2020年5月27日水曜日

青い空の下。

3月に突然学校が休みになってから、学年末試験も終業式も、新学年の始業式も、もちろん部活もぜーんぶ吹っ飛んでて、ただひたすらにステイホームしている坊主2号。
あ、一度だけ教科書もらいに?制服着て学校行ったか。

オンライン授業も始まって生活リズムは多少戻ってはきたみたいだけど、それでもストレスはあるんだろうなと思う。言動からなんとなくそんな気がしている。

いろいろと難しい時期にこんなことになってしまって、なんと言っていいか言葉が見つからないのが正直なところ。
将来、そんなこともあったねと笑い話になることを、ただひたすらに祈るだけである――そんな親でホント申し訳ない。

――17歳の誕生日、おめでとう。



物理のオンライン授業中にWi-Fi切れたとのこと、とーちゃん微妙に責任を感じている。申し訳ない(^^;

2020年5月26日火曜日

新しい事態宣言。

「みんなこうしようぜ」みたいな提言とかではなくて、「僕自身はこうしようと思ってる」というマイ宣言、まあある意味備忘録です。そのあたり、お読みいただく際はあらかじめご了承くださいませー(^^;


緊急事態ではなくなったのかもしれないけれど、非日常事態というか、それこそ新しい生活様式が求められる空前の事態であることには変わりがないと思います。

見出しに踊る『緊急事態宣言全面解除』という語も意味は正しいのだけれどちょっと怖い。
絶対「ヒャッハー!」とか街に繰り出す人たちがいるでしょ?それをマスコミが報じるでしょ?「うわ、みんな楽しそう」とか勘違いするのも湧いてくるでしょ?

そうじゃなくて、と思います。



だからできるだけ、この1ヶ月半、いや2ヶ月以上続けてきたスタイルを維持していこうと思います。先週は少しばかり元気がなくなってたけど、雨が上がったら少し気分も上向きになってます。

維持しながら、ブラッシュアップ。
不要不急の考え方を少しばかり柔軟――「緩める」とは言いたくないんだ――にしようかなとも思う。自分自身の性格からして我慢だけだと続かないだろうからね。

自分自身のために。自分の周囲の人たちのために。誰かのために。



そうそう。マスク着用というのが新しい生活様式の中でスタンダードになってきてるけど、気温が上がってくるにつれてやっぱりそこそこ大変だなと思ってます。

表面的な「蒸れ」はもちろん、自分の吐いた「温度の高い息」を再び吸うことで体の中に熱がこもるような感じがとてもしてて、気づかぬうちに驚くほどのどが渇いてたりするんだよね。
ということで、30分以上歩くようなときにはマイボトルを持って出ることにしました。少しずつ水分補給をしながら、ご近所さんぽは続けていこうと思います。



マスクと言えば、政府から例のマスク届きました。今は使わない予定なので非常持ち出し袋に入れておきます。ありがとうございました。

2020年5月25日月曜日

巣ごもりシアター。~ヘンシン 5号~

WOWOWさんとHDDレコーダーさんのあるくらし。

というわけで、今回今さらながらに見てみた映画はWOWOWで絶賛放送中の「劇場版 平成仮面ライダー 大集合!」な企画の第5回目。以前の投稿はコチラ→1 2 3 4

  • 劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼[ディレクターズカット版]
  • 劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事
  • 劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン[ディレクターズカット版]

響鬼はテレビシリーズ、わりと一生懸命見てたんだよな。おもちゃも家にたーくさんあったし。これまでとあまりに毛色が違うもんだから「仮面ライダー」として見てた感じではないんだけどね(^^;
今回久々に見てみて、うんうんと思い出すことも多くて。ただ歴代最年長ライダーとして話題になった主演のひと、あんなに大根だったか?

