2020年2月28日金曜日

思考停止になってないかと自戒も込めて。

2011年、「SNSが情報収集に役立った」という状況があって、それから10年近く。確かに役立つツールではあると思う。だけど今は、情報を集めるというよりも“降ってくる”に近い状態だと思う。

デマの拡散が早い。
フォローしている人が必ずしも正しいとはかぎらないのに。

たとえば。

  1. 「マスクの次はトイレットペーパーがなくなる」というデマを誰かが流す。悪意の有無とは関係なく。
  2. それを盲目的に、あるいは脊髄反射的に「拡散」する人が出てくる。悪意の有無とは関係なく。
  3. いわゆるトレンドに「トイレットペーパー」が上がる。トレンドを見る人は多い。ますます拡散していく。ドラッグストアから大量に荷物を抱えた人々の写真も出てくるはずだ。
  4. ネットニュースがそのことを報じる。
    並行してそれはデマであるというニュースも出てくるだろう。ただページビューを稼ぎたいメディアは意図的にデマという部分を見出しから隠し、「各地でトイレットペーパーを求める人」という部分を強調し、記事の最後に『実際には供給は安定している。落ち着いて行動してほしいと呼び掛けている』みたいなお茶の濁し方をする。それは明確に悪意だ。
  5. そのネットニュースがさらに拡散される。デマであることをみんなに伝えたいという善意の人もいるだろう。だが記事本文を読まない人も多い。ますます拡散され、さらにトレンドに上がってくるという循環。そしていよいよワイドショーでも放送される。
  6. ドラッグストアがオイルショック状態に。
チェーンメールのようなものも多い。「厚意で教えてあげてるのに」――なんと恐ろしい言葉。それこそ感染じゃないか。

その循環が、本来正しいものを発信しつづけなければならないところにまで及んでしまっているような気すらする。

スマホの画面がユーザーの“想像力”を奪ってるのか。
たとえば「自粛要請」に過剰反応して現場に電話したところで答えなんてあるわけがないことが想像できてない。
同じツールですぐに電話してしまえる時代だものな・・・。

政府広報も、シロートのデマも、同じ1つのツイートとして扱われてしまう怖さも感じる。

一次情報にあたったり、鵜呑みにせずに咀嚼したり、しっかり距離も取りつつ、改めてそんなリテラシーの部分を考えたい。
「考えればわかるじゃん」のひと言で思考停止になってないだろうか。自戒も込めて

2020年2月27日木曜日

【ら~めん】羊と狼@平和島

ぶらぶらとさんぽ。ふと視界に白い壁にパステルブルーの扉の店舗が目に入る。扉に[OPEN]の札も下がってた。オシャレな感じ。花屋かカフェか雑貨屋か――いや、その瞬間は特に何も思わなかった。
しばらく歩を進めた後に、そのお店がらーめん屋さんであることを頭がようやく理解した(だって「醤油」「塩」って書いてあったもん)。さらにしばらく歩いた後に「・・・。食べよう。」と思い踵を返す。ほんの30メートルぐらいのつもりだったけが、100メール以上は歩を進めてた(^^;
ランチには少し早いかと思ったけど、腹具合はまったく問題なし。当然予備知識はないわけだけど、この偶然の出会いとらーめん好きの嗅覚を信じて、「らーめん 羊と狼」の扉を開いた。

こういうときは券売機左上、「醤油らーめん」(730円也)をピッ。白く塗られた木のカウンター、カラフルなコップ・・・なんだか海辺のカフェのようで(少し言い過ぎ)オサレです。何よりベレー帽のご主人がオサレ(^^;

富士山をひっくり返したような形の深くて白い器で醤油らーめん登場。
茶色いスープには少し脂が浮いてる。細麺で、トッピングは鶏・豚チャーシューが各1、海苔、かいわれ、そして粗めの刻みネギ。
写真はインスタに上がってるのでよろしければ→コチラ

キーワードは「強い」「細い」かな。

スープの色は濃いめ。実際に動物系(鶏がベースね。羊も狼も入ってないww)の出汁がガンと来る。ところが全体の印象は“淡麗”。不思議、そして旨い。

少しだけ茶色がかった細麺は、ゆるふわにウェーブしてスープをよく持ち上げる。わりと固めなので歯ごたえはしっかり。これもいいです。

メンマがとっても印象的で、細めに刻まれてて味は強め。いいバランスなのです。
ネギも粗めなので主張してきますね。好きです(^^;

