「ざんねんないきもの事典」って本がありますよね。かなりのベストセラーだったと記憶してますが、その印象を引きずってたのかな。
ひらがなの「ざんねんな」の文字列。加えて妙にかわいいリスの絵の表紙。
それがふらりと入った書店の平積みコーナーで目に留まったのです。完全にジャケ買いでした。
というわけで一條次郎「ざんねんなスパイ」であります。
オールドルーキーなスパイが主人公。初任務にも関わらずオールドすぎていろいろやらかしていくことになるんですけど。
いやーざんねんだ。
もちろん主人公はざんねんなんだけどさ、それ以上に・・・・。
若手芸人のネタを見て「この人たちはどこがおもしろいんだろう」と思う感じに近い。
怒涛のように“ここ笑えるでしょ”と畳みかけては来られるんだけど、「そう?」としか。
これはもう好き嫌いの話ではなく、もちろん作品の良し悪しの話でもなく、単純に肌に合うか合わないか、そういう問題だと思ったね。
せっかく買った本だから最後まで読もうとがんばってるんだけど、義務感のほうが強い。つらい。ざんねん。
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読み切ったぜ。
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