2022年2月15日火曜日

【Beijing2022】ルール(その2)。

またこの話題について書くのか・・・と自分でお題目を決めながらなんとも悲しい気分であります。

またも出てきてしまったドーピング問題、です。

残念なことにドーパー自体は今でも頻繁に見つかってるのですが、今回話題がデカくなったのは、ひとつはCASが今大会の「出場」そのものは認めてしまったこと、それから日本国内でも有名な圧倒的な金メダル候補で、それがロシアオリンピック委員会の選手(前回大会ではOlympic Athletes from Russiaって呼んでましたね)ということかなと思っています。
何が「絶望」やねん。こっちが絶望だっての。

今回のCASの最低――おっと変換間違えた(毒)――裁定には一定の評価はしたいと思います。年齢のこととか、検査が今大会のことではなかったこととか。
ただ出場させても「表彰台ならメダルはすぐにはあげない」というのはなんとも結論の先送りで、ダブスタというか釈然としないという気持ちも確かです。というか感情としては「失格!」と叫びたい。

そもそも違反者には参加資格は与えちゃいけない、というのが大前提のルールですから。
「国としての出場が認められていないのに国別対抗戦に出てくんな」とROCには言いたいぐらい、出てきちゃだめ、と常々僕は思っています。建前としては国別ではなく「団体戦」という種目なんですけどね。


僕はこのブログで何度かドーピングについては書いています。もちろん「ダメゼッタイ」だと考えています。ルール違反という単純なこと以上に「ダメ」なんです。
そのあたりについては過去の投稿から引用をいたします。

“スポーツにはアンチドーピングというルールがある。
ドーピングをした競技者に対して「ずるい、汚い、卑怯」と言うのは当然だし、意図的であるならばそれは許しがたい行為なのだが、それだけじゃない。

同じ土俵に上がっていた多くのフェアでナチュラル(クリーン)な競技者たちの、費やしてきた努力や時間やコストや機会や、未来さえ奪う、つまり犯罪行為なんだよ。”

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本人が(というかチームが)自主的に出場辞退するのが、今のところ一番収まりがよさそうです!!

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