電王はやっぱり人気あったんだねー。こんなに映画化されてるのはほかにないもんね。
ちなみに「ファイナル」のあとも新シリーズが映画化されてます(さすがに全部を見るつもりはないですぅ)。
「電王&キバ」のチョイ役でブレイク前のムロツヨシ氏を発見。

見ないで書いてみよう、モモタロス。


2020年5月22日金曜日

ショパンの調べ。

BS1を中心に放送されている「駅ピアノ・空港ピアノ・街角ピアノ」という番組が好きで。
欠かさず見てるというほどではないけれど、番組表で見かけたら必ずチャンネルを合わせる(録画する)程度にはよく見てる。それが再放送でもね。地上波放送があまりにくだらないときに再生することが多いかも。
公共の場に置かれたピアノを定点カメラで撮影するドキュメンタリー。何がということもないんだけど、穏やかな気持ちになることは確かだ(と同時にピアノ弾ける人への憧憬も)。

その番組を見てて「あ、これなんだっけ」と思う曲が流れてくることがある。

恥ずかしながら、クラシック音楽については小学生レベルで知識がストップしている。っていうか小学生レベルまで達してないか。
音楽室の肖像画もベートーヴェン以外は見分けられる自信がない。

そんな僕でも「おっ、これショパンかな?」と思うことは多い。現に駅ピアノの番組中で演奏されるクラシックの多くはショパンによるものだ。と思う。と思うような気がする。あくまで印象ね。

それきっかけで、「ちゃんと聴いてみようかな」と、入門編と銘打たれたベスト盤(?)「CHOPIN BEST OF BEST」を購入してみたのです。物流を支える皆様ありがとうございます。



羽生結弦や浅田真央など多くのフィギュアスケートで使用されてることも理由のひとつだろうけど(クラシックは詳しくないがスポーツはそこそこ見てるもんで)、何せ印象的な曲が多い。ゆづさんの「バラ1」は原曲9分オーバーってのは驚いた。よくぞSPの短い時間に凝縮したなと。
そしてワンフレーズも聴いたことがないという曲がない。すげえな、ショパン。

読書のBGMにもいいな。つまりおうち時間にもいいような気がする。

・・
・・・

とか言いながら、やはり音楽はさんぽするときにイヤホンで聴くことが圧倒的に多くて・・・「あれ一時停止しちゃった?」「Bluetooth切れた?」と思うことが多々。

実は単にピアニッシモだったりするわけだけど、周囲のざわざわがあると聴き取れないんだよね。でもそれに合わせてボリューム上げちゃうと、今度は「音でかすぎ!!」になるわけで。難しいのお。

おまけに個人的な悩みのタネの、「マスクしてイヤホンすると耳の中が痛い問題」(奥歯の横というか顎関節のとこかも)もあって。難しいのお。

♪Rainy days 特別の人は胸に生きて Rainy days 合鍵を回す Chopin・・・

2020年5月21日木曜日

晴れたらみんなで。

5月も下旬だというのに、この数日は鉛色の空が続いていてしかも肌寒い。
それに引きずられるように、気分もなんとなく下がってる。



いろいろと自粛せねばならなくなってからおおよそ2ヶ月半。僕のテレワーク。」なんてお題目でブログを書いたころだ。
緊急事態宣言が出されてからも1ヶ月半が経った。

自身の生活リズムは極端に変わったわけではないので、淡々と過ごしていこうと思っていたし、過ごしていけると思ってた。

“天気きっかけ”なのかな。なんか、ちょっとね。
天気が悪けりゃ「ご近所さんぽ」も楽しめないし、かと言って日々繰り返す「家飲み」も盛り上がるわけでもなく惰性っぽくなってきてる。

そうか、感情の起伏だ。
晴れてれば「きもちいー」とか「さわやかー」とか「そらきれいー」とか、小さくても上方向に動く感情があるもんね。

だからと言って、「そろそろ緩めて」みたいなことを言うつもりもない。

ただ、ちょっとしんどくなってきつつあるのかな、ってこと。だから・・・五月晴れカモン!!(^^;

――ボサボサになった髪の毛をいじくりながら。

2020年5月20日水曜日

信じるか信じないかは。

今回今さらながらに見てみた映画は「アンダー・ザ・シルバーレイク」です。



WOWOWさんの番組説明には『不意に失踪した美女の行方を追って、オタク青年が謎と陰謀渦巻くLAの街を駆けずり回る』って書いてあったの。おもしろそうでしょ?ね?
イケてないオタクがパソコンとネットワークを駆使し、細かーい知識を総動員して愛しのカノジョの行方を追う、ちょっとしたコメディ要素も入った映画。そんな感じだと思ったのね。