炙った豚チャーシューは香ばしく、鶏チャーシューはレア感ありで楽しい。

一気にスープまでぐいぐいっと行かせていただきました!
器が深いから、見た目よりもボリュームはある感じでした。

淡麗なのにインパクト有。たいへんおいしゅうございました。ごちそうさまでした。
自分の嗅覚を信じてよかった(笑)。

京浜急行平和島駅、改札を出たらガード下を蒲田方向に直進、環七に突き当たったら右折して200mほど。最初の信号のちょい先。

2020年2月25日火曜日

赤信号。

『みんなで渡れば』なんてのが流行り言葉だったのはいつごろだったか。

多くの人が歩行者用信号が青になるのを待ってる大通りの横断歩道。
最近の信号はカウントダウンの小さな点が付いてたりするから、「まだかなまだかな」と思うことも少なくなった。

それでもフライングで渡り始める人がいる。

信号無視というよりも、少しのフライング。「ちっちゃなランプあと2つ分なのに」、なんでだろうと思う。

別に急いでいる様子もないし(実際渡り切った向こう側ですぐに追いついたぞ)、具体的な理由があるとは思えない。うーん。

まさか、「赤信号のうちに誰よりも先に渡り始める俺かっこいい!」とか思ってたりしてな。

・・
・・・

“さんぽニスト”としてはできるだけ交通ルールを守ることを自分に課している。赤信号で待ってることがかっこ悪いことであるわけもないし。

いや、思い返せばもっとずっと前から、極力信号は守ろうという意識はあったな。
それはたぶん、子供の手を引いて歩くようになったころ、だろう。
そのころのことを思いだすと、なんとも言葉にしようのない感情が湧き上がってくる。

・・
・・・

誰かが渡ろうとすると、“つられる人”っているじゃないですか。自分では信号見てない人。
そういう人もいるからこそ、実はフライングは危ないのだよ。
今日は一歩車道に降りて信号待ちしてる人いたなぁ。怖いよぉ。

2020年2月23日日曜日

連敗止まった!2020年初勝利!

「あけましておめでとうございます!!」

試合終了後のスタンドで、コートサイドで、SNS上で、この言葉が飛び交いました。ついに、ついに、2020年初勝利であります!!

2019-2020 B2.League #24 Game1
○東京Z 84-79 越谷

立ち上がりからボールがよく動く。というよりも「スムーズ」といったほうがイメージとしては近いだろうか。イメージしているとおりの攻撃ができて、シュートセレクションにも迷いがない。結果として確率が上がる――そういう展開だった。特に増子・紺野の出来は素晴らしかった。
そこにつながったのが、リバウンド。イシュとナンナは完全にゴール下を制圧してたし、そこに紺野も加わってORBもDRBもかなり取れていた。そこから次の攻撃につながるのだから、「スムーズ」というのも当然という気さえした。

これが、先週あれほど「あたあた」してたチームだろうか。心は熱く、頭はクールだった。

この流れが明確にスコアにも表れた。前半終了で49-29。なんとか20点もリードして折り返す。応援している皆さんにも笑顔が見える。でも、“正直まだ信用してない”。だってこのまま試合をコントロールできるほど成熟してないもん。14連敗中だもん。

そして・・・。

それは現実のものとなる。言葉が悪いとは思うんだけど、越谷がゲームを“壊しにきた”ような気がした。そのぐらいしないとならない得点差だったし。
具体的には書き残すつもりはないが、あの選手のことだけは忘れん。

そしてそのちょっと異様な雰囲気の中、一気に点差を詰められてしまった。4Q残り3分、ついに逆転を許す。

「またか」

そう思わなかったと言えばウソになる。だけど「20点もリードしたのに勝てなかったらいつ勝つんだ!」という気持ちのほうが正直強かった。
さらに一段応援のボルテージを上げる。選手が応えてくれる。増子がフローターを沈める。イシュが厳しい局面のフリースローを決めきる。再逆転。
最後までリバウンドの集中が切れない。

そしてついに、ついにアースフレンズの新年がやってきた!!文字どおりのGO! WIN!! Z!!!
絶叫しつつちょっと涙出そうだった。苦しかったら余計に、ね。

まったくもう、20点もリードしたんだから普通に勝っちゃってもいいのに(にやにや)。まったくもうツンデレなんだからぁ(にこにこ)。

たかが1勝、されど1勝。これがチームの自信になれば。そう祈らずにはいられない。

*  *  *

この日は東京羽田ヴィッキーズとのコラボデー。当然Wリーグ「羽田-デンソー」も観戦。
序盤こそわれらが本橋選手が「菜子タイム」で五分に渡り合ったけど、高田・赤穂・赤穂と並ぶデンソーの高さにじわじわと痛めつけられた感じでした。ちょっとヴィッキーズのインサイドでは太刀打ちできなかったな。

残念だけど力負けでした。

2019-2020 Wリーグ レギュラーシーズン
●東京羽田 72-97 デンソー


ところで丹羽選手の金髪ショートカットは驚いたなぁ。アップしてるときにどこにいるかわかんなかった(^^;
「引退はプレーオフで」。期待してます。


2020年2月22日土曜日

開幕!逆転勝利!

