ここに1枚のチケットがあります。
明後日、国立競技場で行われる第101回全日本サッカー選手権決勝。狭い・寒い・サポーター席の3S席(?)で、決して良席とは言えない席ですけど、僕にとってはワクワクが形になった1枚のチケットなのです。
そんなワクワクの中、飛び込んできたニュース。
んーと。
— 144factory [kaz144] (@144factory) December 16, 2021
海外から帰国して自宅待機中のA氏が発症。それがオミクロン。
A氏の濃厚接触者B氏も発症。
B氏は12日に等々力へ。B氏の濃厚接触者該当が約80名。
ということか。
B氏の行動云々は別として、80名って数字が出るぐらいだから、席も特定できてて80名にも通達済みと考えるのが自然か?
感染した人が悪いわけじゃないと、この2年で学んではいるのだけれど、こと今回の件に関しては、やはりサッカーファミリーが積み上げてきたことを一発で台無しにする恐れのある行動としか思えず、相応の憤りを感じているのは確かです。
川崎公式のあまりに他人事すぎるコメントにも。
ふと自分を振り返ってみて。
長くJリーグを見てきて、こんなに長いことスタジアムに行かなかったことはなかったし、「ワクチン・検査パッケージ」が実施されるようになって、ようやくスタジアムに戻ったばかりだった。
自分の行動には、慎重に慎重を重ねてきたつもりだ。
オミクロン株に関しては、正直言うとそこまで危険性の高い株ではないと今のところは思ってはいるものの(マスコミを中心とした騒ぎ方には違和感ある)、そうした「慎重」の観点からすればリスクが存在しているのは間違いないところで。
そこにきてのこのニュースだ。ひと晩考えた。悩んだ。
阿部勇樹がカップを掲げる姿、リカさんのガッツポーズ、アジアへの扉。
6万人の満員の観衆、狭い狭いと言われる国立のスタンド、延長PKまで考えれば3~4時間・・・。
そして「行かない」という結論を出した。
自分の中で再確認したのは、なぜ慎重に行動してきたのか、それは家族のためだったということ。
年老いた親もいる。受験生である子供もいる。万が一、億が一、兆が一のリスクがある以上、僕の「趣味」なんて二の次三の次だ。
そして何より、サッカーは続いていくから。
ならば新国立に行く機会もきっと来るから。
試合はテレビの前で応援します。現地の皆さん、託しました。We are REDS!!!!
0 件のコメント:
コメントを投稿