ぜーんぜん違った(笑)。

一番イメージと違ったのはそのオタク青年の設定。確かに都市伝説的なものが好きだというのはそれっぽいけども、カネがないだけで見た目はそこそこ普通のお兄さんだし、家に寿司持ってきてくれるえっちなガールフレンドはいるし、ニンテンドーのゲームやるぐらいは普通だろうし(しかも友人の家まで行って)、そもそも外に出歩くだけじゃなくて、高級スポーツカーまで持ってたりするし。どこがオタクやねん、と(すいません、オタクの方々をdisってるわけじゃないですよ)

まったくもうなんやねん、とか思いながらもぐぐぐいっと見入ってしまった(^^;

カルトって言ったほうがいいのかなぁ。
ひとつずつ謎が解かれ、そのたびに“真実っぽい何か”に少しずつ近づいていく。
たどり着いた先にある奇妙なもの。奇妙であるがゆえにその先に進まざるをえない・・シルバーレイクには何が。そしてそこにある“真実”

信じるか信じないかはあなた次第。
変な吸引力のある映画でした。

そうそう、R15なんでご注意を(^^;

2020年5月19日火曜日

1ヶ月検診は初めてのことばかりで。

いや「検診」ちゃうわ。「点検」よね。

早いもので、ウチのクロちゃん、もう納車1ヶ月点検が来てしまいました。



とはいえ、遠出は控えなきゃな状況だからご近所のスーパーまでの買い物中心でようやく走行距離が3ケタになった程度。だから点検っていってもちょいちょいと小一時間で終了なのであります。

最初の点検なんでエンジンオイルを交換する?って話もあったんですが、シャチョーの工場に在庫が「ない」ことが判明し、見送りになりました。次回点検のときでもまったく問題なさそうだし。

だって「0W-16」ってのが指定なんですもん(マニュアルもそこまで読んでなかった)。
「-16」って、正直聞いたことがなかった。-20とか-30っていう「10刻み」しか頭になかったよ。
イマドキのエコカー対応ということらしいですが、へーって感じ。そういえば前のクルマはエコとは程遠い(苦笑)。

あと、こないだ給油ランプがついたから初めてガソリン入れたのね。
満タンにして2000と数百円。ガソリンが安くなってるのはもちろんなんだけど、ヘタする7000円とかかかってたあの時代は何だったんだぁぁぁ、と驚く。
なんとホッピー換算でナカ20杯分以上の差額(笑)。

そして当然のように自動車税も!
焼き鳥屋でメニューの端から端まで注文できるぜ!・・・いや、自粛自粛。
今年時点で自動車税が安くなったのはシャチョーのウルトラCあってのことなんですが、まあ多くは語るまい。

・・・通販で少しずつ装備を増やしている昨今です。

2020年5月18日月曜日

巣ごもりシアター。~ヘンシン X~

WOWOWさんとHDDレコーダーさんのあるくらし。

とか言いながら、録画されてなかったときは頭抱えましたが・・・再放送あって良かった・・。あわや「X(エックス)」ではなくて「×(バツ)」になるところでしたよ。



というわけで、今回今さらながらに見てみた映画はWOWOWで絶賛放送中の「劇場版 平成仮面ライダー 大集合!」な企画の第4回目。THE FIRSTは→コチラ、THE NEXTは→コチラ、V3は→コチラ

  • 劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト[ディレクターズカット版]
  • 劇場版 仮面ライダー剣(ブレイド) MISSING ACE[ディレクターズカット版]


