夏休みの宿題シリーズ、読書感想文も提出しておきましょうかね(^^;
小柄、ショートカット、やぼったい紺のスーツ、メガネ・・・演じる女優さんは誰がいいだろう。そんなことを考えながら、大倉崇裕「福家警部補の挨拶」「福家警部補の再訪」を読了。
コロンボ・古畑的な「犯人が最初にわかってる」パターンのミステリー。「倒叙」と言うんだそうな。コロンボにハマった子供時代を記憶している僕にとっては実に「ツボ」だった。
主役の福家警部補。その趣味趣向(けっこうオタクだ)は少しずつわかってくるものの、頭の中の思考回路はまったく読み取れない。ついでに言うと、ファーストネームも明かされない。だが、その着眼点と「言葉」で犯人を徐々に追いつめていく――。
二岡刑事がいい味ですな。
その追いつめる過程で明らかになっていく「証拠」の数々は、思い返せば/読み返せばちゃんと提示されていて非常に「フェア」だ。なるほど、と膝を打つ。
犯人がわかっているので非常に読み進みやすい。その読みやすさとも相まって、あっという間に2冊を読み終えてしまった。
そうだな、埼玉高速鉄道を往復すると、ちょうど1話を読み終わる感じ(SRって結構時間かかるんだよ)。ドラマ1本を見たぐらいの感覚かな。
1冊4話、合計8話。続きも発表されているみたいなので、ぜひドラマ化・・・ちょっと気になって検索してみたら、もうとっくにドラマ化されてた(笑)。しかも配役を確認するに、たぶん見たな、俺(^^;
永作博美だったか。なるほど。
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