青柳碧人「猫河原家の人びと ―花嫁は名探偵―」を読了。
後で知ったんですけど、これ、シリーズ3作目なのですね・・・。前作を知らなくてもとってもスムーズに読めちゃったんで、今となってはそれも気にならず(^^;
そう、ホントにスムーズに読めちゃう。
文体なのかリズム感なのか、あまりにずんずん読み進めちゃうもんだから、謎解き的にはほとんど重要ポイントを見逃してます(笑)。
大きく3つの話で構成されてます。
- 主人公の姉と独身男性が出会い、
- 両家の顔合わせがあり、
- 結婚式当日。
ただそれだけのことなのに、まあガッツリと事件があって(「事件が起きて」と書くとちょっと違う気がするのです)、その謎を解いていく――それが事件を呼び寄せてしまう推理マニア一家の猫河原家なのです!!バーン!
謎解きを楽しむというより、リズム感抜群の物語を味わいながら「うわーそうだったのかー」「なるほどーねー」なんて言いながら楽しむのがいいんじゃないかな。
と、まったく謎が解けなかった言い訳であります。
そしてエピローグで「やられたー」と思うのです。
おもしろかったです!!
・・
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早く「浜村渚」の続刊出ないかなぁ。
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