町の中華屋さんの暖簾をくぐる。この店に来るのはおそらくン十年ぶり。内装は小綺麗に改装されてたけど、まあ雰囲気は変わらない。あのころよく食べたメニューを注文して、
ノスタルジックな気分も含めてワクワクしながら待つ。そして。
舌の記憶って、何と言うのかな、鮮烈なものとして語られることがあるように思うんだけど、特にそんなことはなかった。ただのチャーハンだ。
匂いの記憶もすごいって聞くな。たとえばすれ違う女性の香水の匂い、「あの人の匂い!」と思い出して甘酸っぱい気持ちになる、とか。
でも僕はそんなことはない。もちろん「あ、知ってる匂い」とは思うものの、せいぜい「嗅いだことある匂いだな」程度。
なんかつまんないなぁ(笑)。
視覚も聴覚も触覚も、どんどん情報が入ってきてどんどん上書きされているようでよっぽど記憶と結びつかない。
ちぇ。ちっともドラマチックじゃない(笑)。バレンタインだというのに(^^;
チョコレートは週明けでもぜんぜんかまいませんよ、かまいませんってば。
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