「山手線一周さんぽ」を敢行したときにも似たようなことを書いたけど、がんばって歩くってのは僕のさんぽスタイルではないと思ってて、でも今回はちょっと思うところもあって、“少しだけがんばって”歩いてみることに。
ある程度の速度で、それなりの距離を連続して歩けるか、そういうのにうってつけなのが「東京マラソンコース」ではないかと。コース上の距離も明示されてるので。
東京マラソン2023公式のコースマップご参照のこと→コチラ
新宿都庁前をスタートし、上野広小路、雷門、門前仲町、田町での折り返しを経て、丸の内行幸通りまで。
Google先生のタイムラインだと50km近く歩いてることになってた。
実際に歩いた記録のタイムを取ってて(自慢するようなもんじゃないし、かつ晒すようなもんじゃないので自分用のリンクのみ)、平均速度を計算してみると案の定というか、やはり後半につれてペースが少し落ちてるわね。
テレビでマラソンレース見ながら、「ここから上げて!」とネガティブスプリットを軽々しく口にしてた自らを反省ですかね(^^;
松坂屋前で上野広小路の折り返し |
実際、それなりの足の疲労感の中、徐々に歩幅が小さくなってるのも感じてて、ピッチを維持してても速度が落ちるのはそういうことなんだろうな。
街中なので信号待ちがあるのはしかたないことなんだけど(先を急ぎたい気持ちをぐっと抑えてちゃんと赤信号は待ちますよ)、疲れてきた中で「止まる」「動き出す」の繰り返しが案外ストレスになるなと。自動車がスタート時にガソリンをたくさん消費するみたいなもんかな(そうか?)。
日本橋 |
それから想定外だったのは、ふだんから履いてるシューズだったのに、10キロ手前でもう靴擦れが起こってしまったこと。途中のドラッグストアでキズパワーパッド買って応急措置はしたけど、これは「必ず起こるもの」として認識しとかなきゃならないね。ワセリン含めて対策必須。うん。
浅草寺雷門で三角形に折り返し |
ところで東京マラソンのコース、「東京の名所を巡ります!」とは言うし、実際に高層ビルから、雷門、日本橋や下町、スカイツリーに東京タワー、銀座に丸の内と確かに名所オンパレードではあるんだけど、個人的には見知ったところも多かったし、何よりも折り返しが多いので「あーあそこまで戻るのかぁ」みたいなところで萎えるんすよね。
行きと帰りで道のあっち側とこっち側と少しでも違う感じで歩くようにはしたけど、まあ大きく景色が変わったりすることはないので。
門前仲町の富岡八幡宮前で折り返し |
そんなわけでいつものさんぽほどいろいろと感じ入ったこともなかったんだけど、それでも印象に残ったいくつかを。
- 27kmすぎ:両国国技館の脇を通過し、ふと住所表示を見ると「横網」。両国だもの、そりゃ「よこづな」だと思うじゃないですか。「よこあみ」って(笑)。
- 35kmあたり:後方から歩道を走ってきた自転車から、ぽろりと上着が落ちた。「落ちましたよ~」と声をかけるも気づかずに走って行ってしまった。僕の前を歩いてる人が反応したものの、その人も自転車に声を掛けてくれることもなく、しかたがないので上着を拾って全力ダッシュで追いかける。次の信号が赤だ、追いつけると思ったらその信号で道を渡ろうとしてるじゃないですか。走るスピードを上げつつ「自転車の方ぁぁぁぁ!落としましたよぉぉぉ!」と絶叫。なんとか上着をお届けできました。35キロですからね、肉体的にはウルトラマンでいうところのカラータイマー点滅状態になったけど、「おれ、いいことした」とご満悦。
- 38kmすぎ:信号待ちで並んだ年配のおとうさん。でっぷりとしたお腹にゴルフ用のサンバイザー。いかにも「健康のために」とウォーキングしてる風だったけど、足元がなんとAIR MAX '95の限定カラー。「さすが港区男子」と思ってしまった。
銀座四丁目交差点 |
連休中ということもあり、浅草、銀座、日比谷、丸の内といったエリアは大混雑。スタスタと歩けなくて難儀したけど、これも喜ばしいことだなと思う。秋葉原も朝早かったけど人は多かったな。開店前のあの大行列はいったい何目的だったんかな(興味なし)。
中央分離帯の切れ目が田町の折り返し |
余談。
歩いてるときはいろんなことを考えるんだけど、それだけじゃなくて頭の中では音楽も鳴ってる。繰り返し同じフレーズだけだけどね。
今回だと、名探偵コナンのテーマ(たぶん映画館の前を通ったからだと思う)、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」、スカパラの「Paradise Has NO BORDER」そして「レッツゴー!! ライダーキック」(子門真人バージョン)が主要4曲。リズミカルな曲はありがたい。
丸の内・行幸通りゴールから東京駅を |
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