2019年8月31日土曜日

【China2019】ANG v SRB[D]

いよいよ開幕、バスケットボールのワールドカップ。やっぱり自国の代表が出場しているから、自分の中の盛り上がりが違うわ!

まずは開幕ゲームのアンゴラ対セルビアを観戦。このカードを見たのは開幕だから、というよりも優勝候補であるセルビアを見たいというほうが大きかったかな。

FIBA Basketball World Cup China 2019
1st Round - Group D Gameday1
ANG 59-105 SRB

NBAオールスター選手でもあるニコラ・ヨキッチを中心に、NBA選手を多く要するセルビア。やはり強い。
ヨキッチ自身はまだ「暖気運転」レベルだったけども、それでも20分で15点。

ひとつはサイズ。210センチ前後がずらりと並び(51番は222cm!)、その高さを注意すると今度は外。これがまたぜんぜん落ちない。3ポイントがすぽすぽと決まってくる。
さらにそこに至るまでのパス回し!!こちらの目が付いていかないほどの速さ。

そのボールの動かし方を見ても、チームとしてしっかり作られてきてる、という印象。もちろんまだまだ序盤だからさらに上げてくるんだろうし、優勝候補の看板に偽りなしというところ。

*  *  *

ハーフタイムにポーランドとベネズエラもチラ見。この両チームとなら、われらがAkatsuki Fiveも伍して戦えるんじゃないかと。うん。

2019年8月30日金曜日

さんぽニスト、旧水戸街道をゆく。その参

週末のたびに雨だったり、晴れたと思えば猛暑日だったりで、3ヶ月ほど空いてしまいましたが、水戸に向かう3回目です。前回の終着地牛久駅から国道6号を北北東に針路をとって。

んー、朝っぱらからクルマ多いなぁ。国道はもちろん歩道があるからいいけども、歩道のない旧道でもどんどんやってくるから微妙におっかない。裏道みたいになってんのかな。
とりあえず道路の端を気をつけつつ歩こう。

ほどなくして「ひたち野うしく駅」を通過。ここはもともとはつくば万博のときの臨時駅だった。懐かしいなぁ・・・って嘘です。つくば万博は見に行かなかったから、当然この駅にも来ていない(本当)。
てか、つくば万博のときはまだ生まれてません(大嘘)。

国道は土浦市に。それにしても昨今の流行とはいえ、唐揚げ専門店の多いこと多いこと。コンビニより多いよ(俺調べ)。
そんな中、いかにも地元チェーン店っぽい「茨城タンメン」と大書きされたお店を発見。どういうタンメンなのかはよく知りませんが、気になったのは店のマークのところに「カミナリ」という文字が書かれていたこと。もしかしてあの漫才コンビの名前はここから来たのかしら・・・などと考えつつ国道から離れ、荒川橋を渡って荒川沖宿に入る。

「川が荒れて」というのが地名の由来のようなんだけど、失礼ながら荒川橋のかかる川は農業用水レベルにしか見えない(笑)。てか「沖」って何?(ちゃんと調べてない)
小さな宿場のようだけど、茅葺屋根の旅籠が残ってたりしていい雰囲気ですなぁ・・・と思ってるうちに通過してしまった。やはり小さい(^^;

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#荒川沖宿 #旅籠跡 #旧水戸街道 #さんぽニスト

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荒川沖宿からかなり近い次の中村宿も小さい宿場。
道の雰囲気が「宿場っぽい」と感じる(ということにしておいてくれ)以外は特に・・・ということで先へ進みます。

ところどころに蓮田(っていうの?)が見える。そうか、レンコンって茨城名産だったよね。
広いエリアに蓮の花はところどころにしか咲いてない。一斉に咲くようなもんじゃないのかな?咲かないのもあるのかな?(調べろよ>俺)

久しぶりに背の高い建物が見えてきた。土浦の市街地だ。なぜだか「ひと息つく」気分。
その市街地に入ってすぐ、ふと右側の建物に目が留まる。
入口や窓に卓球選手の写真やTリーグのポスターやらがベタベタと貼られてて、その上にいかにもプリンタから1文字ずつ出しました、な[リオ五輪代表吉村真晴]の文字。
よーく見ると「ヨシムラスポーツ」というお店(店名が一番見えにくいw)。「もしかして吉村選手の実家??」。



店内はよく見えませんが、卓球のショップと道場があるみたい。きっと実家なんだよな、と決めつけてみた(調べろって>俺)ら、本人に会ったわけでもないのに、有名人だ~みたいな気分でうれしかったり(笑)。

そんなこんなで土浦宿
城下町なので道はカクカクと曲がっていく。街並みがとってもきれいに整備されている。瀬戸物屋の軒先からうっすら聞こえてくる風鈴の音が心地いい。動画でも撮るかと近づくと、風が止むという実に持ってない男。
古い建物が店舗としてうまく利用されてたりするし、なんと言うか、街全体がフォトジェニックだなーなんて思ったり。

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#土浦宿 #旧水戸街道 #さんぽニスト

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ところで、城下町ということは当然城址があるわけで、出発前には寄り道しようって思ってたのに、写真撮りながらカクカクと旧道を歩いてたら城址を回り込むようにしてなんとなく通過してしまった(^^;
なんかぼーっとしてたみたいね。きっと柔らかな街の雰囲気のせい(んなわけない)。
「霞ヶ浦も見たいな」なんて思ってたこともすっかり失念してましたしー。

こりゃあまた来ないとだわね、土浦。

筑波鉄道の廃線跡を越え、水戸街道に唯一残されたという松並木をくぐり、国道6号バイパスを渡・・・・れない。旧道はバイパス整備の際に分断されてしまったんだろう。クルマ文化だもんね、旧道歩く人よりバイパス優先です。ぐるーーっと迂回してようやく渡ると、そこが中貫宿の入口。

立派な本陣跡が残ってるので見学するかなと門に近づいたら、立て看板に「現在住宅として使われております」の記述が。あっぶねー(笑)。

本陣を中心にまっすぐ伸びた町並み。小さな酒屋と郵便局。おじいちゃんちに来たような穏やかな気分。けっこう好きだな、ここ。

再び6号バイパスに合流するとかすみがうら市に。しばらく単調に進んだ後、旧道はバイパスと分かれ、稲吉宿に入る。
本陣が残されているところやまっすぐな道の雰囲気は中貫宿と似てるなーと思うんだけど、こちらはより「大きい」。宿場町の風情がずっと続いていくような。実際に脇本陣もあった宿場で、旅籠も17軒もあったらしい。そのうちのひとつが木村家住宅(つまり今は木村さんち)として現存している。

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#稲吉宿 #稲吉宿本陣跡 #木村家住宅 #旧水戸街道 #さんぽニスト

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それよりも強く印象に残ったのが、それぞれの一般の民家の「威容」。どの家もまあデカイ。立派な瓦屋根の和風なお宅がずらーっと並ぶ。東京のひしめくような戸建てを見慣れている目には驚きでしかない。
稲吉というぐらいだから、稲作で豊かになった土地なのかな(適当)。

