2023年5月24日水曜日

福岡遠征顛末記。

浦和のアウェイゲームに合わせて遠距離遠征するのは2018年の広島以来。関東は遠距離って言わん(笑)。
2019はラグビーワールドカップであちこち行ったけど、その後はずっと自粛自粛だったもんな。

このときの広島遠征では台風に追われたし、鳥栖吹田も豪雨だったし、遠距離アウェイに行くとたいてい悪天候に見舞われる人呼んで「嵐を呼ぶ男」も今回は前日にパラパラと降られた程度で傘やポンチョの出番はなかったのはラッキーだった。

試合当日の朝、宿泊先のホテルで「いつもの時間」に目覚める。さすがおっさん。
ちょっと二日酔いかなと思う。夕食で飲みすぎたかな?

夕食は、疲れてもいたので繁華街に繰り出す元気もなくて、ホテル近くの寿司居酒屋だった。で、その店でタイムサービス「お酒半額」やっててさ。ついつい(^^;
ちなみに入ってから気づいたんだけど、九州や地元の魚を出すわけではない、全国チェーン系の店だった(知らない名前だったけど)。その意味では少しだけ残念。

シャワー浴びてとっととスタジアム向かおう。この日は13時キックオフだから、早めに動かないと。

地下鉄の駅で「第一赤者」発見。
終点の福岡空港駅に着いたらぞろぞろと赤い人たちが湧いてきた(笑)。
荷物を駅(空港)のコインロッカーに預けようかと思ってたんだけど、G7の影響ですべて使用禁止。まあ大荷物じゃないからいいか。

駅の端っこから地上に出る。進行方向には赤い人が目印のように点々と・・・道に迷う理由はないな。片道徒歩25分ぐらいかな、博多の森の中の高台にどーんと姿を現す「ベスト電器スタジアム」。なんとなくまだ「レベスタ」のイメージ強い。
目線よりも高い位置にあるせいなのか、メインスタンドの屋根がやたらと巨大に見える。

ラグビーワールドカップのときの福岡開催試合は外れたんだったな

ビジターゲートのあたりで少し時間をつぶして、列整理とともに待機列に並ぶ。
たまたま「最後尾」の看板を持ったスタッフの方の近くにいたので、案外前のほうに並んじゃった。
だもんでかなり座席は選び放題。中心部から少し「薄まった」あたりに座った。さすが球技専用、これでサイドスタンドに傾斜があれば相当に見やすいだろうなぁ・・・などと思いながら、完全キャッシュレスの売店で買い出ししての早めのランチ。


キックオフ前、いつものように『中央に寄って声をひとつにしましょう』と声がかかる。それで席を移動するわけだけど、何度かそれを繰り返してるうちに、「あれ?めっちゃ中心に来ちゃってない?」と気づく。

長いことゴール裏のスタンドには通ってるけど、コールリーダーをあんなに近くで見るのは初めてかもしらん。やべえ、気合入れ直さなきゃ。
当然このあたりだとフラッグで試合はぜんぜん見えないんだけど、それは承知の上。観戦ではなく、応援に来たのだ。

さあ行こうか!!

・・
・・・

90分間叫んだ。跳ねた。けど勝たせられんかった。悔しい。試合後に挨拶に来た選手に掛ける言葉が見つからなかった・・・。
試合の話は→コチラ

どれだけ張り上げても周囲の声が大きすぎて自分の声は聞こえないし、デカ旗は体にガンガン当たるし、隣の人とはぶつかりまくるし、中心部から撒かれた水は浴びるし(後半特に晴れて気温がぐっと上がったので、この水は助かったww)、もちろん試合はぜんぜん見えないし(でもなぜだか試合展開はわかる)、やっぱりゴール裏の中心に近いところで戦うのって本当に大変。
でもね、ゴール裏でやるとすべてが「自分事」として感じられて、表現としては正しくないと思うんだけど「ものすごくエンターテインメント」だなぁって。だってこんなに喜怒哀楽の感情を爆発させられることなんてなかなかないもん。

そういえば今回初めて三色フラッグを振らせてもらったんだけど、振るのヘタクソすぎて・・・旗はたなびかないし周囲の邪魔になってるだけのような気もしたし、何より応援に集中できなくなっちゃったから、途中で下ろさせてもらった。すいません。

なんとも言えない感情と興奮の余韻を引きずったまま空港まで歩く。
トイレで汗みどろの服を着替えたところで、「腹が、減った」。©井之頭五郎


注文するときに声が枯れてて出ないことに気づきました。
ピンなので試合後誰ともしゃべってなかったのだよ(^^;


羽田からの電車の向かいに世界柔道帰りの選手が座ってたりとか、その後もまあいろいろないではなかったけど、無事に帰宅なのであります。
また行きたいね、遠距離アウェイ。


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