あ、今シーズン用のサムネイル画像作ってなかった。後日差し替えます。→(2020.2.25)サムネイル差し替えました。やはり黒ユニかっこよかったっすねぇ。一度は買うのをやめたけどまだ未練あり。

祝!Jリーグ2020シーズン開幕!!

と喜べるのも「勝った」からにほかなりません(現金)。
だってリーグ戦勝利は去年10月以来。だって「金J」は去年7戦全敗だったし。「祝」に決まってるじゃないですか!

2020 Meiji Yasuda J1 League #1
湘南 2-3 浦和○

今季大槻組長が導入した4-4-2。いろいろ情報は入ってきてたけど、きちんと見るのは初。
立ち上がりこそ湘南の勢いに押され、得点まで許してしまったけれど、徐々に押し返した後は、特に攻撃面にでそれなりに「形」というかやりたいことが見えたように思う。

特に両サイドの縦の2人の関係。この試合で言えば左サイドの汰木-山中、右サイドの関根-橋岡。
単純に縦に並ぶのではなく、角度をつけた立ち位置を確保してパスコースを作る――流行りのワードを使うと「別のレーン」にいるということ。山中や関根はひとつ内側のレーンに絞るシーンが多かったかと。
これにより、サイドでの数的優位あるいはコンビネーションといったものが使えるわけで、去年までの「ワイドにボールが行ったら1対1あるいはバックパス以外選択肢なし」という停滞感に比べると隔世の感がありますなぁ(うれし涙)。

そうした形から生まれた得点。すべてナイスゴールだったし、汰木、興梠、レオナルド、マルティノス、関根と、前線のアタッカーたちがすべて関わった「良かった」以外ない。
いや、もっと単純に「点が取れた」という事実。興梠の一発以外に得点が取れる気がまったくしなかった昨季終盤に比べたらなんと楽しい。

やっぱりたくさん点を取って、そして勝つ、というのが単純に楽しいもの。

もちろん点は取られないのに越したことはない。その意味では4-4-2は未成熟。試合中プレスについて「前から前から」という声が選手に掛けられてたみたいだけど、それが連動と呼べるほどの形にはなってなかったように思うし、CBやCMFの選手起用も含めてまだまだ・・・“伸びしろ”ということにしとこう。いきなり全部は完璧にはならん(^^;



今季から導入されたVAR。早速レビューされちゃいました(^^;
昨年いろいろあった湘南戦ですから、ことこの試合については「あってよかった」と思います。何せレビューするまでもなくハンドでしたから。
いやー、あのPK入れられてたら負けてたわな。助かった助かった。

2020年2月21日金曜日

ホテル・カリフォルニアとネバダ。

今回今さらながらに見てみた映画は「ホテル・エルロワイヤル」です。

カリフォルニア州とネバダ州との境目にあるその名も「ホテル・エルロワイヤル」。かつては華やかな時代もあったようだが、今はすっかり廃れている。
そこにチェックインした4人の怪しげな男女。その夜自体は思わぬ方向に・・・という前段階のオープニングの映像がなんだかスタイリッシュで意味ありげで(実際意味あるわけだけど)、そして何よりびくぅってしたぞ(^^;

ベトナム戦争が社会問題となっていたあの時代。流れるご陽気なポップスと、心臓が一瞬止まるような意表をつく展開と、次第に明らかになる宿泊客の正体と、ホテルそのものの秘密。そしてそしてそして。

クライムサスペンスってことになるのかな。
犯罪の匂いは濃厚だし、ハッピーエンドは果たしてほんとにハッピーなのかしらと考え込んでしまうせつなさもあって。

総じて楽しめましたけど、ちょっと長いかな。
もう少しスピーディに展開できたような気もするんだよね。少し眠くなったのは確か。

そうそう。あまり多くはない登場人物の中に“アベンジャーズ”が混じってますけど、鍵を握るというか事態を大きく動かす人物なので、細かくは書かない(^^;

あ、大事なこと。音楽はいいぜっ。BGM、あるいはホテルロビーのジュークボックスから流れる曲も良かったけど、特に登場人物のひとりが歌う“アカペラ”は最高だった!