稲吉宿を出て旧道を進む。右目にチラチラとトラックがぶんぶん走るバイパスが見える。向こうはまっ平なのにコチラはアップダウンの連続。なんかくやしい(^^;
ところで、季節柄、力尽きたセミ、いわゆる“セミファイナル”(笑)をたくさん見ることになる。それどころかおなじみミミズファイナルから始まって、ハチファイナル、カメファイナル、あげくにヘビファイナルだ(いずれも写真はありませんw)。ずいぶんいなk・・・じゃなくて、自然豊かなところまで来たもんだと感慨深い。22里目の一里塚を越えて。

石岡市に入る恋瀬橋(なんか素敵な名前w)を渡りながら上流を見やると、「おお筑波山」。
今回の行程で初めてちゃんと見えた。
でも行ったことももちろん登ったこともないのに、なんで筑波山って名前に印象が強いんだろう?・・・あ、あれだ。「筑波山麓合唱団」か(^^;
♪がまはがまでも四六のがーまーーーーー



さて住所表示は「石岡市国府町」に。ここは常陸国の国府があったとこ、つまり府中宿
住宅地の坂を上り(冒頭に載せた絵の場所)、直角に右、さらに左と曲がると石岡の中心部に出る。

メインストリートに何軒か大正・昭和なレトロ感を残す「看板建築」の店舗(兼住宅)を見ることができる。良いわー。大好きー(←感想ヘタクソ)。

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#府中宿 #石岡 #旧水戸街道 #看板建築 #さんぽニスト

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府中宿というか石岡を過ぎると、旧水戸街道は常磐線と遠く離れていく。帰るのに難儀するから、今日はここまでにしましょう。
ということで石岡の町を少し歩いて、駅に向かいました・・・って上り線の本数、少なっ。

ところで、今回の行程の中で、何軒か崩れたように放置されている空き家を見かけた。8年前の地震の被害の一部なのだろうか。
目立って爪痕が残されていたわけではないけれど、国道6号は被害の大きかった地域を通る国道でもあるし、そうしたことも考えながら、この後も歩いていこうと思っている。



今回の行程:牛久宿~荒川沖宿~中村宿~土浦宿~中貫宿~稲吉宿~府中宿(→GoogleMapsのマイマップ)。お昼ごはんは稲吉宿に入るちょっと手前、上稲吉の牛丼チェーンでカレーライス。ランチのお店は選び放題?だったけど、実はコンビニ不足であった。補給食持っててよかった。
ここまでの行程:[1]千住宿~我孫子宿 [2]~牛久宿 [3]~府中宿


2019年8月29日木曜日

検索捜索また検索。

今回今さらながらに見てみた映画は「search/サーチ」です。
行方不明になった愛娘を父親が捜索する(サーチ)する、というのが基本プロットなのですが、この映画が話題になったのは、“すべてパソコンの画面上を捉えた映像で進行”する、という点。
手がかりをつかむために娘のSNSを中心に検索(サーチ)するのはもちろんのこと、FaceTimeやネットニュース、PCに映し出される監視カメラ映像・・・あらゆるシーンがすべて「画面の中」なんです。

まずこれがかっちょいい!!
スタイリッシュとでもいうんですかね。没入感、すごいですよ。

いや、それ以上に、サスペンスミステリーとしてものすごくよく出来てると思うんですよ。
ハラハラどきどきする展開の中に、こそっと置かれた伏線。実に緻密。終盤に向けて「ぬあああああっ」って叫ばされること請け合いです。

でもって、さらには「ネット社会」の怖さ――簡単に信じちゃいけない――みたいなことも描ききってて。

これ以上は書きませんが、これはホントにおもしろかった!!!

僕たちは今、画面を見つめて生きている。今見つめるべきは明日の空なのに。ガラにもなくそんなことを思ったり。

*  *  *

もう1本、クライムサスペンスの「レディ・ガイ」
LadyでGuyというタイトルはまさしくそのとおりで、ざっくり言うとですね、とある男が、過去の“仕事”の復讐を受ける形で、意識を失っている間に「性別適合手術」をされてしまい、目が覚めたら女性になってたという設定です。知らない間にショッカーに改造された、ぐらいのノリです。ほぼアホ設定です。
そのショッカー的なマッドサイエンティストをシガニー・ウィーバーが演じます。

文字で書くと「私たち入れ替わってる~?」的なコミカルな話に見えちゃいますけど、流れる空気はどこまでもダークです。復讐されたのに、それにまた復讐しようと画策するのです。性別不適合に悩んだりするヒマはないのです。。
そんなに激しいアクションはないですけど、ガンガンに血は流れます(R15)。
「とにかくめちゃめちゃ」な話だとは思うんですが、なんだか結構好きだったかも。

ひとつは主演のミシェル・ロドリゲスですかね(「ワイルド・スピード」のレティね。アクションはお手のもの)。
元の男性も特殊メイクで演じてたり、あれやこれや(意味深)と体当たりで。素敵です。

あと、突拍子もない設定なのに案外ストーリーがちゃんとしてたってとこかな。うん。

ジェンダーのことを作品の裏側で描こうと思ってたんじゃないかなとは想像しますが、それはまあ、あの、その・・・成功せず、ですかね(^^;

2019年8月28日水曜日

2つのアウェイゴール。

例によって見てないんだけどね、結果だけ。

2019 AFC Champinons League Quarter-Final 1st Leg
Shanghai SIPG FC (CHN) 2-2 Urawa Red Diamonds (JPN)

貴重な貴重なアウェイゴールを2つ奪った。それを生かせるかどうかはもちろんホームの戦い次第。

がんばりましょう。


マウマウのアレはハンドかなぁ・・・。

2019年8月27日火曜日

【ら~めん】札幌みその@川崎

夏休みのバーゲンセールを目指してまたまたやってきましたラゾーナ川崎プラザ。
キュート(?)なハットをゲットして大満足です。

さてお昼。先日は「灯花」をいただきましたので、今回は隣の「札幌 みその」にしました。どうしても味噌味じゃないと、という日が僕にはあるのです。本店は札幌・手稲で、「けいすけ」の系列、ということは後で知りました。
オーダーは、スタンダードの「炙り豚盛り味噌らーめん(ノーマル)」(850円也)。具だくさんメニューが猛烈プッシュされてるのですが、値段的にちょっとね。

例によってぴーぴーぴーと呼び出されて丼を受け取ります。

うん、これぞ札幌の味噌!というビジュアル。
淡めの色の味噌スープに、太めで黄色がかった縮れ麺。
炙り豚は思ってた以上にたくさん。チャーシューも入ってるんだけど、気が付かないほど。
あとはでっかいキクラゲ。それからおろし生姜がどーん。

ではスープから。レンゲですくうと香ばしさが漂う。この匂いの元、そうかこれが「炙り豚」か。この香ばしい匂いはいいぞ。味噌らーめんでよくある、スープと野菜を中華鍋で炒めたときのような風味だ。
少し甘めかな。油もマイルド。んで、フードコートなのにこの熱さのスープは素晴らしい。

