネガルの気持ちはわれわれには痛いほどよくわかる(涙)。

でも、いいサッカーだったのはセネガルのほうだったと心底思う。ただ強かったのは「勝ったほう」。それが事実。