2022年3月11日金曜日

ぎりぎりの7秒。

Game1。

1Qで大きくリードして、そのリードを2Qに溶かしてしまっても驚かないし、3Qで盛り返しても結局追いつかれても必要以上にがっかりすることもない。
だって僕たちのチームはそんなに強いチームじゃない。なんでもできちゃうわけじゃない。

でも、できるはずのこと・やらなきゃならないことをやらずに、勝利への可能性を自ら下げてしまうのは、本当にガッカリだ。
せっかくめぐってきた上位を倒すチャンスだったのに、チャンスそのものを手放したように思えてならない。

●東京Z 69-74 佐賀

リザルトの[PLAY BY PLAY]を見ながら時系列を追ってみる。
69-71、残り22秒。東京Zのオフェンスリバウンドからのセカンドチャンス、3Pが外れて相手選手がリバウンドを確保。残り20秒

どう考えてもファウルゲームのシチュエーション。必要なのは時間。

なのにディフェンスはハーフまで一気に引いて、相手がフロントコートに入ってくるのを「眺めてた」。相手に来てもらってからようやくファウル。残り13秒


消えた7秒。

これには正直唖然とした。僕みたいなシロートが頭抱えちゃうぐらいの「常識」なのではないのか。結局ファウルしたんだから理解してないことではないだろうに。

そのあとはインバウンドでターンオーバーしてジ・エンド――なんだそのバックコートバイオレーション。最後まで競り合うことすらせずに負けた。とても後味が悪い。

ところでそのインバウンド。この試合、エンドからもサイドからも「ふわっ」と投げ入れて何度相手に引っかかった?
直接的に失点にはつながらなかったかもだけど、見てて「そういうとこやぞ」と憤ってました。


Game2。


前日に引き続いて一進一退。いつもならズルズルといきかねたいところでも、栗原が、バートンが、なんだか「確変」みたいな状態で付いていく。バートン、1分で8点取ったのはやばかったすね。カリーかとおもた。栗原の2Qのブザービーターは偶然っすよね??

そして4Q。普通に考えたら決定的なリードを得て、そのまま終わるかと思いきや。

○東京Z 81-80 佐賀

いや、勝ったからいいんですけどね、なんというか・・・・そう、勝ち慣れてない!!
時間の使い方――この点差でこの時間帯で何をすべきか――どうにもこうにも、へったくそで(半笑)。

安いターンオーバーとか、プレゼントされたFTを外すとか、最後の数分のドタバタはいったい・・・大逆転、覚悟した人、挙手。はい。
試合終わらせようとしているのに、ターンオーバーから速攻食らうの、一番ダメだからねっ!

ただ前日の反省も生きてたなと思う瞬間もあって、トラップに引っ掛かって(それこそ下手くそだと思いますが)バックコートに追い出されそうになった瞬間になんとか残したとことかね。

[PLAY BY PLAY]で振り返る。残り7秒。1点リード。

相手のシュートが落ちて、ORB取られて(ぎゃー)、3Pシュートが落ちて、またまたORB取られて(ぎゃぁー)、あーもうダメーって思ったけど、最後はノエリアのブロックショット!!

ドタバタでドタバタで、配信で見てると笑っちゃう感じの勝利でしたが、現場はとんでもなく盛り上がったんじゃないでしょうかね。

失礼な言い方をすると、勝つときはこういう劇的勝利以外ないんです。ギリギリですから。

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ダメダメな7秒。守りきった7秒。「This is Basketball」ってことで。


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