麺との相性は言わずもがな。札幌味噌らーめん、サイコー!
生姜も全部スープに溶かしちゃいました。汗腺全開(笑)。

さて主役?の炙り豚。
香ばしい匂いもそうだけど、とっても美味しい。
美味しいのだけど、らーめんとのバランスはどうなんだろう。スープ+麺がひとつの完成形のような気もするので、全体の中の位置づけとしては好みが分かれそう。
あの香ばしさは捨てがたいのだが・・・もう少し量を減らしてくれてもいいかもなぁ。ついでに値段も下げて(笑)。

・・
・・・

実はサイドメニューの「手稲ライス」(350円也)もオーダーしてまして。だって「手稲」っていうネーミングにノスタルジックなものを感じてしまう元札幌市民なんですもの。
ライスの上に厚めのチャーシューと目玉焼きが乗っかってるやつで、単体では特に問題なくおいしいのですが、らーめんと組み合わせるとどうだろう。総じて肉々しすぎるかな。

サイドメニューはただの小ライスにして、その上にらーめんトッピングの炙り豚を乗せつつ食らう、というのが正解だったかと。次回は必ず。

ラゾーナ川崎プラザ1Fのフードコートの中、2軒並んだ中の向かって左(というか真ん中)。

2019年8月26日月曜日

今年は残り4ヶ月。

日は待ち遠しく恋焦がれ
月流れ去って気ばかり焦り


JAPAN MADNESS ~熱狂まで1週間~

およそ2週間の期間をかけて行われたワールドカップ前の強化試合。ニュージーランドに1勝1敗、アルゼンチンに善戦、ドイツに劇的勝利、そしてチュニジアに惜敗。
この結果をどうとらえればいいか、難しいところではあると思うんだけど、ひとつ、ドイツに勝てたという成功体験は自信になるんじゃないかな。本大会で対戦するトルコもチェコも相当に強いはずで(だからあんまり「アメリカ以外には勝てるぜ」みたいな空気作らないでね>マスコミ各位)、それでもある程度はやれるはずだという自信に。

もうひとつ、興味深かったのが最後のチュニジア戦のラマスさんのやり方。
あえて八村と篠山を休ませて、「1. 八村不在時の確認」と「2. 富樫不在を誰が埋めるかの最終テスト」を同時に行ったということ。

「1」については、攻撃面ではまずは渡邊に代役をさせるという手段を取ったみたいだけど、本来の彼のプレースタイルではないはずで(それでもそれなりに結果を出すのだからさすがというほかない)、単発的ではあったもののやはり比江島のアタックが起点になるのがいいように思うなぁ。比江島の本当の意味での復調を祈るのみ。
解説の坊主1号によれば、スペーシングがあまりよくなくて、比江島がドライブする「場所」が少なかった、と。あと1週間のチーム内での微調整に期待。

DFでは、個人で守れてしまう渡邊に加えて、アルバルク所属のメンバーのユニット+ダブル竹内に目途が立ったのは大きい。ファジーカスに機動力がないぶん、相手によってはこの形で計算ができると思うんだ。
このチームはあくまでも守備がベースになるはずだから、これはポジティブ。90点に届かないようなロースコアゲームにしたい。

「2」は難しいなぁ。
田中をPGに使うシステムは、確かに高さこそあれ、リズムが出ない。そこはやはり本職じゃないよな。本人もなんだか縮こまってしまうようで、もったいない。オプションの域は出なかった。
ベンドラメも悪くはなかったけど、印象は薄い。となると生き残ったのは安藤(誓)か。ボールがよく動くようになってたし、よく絡んでた。ただもう少し「怖さ」が出るといいんだけど。できるでしょ?

というわけで、最終登録12人を予想してみる。もちろん外れても何も責任は取りませんよ(笑)。太田とシェーファーは悩んだ。

篠山、安藤誓哉
比江島、田中、安藤周人
渡邊、馬場
八村、竹内譲次、竹内公輔
ファジーカス、シェーファー


選ばれた12人が日本バスケに夜明けを届けてくれるに違いない!こちらも全力応援だ!!
さあ熱狂まであと1週間。

FIBA Basketball World Cup China 2019
First Round[POOL E]


・・
・・・

自分のスケジュールを確認して愕然。初戦のトルコ戦の時間帯と、平塚でサッカー見てる時間帯が丸かぶり。
帰宅後のDAZNまで情報遮断しますんで、ご協力(何の?)よろしくお願いいたします(^^;

2019年8月25日日曜日

Keep on singing for You.

対戦相手の方々には大変失礼な言い方をしますけど、ほぼ負ける要素のない試合だった。きれいな形で先制をし、ゲームをコントロールし・・・もし失点をするようなことがあればそれは「事故」でしかないと思ってた。その事故も数個のパターンしかない。

ただ事故は、人為的な原因で起こるものだけでなく、防ぎようのないものもあり得る。だから2点目を取らなければならなかった、というのは結果論か。

2019 Meiji Yasuda J1 League #24
●浦和 1-2 松本

「事故」が2つとか。手も足も出ないならある意味しかたないけど、自ら勝利を手放したような結果は本当につらい。
しばらく勝ってなかったら、1-0の時点でメンタルが守りに入ったのかなぁ。

厳しい結果に苦しい状態。

でもまあ、これも浦和レッズだったりもするわけで。“Keep on singing for You”、ここで踏ん張るのがサポーターってもんだ。
だから次節はスタジアムで。

2019年8月23日金曜日

なつのおもいで2019。~飲む~

おっさんにはなかなかハードルの高い「タピオカドリンク」というやつにトライしてみた。

んー。これはドリンクなのかね??――お茶とあの丸い玉とを一緒にする理由がわかりませんでした。
お茶は確かに、お茶。そのままずずずっと飲むと、お茶だけがなくなりそうになる。慌てて丸い玉を吸引する。一瞬のどに詰まるんじゃないかと不安になる(^^;
その丸い玉には特に味があるわけでもなく、思ったよりも硬いから、しっかり噛まないとならない。一生懸命にもぐもぐしてるうちに、のどが潤うのではなく腹が膨れる。やはりあれは飲み物じゃない(当社比)。

*  *  *

毎年夏に行ってた野外ライブ「情熱大陸ライブ」あるいは「たろフェス」は、今年開催がなかった。15年以上も続いていたのに、特に告知的なこともなく。残念ではあるけれど、まあ大人の事情なんだろうし仕方ない(今日は意外とものわかりがいい)。
その代わりに、と言ったらアレですが、いつものメンバーで集まって昼飲み敢行。


これがまあひっじょーに楽しかった。それ以外言いようがない(←語彙不足)。
足りなかったのはトップアーティストの演奏と、炎天下における熱中症リスク?(笑)

急なお誘いにお集まりいただきまして、本当にありがとう。
また来年も昼飲みしましょう。

*  *  *

ある夏休みの夜、自宅で珍しくバーボンなんぞを飲んでたら、坊主2号がアコギでスキマスイッチの「奏(かなで)」をインストで弾いてるのが聴こえてきた。最近ようやくフルサイズのギターを手に入れたのだ(ピックアップまで付いてたりする!)。ますます腕は上がっている、と思う親バカ。そういう話を書いたブログは→コチラ

