2020年12月2日水曜日

アラサー探偵in西荻。

見かけると必ずといっていいほど手に取る東川篤哉作品。「かがやき荘西荻探偵局」ももちろん。

西荻窪にあるシェアハウス「かがやき荘」に住まうアラサ―無職の3人組が、金持ち実業家である大家さんとその見習い秘書から持ち込まれる依頼を、家賃と引き換えに解決していく――そんなんでいいかな?

本職の探偵さんではなくて、3人組のうちの1人がミステリー好きという立ち位置で、大家さんはおもしろがって(かどうかは不明)使ってるという感じ。だって家賃収入なくても困らないお立場の方とお見受けします(^^;


まああとは軽妙な、おなじみの東川節炸裂。登場人物の「大きな大きな心の声」が、読者を笑いと煙に巻きながら、というスタイルですね。
で、その軽妙な筆致にといろいろ見落としてくということになるんですが、今回もまさに。

でもなあ。

あまりに軽やかすぎではなかったかな。ミステリーとしても。
この僕にトリックを気づかれるなんて(笑)。

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