平成ライダーの初期。ここのあたりまでは実にヘビー。重厚で切ない。
あのころの子供たちは本当についていけてたんだろうかと心配になるほど。

そのぶん、「映画見たぜ!」という充実感は相当なものだった。

おまけ。
555に出てた芳賀優里亜ちゃんは歴代ヒロインの中でもトップレベルに好きです。
剣の主題歌「ELEMENTS」は歴代ナンバーワンレベルに好きです。

ブレイドキングフォームの「剣」は、坊主1号が幼稚園の作品展で作ったもの(作ったのはほぼとうちゃんだが)。

2020年5月15日金曜日

27回目のJリーグの日。

春畑道哉の奏でるアンセムが国立競技場の夜空に響き渡ってから27年。
Jリーグが目指してていたように、(少なくとも僕にとっては)生活の一部になった。

早く見たいな。早く見に行きたいな。応援したいな。

週末がやってくるたびにそう思うのです。
そして「Jリーグのある週末と日常」が無事に戻ってくることを祈るのです。

誕生日おめでとうございます。



もちろんBリーグをはじめとする他のスポーツもね。



2020年5月14日木曜日

それより僕と踊りませんか。

今回今さらながらに見てみた映画は「ダンスウィズミー」です。

前もって申し上げておきますが、ワタクシ、矢口史靖監督作品は総じて大好きです。そしてこの作品も大好きでした!!
わかってても「シノブ」って読めないよな~。

ミュージカル仕立てではあるんですが、「なんで突然歌ったり踊ったりするんだよ」という“反ミュージカル勢”の意見をそのままセリフで使いつつも、意味なく歌ったり踊ったりしてるわけじゃないという“必然性”を提示したのがまず「上手いっ」って思いましたね。

それが「催眠術」なんですが(爆)。主人公は催眠術にかかってて歌ったり踊ったりせずにいられないのです。日常生活が破綻していくんです。だからその催眠術師に解いてもらわないとならないんです。

もう設定がバカでしょ。だから楽しいのよ。

しかもちゃんとロードムービーとしても成立しててね。繰り返しますが、楽しいのよ。

テレビに向かっていっしょに歌って体揺らして、そして笑顔になる。こういう時期だからこそ見たい一本でした。

個人的には使われている音楽が何しろドンズバ歳がバレる(笑)

「タイムマシンにお願い」「ウェディングベル」「夢の中へ」(この投稿のタイトルに歌詞を使った:Dance with Meの日本語訳でもあります)はもちろんのこと、山下久美子の「Tonight 星の降る夜に」なんて!!
まさかのスペクトラムの「ACT-SHOW」なんてもう!!!久々にCD引っ張り出してしまった。

歌って笑って、そんで涙まで出そうでしたよ(^^;

2020年5月13日水曜日

ワイルド・ダートラ・レース。

今回今さらながらに見てみた映画はジョン・トラボルタ製作・主演の「ワイルド・レース」です。

舞台はダートトラックレース。チーム監督の父とレーサーの息子。だがマシン性能が低いと息子はライバルチームに移籍してしまう。そこで父は現役復帰(え?)。果たして勝利の女神は誰に微笑むのか――てな話。

ヅラ(たぶん)を付けたトラボルタが渋くてかっこいい。

・・
・・・

淡泊。薄味。

短い時間にぎゅっと濃縮した作品ってのは悪くないと思う。むしろ好ましい
でも短くして薄まっちゃうとね・・・。

親子の関係も淡泊なら、街中の悪役のはずのライバルチームのオーナー兼ドライバーもそんなに悪い人には描ききれてないし、確執もあんまり見えてこないし。

何よりレースだよね。以下ネタバレします。
ダートラには詳しくないけど、息子が勝てないのにオヤジが復帰したらすぐ勝てちゃうとか、マシン性能がなくて息子は移籍したんじゃないのか、ただ腕が悪かったってことにならないか、いやそれならライバルチームに移籍はできないだろ、とか思ったりね。「オヤジは伝説」以外の説明が何もないんだもん。
一番盛り上がるはずの最後のレースのとこも、めっちゃあっさり抜きますからねぇ。
演出にイエローフラッグ使ったのは悪くないと思ったけどさ。

総じて予算なさそうだねぇ、という感じでした。トラボルタなのに。

2020年5月12日火曜日

The MASK。

ウチはみんな花粉症があるから、マスクはもともと常備品だった。
職場でもかの新型インフルエンザのころから「ご自由にどうぞ」なマスクが用意されてるから、品薄になったときにも「すぐに困った」ということはなかった。
それでも残りがだんだん少なくなっていくにつれ、不織布マスクを洗ってみたり、お手軽自作マスクを作ってみたりもした。


使ってるとだんだん顔に馴染んでくるのが面白かった「TOKYO2020てぬぐいマスク」と「浦和レッズバンダナマスク」。浦和レッズ公式マスクも発売になるみたいだけど、また争奪戦かな?