あまりに気持ちよく響いてたので、それに合わせてなんとなく鼻歌を歌ってた。
そしてたら逆にその鼻歌に合わせてくれて。

イントロはこうしたほうが・・・なんて話した後、「じゃ、歌わせてもらおうかな」。
ちゃんと歌詞も見ながらフルコーラス、生ギターの伴奏で。家庭内流しです(笑)。

♪君が大人になぁってくその季節が~

とーちゃん、意外に歌える人なんですよ(笑)。

ほろ酔いのこの数分間はただひと言、「最高」。それ以外言いようがない(←語彙不足)。

*  *  *

そのほか、この夏お世話になった居酒屋さんたち(の一部)の絵日記です(^^;
いつもごちそうさまです↓

2019年8月22日木曜日

閉店セールでトレジャーハンティング。

ご近所さんぽのエリア内にある某大手レンタルショップ系列の「大型中古店」が閉店することになった。リサイクルというよりも、レンタルで回転しなくなったものを整理するためのショップという位置づけだったんだと思う。

閉店セールは少し前から始まってたんだけど、残り期間がわずかになったのでさらに値下げが断行されたので、ちょっと寄ってみた。
なにしろDVD 100円、CD 50円、コミック 30円である。掘り出し物や欲しかった物が見つかったら、これほどお得なことはない。

ういーんと自動ドアをくぐって驚いた。なんとまあ大混雑。みんな買い物かごに次から次へと放り込んでる。
店自体も陳列棚をめいっぱい並べ、さらに通路には歩けないほどダンボールが数十個無造作に置かれ、その中にもぎっしりと詰め込まれてる・・・カオス。

DVDとコミックにはあまり興味がわかなかったので、CDのところを巡回。一応「邦楽」「洋楽」と棚には書いてあったけど、すでにそういう分類はなされておらずただ並んでいるだけ。おまけにその順序にもまったく秩序がなく、すべての棚とダンボールの中身を見ないと、「お宝」にはたどり着けないという・・・カオス(笑)。

本を斜め読みするかのように棚を見ていきながら、考える。

閉店。

こういう店がなくなるということは、「コンテンツを所有する」という流れが完全になくなりつつあることの証だろう。レンタル業態も縮小方向だね、きっと。
前にも書いたけど(→「コレクション欲とデジタルな世界」)、マンガも映画も音楽もネットを通じて届くものになってきてるんだ。

混雑。

でも一方で、こんなに混雑してるってことはそれでも所有したいという欲求を持つ者は確実に今も存在しているということ。サブスクリプションならここで買う「必要」はないはずだから。
店内の年齢層はバラバラだから、年齢的な傾向は感じない。DVDを40数枚レジに積み上げた若い女性。名探偵コナンテレビシリーズDVDを20枚ぐらい買ってたおじいちゃん、マンガを2冊大事そうに抱えた小学生、CDを詰め込んだかごを5つも店員に預けてるおにいさん・・・。

さてそろそろ帰るか。目についたDEPAPEPEを2枚と、→Pia-no-jaC←を1枚、レジに持ってく。
「162円です」「Tポイントで」(^^;
→Pia-no-jaC←を見たときの話はコチラで。

おや、さらっと見たつもりだったのに、30分も経ってた。魔窟ですなぁ。

*  *  *

閉店セールとは特に関係ありませんが、最近よく聴いてるのは椎名林檎の新作「三毒史」

『「椎名林檎」という総合芸術』

どこかでそんな文を見た。自分の言葉では説明できないけれど、すごく腑に落ちる。

僕がすごく特徴的だなーって思ったのが「曲間の短さ」。1つの曲が終わって、はい次の曲、という間がほとんどない。それはおそらく狙いなのだろうし、すべてがひとつながりの世界で、そこから抜け出す隙を与えてくれない。

マイ備忘。フルアルバムを聴きたいと思っててまだ聴いてないリスト:星野源、Suchmos、サカナクション、bird。

2019年8月21日水曜日

【TOKYO2020】パラ開幕まであと370日!

(ほぼ)1 Year to Go!!!

オリンピックのチケットの一次販売あれやこれやは盛り上がった(騒いだ?)ですけど、みんな大事なこと忘れてません?
明日から始まりますよ、パラリンピックのチケット抽選販売が!!

オリンピックチケット全落ち勢としては、「抽選」と聞くだけで苦い記憶がこみ上げてきますが、今回もめげずに頑張りたいと思いますっ!!

作戦は、考え直す余地があると考えております。

オリンピックの一次販売のあれこれ、あるいはラグビーワールドカップの日本戦のチケットが「第4次先着販売」で簡単に取れてしまったこと(僕は買わなかったけど)、そうした状況や経緯を勘案しつつ、まずは第一次においては本当に見たいやつを厳選してピンポイントで狙いに行こうかな、などと思ってます。

どこを狙うかは週末ゆっくり考えます・・・・実は今現在は、ボッチャが見たい。
第一次抽選の申し込み締め切りは、9月9日11:59。

・・
・・・

もうひとつ、声を大にして言っておきたいこと。
仮に自分のチケットが取れなくても、パラリンピックの競技会場は、ぜひとも満員になってほしい、と。

2019年8月20日火曜日

なつのおもいで2019。~彼女~

レッズな遠征で水戸に行くことが決まってから(正確にはようやくチケットが確保できてから)、絶対に寄ろうと決めたのが筑西市にある「しもだて美術館」。
水戸から至近というわけでは決してないけども、北関東道を使えばたいした距離でもないし。

目的は、江口寿史イラストレーション展「彼女」。こういう機会がなくても見に行く気満々だったんですけどね(^^;

江口センセの話は昨年来このブログでも書いたように、画集も買ってギャラリーでの展示も見たんだけど、ことこの「彼女展」についてはチャンスがなかった。ようやくの、念願の、なのです。
だって過去の開催場所、金沢と明石なんて、さすがに遠いもの。ようやくの関東圏での開催というわけだったのです。



大型キャンバスに出力された作品。
デビュー当時のものも含めた原画。
時代とテーマに沿った展示。解説。

申し訳ないけど、銀座の小さなギャラリーで見たものとは比較にならないスケール感。

感嘆とため息、そしてシャッター音。江口作品の撮影は可でございました。ありがとうございます。

行ってよかった。それ以外言いようがない(←語彙不足)。


よろしければインスタのほうもどぞ。枚数多めにアップしてます→リンク

メガネ女子シリーズの中に「2011年3月12日」と題された1枚が。うまく言えないんだけど、なんだか吸い込まれるようだった。

・・
・・・

家に帰ってカメラロールをずーっと見てて気づく。写真を撮ったイラストの多くはショートカット彼女でございました。やっぱりボブが好き(照笑)。


2019年8月19日月曜日

活版印刷の三日月堂さん、ふたたび。

ほしおさなえ「活版印刷三日月堂」シリーズ「星たちの栞」に引き続いて、「海からの手紙」「庭のアルバム」「雲の日記帳」と続編を大人買いして読み進めています。

理由はわかりませんが、やっぱりこの作品は僕にとって“沁みる”作品だなと思うのです。


『なんでこんなことになってしまったんだろう』


何かの問題を抱えてたまたま三日月堂を訪ねてきた人が、店主である弓子さんにそれを解決してもらうわけではない。特別な何かが起こるわけではない。ただ何かに気づき、何かがほんの少し動き出す、ただそれだけなのですが。

