期待違わぬ好ゲーム。
まったくタイプの違う両チーム。同じ「強さ」でも、しなやかな強さを持つナイジェリアと鋼のような強さを持つアイスランド。
スピードとイマジネーションのナイジェリアとシンプルな判断とオートマチックな組織を持つアイスランド。
システムも3-5-2と4-4-2とまったく違う。
違うのに“かみ合った”。とってもキリキリとしながらもサッカーのおもしろさを満喫できる、前半の45分だった。
2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupD
NGA 2-0 ISL
出足のいい守備で相手カウンターを“カウンター返し”。中盤のスペースを作り出しつつ使えるようになり、パススピードも上がりアイスランドの守備の組織が後手に回り始める。チャレンジ&カバーが間に合わなくなると守備が崩れるのは時間の問題だったかもしれない。
ナイジェリアが地力を発揮してきた。
アイスランドにとっては暑さが厳しかったか。あるいは1試合目の疲労が残っていたか。
グループDはまだわからない。
* * *
全体に大柄な選手が多い中で、170cmないスイスのシャキリの存在感は特別だ。その存在感はテクニックとスピードよりもウエイトリフティング選手のようなすんごい肉体、な逆転ゴールでスイス勝利。
2018 FIFA World Cup Russia 1stStage GroupE
SRB 1-2 SUI
第1戦で勝ち点3を得るも内容はいまひとつだったセルビアと、見事にブラジルから勝ち点1を守り切ったスイス。
そういう流れからするとしっかりとした守備からスタートしたいスイスなのだが、いきなり失点するという出だし。セルビアの高さに成すすべなくはたして。
スイスはボールを圧倒的に保持するものの特に効果的な攻撃は生み出せなかったんだが、結局同点ゴールも逆転ゴールも手数の少ない、しかも多くの選手が関与した「早い攻撃」だったのは皮肉というかなんというか。ゴールそのものはどちらもスーパーでしたね。
・・・セルビアはやっぱり「内容はいまひとつ」だなぁ。
超どうでもいいことですが、セルビアにはやはり「~ッチ」な選手が多くって、中継で「ミリンコビッチサビッチ」って聞くと一瞬2人の選手の名前が呼ばれたように聞こえるよな、と。12人出場してしているのかと思う(嘘)。
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