一連の世界観の中で描かれた「白銀ジャック」「疾風ロンド」「雪煙チェイス」に続き、東野圭吾「恋のゴンドラ」を読む。確か「雪煙チェイス」と同時期に単行本が出てたはずだけど、ようやく文庫になったもんで。正直言うと惰性で買った感じです。
予想どおりサスペンスではなかったです。スノーボーダーの若者たちの恋バナってやつですか。タイトルからして想像はつきましたけど、オッサンにはまるで興味のない話だ(笑)。ちなみに旧作の続編ではまったくないのですが、「あの人」はチラリと登場します。
里(予)沢温泉スキー場の大人数が乗れるほうのゴンドラにちょうど乗車できるぐらいの数の登場人物が、並行して恋をして、いろいろあって、最後に収束するってのは“さすが”とは思いましたけど、それ以上の何もなくて(^^;
「雪煙チェイス」のときもチラっと書いたけども、うがった見方をすれば取材旅行と称してスノボに行きたかっただけでしょ?と。
「白銀ジャック」はおもしろかった。もちろん「鳥人計画」や「カッコウの卵は誰のもの」も。
だけどこの作品は全然僕には刺さりませんでした。「で、何?」みたいな。
あえて言うなら、何度も何度も作中に名前が登場する野沢菜担々麺が食べたくなったぐらいかね。
ということで、今週末、野沢温泉まで食べに行ってきますっ!
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