2020年2月20日木曜日

月の上の観覧車。

短編集、萩原浩「月の上の観覧車」を読了。

収録されている8篇は、まったく違うストーリーでありながら、大きな共通項の中にあるといっていいように思う。

現在と過去。ありふれた言葉でいうなら思い出話。
家族のこと。それはは必ずしも簡単じゃないし幸せばかりでもない。

ただそのことだけ。そのことだけを繰り返し繰り返し。

ところどころのエピソードが自分にとっても「あるある」で、そのことが共感というよりも、ちとしんどい。

回顧であり、後悔。

わかってる。思い返すというのはそんなことばかりだ。そういう年齢だもの。

だからこそ、しんどい。そこに希望はあるのかと。未来への光はあるのかと。

・・
・・・

話の筋道とは関係ないけれど、頭の中に急に色彩があふれた一節を。あらゆる種類の、って表現が好き。

『あらゆる種類の緑色で塗り潰された二等辺三角形の山。』

2020年2月19日水曜日

かぞくいろ。きれいないろ。~RAILWAYS~

今回今さらながらに見てみた映画は「RAILWAYSシリーズ」の第3弾、「かぞくいろ -RAILWAYS わたしたちの出発-」です。
第1弾(一畑電車/中井貴一)→コチラ 第2弾(富山地方鉄道/三浦友和)→コチラ

今回の舞台は肥薩おれんじ鉄道。九州新幹線開業に伴い第三セクターに移管された元鹿児島本線の八代-川内を走る。

夫の急死をきっかけに、その妻と息子のふたりが、夫の実家に逃げるように身を寄せる。その実家の父はおれんじ鉄道の運転士。で、いろいろあって(笑)、妻も運転士を目指す――というのが大枠のストーリー。
この「妻」というのが有村架純演じる主人公なんだけども、単純に「母子」と書けないところがストーリーの軸になる部分で、まあ簡単に言うと彼女は周囲のひとと血縁がないわけです。

何か突拍子もない事件が起こるわけでもなく、ある程度「想像の範囲」の展開ではあるんだけど、人物描写がとてもていねいなので、じんわり染みてくるタイプの映画かなと思います。
特に主人公の夫と出会う前の過去についてはほぼ触れられていないにもかかわらず、言葉の端々に感じることができるというのはもしかしたら有村架純の凄みなのかな、なんて思ったり。
なんと言ってもあの「声」そして「瞳」!!『しゅっぱつ、しんこー。』たまりません!

かぞく“いろ”というタイトルは実に象徴的でした。
きれいないろ。南九州の海のいろ。山のいろ。町のいろ。前作がどちらも日本海側だっからねぇ。より印象的でした。
きれいないろ。対比的に描かれる東京の街を走るカラフルな電車、電車、電車。
きれいないろ。主題歌は斉藤和義の「カラー」。

じんわり。ぽかぽか。いい2時間でした。

架純ちゃん、もしかしてガチで気動車運転してたりしてないか!?

*  *  *

もう一本、地方鉄道がモチーフになった「えちてつ物語 ~わたし、故郷に帰ってきました。~」も。
こちらは福井県のえちぜん鉄道。また日本海側――とはいうものの走るのは山のほうですけど(^^;

こっちはどうも刺さらなかったなぁ。演技がどうとか脚本がどうとかはまったく思わないわけではないんだけど、何より映像の安っぽさ――最近のテレビドラマでもなかなか見ないレベル――がどうにもこうにも。

タイトルが「えちてつ物語」ということでえちぜん鉄道そのもののプロモーションであるというのなら、かなりいい出来栄えであると思います。
実際に起こった事故の話があちこちに出てくるのが、その雰囲気を強くする。「われわれは安全を最優先」というアピールね。

2020年2月18日火曜日

【TOKYO2020】緊急更新!パラチケ2次抽選販売結果!!

パラリンピックのチケット、2次抽選はすっかりおなじみの「全落ち」です!!



たぶんフツーの方々がびっくりするぐらいのセッション数、申し込んでたんですけどねぇ。
なんというか・・・まあ「知ってた」ってとこでしょうかね。

ただ僕には新国立での陸上競技のチケットがあります(当選ブログは→コチラ)。
だから、泣かないんだもん。泣くもんか。

・・
・・・

3次に向けてハガキ買いに行こうっと。諦めるにはまだ早い。

2020年2月17日月曜日

L14。

2月も半ばを過ぎ・・・2020年初勝利は今回も・・・。

2019-2020 B2.League #23 Game1
●東京Z 48-58 仙台

ゲームはびっくりするぐらいのロースコアの展開で始まった。仙台にもミスが多くて、「団扇で追い風くれてるぐらいの状態」だったと思う。
それにお付き合いしちゃうのが現在のチーム状態なのかな。

攻守ともに「あたあた」してる感じ。守備ではボールばかり追ってしまってるせいか簡単に裏へ走られる。それでも仙台の得点が伸びなかったのだから良しとしなくちゃならないかな(甘め採点)。