いつの間にか白ではないマスクにもまったく違和感なくなったなぁ。黒いマスクについて書いたのは今年の1月末のこと。まさかこんなことになろうとは。


そんな折、スポーツウェアメーカーがマスク作るというニュースが入ってきて、即注文を入れた。だってメイドインジャパン!

ひとつはバスケウェアなんかを作ってる「TRES JAPAN」。
Tシャツ欲しいなぁと思ってて(買ってないw)フォローしてたの。



「作ります」から「売ります」、そして実際に届くまでのスピード感も驚きだったけど、着け心地、デザイン、カラーバリエーション。とにかくびっくりだった。
家族分もまとめて数色購入。50回は洗えるってさ。いいねぇ。


そしてもうひとつはわれらがアースフレンズ東京Zのユニフォームサプライヤーの「MUNTER(BOLTON社)」製。東京Zのチームロゴ(通常ロゴではなくてソーシャルディスタンスを意識してバラバラデザインになってる)入りだ。
値段もそこそこだったけど、ウォッシャブルだし、それに昨シーズンは途中で終わっちゃったので少しは貢ぎましょうか、という気持ちもあって1枚購入(^^;



こちらもユニフォームに使われるような(同じ?)生地なので、ストレッチ性もあって顔全体に吸い付くような感じ。スポーツ素材なのできっと使い心地もいいんじゃないかと期待してます。
ただこのマスク見てて、既視感があったんですよね。
ようやくわかりました。これ、スポブラそっくりなんだと。ヒモがね。知らんけど。着けたことなんてないですよっ(強調)。

マスクひとつ取ってみても、楽しくいけたらいいよね。うん。
もちろんウイルス遮断能力がないことは理解しています。あくまでも飛沫防止。

・・
・・・

おまけ。これ(↓)2月の動画なんですよね。もう2ヶ月以上も経つのね。こんなことになろうとは。
ここのところ、転売屋経由とおぼしき(かどうかは知りませんが)、謎のマスク販売があちこちで見受けられますね。これもジャスティン・ティンバーレイクの活躍のおかげ?なのかな(笑)。


マスクと言えばジム・キャリー(古)。ですが、この予告編の元ネタ映画は「TIME/タイム」です。

余談
自分のブログを見てたら2019年2月末に「人混み自粛」なんて単語が出てきてた。ふむ。



2020年5月8日金曜日

ねじれた家。

今回今さらながらに見てみた映画は「アガサ・クリスティー ねじれた家」です。

大富豪が謎の死を遂げ、その真相究明を孫娘から依頼された探偵(元カレ)が屋敷に行ってみると、そろいもそろってひと癖もふた癖も、おまけに動機もある3世代の家族がいて・・・。

広いとはいえ屋敷という閉ざされた空間。個々の人物像を語る上で欠かせないゴージャスなインテリア。“いかにもアガサ・クリスティー”って気がします(よく知らんけど)。

犯人ははたして誰なのか?というのがメインなのでこれ以上細かい内容は書けないですけど、実は“謎解き感”がほとんどないと思ったのです。元諜報員という設定の若き探偵が無能、ということでもないのだろうけど(夜も屋敷に居残るための策略はなかなか)、一番小さい家族の証言が取れずに右往左往しているだけ、というようにも映るし、なんだもんなぁ。そのあたり、かなり残念。

そして何より、エンディングが“イヤミス”すぎてなぁ・・・。


2020年5月7日木曜日

ドライブスルー。

ゴールデンウィーク、外出は極力避けてはいましたが、食料品を中心に多少は買い物も必要でした。そこで今話題の「ドライブスルー八百屋」を利用してみました。

現場行ってみると、車の誘導からダンボールのラゲッジへの積み込み含め、非常にスムーズで、まさしくストレスフリーだった。
特にスタッフの皆さんが丁寧なのが気持ちよくて。




廃棄ロスを減らすとか生産者支援とか、そういう意義はある。もちろん消費者として新鮮な野菜を安価にしかも安心して入手できるメリットは大きい(現場ではいろいろオマケもつけてくれたりしてね)。
普段ならなかなか食べない野菜が食卓に並ぶのも楽しい。

