去年まで「情熱大陸ライブ」と題して開催されてた夏の野外フェスが「葉加瀬太郎サマーフェス」って名前に変わりましてね(何某かのオトナの事情を感じます)、これまで1DAYだったのが東京公演は2DAYSになって、そのぶん1日の時間は短くなって――おっさんにはありがたい長さかもしれん――出演予定者をじーっと眺め、今年は日曜日のほうに行きましょうということに相成りました。この暑さで2日連続野外とかマジ無理ですから。
葛西臨海公園、ちょー暑いけども海風が吹いててそこそこ心地がいい。潮風なんでね、べたつくわけですよ。なので「そこそこ」(笑)。ステージ正面の意外にいいポジションを確保できて(正面だったので、ステージ左右の大型ビジョンを見ずともしっかりステージに注目できる位置だった)、水分と塩分とそれからアルコール分(笑)と冷却グッズをスタンバイして開演を待ちます。
以下かいつまんで。
トップバッターはスターダスト☆レビュー。見たかったんだ。ホント見たかったんだよ。
ハスキーな高音という稀有な声が青空に抜ける――でも歌ってるのは「熱中症対策注意事項」。即興なのかしら。驚くと同時に笑うしかないって。根本半端ないって。要さん元気そうで何より。
「夢伝説」→カルピスあるいは氷結→青い空。うん、このシチュエーションにバッチリだ。
そして「木蓮の涙」。俺号泣(T^T)。この一曲でチケ代の元が取れた(^^;
『♪逢いたくて 逢いたくて・・・
・・・あなたを呼んでいる』
今年の竹善さんは、おなじみのユニットSALT & SUGARでの出演。
年に一度、夏休みに親戚のひょうきんなお兄さんに遊んでもらうような感じだなぁなんて思う。安心感もちょっと入って。伝わらないよね。いいのいいの、僕だけわかってれば(^^;
実は矢野顕子は初めて見ました。
想像どおり立ち上がって盛り上がるようなことはないんだけど、意外(と言ったら失礼かしら)と野外に合う。というか、流れる風の中が似合う。ナチュラルっていうのかしらね。
ピアノって観客側に対して横向きに置かれているもんだけど、矢野さん常に首を右に向けて、客席に目配りをしてた。楽しませようとしていたのかな。それがすごく心に残ってる。・・・らーめんたべたい。
さて今回のお目当てのひとり、さだまさし登場。7年前のこのライブは、仲間内では伝説のステージでしたから!
ちなみに当時の情熱大陸ライブはオープニングアクトから8時間ぐらいやってたからな。元気だったよ、俺も葉加瀬さんも(^^;
ご本人も自分の曲を「暗い」とはおっしゃいますが、おそらくは「和む」のほうが言葉としては近いんだよね。柔らかなトークと穏やかな曲。これが染みるわけです。
その究極が、葉加瀬コラボの「精霊流し」。和みすぎて、おっといかん目から汗が。
すっかりおなじみさんのKREVA。『♪Have a nice day!』ってリリックだけで一気にテンション上がるように刷り込まれてきたぞ(笑)。毎年思いますが、かっちょいいです。いやマジで。
ちなみにKREVAは、幕間(場つなぎ)でFM908のDJという体でひとりトークコーナーも。これがおもしろいのおもしろくないのって・・超オモロイ。
『♪おもいを、いま、とどけたいー』――「恋人」から始まるおなじみの登場はマーチンさんこと鈴木雅之!ちゃんとスーツ姿!ちゃんと靴はエナメル!!
2曲目に歌ってくれたのは「十三夜」。この曲はこのライブが縁でさだまさしが書き下ろしたってことで、2013年に披露してくれたんだよね。この日は当然さださんに葉加瀬さんも加わってのコラボバージョン。しっとりー。ためいきー。
・・・とオーディエンスをがっつり引きつけてからのぉーー、『佐藤善雄!酒井雄二!村上てつや!、ゴスペラッツ!!』
「め組のひと」からの「ランナウェイ」なんて楽しくないわけがないじゃん。踊るよー騒ぐよーーー(歓喜)。たのしーよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ。
そして会場中で歌う。
『♪夢でもし逢えたら 素敵なことね
あなたに逢えるまで 眠り続けたい』
俺、半泣きww
そして今回のお目当てのもうひとり、マッキー槇原敬之。マッキー、衣装が実にマッキーで素敵よ・・・。
なんだろうね、にじみ出るハッピーとでも言うんでしょうか。この人の生み出す空気そのものがサイコー以外の何物でもなく。
つまり楽しいのよ。どのぐらい楽しかったは書くまでもないっていうか・・・セトリだけおすそ分け。「もう恋なんてしない」「遠く遠く」「どんなときも。」「世界に一つだけの花」、ラストの2曲は葉加瀬コラボで。サイコーでしょ?
クライズラーだよ、マッキー・・。あとオールバックの竹下さんめちゃめちゃカッコイイんですが。クライスラーの皆さんと!
— 槇原敬之 (@Daviechan) 2018年8月5日
やべっす!嬉しかったっす! pic.twitter.com/vFGQKrUFMi
フィナーレはKRYZLER & KOMPANY――3人揃ってのステージは初めて見たけど、ほめちぎる表現が見つからんわ。すんごいぞ――そしてもちろんトリは葉加瀬太郎ソロとして。
ラストの「情熱大陸」で踊りながら思うのよ。
僕さ、毎年おんなじことやってるけど「マンネリ上等。これを踊らなきゃ夏は始まんないよ」ってね。
さあ、この余韻が醒めないうちにカラオケ行くぞ!
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