だけど、攻撃は・・・。
ショットクロックがまだ2桁残ってるのにまるで「わざわざ」かと思うほどに難しいシュート、難しいプレーを選ぶのはどうしてだろう。何をそんなに慌ててるんだろう。

すべてが自信なさげに見える。ペイント内でのプレー選択でもそう思う。
絶望的な点差にはなってないのに、追いすがれるようなムードになっていかない。

これが負け続けているチームが負のスパイラルに陥っているということなのか。だとすればそこは選手だけでなく、チーム全体で「兆し」を作っていくしかない。

それは「挑戦」よりも「回復」かもしれないな、なんてことも思ったり。

何か「いいとこ探し」をしたいとは思うし、応援者としてはそうありたいとは思うんだけど、それがなかなか見つからない(T^T)

そして翌日のGame2も敗戦。これで14連敗。
応援には行ってないのでGame2に関して言うことはないけれど、もうすぐ2ヶ月ってのはさすがに長い。

Bリーグオフィシャルの順位表の一番右の欄「連勝/連敗」の欄に書かれた“L14”。現時点で他のどのチームよりも大きな数字になった。

・・
・・・

敗色濃厚になった終盤、笛がなってプレーが切れてるときの「Go Go Niners!!」のコールが響いていたその瞬間、フロアのMizukiさんがこちらに向かって「Go! Win! Z!!」と声を上げてくれてた。それに合わせるように叫んだ。応援ってそういうことだと改めて感じたシーンだった。
来週またがんばりますっ!

2020年2月15日土曜日

さんぽニスト、旧成田街道をゆく。その壱

地下鉄が地上に出る。鉄橋を渡る。川の向こうから朝日が昇ってくる。初めての場所。
眠かった頭が動き始めた。これが心躍るというやつか。

・・・てなわけで久しぶりにロングさんぽにお出かけです。

水戸街道も道半ばではあるのですが、せっかくなんで水戸のゴールは梅の季節にしようかなと思い。正月だし成田山新勝寺を目指そうじゃないかと思いついた!のに、実際に歩いたのは2月に入ってからですけどー。

成田街道(佐倉街道とも)は、水戸街道の新宿(にいじゅく)から分岐します。家から行きやすい京成線の青砥駅(駅名の青砥と地名の青戸はどういう区別なんだろう、とは深く考えず)から環七沿いに中川橋まで行って新宿に入り(およそ徒歩30分w)、そこから本格的にスタートです。



最初に通るのは葛飾・高砂の住宅街。大勢の黄色い帽子を被った小学生がいて何事かと思ったら、ただの集団登校の集合場所だった。なるほどこのあたりは下町というよりも新興住宅地の雰囲気だな。そういえば葛飾区は子育て支援がどうたらこうたらという話を聞いたことがあるようなないような・・・と思いつつ歩いていると、遅刻したのか全力で走る6年生ぐらいの男子がいて、なんだかほっこり(^^;

そうだ。そもそもの企画が「初詣」だったし、ちょっと街道を離れて、寄り道しよう。



朝の柴又帝釈天は人影もまばら。漂う空気は凛としてて、すごくいいですね。「いい」以外のうまい言葉が見つかりませんけど。ただ朝が早すぎて庭園には入れなかったのは残念。
参道のお店も開店準備前だったりするので、早々に街道に戻ります(^^;

柴又街道経由で成田街道に戻り、ザ下町な江戸川沿いを下流に向かい、市川橋を渡って千葉県へ。
県境を越えるのは毎度のことながらテンション上がります。しかも今回渡ったところに市川関所跡があって、その「木枠」を額縁のようにして江戸川そして東京側を眺めると、ちょっとした感慨のような心持ちがしたりします。思えば遠くへ来たもんだ(^^;

その市川、やはり大都会。川を渡るとこんなに雰囲気変わるんだねー。というあたりが八幡宿。ほとんど宿場らしいものは何もない――のだけれど、やはり街道沿いには神社仏閣は多い。多い。めちゃくちゃ多い。規模の大小はあれど、100メートルごとに1つあるみたいな感じ(←超大袈裟)。なぜでしょう、と深くは考えず(^^;
一応頭を下げたり手を合わせたりしつつ通過しております。

この「またあった」は船橋宿まで続いていくのでした。

ところで船橋宿の入り口にあたる西船橋駅界隈、地名は「西船」なんですね。初めて知りました。ニシフナって愛称かと思ってたわ。京成の駅は西船だし、どういう使い分けしてるんだろう、と深くは考えず(^^;

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#船橋宿 #旧成田街道 #さんぽニスト

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本町という地名が残っているのは大きな宿場の特徴ですかね。

