2021年11月22日月曜日

ただいま埼スタ。

2019年の最終節から714日ぶり、あの日に買ったマフラーを巻いて、われらがホーム埼玉スタジアム2002に行ってきました!!


ずーっとここに戻って来たかったし、リカさんのチームをこの目で見たいという欲求はずっとあったんだけど、「さてどのタイミングで?」というのは悩んでた。
そんなタイミングで『ワクチン・検査パッケージ』を使ったチケット発売された。

「ここしかない」

そう思いました。リスタートです。
本音はいつもの北ゴール裏席がいいけれど、今はまだ声を出す応援もできないわけで、ならば今のチームを高いところから俯瞰で見ることのできる席ってのはすごくいいじゃないか、と。ちなみにDAZNの中継でも「自分」が確認できました。

*  *  *

相手は4節で完敗を喫したマリノス。バックアッパー席でマリノス戦を見ると、2001年の埼スタこけら落としで惨敗したこと(涙)が思い出されたり。
前節8得点(!)という勢いもあるし、高速FW陣は脅威ではある。で実際に押し込まれたようにも見えたんだけど・・・。

「あれ?そんなに危ない感じはしないぞ」

となんとなく思う。守備に追われる時間は確かに長いんだけど、ただ受けてるだけじゃなくて「狙い」のようなものがところどころに見えたりするんだよね。
それがリカさんが仕込んできたとおぼしき4-3-3

ユンカー、小泉が使えない中で、両ウイングに走力のある選手を入れ、IHに関根と敦樹が入った。「ここがこうで」というほど戦術的に何が起こってるのかまではよーわからんかったけど、横浜の中盤が少しノッキングするような瞬間があったような気がした。

関根がコースを消して、そして敦樹がインターセプト。
その瞬間に広大な裏のスペースに向けて両ウイングが走る――。何度そんなシーンを見たことか。

先制点の場面も大久保が左サイドの深い位置を確保したことからだったもんね。
その大久保も守備面の貢献も大きかった。あれが正しい位置に立つ、ということなのかなと。

○浦和 2-1 横浜FM

関根の特に守備面の八面六臂とも言える活躍はもちろんだけど、敦樹だよ。今季のベストパフォーマンスだったんじゃないだろうか。奪い、そして前に出ていく。そして戻り、相手の攻撃を寸断する。
新しい役割だったはずなのに、なんだその成熟度は(大喜び)。彼がルーキーだったということを「J1初ゴール」という事実で思い出す。オフサイドで取り消されたのは開幕直後だったよね、そういえば。


2点目のロングカウンターでの一連のプレーとか鳥肌もんだったよ。「尻が浮く」とはこのことね。達也にボールが向かった瞬間には僕はもう無言で立ち上がって両手を突き上げてた(笑)。


ただマリノスもさすがに強くって、時間を追うごとに疲労とかメンバー構成の変化とか、少しずつ本当に押されてきてしまったかもしれない。

あと10分我慢すれば、あと5分我慢すれば。手拍子で後押しを。
声は出せないけれど、サポーターの熱量は確かにそこにあったし、さすが浦和サポーター、しっかりゲーム展開に合わせた「手拍子のチャント(?)」が用意されてた。


終了のホイッスルとともにバックスタンド最上段で無言でガッツポーズ。われに返ってこぶし開くと、手のひらは手拍子で赤くなってた(笑)。


公式サイトに掲載されたこの試合の注意事項の中に『できれば公共交通機関以外で来場を』との文言があった。で、そういえばと確認したら、埼スタの駐車場の利用チケットがまだ残ってたの。それを購入して、20年間で初めて自家用車で来てみました。


往路は岩槻街道が渋滞したものの「らくちん」って感じだったんだけど、帰りはスタジアム周辺道路が大大渋滞しちゃってて駐車場から出られなくて。まあ勝った余韻があったからぜんぜん苦じゃなかったんですけどね(笑)。

ただちょっと苦だったのは、この日からスタジアム内でのアルコール提供が解禁になってたこと。スタジアムとビールの取り合わせはマストでしょうに!!
しかも雰囲気だけでもと買ったノンアルビール、まだ2口しか飲んでないのにハエがぽちゃりと中に入って・・・終了(号泣)。


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