2021年5月17日月曜日

僕たちのJリーグの日。

5月15日はJリーグの日。だけど「僕たちの」Jリーグの日は、その翌日だ。
浦和レッズのJリーグは1993年5月16日日曜日、ガンバ大阪とのアウェイゲームから始まったんだ。14インチのブラウン管テレビにかじりついて見たなぁ。
この試合の出場メンバーを見ると感慨深いなぁ。この日DAZNが解説してた福田が出てたのはもちろん、先週の解説だった柱谷兄、現TDの西野、元監督の堀・・・。あ、ガンバのGK本並(まるかりさん夫)だ!

それから28年後の5月16日日曜日、アウェイの地でガンバ大阪と相まみえる。

ところで前任者が解任されて松波が監督になった年のガンバって、0-5で大敗したホームゲームを思い出す向きも多いようだけど、僕にとっては長距離アウェイで珍しく勝利(笑)した雨の万博を思い出すのです。だから負ける気がしませんよ!もう9年も前ですか・・・。また行きたいなぁ。


ガンバは立ち上がりからハイプレスを仕掛けてくる。まさに解任ブースト的勢いで。
押し込められているようには見えるんだけど、案外落ち着いてるなって印象。4-4-2ブロックはコンパクトに保ててたし、本当に危険なシーンは少なかったんじゃないかな。

ビルドアップも確かに苦労はしてたけど、ボールホルダーが孤立するように場面も少なくて、出しどころが必ず確保されているように感じた。

だからカウンター気味に広大なガンバの裏のスペースを突けたのも、あの意味必然だったのでは、などと思う。
しかも両サイドが武藤(+明本)と田中で、攻守に機動力のあるタイプ。田中起用はもちろんだけど、武藤を左に配したのは采配の妙だったんじゃないかな。

試合後のインタビューを見るにリカさんはもう少しポゼッションしたかったみたいだけど、その配置を見るにある程度押し込められる展開も想定していたのではないかと。
ユンカーの決定力には舌を巻くけども(あと2点目の起点になったサイドチェンジも)、その周辺でDFを引っ張ったりスペース作ったりしてる小泉の貢献度も高かった。それも中央でプレーしてたからこそ。

ていねいなビルドアップだけじゃなく、縦に早いのもできまっせ、みたいなお披露目だった。

サイコー楽しい僕たちのJリーグの日でした。

G大阪 0-3 浦和○

それにしても柴戸の成長には目を見張るものが。ボール奪取にはもともと評価があったわけだけど、アンカーとしてのスキル――ターンだとかキープだとか縦への速いパスとか――もこんなにできるようになっちゃうなんて(@_@)

槙野も左足でのキックに積極的にトライしてた。そんなふうに選手個々が成長しようとしているのを見るのはものすごく楽しい。


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