船橋宿を出て、市船じゃない「県立」船橋高校を横目で見つつ、成田に向かう国道296号が左に曲がり、現在の「成田街道」へ。
たぶん一本道なんでしょうね、上下線ともずーっと渋滞。歩くのとそんなに変わらないとこもあったりしてね。運転手の皆様お疲れ様です。

しばらく行くと自衛隊の習志野駐屯地と演習場が右手に見えてくる(ちなみにここは船橋市)。写真とか撮っていいもんだろうか。どきどき。

と右ばかり見てたんだけど、ふと左に目をやると遠くのほうに巨大マンション群が見えてきた。ちょうど八千代市に入ったあたり、なんとも唐突な「ニュータウン感」。あれが東葉高速鉄道の沿線なんだろうな。
歩いている成田街道沿いは特に大きな建物がないだけに、すごく不思議な景色だ。

とそろそろ大和田宿・・・のはずがしばらく地図を見てなかったら京成線でひと駅ぶん通り過ぎてた(汗)。ぼーっとしてるってことはちょっと疲れが出てきたかな。ならば今日はここまで。



今回の行程:青砥駅~新宿~(帝釈天)~八幡宿~船橋宿~大和田宿~勝田台駅(→GoogleMapsのマイマップ)。お昼ごはんは東船橋付近のらーめん屋。別の店舗で食べたことある(→リンク)ので内容は割愛。
ここまでの行程:[1]新宿~勝田台


2020年2月14日金曜日

【ら~めん】しば田@花月嵐

2月14日だからといって甘味の話とは限らない(^^;

さまざまな有名店とコラボをしている「らあめん花月嵐」で、かの「中華そば しば田」が提供されると聞いて行ってきました。

仙川のお店に行ったのはもう4年半も前なのか!びっくりだ。あの感激の一杯からそんなに時間すぎてたなんて。そのときのブログは→コチラ

その間に、有名店だった「しば田」は超有名店になり、いまや日本一とも称されるほどに。
実に感慨深い。まあ食べ○グ4点~ってのはあまり信用してないが。

券売機の左上に配された[中華そば しば田](830円也)のボタンを押してカウンターでしばし待つ。

「お待たせしましたしば田です」

白い器をのぞき込む。「おお、しば田だ」というのが第一印象。
深い茶褐色の醤油スープに白い細ストレート麺。白ネギ、かいわれ、メンマ。
まさしく「しば田」の姿――どんぶりに「花月嵐」と入っている以外は(^^;
チャーシューは少しイメージと違うかな。鶏チャーシューはピンクよりは白色だし、豚ロースは入ってなかったはず。

まずスープ。ちゃんと自分の味覚と向き合うことを求められる、そんな微妙で繊細な味。
麺とのコンビネーションではじめて発揮されるその本質と実力。
あー、これだー。

まさに4年半前の感激がよみがえる!そのときのブログは→コチラ(しつこい)

ただ一方で、ちょっと物足りない部分(特に麺かな)もないではないんだけど、それでも全国どこでも「しば田」が食べられるというのは、控えめに言って最高でしかない。

期間限定でたぶん4月いっぱいぐらいまで。おのおのがた、お急ぎあれ。

「花月嵐」はどこにでもあるお店なのでどの店舗で食べたとかは特に書きません。当然お店イラストもお休み。その代わりに珍しく写真をアップ。


2020年2月13日木曜日

もうすぐ最終回。~春の予感とともに~

今日もどうでもいい中身のない話を書きます。

時節ごとにカラオケしたくなる曲というのが僕の中にはあって、たとえば2月はORIGINAL LOVEの「プライマル」。だって歌詞に2月って出てくるんだもん(^^;
いや、暖冬だしそろそろ尾崎亜美の「春の予感」かな――という季節は、新しい戦隊ヒーローが登場するころでもあります。どういう話の展開なのよ。


逆に言うと放送中の「騎士竜戦隊リュウソウジャー」はもうすぐ終わっちゃうの(寂)。

ところで、仮面ライダーもそうなんだけど、特に戦隊モノは、ヒーローの造形だとか設定だとか、ちっちゃなとこで「肌に合わない」とか言って見なかったことがあったのね。

そしたらそんな作品にかぎって、のちの売れっ子イケメソさんが・・・千葉雄大(「ちばゆ」からの予測変換で「チバユウスケ」がトップ候補になる俺のスマホ優秀)とか横浜流星とか。

そういうことがないよう、「あーあいつ、○○のブルーだったとき見てたよ~」とか言うために、今後はちゃんと見続けたいと思います。

何だこの宣言(^^;

ちなみに3月からの次回作は「キラメイジャー」・・・キラキラきらめく・・・ついていけるかな。大丈夫かな>俺。

♪I've been mellow...

