2020年2月5日水曜日

音楽はジャンルを超えて。~グラミー賞のこと~

毎年買ってる「Grammy Nominees 2020」、グラミー賞授賞式がすっかり終わってから届きました(^^;
昨年は少しでも早く入手するために国内盤(高価)を購入しましたが、なんか無駄なことをしたような気がずーっとしてたので、今年は輸入盤です。なので授賞式後でも納得なのであります。

時系列で言うと、[CD注文]→[授賞式開催]→(見てる時間なし)→[CD届く]→[CD聴く]→[録画で授賞式見る]→[CDヘビロテ](←イマココ)

去年「入ってなくてちょっと寂しい」と書いたカントリー系がしっかりと収録されてました。ほとんど聴かないジャンルだけにありがたい。楽しい、のほうが近いかな。

逆にジャンルで言うと、いわゆるヒップホップが少ないことに気がつく。
このジャンル抜きに昨今の音楽シーンを語ることは不可能なだけに、いろいろと憶測してしまう――人種の問題、独自レーベルや権利関係のこととか。

Best Rap Albumを受賞したタイラー・ザ・クリエイターとか収録されてないんだもんなー。

でも授賞式のパフォーマンスではラッパーの皆さんの存在なくしてはもはや成立しないわけでなんとも難しい時代かもしれません。
だってさ、ジャンルの垣根とかもはやまったく感じないもの。とにかく“Pop feat. Rap”な曲がすごく目立ったね。

ところで正確な定義ではないと思うんだけど、この「Rap」ってジャンルのことじゃなくて作詞・作曲・歌唱の方法論のことのように思うのね。そういう意味では「Rap Performance」はそのとおりなんだけど、ジャンルとしては「Hip-Hop」のほうが「Pop」や「Rock」と並ぶような気がするんだ。あくまでも印象ではあるけれど「Best Hip-Hop Album」みたいな賞のほうがしっくり来るのは私だけでしょうか。

さて、全21曲収録のこのアルバムの1曲目はビリー・アイリッシュ「Bad Guy」
なんと17歳(今は18)が5冠ですよ(曲作ったおにいちゃんもBest Producer含めて5冠よ)。主要4部門完全制覇っすよ。音楽一家に育ったという生い立ちも含めて我が家では“アメリカの宇多田ヒカル”(笑)と呼ばれています(←雑)。
実は何がそんなにすごいのか、よくわかってなかってなかったんです。
ただ、CD買って繰り返し聴いてるうちに、明らかに引き込まれている自分がいたりすることに気づきます。音楽性は説明できないっすけど、中毒性があることはよーくわかりました。♪ば~っが~~い

とかいいつつ、CDの中ではやっぱりアリアナ・グランデはいいなぁと思いますし(ソーシャル・ハウスと共演した「Boyfriend」は身体が揺れるぅ~)、おなじみテイラー・スウィフトの「Lover」も原点回帰っぽくて好ましいなと思ったりもしてるんですが(^^;
単純なお気に入りだとジョナス・ブラザーズの「Sucker」かな。シンプルで超絶かっちょいいRnRだぜ~!

一方授賞式のパフォーマンス、去年に続いてアリシア・キーズが圧巻のステージを見せてくれたわけですが、個人的にはステージプロデューサートリビュートの、映画「Fame」(!!)の「I Sing The Body Electric」が最高だったと言いたいっ!
だって!フェームだよ!(←まったく説明になってない)

シンディ・ローパーねえさんの公式チャネルを貼らせていただきまする。↓


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