オールブラックスとしては、イングランドが猛烈な勢いをもって出てくることは想定してたはず。
先制されてもしっかりとした戦いをしていれば必ずどこかで上回れる。そう思ってたはずだ。
だから前半は、マイボールラインアウトが取れなかったり、自陣に縛り付けられていても、正確にオフサイドラインをコントロールし、ペナルティを犯さず、見ているこちらも「さすが」と唸らされる展開ではあった。
「えっなんで?」
だが、イングランドはその予想を上回った。後半になって落ちるどころか、さらに圧力を強め、出足でニュージーランドを上回った。
勢いが止まらないイングランドに対してニュージーランドは「えっなんで?」という思いだったろう。メンタル面から次第にオールブラックスから我慢の力が削られてくる。ハンドリングミス、そしてペナルティ。じわじわと離れていく得点。
プレゼントのようなワントライを返しても、オールブラックスに流れを変えるだけの力はまったく残ってなかった。
Rugby World Cup 2019 Japan Semi-Final 1
○ENG 19-7 NZL
一番の勝因は早くて正確なリロードだとは思うけど(NZLのボールホルダーが孤立することが多かったのはそのせい)、主審の傾向なんかも含めて、ありとあらゆる準備をしてきた、そのすべてを表現したであろうイングランドチームに敬意を表したいと思います。
白黒勝負は白の勝ち。白星(^^;
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