2020年2月12日水曜日

なぜ歩む。どこへ歩む。

目的なんかない。
目標なんてない。
完成すること、達成することなんて求めてない。

それをすること自体が喜び。それでいいじゃないか。

歩むということはそういうことなんじゃないのかな。

あー。なんだかすーっとした。

2020年2月10日月曜日

やつらはアコギかリッパか。

裏表紙には「ユーモアミステリー」と書いてはあって、確かに軽快な語り口の中、謎が見事に解かれるところもあるんだけど、それはこの物語のある一面でしかなくて、むしろお仕事小説、それも政治家事務所の事務員のそれの側面が強いのかも。さらに言えば、それを下敷きにして「政治家たる人物とは」なんてことが強く伝わってきたり。
それが畠中恵「アコギなのかリッパなのか~佐倉聖の事件簿~」

畠中さんといえば時代小説の人、というイメージなのですが、初めて読んだのがこの現代小説だというひねくれ者で申し訳ない(^^;

セミリタイヤした元大物代議士の事務所で働く学生事務員の聖(せい)が主人公。
政治家たちから持ち込まれる謎や難題に、派遣される形で対処するのがお仕事。聖は機転も効くし行動力もあり、それから洞察力も優れるスーパー事務員だったりするので、あっと驚く結末に事件を収束させる――というのがメインストリーム。

この手際の良さがまずもって魅力なのだろうけど、政治家と事務員という設定がキモだよね。

政治家に対して世間様が思う「アコギ」というイメージ。善人の皮を被ったような印象。そういう側面とは真逆の、生活者の幸福のために日夜努力を続ける「リッパ」な姿。そういう描き方が実にお上手――実在の政治家に対して僕がどうこう思ってる、ということではなくてね。
その人間味が物語を楽しくさせてるのかな。そんなことを一番思ったわけです。

物語の終盤で、聖が非常に苦悩する場面があります。それが解決したとき、聖には労いの言葉がかけられます。それに対し、聖は『こういうときは優しいのだ』と思うのです。

良いとか悪いとか、ホントかウソか、アコギなのかリッパなのか、そういうことじゃなくて実に人間っぽいじゃないですか。

・・
・・・

お話とは直接関係がない、というかこれがダメだと物語が成立しないので文句があるわけじゃないんですが、「あそこは携帯電話が圏外になることが多いから連絡はメールで」と言われてノートPCを渡されるシーンがある・・・。
現在よりもデジタル環境は時代をさかのぼってるんですが、やっぱり携帯電話の電波ないとモバイルでメールは送れないよなぁ。あ、衛星電話(笑)。

2020年2月6日木曜日

ぬこ様がお戯れ。

ウチの周辺には野良猫がいまして。ウチに限らずわりとどこでもいるわね。

2年前と同じ書き出しをしてみました。

その後も世代交代なのかメンバーが激しく入れ替わりつつも、微妙に数が増えてたりするような気がします(^^;

最近は「かわいこちゃん」をめぐる恋のバトルがなかなか激しくて(苦笑)。
彼女の後ろをストーキングしている「シロ」(ネーミングが雑)と「ハート」(左ボディの黒い模様がきれいなハート型)。遠巻きに見てる「チャ」(ネーミングが雑その2)。
シロとハートなんてしょっちゅう“鳴き合い”しててうるさいのうるさくないのって・・・うるさい。朝5時とかマジでやめてくれ。文字にすると「んなああぁぁぁぁ~!」って感じよね。
鳴き合い中は、人間を見かけても逃げるわけにはいかないらしく、道端でもわりと近くで様子が見れたりする。おかげでぬこ様の見分けがつくようになったわけだ(^^;

かわいこちゃんはシロとハートにあまり興味がないらしく、しつこく付きまとわれるのが嫌なのか、広場の木の上に逃げたりしてたり。ベランダからよく見えます(^^;
シロは追撃すべく木に登って、滑って落ちた、という目撃情報も。なんかせつないねぇ、男子。

ところがある日、ハートに似た、だけどひと回りガタイのいい「白黒」(名前はまだない)が現れた(また増えたよ・・)。白黒、微妙に顔が悪役っぽくて(笑)。
追っかけるほどではないが、かわいこちゃんの近くを悠然とウロウロしてた。

