2022年12月16日金曜日

黒き太陽と陰に光る月。

じっくり、じっくりと時間をかけて「仮面ライダーBLACK SUN」全10話をようやく見終えました。
ラストの話も書いてるのでネタバレっぽくなります。あらかじめご承知おきください。


本質、なのかな。
石ノ森先生が描いたライダーの世界の。

なかなかひと言で感想がかけるような話ではないと思うんだけど、それこそ本郷猛だって南光太郎と同じように「怪人」で、すなわち、仮面ライダーも「怪人」であることは間違いなくて、そこでそれぞれ何かのために戦う。正義と悪、みたいな単純な二極では決して語れないそれぞれの立場の中での正義と悪、そういうものなのかな、と。

今作ではかなり意識して怪人ではないものが「差別をする側」として描かれていると思う。そしてその結果描かれるのは、そういう「分類による対立」が問題ではなくて、という命題。

ラストに語られるわけさ。

『悪い奴がいる限り戦う』

それが仮面ライダーだと。

*  *  *

自分で書いてて意味不明なので(だってそもそも整理がついてないんだもん)、ぜひ多くの人に見てほしい。
18+なんでグロいシーンも多いけど、そんなの途中から関係なくなってきちゃうから。


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