(前編からのつづき)
天気の話ばかりじゃ何なので、スキーの話も書きますが。
この時期にシーズン初滑りってのはあまり記憶にないぐらい遅いシーズンインとなったわけだけど、初なのでやはり多少なりとも練習はしたいとは思う。
ところが「最長・最強寒波」の真っ只中。ゲレンデの整備は追いつかず、圧雪されているところと膝まで埋まるようなバーンがランダムに登場するし、何より視界が悪くて雪面がまるで見えない。そんな中で練習なんて。ねぇ。
だもんで、勢いだけで楽しく滑っちゃったわけですが・・・。
いつもなら多少の新雪は「うひょー」って楽しめちゃうわけですが、今回の寒波の雪は報道もあったように「重い」。これにやられました。
急斜面で「あっ、これマズイ!」と思ったのは谷側のアウトエッジが引っかかった瞬間。
長年の経験からこれは板が外れてしまうと感じたわけです。何せ私のスキーのビンディングの開放強度は極限まで緩い。だってケガしたくないからさ。
でもこの新雪の中で外れたら、最悪愛機が行方不明の可能性すらある。そこまで一瞬で考えて、両スキーを雪面から離すために、頭から谷側に意識的に転倒したのです。ナイス判断!!
なのですが、頭から突っ込むとねぇ。口の中にしゃりしゃりと雪が入るだけならまだしもちょっと窒息しそうになっちゃって。
もちろん口の周囲の雪を払ってまずは呼吸を確保、みたいなことはやるわけですが、わかっててもちょっとパニック気味にはなりますね。
ようやく起き上がったらまた谷側のスキーが引っかかってそのままもう一度「立ちゴケ」(涙)。
起き上がるために突いたストックは手首まで埋まり・・・。
そんなこんなでたった1本の急斜面(野沢温泉ジャンピングコース、通称・大林)だけでトータル4回もの雪まみれ。情けないやらしんどい。
そもそもの転倒の理由が自分の「欠点」――右ターンに入るときに左半身が引け気味になること――がいつも以上に顕在化したことだというのは自分がいちばんよくわかってる。
この後も同じようなミスでバランス崩すことも多かったし、やっぱり練習、しないとダメだよなぁ。2日目にはだいぶ改善したけどね。
オフシーズンにかなりイメージトレーニングはしたんだけど成果としては現れてません(涙)。
ま、転ぶのもまたいい思い出作りにはなったかと(強がり)。
これもまったく同じミス。
よく転ばなかったなww
@スカイラインコース
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