そして今朝、恋のバトルに決着。勝ったのは白黒だった。ガタイがいいのは正義なのか。



・・・つーか、あんたら。朝っぱらから、もう。しかも人間の目につきやすいそんな場所で。いや~ん。

それにしてもシロとハートが不憫でならん(T^T)
ふられる男にシンパシーを感じる人間なのでありました。

(追記)白黒は「チャンピオン」と呼ばれることに相成りました(笑)。

2020年2月5日水曜日

音楽はジャンルを超えて。~グラミー賞のこと~

毎年買ってる「Grammy Nominees 2020」、グラミー賞授賞式がすっかり終わってから届きました(^^;
昨年は少しでも早く入手するために国内盤(高価)を購入しましたが、なんか無駄なことをしたような気がずーっとしてたので、今年は輸入盤です。なので授賞式後でも納得なのであります。

時系列で言うと、[CD注文]→[授賞式開催]→(見てる時間なし)→[CD届く]→[CD聴く]→[録画で授賞式見る]→[CDヘビロテ](←イマココ)

去年「入ってなくてちょっと寂しい」と書いたカントリー系がしっかりと収録されてました。ほとんど聴かないジャンルだけにありがたい。楽しい、のほうが近いかな。

逆にジャンルで言うと、いわゆるヒップホップが少ないことに気がつく。
このジャンル抜きに昨今の音楽シーンを語ることは不可能なだけに、いろいろと憶測してしまう――人種の問題、独自レーベルや権利関係のこととか。

Best Rap Albumを受賞したタイラー・ザ・クリエイターとか収録されてないんだもんなー。

でも授賞式のパフォーマンスではラッパーの皆さんの存在なくしてはもはや成立しないわけでなんとも難しい時代かもしれません。
だってさ、ジャンルの垣根とかもはやまったく感じないもの。とにかく“Pop feat. Rap”な曲がすごく目立ったね。

ところで正確な定義ではないと思うんだけど、この「Rap」ってジャンルのことじゃなくて作詞・作曲・歌唱の方法論のことのように思うのね。そういう意味では「Rap Performance」はそのとおりなんだけど、ジャンルとしては「Hip-Hop」のほうが「Pop」や「Rock」と並ぶような気がするんだ。あくまでも印象ではあるけれど「Best Hip-Hop Album」みたいな賞のほうがしっくり来るのは私だけでしょうか。

さて、全21曲収録のこのアルバムの1曲目はビリー・アイリッシュ「Bad Guy」
なんと17歳(今は18)が5冠ですよ(曲作ったおにいちゃんもBest Producer含めて5冠よ)。主要4部門完全制覇っすよ。音楽一家に育ったという生い立ちも含めて我が家では“アメリカの宇多田ヒカル”(笑)と呼ばれています(←雑)。
実は何がそんなにすごいのか、よくわかってなかってなかったんです。
ただ、CD買って繰り返し聴いてるうちに、明らかに引き込まれている自分がいたりすることに気づきます。音楽性は説明できないっすけど、中毒性があることはよーくわかりました。♪ば~っが~~い

とかいいつつ、CDの中ではやっぱりアリアナ・グランデはいいなぁと思いますし(ソーシャル・ハウスと共演した「Boyfriend」は身体が揺れるぅ~)、おなじみテイラー・スウィフトの「Lover」も原点回帰っぽくて好ましいなと思ったりもしてるんですが(^^;
単純なお気に入りだとジョナス・ブラザーズの「Sucker」かな。シンプルで超絶かっちょいいRnRだぜ~!

一方授賞式のパフォーマンス、去年に続いてアリシア・キーズが圧巻のステージを見せてくれたわけですが、個人的にはステージプロデューサートリビュートの、映画「Fame」(!!)の「I Sing The Body Electric」が最高だったと言いたいっ!
だって!フェームだよ!(←まったく説明になってない)

シンディ・ローパーねえさんの公式チャネルを貼らせていただきまする。↓


2020年2月4日火曜日

加圧トレーニング[シーズン2.5]#10

1月はなんとなくフィジカルコンディションが良くなくて(月初は肩、中旬は尻:後述)、ようやく月末に「重い腰を上げ」(←)まして。ところが。

【2020年1月度】
トレーニング回数:1回

12月に悪化させてた右肩の痛みは、ようやく戻ってきたので上半身はしっかりと。

メニュー
といいつつも強烈に負荷をかけるとやっぱり怖いので、チューブ使ってのメニューが多め。
で、次は下半身。アップ含めてスクワット・・・あれ?
月半ばに行ったスキーの帰り際にちょっと 炒めた 痛めたお尻の横っちょ。すっかりそれを忘れてたぐらいには回復してたと思ってたんだけど、んー。「腰を上げる」ときにちょっとピリっとする。
太ももを動かさないと「加圧のメリット」があんまり出てこないんだけどなぁ。
体幹もやるにもちょいと不安が出てしまい、結果的に上半身中心になってしまいました。

計測
先月同様故障中のため計測なし。
自己診断的には「まあまあ」じゃないかなぁ(適当)。

先月分へのリンク