2019年8月15日木曜日

この世界の片隅に生きている。

今回今さらながらに見てみた映画は「この世界の片隅に」です。
太平洋戦争時の広島・呉を舞台にした“生活者”を描いたアニメーション。クラウドファンディングから始まって大ヒットした、ということでも話題でしたかね。

たぶんTwitterだったと思うんだけど、『これは戦争映画ではなくて、生きていたら戦争が起こってしまった人たちの物語』というような意味の文章を読んだ。

言いえて妙というか、腑に落ちたというか。

ただそれが「どうだったか」ということが上手に僕自身の言葉にならないのも確か。
感じ入るものはあるのだけれど、それをアウトプットできない。

この映画はそれぞれ感じることがあるのだろうし、僕もそのひとりとして、内側のほうにしまっておこうと思う(という感想になってないことへの言い訳)。

それと、この映画はNHK総合の放送でよかった。民放地上波のCMぶつ切りで見るようなもんじゃない。

あともうひとつ。能年ちゃん、でなくて、のんさんの声も空気も本当にいいなぁって思いました。

*  *  *

もう1本、夏の定番アニメ、サマーウォーズもまた見ちゃった。
もう何回目かしら。まあ夏休みが来る~という気分になるので、いいんじゃないかな。わかっててもちゃんと楽しいしね。
余談だけど、この話はCMでぶつ切りになっても特に困らない。個人的には。

*  *  *

(おまけ)ひょんなことから「仁義なき戦い」も久々に見た。
今さらながらに気がついたのは、「この世界の~」の物語がちょうど終わるころの広島・呉が舞台となるということ。
表と裏というか、何があっても普通に生きていこうとしてた人々と、生きていくために普通でない暮らしを選んでしまった人々と、同じ場所いたはずなのに・・・って思うと複雑というか、心の中がざわざわしてしまった。

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