2019年10月9日水曜日

【Japan2019】AUS v URU[D]~ビール片手にビールを見る~

先に試合の話を書こう。

Rugby World Cup 2019 Japan Pool D
○AUS 45-10 URU

互いに3試合目。日本の環境にも慣れてきたのか、いわゆるつまらないミスみたいなものは少ない「キレイ」なゲームだったと思う(オーストラリアのファウルは少し気になったけど)。
となると、もともとの実力差というのが如実に出てしまうのも致し方ないところか。

特にFWの差は顕著ね。ウルグアイは遠目にも「小さいな」って思うほどだし、シンビンがオーストラリアに出て、1人多いスクラムでようやく五分五分って感じだったもの。
てか、1人少ないオーストラリアのほうが押したシーンあったぞ。

そんなわけで後半アタマにオーストラリアが4つめのトライを取ってしまって、ゲームの行方自体は決まってしまった。
それでも最後まで手を抜かないオーストラリア、一矢を報いたいウルグアイという図式はゲーム終盤まで緩むことなく続いていき、それが僕たち観客にも伝播して最高潮の空気が出来上がった。しかもウルグアイの反則がものすごく少ないというのがまたいいじゃないか!

そして残り3分、ついに生まれたウルグアイのトライ。

判官びいきな日本のファンだけでなく、開場中を黄色く埋めたオージーからも惜しみない拍手が送られた(と思う)。いい場面に居合わせた。うん。

オーストラリアはやっとエンジンかかってきたね。最初の試合んときはどうなることかと思ったけど、ベスト8から先に照準を合わせてたってことなんだろう。



では、Jリーグでも行ったことのない、初めての 昭和電工ドーム大分(昭和電ド) 大分スポーツ公園総合競技場(ビッグアイ)への旅の記録。

始発に乗って羽田空港、ちょーお久しぶりなソラシドエアに乗って大分へ。4時起きだったからねぇ、明石海峡大橋を見た以外の記憶がほとんどないまま着陸。ぐーぐー。

到着ロビーに出るともうたくさんのボランティアの皆様が。朝からご苦労様です・・・なんて会話を楽しみたかったがあんまり時間がない。大分駅直行高速バスに乗る。高速バスってあまり乗らないんだけど、イマドキはWi-Fi完備なんだね。充電用のコンセント(後付け)もあって快適な1時間でした。

最近お色直しされた大分駅のコインロッカーに荷物を預け、さあシャトルでスタジアムだ!・・・・なんと運行開始まで30分以上あった。空港出るのもスムーズだったし、バスもほぼノンストップだったから、順調すぎて早く着きすぎた(笑)。
なのでまずはシャトル乗り場の手前のファンゾーンに行ってみる。さすがに朝から大分名物からあげ食う気にはなれず(笑)、とりあえずビールかな(←をい)。
おなじみハイネケン生がなんと700円!スタジアム内より300円安!

シャトルバスはおびただしい(と書きたくなるほどの)台数。ほぼストレスなく駅前を発車していく。スポーツ公園への道はバスが電車のように連なってて、おおよそ20分弱でバス停着。思ってたより全然近い。

・・・近くなかった。そこからの歩きがそこそこ遠い(^^;

僕は苦にはなりませんけど、お子さん連れとか大変そうだなぁ。
でようやくスタジアム着いて、写真撮ったりしてたらもう開場時間ですもんね。

ビール片手に(←また買ったんかい)自分の席を探す。[ff471]と書かれてるので、16進数的に「結構後ろなんだろうな」という先入観。ところが、行ってみると[A]列の前にさらに座席があって、それが後ろから[aa][bb]・・・とどんどんピッチに近くなっていく。座席は[hh]列まであったので、つまり[ff]は前から3番目!([hh]列は販売してなかったみたいなので、実質2列目でした)
どんだけ日頃の行いがいいの、俺!!←暴言虚言でした。失礼しました。

手の届きそうなすぐそこで選手がアップしてますよ。テンション爆上がりですよ!

よーしビールおかわりだ。
と勢いつけて、オージーの皆さんと絡みに行って写真撮ってもらったり――世界中にスポーツ会場に現れる、あの「緑のボクシンググローブつけたカンガルーの風船(ワラビー?)」持ってる人たちとも(この写真はFacebook上に公開しましたのでブログには載せません。僕、酔ってるもん)――してウキウキとキックオフを待つ。
たぶん僕の英語力ではオージーの皆様とのコミュニケーションは1/10程度しか通じてないと思われるが、「Enjoy!!」と「Thank you!!!」でだいたいOK(笑)。勢い大事よね(大笑)。

そして選手入場、国家斉唱でのスタンドを黄色く染めたオージーのみなさんの野太い声!
鳥肌もの、ではなくて、本当に鳥肌!!

・・・
テレビには映らなかったでしょうか。全裸+ハッピ姿の乱入者がありました。ヤツは僕の脇からピッチに飛び込んだんですよね。ちょうどウルグアイが魂のトライを取るべく最後の力を振り絞ってる真っ最中のことでした。
上半身裸だったのは知ってました。最初は「酔っ払いかな」と。でもハッピ着たんで「ああ着替えただけか」と思ったら、いきなり「下」脱いで飛び込んだ!すぐそこでディフェンスラインで待機してたフルバックのカートリー・ビール選手も両手を挙げて固まった!
その後誰にも捕まることなくサイドスタンドに逃げ込みましたが、後に大分県警に逮捕されたそうです。おまわりさんGood Job!!!!

・・・

試合終了後はゲート1のところがボトルネックになってしまい大渋滞が発生したものの、ここでの開催は2試合目なので、警察(DJポリス出動)、警備、ボランティアの協力でかなりがんばってさばいてたかな。なのでイライラするほどでもなかった。
それでもバス乗車までは1時間近くはかかったし、乗車時間も倍以上はかかった(夕方だったししかも少し遠回りした)。
やはり3.3万の人間をバスに乗せて移動させるってのは大変な作業だ。

大分ではプール戦があと1試合、それから準々決勝が2試合(もしかしたらジャパンの試合もあるぞ)もある。
観戦の皆さんにおかれましては、時間に余裕を持って行かれることを、特に試合後のほうにゆとりを持つことをおすすめします。

ということでワタクシは大分駅まで戻り、ファンゾーンに戻る時間も微妙になくて、予約してあった特急に乗車(これもまた大混雑。指定取っててよかった/隣席は同世代の「対抗戦グループ」でプレーしてた元ラガーマンでした)、某所に移動したのでありました。もちろん旅のお供は缶チューハイ♪

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