・・

「海からの手紙」に収録されている「あわゆきのあと」。扉の写真がおそらく活版印刷の印刷物そのもので、シンプルだけどものすごく印象に残る。

生まれてすぐに亡くなった――『この世界にあるものをなにも見ないうちに消えてしまった』――姉がいたことを突如知らされた小学生の少年が主人公。
泣いたね、この話は。ちょっと自分に置き換えたりなんかもしたりしてね。きょうだい、か。


『本には文字しかない。色も形も重さもない。でも、その言葉が、わたしたちのなかで色や形や重さをもったものになる』


シリーズのもうひとつの魅力は、印刷されたものが「誰かの手に渡り」、それが次の物語につながっていく、という全体的な構成。
活字は印刷物となってその形を留め、なにがしかの意味をもったものとして伝わっていく。すごく素敵じゃないですか。

つまり、全体に流れるテーマとして『継ぐ』というものがある。
形になることで、誰かから誰かに受け継がれていく。考えてみればあたりまえのことだけれども、世代が代わるとでもいうのか、それは時間の経過ともリンクすることであり、となると寿命というのは有限であって・・・継いでいくということは、必ず「誰かがいなくなる」、それに気づいたときに、この本の本質に近づいたような気がしたのです。

感動のラスト、と帯に書かれた4冊目。エンディングに向かっていく。弓子さんがやりたがってたことが、少しずつ現実になっていく――ある意味想像どおり。
そしてこれまで作られてきた「縁」が「円」になっていく。

文字どおりの“大・団・円”
最初の1冊だけでも十分楽しめたけど、ここはやはりシリーズ4冊をすべて読んでもらいたい、そう強く思ったりしています。


『書きたいことを思いつく。けど、言葉にしようとしてもうまく言えなくて、ちがうことになってしまう。読み返して見ると、言いたかったこととずれてる気がする。その文だけ見ると、筋は通っている。でも、やっぱりちがう、と思う』

『言葉はいつもいつも人と人のあいだにあって、所有することはできない』

2019年8月18日日曜日

サポートのし甲斐。

神戸がかき集めた選手の個々の能力が高いことは十分にわかってたことで、まあそれがうまいこと「ハマって」しまいましたな。

2019 Meiji Yasuda J1 League #23
神戸 3-0 浦和●

手も足も出なかった。
中途半端な前からのプレスは楽にかわされて中盤に穴を開けられる結果になり、かといって積極的にラインを上げようとすればきれいに裏に走られて。1対1で対峙するとビッグネームたちのスキルがいかんなく発揮されてしまい。

今年何試合か見た、何もできないまま失点を重ねた惨敗

・・・まったく成長が見えない。

歯ぎしりするほど悔しくて、膝を折るほどにがっかりもしているのだけど、一夜明けたらどこかでワクワクしているのも確か。
だって、ここがサポーターの力の見せどころでしょ
選手もクラブもがんばってないわけはないんだからさ。

・・
・・・

大槻さんに課せられたミッション、「勝ちながら」「世代交代」というものだけど、少なくともリーグ戦に関しては「世代交代」のほうを進めたいところかもしれないな。

2019年8月16日金曜日

水戸経由、新国立へ。

新国立での決勝に向けた天皇杯3回戦は水戸。

日中は灼熱だったけど、通り雨が来た後は比較的過ごしやすい気温になり、青空も見えてきた。待機列に並ぶ僕の前を今日の審判団が横切るように会場入り。「佐藤さんか」。このときはまあJ1審判が来たな、という程度の認識ではあったんだ。
キックオフのころには東の空に大きな月。青と赤に二分されたスタンド。水戸のコールリーダーのトラメガを使った声に「力んでんな」と思ったり。

先発メンバーが発表される。GK西川。おお、西川出るのか!(←これが勝敗の分岐点になるとはこのときは知る由もない)
DF岩武、森脇、鈴木、MF橋岡、柴戸、山中・・・「え?」。配置がまったくわからなかったんだけど、橋岡・森脇・鈴木の3バック。モリはおそらく初の真ん中。
前線はマルティノス、ファブリシオ、汰木。コンビネーションとかは使えそうもないけど(涙)、それぞれに一発を秘めたメンバーって感じかな。



立ち上がりから全体的には水戸のペースか。4-1-4-1の左ワイドに構えた選手のスピードにちょっとついていけてない感じ。そこをケアすると橋岡と森脇の間をねらわれたり、あるいは逆サイドに振られて・・・大輔先生調子悪いのかなぁ。
森脇は非常によく全体をコントロールできてたと思うな。やっぱりセンスあるよ。

立て続けにチャンスを作られ、セットプレーから「やられた」と目を覆う瞬間。が、西川がビッグセーブ、こぼれ球はクロスバー(笑)がはじき返す(ほっ)。

水戸の4-1-4-1のアンカー脇は使いたいところだけど、前線にコンビネーションがなくて使えず、ブロックの周囲を回すのみ。岩武のところがちょこちょこ空くんだけど、いまひとつ。
たまに入れる縦パスも足元ばかりだから、そのうちパスを引っ掛けられるという悪循環にはまり・・・左サイドを突破されて、速いクロス。右サイドから突っ込んできた選手はドフリー。今度こそ「やられた」と観念したが、西川がスーパーセーブ!すげぇ!

かろうじてスコアレスで折り返せた。ベンチには杉本も関根もいる。先制点さえ与えなければ・・・。

与えました(涙)。

フィフティのボールに森脇が先に追いついてコントロールしたとこに、相手のFWが斜め後方から突っかかってきて、接触して自ら吹っ飛んだ(ように見えた)。ナイス森脇!・・・あれ?ペナルティ???
遠くてよくわかりませんが、西川がしつこく抗議しているときはきっと誤審(当社調べ)

たまらず浦和は関根投入。これで関根に意識が行ったのか逆の山中が少しずつフリーになってきた。カウンター気味の展開から山中のクロス、中央ドフリーマルティノス!合わせるだけ!枠を外す~
頭抱える赤いサポーター。
マルティノスはそろそろいっぱいいっぱいかな。杉本が準備をしていると、マルちゃん、最後の力?を振り絞ってエリア内突入。足を掛けられても倒れない。また抜きシュート!入らない!こぼれ球に詰める!また足を掛けられる!ペナルティ!!

