2011年7月2日土曜日

Cold as Ice[episode III]

episode III からのつづき

Day2 00:00-08:00

まずは眠って体力回復・・・と思うのだが、無理やり水分を補給したものだから、それが腹に刺激となってるようだ。ムカつき、ってやつですね。

・・・何度目かの・・・(自粛)・・・で完全に腹はクリアになった。痛みもなくなった。
なかなか受け付けずに素通りしていた水分も吸収し始めたのが実感できる。まずは第一段階突破かな。

ここにきてドクターの予言診断どおり、熱が上がってきた。体温を測ると38度オーバー。扁桃腺持ちとしてはこのぐらいの数字では驚かない(笑)。まずは水分、ガンガン飲みますよ。
汗かいて汗かいて、第二段階も突破するぞー。

やがて汗の海の中でぐっすり眠りつき、気がつけば「いつも仕事行く日に起きる時刻」にパッチリと目が覚める。

スッキリ~。

残念ながらまだ37度台後半の体温だが、このスッキリ気分のうちに東京に帰ろう。

「ごめんね、ただ迷惑かけに来ただけみたい。今度は埼玉スタジアムで。」

Day2 08:00-14:00 and...

豊田JCから東名に入る。順調順調。腹も痛くないし、熱も感じない。当然眠気だって皆無。

静岡県に入ってまずは1回目のピットイン。水分補給。
クルマを降りて初めて実感する。

「あ、また体温少し上がってきたな」

残り300km。冷たいペットボトルを脇の下や頚動脈のところに当てたり、おかげで頭はすっきり。クルマは一路東へ。

意識はしっかりしているが、やはり体力的には厳しいやもしれない。一気に東京というわけにもいかず、わりと短いスパンで休憩を取ることに。

ただ、休むたびに「キツく」なってくるのがわかる。

残り150km、腕に軽いシビレのようなものを感じる。まるで正座をした後のような・・・って手では正座はしないが(^^;
うまく血が回っていないような、触ってみると少し冷たい。エアコンのスイッチを切ってみるが、湿度が不快。スイッチは再びON。

残り50km、いよいよシビレは腕全体に。触ると本当に自分なのかと思うほどに氷のように冷たい。片手でハンドル、もう片手はハンドルを持つ手をさする。これを交互に繰り返しながらなんとか暖めようと努力を続ける。指を動かすと、少し痛い。

多摩川を渡って東京インター、ゴールまでわずか。だが、気を抜くわけにはいかない。家に着くまでが遠征だよ。安全運転安全運転。
でも、両腕はしびれ、指は動かすたびに痛みが走る。車の中で叫びながらハンドル操作+シフト操作を繰り返す。ぐぉぉぉぉぉ。どおりゃぁぁぁぁぁ。

なんとか無事、自宅駐車場にクルマを入れ、玄関へ歩みを・・・あ、足も痺れてまんがなー!!歩くの苦痛。よくアクセルやらブレーキやらクラッチやら踏んでたな、この足で。

玄関の扉を開けると、さすがに気が抜けた。手にも足にも力が入りません。
もうダメ、玄関先にごろん。

足を上げてぶらぶら。手をあげてぶらぶら。15分ほど繰り返してやっと立ち上がることができた。
お疲れ様>俺。

寝室に入って時計を見ると14:00。夕方まで寝よう。そう思う間もなく眠りに落ちたのでした。

*  *  *

枕元の時計を見ると、短針は真下を向いている。ノドも乾いたし、そろそろ晩御飯かな。そう思って居間に下りる。

「なんだよ、誰もいないじゃないか。病人置いていくなんてさぁ・・」

水を飲んで再び寝室に戻ろうとしたそのとき、ふと子供部屋が目に入った。ドアを開けてみると、坊主1号が床に転がって寝てる。

「あれ?」

・・
・・・
・・・・(必死に考え中)・・・・・・・・・・

「あ、もしかして朝の6時なの?」

前日の14:00からなんと16時間。一度も目を覚ますことなく眠り続けていたようなのです。
あーびっくりした。

あまりにびっくりして平熱まで下がっちゃったよ(笑)。

その1時間後、家族とともに朝食。ぼくは素うどん。

「最後に食べたのって・・・一昨日の昼ごはん!」

スタジアムおにぎりは一切消化できてなかったのでカウントしないこととすると、実に42時間(計算あってるかな)ぶりの食事ー。

俺、痩せたわ(^^;

「もう若くないんだから」

二言目にはそうなじられている今日この頃なのです。皆様、体調管理とクルマの運転には十分ご注意を。

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