2018年6月19日火曜日

豊かな感受性があるからこそ。

感情が大きく振れるというのは、別に悪いことじゃない。いや、むしろ感受性が豊かで繊細だという意味においてはすばらしいことだ。そのことはポジティブにとらえなきゃいけない――それを表に出すか出さないかとは別の話だ。

喜怒哀楽、感情ってもちろんたったそれだけではないけども、たとえば楽しかったり嬉しかった感情は、瞬間的に通り過ぎてしまい、徐々に小さくなってしまう。
だから思い出として風化しないように大切にしまっておく。

一方で不安とか恐れとか、そういう感情は放っておくと時間とともに肥大していってしまう。なぜか。

得体が知れないから。正体が把握できないから大きく見えるようになってしまう。

得体が知れないものと戦うのは大変だ。本来そういう得体のしれないものと戦うのは魔法使いとかヒーローの役目。普通の人が簡単にやっつけられるものじゃない。

でもどうにかしなきゃ。

おそらく答えは「動く」ことしかない。動くだけでいい。
何かを「する」ことで答えが見つかったり、解決したりするのが最高だ。だけど必ずしもそうではないだろう。
でも少なくとも動くことで恐れが肥大していくことは止められる。動き出せば新しい感情、新しい喜びや楽しみが生まれてくることだってある。
気がついたらどうにかなっちゃってることもある。

そういう結果オーライでいいじゃないか。

それが普通の人の戦い方だ。

それでもどうにもならなかったら戦う場所を変えればいい。それは逃げるということではないのだから。

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