2023年5月16日火曜日

文庫本カバー。

いわゆる「ブックカバー」ってのは和製英語みたいで、イングリッシュでは“book jacket”だそう。“cover”は表紙のことを指すみたいですね。ああ、カバーガールね。

[余談]こんにちは、装幀もやってた元編集者です。書籍づくりの場においては、「カバー」とは表紙にかけられてる「外せる表紙」(ヘンな言い方やね)のことを指したりします。

それはさておき、愛用のマイブックカバーなんですが、ボロボロになってて、それこそカバーとしての機能を果たせなくなりつつありました。
いつも雑にカバンに放り込んでるので角は擦り切れてるし、手垢はもちろん(2014年の段階で手垢が付いてると書いてます私→コチラ、お酒とか醤油のシミとか(ひとり飲みするときにいつも本読んでるんで)汚れもかなり目立つ。

帆布の布地は持ちやすかったし、使い勝手も良かったんだけどさすがにこれは、という状況なので新調いたしましたっ。

もちろんオリジナルで作りましたよ!by 144factory


デザインはまんま“THE BOOK JACKET”。角度によって文字が少し凹んで見えるような処理(実際には平面ですもちろん)を目指しました。角度によっては凸にも見えるかしらね。

本の厚みによって表4側(裏表紙側)は動くので、それも考慮して表1側(表紙側)から回り込むように考えています。そしてくまのワンポイントは、なんとなく岩波文庫のイメージ(伝われ)。


素材は生成りのキャンバスなんで、青色を全面に敷いてます。なんとも微妙・絶妙な青になってくれてこっそりと喜んでます。

誰にも気づかれずともこうした自己満足が、僕の読書タイムを楽しくしてくれます。


あとキャップも一緒に作りました。このデザインでは三代目になりますので、V3と呼びましょうかね(←なぜ)。
二代目を作ったときのブログ→コチラ


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