羽生結弦の「会見」を録画で見た。まずはお疲れ様、と。
マスコミは『世界に衝撃』などと報じているようだけども、ファンにしてみればある程度想像されていた範疇だろうし、その言葉も驚くというよりも得心するみたいな感じだったんじゃないかな。
ファンか。
そうだ。きっと僕も彼のファンなんだと思う。
強さはもちろんのこと、そこに美しさが共存するアスリート――採点競技に限らず、どの競技でもトップ・オブ・トップの選手は「美しい」と感じるものだけども、羽生結弦という選手はその部分で格別だった。
その見惚れるほどの美しさ(精神性も含めて)は、ファンにならずにいられない、そんな存在だったのだと思う。
であるからこそ、もはや採点されるという段階ではなく、これまでもたびたびエキシビジョンだったり、チャリティだったり、アイスショーだったりで見せてくれたトップアスリートだからこそできる演技を、より突き詰めた形で見せてくれることを楽しみにしたい。
会見の中ですごく印象に残った言葉は『僕が好きだった時代の、僕が理想と思っているスケートを追い求めたい』(細部違うかも)。
見たいよね、羽生が心底楽しめる内容の、そして求め続けてきた技術が詰め込まれたプログラムを。そこにはもちろん4Aもあるんでしょう。すばらしいプログラムの中の要素のひとつとして、4Aをクリーンに降りる・・・うん、楽しみだね。
自分のブログを検索してみるずいぶんたくさん書いてたんだな、と思う。やっぱファンだわ、俺(笑)。下記以外にも少し書いてます。
- 2012年4月の世界選手権、ステップのインパクトについて。
- 2013年2月の四大陸、体力的な問題について。
- 2014年1月、ソチ五輪前に、金メダルへの期待について。
- 2017年4月、平昌前年の世界選手権、「Hope & Legacy」について。
- 2018年1月、平昌五輪プレビューで「王者は帰ってくる」と。
- 2018年2月、オリンピック連覇の件。
- 2022年1月、北京五輪プレビュー。
- 2022年2月、北京での演技を受けて「扉をたたき続けてきた」と。
- 2022年2月、北京五輪のエキシビジョン「春よ来い」を見て。
競技会に出ないというだけで同じ競技を継続していく、ということに対して、「引退」「一線を退く」という表現を使うことにものすごく違和感あるんですけど>報道のみなさん#羽生結弦 の会見、まだ見てないんですけどね。
— 144factory [kaz144] (@144factory) July 19, 2022
ところで、報道を見て、本人も少し言及してたけど、プロってなんやねん、と。どう考えたってこれまでだってプロでしょうに。競技会に出てる人がアマチュア???
そのあたりもフィギュアスケートをわかりにくくしてる要素じゃないかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