ストリートを起源とする3人制バスケットボール、昔は3on3(スリーオンスリー)って言ってたけど、ルールが整備されて今は【3X3】(スリーバイスリー)。
東京2020の正式種目にもなってるし、こりゃ一度見ておかないといかんな、というわけでトップリーグの「3X3.EXE PREMIER」を観戦してきた、の巻でござる(1週間以上前の話で申し訳ない)。3X3.EXEってロゴを見ると左右対称なの。ちなみにBリーグ(5人制)とはシーズンが重ならないのでBリーガーも多数参戦してます。僕自身も観戦のきっかけとして、17-18シーズンに東京Zでプレーしてた増子とルークがTACHIKAWA DICE.EXEでプレーしてるってこともあったりします。東京Zでプレー「してた」って言い回しが微妙ですが、両選手とも今現在はFAなのです。増子とは交渉継続中みたいですけども。18-19シーズンの契約発表はよ。
結論から言うと、とーっても魅力的。特にスピードと迫力が。
現場に行って初めて知ったこともいっぱいあったので、少し書き残しておこうと思う。
スマホでもこのぐらい撮れちゃう臨場感。
スピードという面では、単純に1試合10分間という時間もそうだし、ショットクロックが12秒しかないということもあるし。
特に思ったのはプレーが止まらないという点。5人制だとゴールが決まった後はいったんエンド外からリスタートしなければならないし、少なくともハーフコートまでは「運ぶ」という時間がある。ところが3X3では入ったボールは相手側がリバウンドを取るかのように確保しつつすぐに2ポイントライン(5人制の3ポイントライン)まで運んでプレーは続いていく。ファウルとバイオレーション以外で流れが止まることがない。常に速攻、ファストブレイク。展開がとにかくスピーディだ。
5人制よりも単純に1人あたりのスペースは広いので、ガンガン突っ込むトップレベルのドライブが見られるし、ドリブル多いってことはスチールもめっちゃ多いし。
逆にDF側も、そのスペースで助走をつけてジャンプできるからブロックショットもものすごく多い。これは迫力あるぜ!
正確じゃないかもしれないけど、5人制と少しファウル基準が違うかな。5人制なら確実にファウル取られそうなブロックもかなりセーフみたいだった。
で案外シュートは入らない(笑)。ブロックのせいだけではなくて、もしかしたら「6号サイズの7号重量」なボールが影響してるのかもしれないけど、シロートにはわかりません(^^;
点数も5人制とはちがって、通常のFGが1点、2ポイントラインの外が2点、フリースローは1点。価値が2倍だから2PFGがすごく重要というのもそうなんだけど、チームファウルが7つになるとボーナスFTがあって、これが2本なの。FT%は相当にキモになる。
そして何より、21点先取でノックアウト勝利、というルール。レスリングのテクニカルフォールみたいなルールだ(違う?)。
実際に今回見た決勝のCRAYON.EXE vs TACHIKAWA DICE.EXEでは、終盤に19対20というスコアになった。DICEが1点でも加えればもちろん勝利だが、CRAYONが2Pを入れれば逆転勝利。しかもボーナスに入ってたから1つのファウル→FT×2で逆転優勝もある。オフェンスはCRAYON!さあこの1本!!
ね、盛り上がりそうでしょ?実際に勝ったのはDICEでした。1Pをケアされているところに、外からの2Pを入れて19-22。
その雰囲気を盛り上げるのがMCとDJの存在。音楽はガンガンに流れてるし、MCは盛り上げだけじゃなくてプレーの実況も担う。だから「説明がないからテレビのほうがわかりやすい」ということがないわけだ。
わかりやすくてしかも至近距離で2mクラスの選手の激しいプレーが見られるなんて、「迫力」以外の言葉でなんと説明しようか。
スタンドとかで見ているわけではないから、低い目線から見上げたその選手のサイズ感にも感嘆するよ。
シーズンはまさにこれから。いろんなショッピングモールとかでも大会あるみたいだし、マジでオススメです。
しかも・・・観戦無料!(^^;
立ち見で見るのは僕はサッカーで慣れてるせいか、あまり苦痛ではありませんでした。なんかグッズ買うと前のほうの椅子席が使えるとか、そんなのもあったみたいです。
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