ちょっと厳しい判定な気もしたけど(苦笑)、後でスロー確認すると、ユニを引っ張られながら足を掛けて横向きに倒されているようにも見える。佐藤さんの帳尻合わせ?と思ったのはナイショだ。

そしてPK蹴る気満々だったマルちゃんなんだけど、そのときにはすでに交代ボードが出てて・・・バスケなら「フリースロー打つまでは交代できない」なんだけどねぇ。彼に蹴らしてあげたかった気もするな。キレ気味だったけど、みんなに慰められて最後はハグして交代してった。あいつ、いいやつなんだよ、きっと。

勢いに乗った?浦和は攻勢を強める、というか杉本が別格だっただけかもしらんが。柴戸が前線に侵入し、マイナスの折り返しを関根がエリア内で縦へ、というところで完全に遅れて足を掛けられて本日3つめのペナルティ。これは横から見てたので「完全なファウル」に見えたんだが、水戸側からすると、こっちのほうが納得いかなかったみたいねぇ。

天皇杯 JFA 第99回全日本サッカー選手権大会 3回戦
○浦和レッズ 2-1 水戸ホーリーホック




ここからの逃げ切りはへたくそで、鈴木の謎のボールロストからのミドルがゴールを急襲したときは胆を冷やしたけど、そこは西川ファインセーブ
アディショナルタイムの水戸GKの2連続CKからの2連続シュートがわずかに外れてくれて、かろうじて、かろうじて4回戦進出決定。
内容は水戸のほうが上回って、でも浦和にはSGGK西川周作がいてくれて、クリーンなゲームが佐藤さんのひとり舞台みたいになっちゃったのは残念だけど、それでも半歩だけ新国立での決勝に近づいたことを喜びたい。どんな一歩でもたどり着くまでは止まるわけにはいかないから。



初めてのケーズデンキスタジアム水戸。よかったなぁ。のどかで(ほめてる)、スタグルもおいしかったし。
芝生席は高さがなくて見にくそうだったな。それでも本当はそっちのチケットが欲しかった・・・。スタンド席は見やすかったよ。ちょっと駒沢を思い出したのはトラックが青かったからかしらね。
スタジアム最寄りの第二駐車場を使ったんだけど、危惧されていた駐車場からの脱出そのものは問題なし。問題はその駐車場までの本来1分ほどの距離の歩き。歩道が狭すぎて15分ぐらいかかったかな。
それでもその日のうちには家でシャワーを浴び終えてたから、なかなか快適な遠征でした。並んでるときにビール飲めなかったのがつらかった以外は。

2019年8月15日木曜日

この世界の片隅に生きている。

今回今さらながらに見てみた映画は「この世界の片隅に」です。
太平洋戦争時の広島・呉を舞台にした“生活者”を描いたアニメーション。クラウドファンディングから始まって大ヒットした、ということでも話題でしたかね。

たぶんTwitterだったと思うんだけど、『これは戦争映画ではなくて、生きていたら戦争が起こってしまった人たちの物語』というような意味の文章を読んだ。

言いえて妙というか、腑に落ちたというか。

ただそれが「どうだったか」ということが上手に僕自身の言葉にならないのも確か。
感じ入るものはあるのだけれど、それをアウトプットできない。

この映画はそれぞれ感じることがあるのだろうし、僕もそのひとりとして、内側のほうにしまっておこうと思う(という感想になってないことへの言い訳)。

それと、この映画はNHK総合の放送でよかった。民放地上波のCMぶつ切りで見るようなもんじゃない。

あともうひとつ。能年ちゃん、でなくて、のんさんの声も空気も本当にいいなぁって思いました。

*  *  *

もう1本、夏の定番アニメ、サマーウォーズもまた見ちゃった。
もう何回目かしら。まあ夏休みが来る~という気分になるので、いいんじゃないかな。わかっててもちゃんと楽しいしね。
余談だけど、この話はCMでぶつ切りになっても特に困らない。個人的には。

*  *  *

(おまけ)ひょんなことから「仁義なき戦い」も久々に見た。
今さらながらに気がついたのは、「この世界の~」の物語がちょうど終わるころの広島・呉が舞台となるということ。
表と裏というか、何があっても普通に生きていこうとしてた人々と、生きていくために普通でない暮らしを選んでしまった人々と、同じ場所いたはずなのに・・・って思うと複雑というか、心の中がざわざわしてしまった。

2019年8月12日月曜日

言っておきたいと思います。

いよいよ迫ってきたワールドカップ。ここまでの仕上がりはどうかな?

International Basketball Games 2019
JPN 99-89 NZL

とりあえず。最後まで中継してくれよ、BSフジぃ、と言っておきたいと思います。いえ、鬼平犯科帳が悪いわけではないですが、バスケットボールの試合中継に要する時間がどのぐらいか、いまだにわかんないんですか?と。ぷんぷん。

ここから対戦するのはすべて格上になるわけで、まずはフィジカルが強いニュージーランドに対してどのぐらいできるか、というのがひとつの焦点であったかと思いまずか、八村の加入でスコアするほうは問題なさそうに思えます。さらにユータ・ワタナベを隠し持っている状況だし。
富樫不在のPGだけはまだラマスさんも迷ってるんじゃないかなぁ。ベンドラメのメンバー入りが近づいた、という程度かな。

課題としてはちょっとDFが軽いかなぁ。公式戦のテンションじゃないからしかたない面はあるのかもしれないけど、そのわりにはファウルも多いし。高く意識持っていこうぜー、と言っておきたいと思います。後手に回る時間帯もなかったし、完勝だっただけに一応。


こちらも連勝でパシフィックネーションズカップ(PNC)を優勝!いよいよ迫ってきたワールドカップ、仕上がり順調ってことでいいのかなぁとは思います。

Pacific Nations Cup 2019
JPN 34(20-13,14-7)20 USA


ただ少しばかりハンドリングエラー多くないかな。アイルランドやスコットランドに勝つには、そこ、突き詰めておかないとね、と言っておきたいと思います。


またも引き分け。今度は「追いつかれて」のだから、ちょっと重いかもね。でも。

2019 Meiji Yasuda J1 League #22
札幌 1-1 浦和△


「ドロー沼」にどっぷりと浸かってしまいましたが、少しずつ、少しずつ、上向いているようには感じます。ポジティブにはとらえておきたいとは思います。

ただ、キックオフのときの軽さ、あれはダメだ。しっかり集中しろ、と言っておきたいと思います。

2019年8月9日金曜日

【TOKYO2020】全落ち勢の挑戦。

始まりました。オリンピックの1次抽選の追加抽選販売
この追加抽選、参加できる条件が限定されているせいか、チケットサイトにもらくらくアクセスなのであります・・・チケット全落ち勢(涙)って意外に少ないのかな?

ものは試し、2セッション以上申し込めるのかな。クリックしてみると、見事カートに入りました。いやマジで危ない。第2希望を申し込むようなつもりで、2つめのセッション選んでしまう人が出そうね。お気をつけを。

1セッションを選んでカートに進むと、そのカートの中に[第2希望を選ぶ]ためのリンクボタンが現れます。第2希望は別の日の別競技でもOK。

ところで、何の競技に申し込むか。

多くの人が見たがるような、日本選手団が活躍しそうなやつやメダルマッチを含むチケットは今回は出てきてません。

となると、思ったのは一番オリンピックが感じられそうなやつがいいなということ。
1998年長野五輪のときも、そういう意識で選んだ「アルペン競技:男子ダウンヒル」がめっちゃ楽しかったから。世界の人がわんさかやってくるお祭りっぽさが最高。ただしこの競技は悪天候のため順延になったので、前走3人見ただけなんだがね(泣笑)。

一番オリンピックを感じられる場所、それはもちろんメインスタジアムではないのか!!



