下馬評は南ア有利だったけど、ウェールズも相当強い。それでもハーフタイムの時点でその下馬評どおりだなと思ったし、むしろJPNvRSAのゲームと同じような展開じゃないのかという印象を持った。
つまり、HTでの6-9という点差以上にFW戦で劣勢のウェールズは、後半その疲弊がボディブローのように積みあがってくるんじゃないかなと思えた。
Rugby World Cup 2019 Japan Semi-Final 2
WAL 16-19 RSA○
そんな予想を覆すかのように、ウェールズは二度も同点に追いついた。
すごい。気がつけばウェールズに肩入れしている自分がいる。
特に16-16にする角度のあるコンバージョンのシーンなんて震えるような緊張感だったよ。
でも、同点まで。
ウェールズは一度たりとも“前に出る”ことができなかった。
決勝トーナメントは1点でも前に出てれば勝ち上がり。
その部分だけは南アフリカは絶対に譲らない。
交代で入ってくる南アフリカのFW陣はいちいち強烈で、ハーフ団の“いやらしさ”も格別で、同点になっても逆転できる雰囲気は感じなかったんだよね、正直なところ。
そして終了間際のPG。
派手なトライ合戦ではなかったけれど、ボールを蹴り、陣地を奪い、一歩でも前に、そういうラグビーの本質みたいなものを感じる、強烈な一戦だった。
最高にエキサイティングだった。
ジャパンはこんなのに勝とうとしてたのね・・・。
・・
・・・
決勝はもちろん楽しみ。
でも、オールブラックス対レッドドラゴンズという3位決定戦もおもしろそうだぞ。
0 件のコメント:
コメントを投稿