12×12
2019年10月27日日曜日
きみの白いノート。
ぼくのノートはまっ白だった。
あのとき手にしたノートは、誰も拾わない、でもまっさらなノート。
何を書いたかはわからない。でもひたすらに行を埋めてきた。
手にしたことを後悔しないように。
そしたらきみが、きみたちがいて。
黒く埋められ薄汚れたはずのノートは、信じられないほど光るノートになってた。
きみのノートはまだまっ白で。
落書きはどうだろう。書きながら考えてもいい。
ゆっくり考えてそれから書き始めてもいい。
時間は、ある。
きみのノートはまだまっ白だから、どんなことだって書き込める。
0 件のコメント:
コメントを投稿
次の投稿
前の投稿
ホーム
0 件のコメント:
コメントを投稿