新国立競技場(=オリンピックスタジアム)での陸上競技、ピンポイント勝負であります。

きっと人気が集中していることでしょう。でも「なんでもいいからチケットぉ」と叫ぶのはまだ早い、そう思ってます!!

運命の発表は9月11日。

あと、聖火ランナーに続いて、各スポンサーの「チケット当たるキャンペーン」も順番に申し込みを進めております(^^;

*  *  *

FacebookをはじめとしたSNSとか、Googleなんかの検索結果のところに、ViagogoとかStubHubなんかが「ラグビーワールドカップチケット発売中!」って広告打ってますが、これ、「転売サイト」ですからね。組織委員会は転売を明確に禁じていますし、そういうチケットでは「入場できない/させない」と明言しています。もちろんTOKYO2020も同様です。みなさんも絶対こういうところで買わないようにね。

今公式さんから、順次チケットは発送されてますが、これからヤフ●クとか●ルカリとかに出品されるケースもあるんでしょう。絶対にダメですよ。「公式リセール」というのもあるんだから。売買、ダメ。ゼッタイ。

2019年8月8日木曜日

ビヨンさんとジョンさんのこと。

今年の決勝もすごかったけども、それでも僕の中の最高のウィンブルドン決勝は1980年(とその続編にあたる1981年)。
5連覇に挑むビヨン・ボルグと初優勝を目指すジョン・マッケンローの戦い。静かな貴公子と悪童。右利き対左利き。ストローク対ボレー。金髪とチリチリ。共通点はヘアバンドぐらいかな?
すべてが対照的な戦いは、フルセットというリザルトだけでなく、1ポイント1ポイントの重みも含めて、とにかくすべてがすごかったんだ。全部カッコよかったんだ。今でもときどき見たくなる試合なんです(DVD持ってます)。

ちなみ僕はマッケンロー派。
ウェアは渋谷のウインザー(昔の店舗)で買ったSergio Tacchini一辺倒だったし(FILAは猛烈に高かった。Tacchiniはライセンス品があったからね)、シューズはNIKEのForestHills。ただしラケットはボルグの使ってたDONNAYだった(笑)。WilsonのJack Kramer PRO STAFFは憧れてはいたけど、上級者用すぎて。

というわけで前置き長くなりましたが、今回今さらながらに見てみた映画は「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」です。あの「1980年」を映画化したものです。

えーっと。
びっくりするぐらいつまんなかったんですけどー(棒読み)。

頂点に立つ者の重圧と孤独。追い落とそうとする者にも孤独と苦悩が。
表面的には対照的な2人が実は同じような苦しみを抱え、メンタルを持ち、それが戦いの中でシンクロしていくような――。

なんだろ、普段ならそういうところに心が動くんだけどなー。今回は全然だった。
試合のシーンの描き方か。あるいは僕自身の「知ってたー」みたいなこの試合に対する思い入れの問題か。よくわかんないけどさ。

同じように事実を基にしててライバルの戦いを描いた「ラッシュ プライドと友情」(ニキ・ラウダとジェームス・ハントね)のときは結構感動したりしたもんなんだが。

というわけで本筋ではない話。

DONNAYとWilsonはサポートがあったみたいだ。ラケットのクローズアップもあったしね。
残念ながらFILAもTacchiniも、DiadraもNIKEも協力してくれなかったのかな。マッケンローがシューズをいじるシーンもあったのに、スウォッシュは直線であった(笑)。

あそこまで似せたものを作るんなら、やっぱりホンモノが良かったなぁ。

ホンモノと言えば、ボルグの役者さんは相当似てる。顔はもちろん、体つきも含めて。びっくりだった。独特の両手打ちの再現度も高い。
だけどマッケンローは・・・正直「もう少し寄せてくれよ」と思った。何せ困ったときには「バンブルビーーー!」って叫ぶかと思ったもん。

2019年8月7日水曜日

御の字。

『生きてりゃもう御の字』

とある小説の一節である。前後の脈絡とは関係なく、単純にこの言葉が奥のほうに刺さった。
そうだよな、そのとおりだよなって。

生きてりゃそりゃもういろいろあるんだけど、生きてるからこそいろいろあるわけで。

そう考えると「意味」とかどうでもよくなっちゃうね。御の字だな。うん。

おんのじ【御の字】(1)最上のもの。極上のもの。結構なもの。(略)
「広辞苑 第6版」より

→文化庁サイト:言葉のQ&A「御の字」の意味

2019年8月6日火曜日

アディショナルタイマーズ。

後半アディショナルタイムのゴールって今季いくつめだろう。
思いつくだけでも東京戦(これはオリヴェイラのときだけど)川崎戦鳥栖戦・・・前節の鹿島戦も88分だったしな。
「勝負強い」と言えば聞こえはいいが、この4試合のうち勝ち越しゴールは1つだけなんで、特に「勝負に勝ってる」わけではないのがなんとも。

2019 Meiji Yasuda J1 League #21
△浦和 2-2 名古屋

公式記録、90+3'という同点ゴール。現場で応援してればその興奮度は最高潮!!さらに逆転のムードまで作って(山中の左足が枠に行ってたらればたられば)。

同じドローでも追いつかれたわけじゃないから、気分は全然違うんだもんね~。
「いやーもうちょっとで勝ててた!」と言いつつどこかちょっと笑顔な浦和側と、「もうちょっとで勝ててたはずなのに・・」という名古屋側の気分は想像つくでしょ?
相手サポとは浦和美園駅まで呉越同舟なので、意識せずともいろいろ会話が聞こえてくるんだよ。

ちなみに1点目も前半のアディショナルタイムの出来事。45+2'。飲水タイムのぶんの追加。

前半の45分、正直言うとまったく手も足も出てない状況で、アウェイゲームのとき悪夢がよみがえってきつつあるところだった。

そんな状況で、「一筋の光明」というやつが唐突に差してきた興梠のゴールだった。

ここのところ勝ててない名古屋はあれでパニックになった。後半はかなり押し込むことができたし、名古屋の某選手の時間稼ぎもひどかった(あれ、遅延でカードでないんかな?)。
が、仕留められず、かろうじてかろうじて追いつくのがやっと。

落ち着いてみれば、やっぱり2ポイントを失ったような気もしているし、逆に今季のリーグ戦はこうやって勝ち点を拾っていかないとならないんだろうな、なんて思ったりもしてる。

でも現場なら、星勘定なんて忘れて、目の前のことだけ考えてサポートができる。だからサイコーなんだよ。てなことも思ったわけ。

次の札幌はさすがに無理だが(どうしてお盆の繁忙期に札幌なんて・・)、その次の天皇杯水戸戦は行くぜっ!

