ずーっと前に来たことがあると思い込んでたんだが、店の中に入ったところでまったく記憶がないことに気づく。というわけで、おそらく初訪(笑)の「中華そば ふくもり」です。
券売機でスタンダードな「中華そば」(720円也)をポチッとして、最後に1席だけ空いてたカウンターへ。休日ランチタイムは家族連れからお仕事中の方まで多様な方々で満員なり。丸いスツール、雑誌やマンガの本棚、地上波テレビ、壁には手書きのメニューで[カレーライス]に[コーラ]。何より配膳担当は割烹着のおばちゃん。昭和の香りのプンプンする中華屋な風情ですが、実は10年ちょい前の開店だったり(^^;
かの「せたが屋」の系列なんですよね。だからこの空気感は“狙い”でもあるのかな。落ち着くのは確かですね。
そしてその空気にピタリと合うようなお姿の中華そばが登場。
油で少し濁った感じのスープはもちろん醤油味。
肩ロースのチャーシュー。
小さな海苔の上にちょこんと乗ったナルト。
太めのメンマに細かく刻まれたネギ。うむ、間違いない(^^;
レンゲでスープをすくうと、まず煮干しの香りが立ち上がってくる。次に漂うのは柚子。このあたりが「ただの昭和な中華じゃあない」ってとこですかね。
ずずずっと飲むと、あちっ!(笑)
煮干しのいい出汁と、少しばかりの酸味。おっ挽肉も入ってる。
麺はちょっと太さも感じる中細麺。ちゅるりんにゅるりんと楽しい食感。
中でもお気に入りは太いメンマ。柔らかいのに噛み切りやすくてその硬さが絶妙。味もやさしくって麺・スープと抜群の相性。こりゃいいや。
あと、細かく刻まれたネギも、ヘンに主張するでもなく、かといって「どこもでも登場する」という存在感。嫌いじゃないです(^^;
挽肉が入っているということは、当然最後までスープはすくわないとね。完食・完飲でごちそうさまでした。
最寄は東急田園都市線駒沢大学駅。国道246号線を渋谷方向、環七と交差する上馬交差点を右折。400mほどの右側(環七外回り側)。環七はさんで斜め向かいに「せたが屋本店」があります。
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