フィギュアスケートのエキシビション、羽生結弦の演技を見ながら思う。
“立春”というメッセージで始まったこの大会が、「春よ、来い」という祈りにも似た演技で最終日を迎えるというのは、なんだかとっても象徴的だな、と。
ショートプログラム「序奏とロンド・カプリチオーソ」もそうだけど、清塚さんのピアノは痺れますね。
春、それは始まりの季節――The Beginning。
閉会式とは、どのような形であれ「次」に向かう場でもあるんだもんね。たくさんのすばらしいパフォーマンスを見せてくれたすべてのアスリートの未来に幸多かれと祈ります。
考えてみれば、オリンピック“競技会”の中で、互いに競わないのは開閉会式とこのエキシビションだけ。そう考えるとちょっと不思議な場でもあるけど、選手たちがちょっとした「打ち上げ」のような心持ちで参加してくれて、それこそ「次」への活力にしてくれたらと思うね。
だって、彼らが「次」に向かうからこそ、僕たちの楽しみは続いていくんだから。
おなじみIOC会長挨拶の言葉を借りれば『4年後また、ミラノ・コルティナで会いましょう』。やっぱり挨拶長いよバッハ。寒いのに。
僕たちも元気にその日を迎えられるように――。
* * *
最終日、競技の合間にBS1で放送された大会ハイライトの録画を見てた。
2月18日の放送だったから、大会14日目までのぶんだったんだけど、その瞬間瞬間のことがこうぐわっと腹の底から思い出されるような感じで、涙出た。
ドーピング問題、謎の失格、疑惑の判定・・・毎度のことながら嫌なことも多かった大会ではあったのは確かなんだけど、それでもやっぱり目一杯楽しませてもらったんだな、とそのハイライト映像を見ながら実感してました。うん、楽しかった。
NHKさん、こいつの「最終日までバージョン」、ぜひとも放送よろしくね。
そんな僕の興奮の日々≒会期中の全ツイート→コチラ
さあ、次はパラリンピック!!
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