(追記)勝てたかもなぁ。ラストプレイ。「山中の左たらればたられば」の動画↓

2019年8月5日月曜日

スマイリング・シンデレラ。

単独首位に立った3日目終了後のインタビューで渋野日向子は言ってた。「3パットが一番嫌い」と。それが序盤で出てしまい、さらに切り替えられずに4パットのダボ。2ストロークあったはずのリードは一気にビハインドになった。

あまりトリッキーなところもないコースで、上位陣がバーディ合戦になっている中、このダボは単純に「苦しい」立ち上がりになったに違いない。

トレードマークの笑顔も影を潜めていたように思える。

が、どこかで「可能性」があると思い続けられた。だから眠くならなかった(笑)。
それはこのコースでのバック9での爆発力。わずか30のスコアでラウンドした実績がある。それも初日と3日目の2回も。どうして3日目はフロント9を見たとこで寝てしまったんだ(悔)。

信じてた、というよりも信じようとしてた、に近いかな。

でも、本当にそれは始まった。



笑顔が戻り、おにぎりを食べ、ギャラリーと手を合わせ、カメラに向かって愛嬌を振り撒き(ついでに「タラタラしてんじゃね~よ」を食べ)、プレーに入ったら一気に集中し、時間をまったくといっていいほどかけずにスパっと打つ。打ち終わったらまた笑う。

その打球は実に素直にまっすぐ、フェアウェイへ、グリーンへ、カップへ向かっていく。前半の苦しさがうそのようにバーディが積み重なっていく。
技術的なことはようわからんが、とにかく土台がしっかりしてて、腰のキレがヤバイということだけはうかがえる。

トップを争うサラスがゾーンに入ったような雰囲気を強烈に漂わせるのに対し、集中と弛緩、あるいは飄々としたという表現が近いのか。

とにかく、突き放しても突き放しても笑いながら追っかけてくるってのは逃げる側からすると恐怖以外の何物でもないような(^^;
これじゃシンデレラじゃなくて魔女だけど。



チャンピオンシップパット。どう考えたって緊張する5メートルの下りのライン。それをガツンと打つ。うわわわわわわっ、とテレビ前の僕の腰が浮く。
リプレイ見たらカップイン前にご本人もう笑顔――そしてカップに“叩き込んだ”。競技は違うけど、ちょっとダンクシュートを思った。
バックナインのスコア、最終日も-5。

一度魔法が解けかけたシンデレラは、自らガラスの靴を履きなおし、自らの手でハッピーエンドをつかみ取った!!

「すげぇ」と「おめでとう」しか言えないや。
なかなかこんな楽しい寝不足月曜日ってのはやってこない。

*  *  *

こういう大きなチャンスってなかなかやってくるもんではなくて、でもそのチャンスを得るための壁は高くて、「惜しかった、次こそ」なんて思うことは多いような気がするのね。でもそうなると、次のチャンスはなかなかこなかったり、あるいは何度も跳ね返されるなんてことは多いんじゃないかな、と。そんなのをいっぱい見てきたような気がしてて。

最初のチャンス。それ自体が奇跡のようなことであるのに、それを軽々ともぎ取っていく。それがスターの条件という気もしてたりします。

「心技体+運」とは解説の樋口さん(メジャー制覇者)の弁だけど、渋野選手の場合、それにさらに「何か」がプラスされてたような大偉業でした。改めて、おめでとうこざいます。
ちなみにテレ朝とWOWOWを行き来しながら見てました。戸張さんも老けたな(←ほめてない)。

さてと、今日はとりあえずお祝いに駄菓子屋寄ろうかな(よっちゃん食品スポンサード不可避)。


2019年8月2日金曜日

加圧トレーニング[シーズン2.5]#04

この投稿を書くために、トレーニング後につけてるメモを開く。

・・・あれ?

記録が1回分しか残ってない。2回やったつもりだったんだが。どんだけボケてんだよ、俺。

【2019年7月度】
トレーニング回数: 1回

2回やったつもりだったんだが(←しつこい)。

メニュー
記録によれば「フル・フル」と書かれている。この時点で手抜き記録であることは明白(^^;
もちろんエアリアルの2回宙返り2回ひねりのことではなく、上半身は通常フルメニュー、下半身も同様、という意味。特別なことはやっていない。

計測
前月比、体重+0.9kg、体脂肪率-0.1ポイント。謎数字[-6]。
シーズン2.5開始からは、+1.1kgの-1.6ポイント。
ここのところ体重の振幅が大きい。上のほうへの振れ幅が圧倒的に大きいわけだが(涙)。

先月分へのリンク

2019年8月1日木曜日

対メルカリ、今季初戦。

リーグ前半戦の未消化の分。
ただでさえ負けたくない相手。ルヴァンカップのドローの結果、ここから4試合戦うことが確定した。いや、今季の場合、最大7試合という可能性もある。
これはぜーったいに負けたくない。

・・・なんでミッドウィークの月末開催なのよ。さすがに埼スタは無理。情報遮断の上、DAZNの追っかけ再生でキックオフ。

2019 Meiji Yasuda J1 League #16
△浦和 1-1 鹿島

立ち上がりに互いに決定機を作り合った後は、ボールを保持する浦和、奪って早い展開を狙う鹿島という図式が明確に。

「持たされている」というだけでなく縦パスもしっかり入れながら揺さぶっていく。が、悔しいことに「最後」は簡単じゃない。互いのスタイルがしっかりと表現されてて、当事者じゃなけりゃ、相当おもしろい試合だろうなと思う。こちとらそれどころじゃない。いくつかあった決定機のたび、スマホの小さい画面に向かって「むぎゃーーー」と叫ぶ。
エヴェルトぉぉン、あれは決めてぇ・・。

熱くてテンションの高いゲームが続いていくが、そもそもこの日は暑かった。それも猛烈に。
公式のやつだけじゃなくて選手の自主的飲水タイムが断続的にやってくるような状況。コンパクトネスを90分保つのはほぼ不可能。後半途中からオープンな展開になるのは必然だったか。

そうなると広いスペースの使い方は鹿島のほうが・・・。先制点はメルカリ(^^;

失点して追いかける展開になったけど、足も止まり始めてたけど、それでも「負けるもんか」な気持ちがちっちゃな画面を通して伝わってくる。スタジアムの熱気もそれを後押ししてた気がする(なんと平日なのに3万7千人!)。

88分、同点。興梠慎三、33歳のバースデーゴール。
このゴールシーンもポジション取りが変態的に上手かったが、今日のエポックは前半、裏に抜け出して、後方から迫るDFをいったん背負ってブロックしてから、真後ろから来たボールに左足を合わせたシーン(文字じゃ伝わらない)。「なんじゃそりゃぁ」以外の感想が出てこない。ギリギリ枠を外れちゃったけど、鳥肌モンであった。解説の水沼さんがべた褒めしてた。

終盤に鹿島に先制されたのに試合終了間際に追いつくっていうのは実はすごいこと。それは素晴らしい。

でも勝てたかもしれない。いや負けたかもしれない。結果は引き分け。悔しいようなほっとしたような。複雑である。だからこそ。

残りは全部勝ーーーつ!!

(追記)
橋岡、宇賀神、山中、関根とワイドのポジションを争う4選手がすべて登場(森脇以外ね)。
どの組み合わせがいいのか。相手によってどう変化をつけるのか、それぞれに魅力があるので、楽しみでしかない。