2020年2月21日金曜日

ホテル・カリフォルニアとネバダ。

今回今さらながらに見てみた映画は「ホテル・エルロワイヤル」です。

カリフォルニア州とネバダ州との境目にあるその名も「ホテル・エルロワイヤル」。かつては華やかな時代もあったようだが、今はすっかり廃れている。
そこにチェックインした4人の怪しげな男女。その夜自体は思わぬ方向に・・・という前段階のオープニングの映像がなんだかスタイリッシュで意味ありげで(実際意味あるわけだけど)、そして何よりびくぅってしたぞ(^^;

ベトナム戦争が社会問題となっていたあの時代。流れるご陽気なポップスと、心臓が一瞬止まるような意表をつく展開と、次第に明らかになる宿泊客の正体と、ホテルそのものの秘密。そしてそしてそして。

クライムサスペンスってことになるのかな。
犯罪の匂いは濃厚だし、ハッピーエンドは果たしてほんとにハッピーなのかしらと考え込んでしまうせつなさもあって。

総じて楽しめましたけど、ちょっと長いかな。
もう少しスピーディに展開できたような気もするんだよね。少し眠くなったのは確か。

そうそう。あまり多くはない登場人物の中に“アベンジャーズ”が混じってますけど、鍵を握るというか事態を大きく動かす人物なので、細かくは書かない(^^;

あ、大事なこと。音楽はいいぜっ。BGM、あるいはホテルロビーのジュークボックスから流れる曲も良かったけど、特に登場人物のひとりが歌う“アカペラ”は最高だった!

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