でもそれだけじゃないね。

ニュース記事でも読んだんだけど、こうした取り組みによって物流が維持されることは外食産業を守ることにもつながり、かつ社員のモチベーションを維持することにもつながると。
なるほど、それはスタッフの皆さんを見てて本当に感じたことでもある。ほんの1~2分しかいなかったんだけど(^^;

こうした取り組みは広がっていくんだろうな。
「安く野菜を買おう」とただ自分のためにやったことが、Win-WinどころかWin→Win→Win→と連鎖していく。こりゃ「おいしい」ぞ。

2020年5月6日水曜日

月は欠けてもまた満ちて。

直木賞受賞作、佐藤正午「月の満ち欠け」を読む。

生まれてもいない時代の記憶を持つ少女・瑠璃。
その記憶は受け継いだものであり、また次に受け継がれていく・・・。

という設定で時間軸が前後に動く(しょっちゅうではないけど)こともあるのか、すごく落ち着かない印象を受ける。なぜ・どうして、という部分にほとんど触れられることなく、淡々と物語が進んでいくから、余計にそう感じる。

強烈に怖いわけではないのだけれど、これはホラーだ。

月が満ち、そして欠ける、という時間の流れ。
そういう自然の流れと生死が混ざり合う得も言われぬ恐怖感。

物語の中盤で描かれる「最初の瑠璃」と「青年」のエピソード。読者としての僕が感じる、地面から足が離れていくような浮遊感は、まさしく瑠璃に引き込まれていく青年と同一のものだった。

彼女は言うのだ。「月のように死んで、生まれ変わる」と。

やはりホラーだ。しかも怖くても目がそらせないようなジャパニーズホラーの、あの独特の世界。きゃー。

・・
・・・

早く先を読みたくてか、斜め読みしてしまってて、「いやいやここは重要なとこだから」と2ページぐらい戻ってみたら、「ちゃんと読んでるじゃん」。
寝る前に少し読むと興奮しているわけでもないのに寝付けなくなってしまったり――すごく不思議な体験だった。

登場人物の誰かに思い入れを持ってたりしたわけでもないのに。
まちがいなく、その世界の中にいたんだと思う。
その意味では、数時間の現実逃避には超オススメであったりします。

月が満ちるまで7年。欠けてしまうまであと8年。きゃーーーー。

2020年5月5日火曜日

アリーとアリータ。

今回今さらながらに見てみた映画は「アリー/スター誕生」です。

ストーリーについては改めて語ることもないんだろうけど、有名ロックスターが、若き才能を見出し、2人は恋に落ち、やがて彼女は世界的ポップスターへと駆け上がっていく。そしてやがて――ってところでしょうか。

前半は見ててつらかったんだよね。
おもしろくないってことではなくて、ロックスター(カントリー寄りですね)の苦悩と弱さ、そして落ちていく未来が見てるようで。

それはブラッドリー・クーパーの演技によるところも大きかったと思う。
この映画はもちろんレディ・ガガの映画なんだけど、僕には誕生するスターよりも落ちていくスターのほうの印象が強かった。

こういう映画ってとかく古いものと新しいもの、ロックとポップ、あるいは男と女みたいな対立軸で語られることが多いとは思うんだけど、少なくともどちらかを美化するような描き方はしてないし(主人公はアル中の夫に寄り添いながらも音楽的には一切耳を貸さないし)、議論の余地を残すみたいな感じは商業的にはうまいなぁと思う。
でもね、そんなことよりも単純に素晴らしい音楽に彩られた映画を楽しめるかどうか、そういう見方をしたいよね。うん。
特に捻りのある話ではないし(笑)。あと、ドラッグはダメ。ゼッタイ。

*  *  *

もう1本、「アリータ:バトル・エンジェル」を。アリーとアリータが並んだのはホント偶然なのよ。ウソっぽいけど(^^;

混乱後の猛烈な格差社会というSFはよくある設定で、「上に行きたいと考える者」だったり、「自らが何者かを知らない者」が目覚めていくという設定もありがちと言えばありがち。
だから映画として面白かったかというと特にコメントするようなことはなかったと思う。すいませんね。

