2019年9月17日火曜日

グランドチャンピオン。

TBSはコマーシャル多すぎ!もう少し考えて!!(魂の叫び)スポンサー様が大切なのは重々承知の上で。

さて、その仰々しい名前にふさわしいかどうかは別にしても、少なくともレースそのものは相当にエキサイティングであったことは間違いない「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」。

元々は「日本選手権一発勝負希望派」ではあったので、この方式自体は納得であって、結果(=2名の内定)にも異論はまったくない
さらにファイナルチャレンジでの内容云々ではなく、“ただ必要なのはタイム”という競技の本質でもある基準も当然だと思っている。以前もそんな話を書いている→コチラ

だけども、いや、だからこそ、今回結果が出せなかった設楽は残念だった。
残念と書くと誤解があるかもしれないけれど、残念だったのは結果であって、前半から飛び出したことでは「ない」

MGCは、日本で誰が一番強いかを決める大会でもあるのかもしれないけど(だから「グランドチャンピオン大会」なんだけど)、それ以上にオリンピック代表選手選考会であって、それは“世界と戦う選手”を選ぶ大会だった。
設楽の走っていた場所は、「無謀なハイペース」だったのかもしれないけど、間違いなく「世界の選手が走っているゾーン」であって、たとえ“売り切れ”で失速したにしても、揶揄されるようなことではないと思うし、僕は称賛したい。
以前もそんな話を書いている→コチラ

だからこそ、彼をオリンピックで見たかったし、今一度コンディションを整えてファイナルチャレンジで記録を狙ってほしいと無責任に思う。
でももし記録が出ちゃうと大迫が落選するわけで、両者のファンとしては痛し痒し。

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女子も凄かったよね。
中でも足が止まってたはずの小原のラストの追い上げ。まさか4秒差まで迫っていたとは!
リオのときはギリギリ落選だったこともあるから、彼女にはこの3位の権利で東京のスタートラインに立ってもらいたい、そういう気持ちもある。

一方で、何度も何度も遅れたけど粘りに粘った松田とか、すでに神宮外苑で遅れてたはずの野上が5位まで上げてきてた事実とか、なんか震えるような凄みを感じた。彼女たちにもファイナルチャレンジ、狙ってほしいな。

個人的には前田彩里選手のDNSが大変残念ではあったんですが、亜由子ちゃんが内定したことは大変喜ばしく思っております(^^;

(おまけ)コブクロ小渕はしばらく国際スポーツ大会出禁な。

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