ラグビーが盛り上がるのと比例してかなんなのか、ラグビーのノーサイド精神を引き合いに出して、他の競技を貶めようとする論調を散見する。
ここぞとばかりに。やれ「サッカーは紳士的じゃない」だの「いがみ合いばかり」だの「その点ラグビーは」だの。
当然感情的に反論する人も出てくる。実に不毛だと思う。
たぶん、なのだけど本当にラグビー見てる人は、ラグビーが清らかな世界だけでやってるとは思ってないだろうし、何も他競技を引き合いに出す必要もなかろうに。
そういうこと言う人って「本当は見てないんじゃないのぉ?」と生温かく見てしまう(^^;
僕はラグビーも好きだしサッカーも見るしバスケも見るし野球にも行く。
どれもいいと思うんだよね。
ラグビーのノーサイドの精神も、サッカーのまるでトムとジェリーみたいないがみ合いも、Bリーグの会場なんかで見られるアウェイチームウエルカムな雰囲気も、野球の「ぶっ潰せ」みたいな応援も。
サッカーのダービーマッチのように町同士がやいのやいのやるのも楽しいんだよ。それが「お楽しみ」へのモチベーションにもなる。暴力的や差別的や犯罪でさえなければ。バスケなんてもっと「煽り合い」があってもいいぐらいだと思ってたりもするぞ。
まあ昨今は「時代」なのかものすごく神経質なので「さじ加減」ってやつは重要でしょうけど。余裕ねぇなぁと思うことも多々。
それぞれ競技によって空気の違いはあるし(チームによっても)、それぞれはそれぞれでいいのではないでしょうか。肌に合う合わないはあるかもしれないけど、好きかそうでないかだけでしょ。
比べるのはいいけど、上下をつける理由なんてないでしょうに。
ラグビーにだって乱闘はあるし舌戦だってあるし、サッカーにだってリスペクトの精神もあれば握手だってする。そういうことです。
・・・スポーツに限らず。
さあ、準々決勝の週末がやってきます。
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