東海道さんぽ、今回は桑名宿からリスタートです。
正確に言うと、前回は桑名から宮宿へ「桑名の渡し」の部分を逆行したので、「前回ゴール」ではなく「前回スタート地点」から出発します。
桑名宿から歩き始めて、まず最初に思ったのは「お寺とか神社とか多いね」ということでした。習慣というわけではないですけど、さんぽをしているときに神社仏閣の前を通るときには軽く会釈をしたり手を合わせたりしているのですが(旅の安全祈願ですかね)、その回数が多いこと多いこと。もともと街道筋には多いのだとは思いますが、桑名はちょっと特徴的かなと思いましたです。
国道1号線、JR関西本線、近鉄名古屋線を縫うように、そして海岸線に沿うように南西方向に向かっていきます。旧道は道幅が大きくは変わらないな。そうか、これこそが名残なのかな。
気温も次第に上がってきました。ウインドブレーカーを脱いでデイパックに押し込みます。
次第に四日市宿が近づいてきて、「そういえば四日市工業地帯って習ったな」などと昔の薄い記憶がよみがえってきます。と、ふと左方向、つまり海のほうを見やると、紅白の大きな大きな煙突が見えてきます。あれがコンビナートだよ、と小学生だった自分に話しかけて。
四日市宿、ここでは実はすごく小さな目的がありました。
浦和レッズ応援番組「GGR」のアシスタントをやってたささっちこと
笹井千織さんのご実家でもある老舗「笹井屋」本店で名物の「なが餅」を買うこと。
これでも浦和サポなんでね(^^;それがかなって何より。「湿度が高いので、開封したらできればその日のうちに召し上がってください」はい。おいしかったですぅ!
四日市は宿場という感じよりも圧倒的に「街」。
そらそうだ。あのコンビナートのお膝元だもの。巨大マンションやら、住宅含めてそうなるよな。
実は旧東海道さんぽが三重県に入って、京都ではなく伊勢を目指すかという気持ちも出てきていました。伊勢参りなんて一生のうちに一度はやりたいことのひとつですから。昔の人たちと同じように歩いて。
いろいろ考えて、でもやっぱり今回はちゃんとゴールに向かいたいと思いました。だから「日永の追分」は右へ。東海道を進みます。
【追分の先、小古曽でのエピソード】
道がカクカクと曲がるところで、向かいから自転車の中学生2人組が会話しながら走ってきた。家の前で掃除をしていたおばあさんに「こんちわ!」と元気よく挨拶しつつ。なんかいい景色だなぁって思ってたら、その直後、歩いてた僕に向かってもその2人は「こんちわっ」と。反射的に会釈しながら「こんにちは」と返したけど、なんだろう、本当に気持ち良かった。彼らが受けてきた教育なのか、単純に素敵だなって。
そのあと、庄野宿の手前でも小学生の自転車2人組(ちゃんと縦列で走ってた。マナーできてる)にも会釈された(軽く僕が道を譲ったような形になったからかも)し、井田川の近くではちょっと避けただけでバスの運転手さんにも会釈されたし、僕の中の三重県イメージ爆上がりであります。【エピソードここまで】
そして今回の難所(?)、杖衝坂(つえつきざか)へ。
距離があるわけではないですが、斜度はなかなか。途中に「ご自由にお使いください」な杖が置かれていたのはさもありなん(^^;
峠ではないので下りがあるわけでもなく、この坂で一気に標高が高くなりました。海が遠くなって内陸に入ったという感じもありますね。
旧東海道は次の石薬師宿に入ります。ここは小さな宿場なのかな。すごく静かな穏やかな時間が流れているような印象です。うまく表現できないんですけど(^^;
ところで、今回歩いたエリア、常夜燈がたくさん設置されてますね。たくさん残されている、ですか。すごく特徴的に感じます。なんでかはわかりませんが(調べてない)。
あとは、民家の玄関先に置かれたバスケットボールのゴール。玄関先が広いというのはもちろんあるのでしょうが、今まで歩いてきたどこの地域よりも多い気がします。ヴィアティン三重、あなどれん(たぶん違う)。
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| 石薬師宿から庄野宿へ。 |
石薬師宿からあまり距離もなく次の庄野宿に到着。こちらも規模は小さい宿場だったようです。資料館にちょっと寄り道して雰囲気を味わってきました。
加佐登駅も近いので、このあたりで「今日はここまで」にしようかと思ったりもしたんですが、時間的にも体力的にももう少しいけそうと判断し、先へ進むことにしました。
少しずつ上りながら、針路は徐々に西寄りに。
雲が増えて少し冷えてきたかな。
「あ、カメヤマローソク!」
というわけで亀山宿です。
亀山宿の写真もインスタでどうぞ→こちら城下町らしく道が入り組みつつ、それが傾斜地にあるという、やや複雑な地形をしているなと感じます。
街道と城址がちょっと離れているので、寄り道はしなかったのですが、今は「行ってみればよかった」と若干後悔もしています。
時計を見るとそろそろ帰らないとならない時刻。今日はここまでにしましょう。
街道を離れ、坂を下って亀山駅に向かいました。
ちなみに亀山駅はJR東海とJR西日本の管轄の境目です。
四日市の時雨蛤、日永の長餅の 家土産まつと父を待ちにき
佐佐木信綱 (石薬師出身)
さて次回はいよいよ鈴鹿峠越えになるのですが、熊の目撃情報もあるので、どうしましょうね。思案。
今回の行程:桑名宿~四日市宿~石薬師宿~庄野宿~亀山宿。今回実はコンビニの数も少なくて大変トイレに難儀しました。そんなこともあったので、四日市宿の少し先、看板が見えた開店直後のファミレスに飛び込んでランチタイムにしました。スパゲティ食べて10分で出発(^^;