ただ、この映画はひたすらに美しかった。

初めて家電量販店で4Kテレビを見た、あのときの「うわー・・」という映像体験が自宅で堪能できるとは!
可能なかぎりテレビ画面に近づいて。映像への没入感ったらないから。
その意味では、さすが「アバター」のジェームス・キャメロンと唸る。

この技術があれば主人公のアリータはもっと「人間に寄せる」ことができたはずだ。いわゆる「不気味の谷」を越えることができる、と。
ただそれをやってしまうと、サイボーグであるアリータがサイボーグとして存在できない。人間とサイボーグの関係性という物語の根幹が複雑化してしまうだけだ。
だからこそ、異様なほどにアニメ的に目を大きくして違和感を残した、そう考えてしまう。
そこで思い出したのが「盛れるアプリ」とやらで目玉をやたらでかく加工された写真。個人的にはアレ、気持ち悪い(=違和感の塊)なのだけれど、あれにあこがれる人たちも多いのだろうか。だとすると上に書いたことがちょっと違ってくるかもしれないな。

やはりこの映画は「映像」を楽しむ映画だ。

2020年5月4日月曜日

ドラえヴァ。信じる力が僕らをつなぐ。

大型連休のステイホームにはアニメ映画がよく似合う。

というわけで、今回今さらながらに見てみた映画は「映画ドラえもん のび太の月面探査記」です。ちょうど1年前に公開された作品ですね。

数あるドラちゃん映画でなぜこれを選んだかというと、ズバリ「脚本:辻村深月」にほかなりません。
辻村作品はたくさん読んだわけではないですが、「ロードムービー」で描かれた“成長の物語”であったり、「家族シアター」で描かれた“家族の物語”が、のび太と仲間たちの世界とものすごく相性がいいのではないか、そんなふうに思ったのです。

そしてその期待が裏切られることはありませんでした。

仲間、家族、そしてその一歩を踏み出す勇気。ちりばめられた伏線と回収(おそらくはわざとわかりやすいフラグとして描いていたと思う)。堪能しました!
スネ夫の葛藤とか、締め付けられる思いで見たよ。

月の裏側にはうさぎが住んでるんじゃないかな(^^;

*  *  *

もう1本、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」も。公式に期間限定でYouTubeに公開されてたものです。
EVAといえば、以前オリジナルのTVアニメシリーズを一気見したときに、あまり「ぐっと来なかった」とこのブログにも書いたんですが、この新劇場版(TVシリーズからはエヴァンゲリオンの「エ」が「ヱ」に、「オ」が「ヲ」に変わりました)は「序」ということで、話が難解になりすぎる手前までのストーリーの再構成だったりすることもあって、まあまあ楽しめたような気がします。
何より絵が“上手”になってたなーって思うのですよ。単純に予算がぜんぜん違ったんだろうなぁとひねた感想(^^;

とはいえやはり難解は難解で、坊主1号に解説をしてもらいつつ見たわけですが(^^;
その意味では、YouTubeの「関連動画」としてEVAの解説動画みたいなのが自動再生されて、それを見て「ふーんそうなのねー」と思ったことも多々。

作り手側がどこまで考えて作ったのかはわかりませんが、「枠組み」さえ矛盾なくうまいこと提示できれば、隙間は視聴者(というかファン?)が埋めてくれるというスタイルなのかもしれないな、なんてことを思ったり。

まあそこまでがんばって見るつもりもなかったんで、私は「序」で終わろうと思います。無料公開も終わったみたいだし(^^;

2020年5月1日金曜日

加圧トレーニング[シーズン2.5]#13

「おうち時間」が長くなったからといって、トレーニング回数が増えるわけじゃない。
すいませんね、“意識低い系”で。

【2020年4月度】
トレーニング回数:1回

うん、普通。普通って大切。

メニュー
とにかく肩よ、肩。ずっと悩まされている右の五十肩(←と言い切る)が、動かさないことで逆に凝り固まっている印象。ダンベルとチューブで「無理のちょっとだけ手前」までがんばって動かす。
翌日の楽さがぜんぜん違う。これだけはがんばった。

計測
機材故障中(放置中)のため計測なし。

先月分へのリンク