主導権がブラジル、というのは戦前からある程度予想できる範囲だけど、だからといってセルビアは引きこもるわけではなく、「やり合う」ことを選択した。
最終ラインは高く、全体にコンパクトで、奪ったボールも早いテンポでつなぎながら(パススピードも速い!)、押し上げる選手も多くて、攻守の切り替えも早い。
攻守ともに攻撃的で、ものすごく雑に言うと、「さすがピクシーのチーム」って感じ。
互いに持ってる自信がバチバチにぶつかる、めっちゃエキサイティングな一戦になった。
それでも圧倒的にチャンスを作り出すのはブラジルで、それはもう「さすが」以外にない。
後半になるとブラジルの圧力に徐々に疲弊していくセルビア。
セルビアのフィジカルが厳しくなってきた・・と思ったらリシャルリソン!!試合の行方は決定的かな。#Qatar2022
— 144factory [kaz144] (@144factory) November 24, 2022
最終ラインは押し上げられなくなり、ラインそのものも揃わなくなり、コンパクトネスも薄れ、いいようにボールを回され、守備はただボールを追うだけになってしまった。セルビアの問題というより、これぞブラジルなんだろうな、とも思う。
奪ってもただ蹴るだけ。まるでドイツ戦前半の日本のようで(涙)。
FIFA World Cup QATAR2022 GroupG
Brazil 2-0 Serbia
結果は妥当。それでも今大会の、今のところの個人的ベストバウト。
それにしてもセルビアの守備組織、きれいだったな(前半ね)。
ビニシウスみたいな速いウイングがいるチームに対して、5枚で幅を埋めて、なおかつコンパクトで中盤の4枚のプレスバックも早い。
ポジティブトランジションのときの立ち位置も明確。
ひとつのお手本。
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